「わしらには救えぬものじゃ」に隠された意味とは?舞台や状況も解説!

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「わしらには救えぬものじゃ」はハリーポッターの映画に出てくるセリフです。

そのセリフのシーンの意味がよくわからなかったという人は意外と多くいます。

あのシーンにはどのような意味あったのでしょうか?

「わしらには救えぬものじゃ」の舞台や意味を解説

ハリーポッターの映画で、「わしらには救えぬものじゃ」というセリフが出てくるシーンがあります。

そのシーンを観て、「何が起こっているのか?」と不思議に思ったままストーリーが進んだ人もいるのではないでしょうか?

本記事では、「わしらには救えぬものじゃ」というセリフや、そのシーンの意味について解説します。

一部ネタバレを含む部分もあるため、ご注意ください。

「わしらには救えぬものじゃ」前後のセリフ

「わしらには救えぬものじゃ」というセリフが出てくるのは、映画「ハリーポッターと死の秘宝Paet2」です。

物語の終盤でハリーは禁断の森でヴォルデモートに攻撃を受けます。

命を落としたと思われたハリーですが、真っ白な不思議な空間に行き、そこですでに亡くなっているはずのダンブルドアと再会しました。

また、ハリーはその白い空間でミイラのような肌をした赤ちゃんを見つけ、ダンブルドアに「あれは何?」と聞きます。

このとき、ダンブルドアが「わしらには救えぬものじゃ」と言って、その赤ちゃんがヴォルデモートの欠片であることも説明します。

その後、ハリーはダンブルドアに「ここはどこなのか?」「僕は帰るべきか?」「これは現実なのか?」などいろいろな質問をしました。

しかし、ダンブルドアは「ここは君の晴れ舞台」「帰るかは君次第」「頭の中で起こっていることだが、現実ではないと言い切れない」など、フワフワした回答ばかりします。

ハリーポッターは長作であり、これまで作品を追い続けてきたコアなファンであれば、このシーンを「なるほど」「たぶんこういうことだろう」などと理解や考察ができたでしょう。

しかし、作品を飛ばし飛ばし見たり、過去の内容を覚えていないなどのライトなファンにとっては「何が起こっているの?」「どういうこと?」と思われるシーンとなったようです。

「わしらには救えぬものじゃ」の英語版は?

「わしらには救えぬものじゃ」というセリフは映画の日本語吹き替えの訳として出てくるセリフです。

英語版では「There is no help possible.」というセリフになっています。

「There is no ~~.」は「~~がない」という意味です。

そのため、素直に訳せば「助ける術はない」「助けられない」などで、日本語版よりも少しストレートな表現になっています。

「わしらには救えぬものじゃ」の舞台は生と死の狭間の空間だった?

「わしらには救えぬものじゃ」のセリフが出てくる舞台は白い空間で、キングズクロス駅に似た場所です。

ハリーはダンブルドアに「頭の中で起こっていること?」と聞くと、「君の頭で起こっていること」と言います。

しかし、「現実でないとは言い切れない」とも言いました。

ハリーの頭の中であり、現実ではないと言い切れないことや、ヴォルデモートの欠片があること、行き先が選べることなどから、白い空間はハリーの精神世界や、生と死の狭間の空間であったと考えられます。

日本人にとってわかりやすい表現に置き換えると、ハリーは三途の川の手前に立ったということでしょう。

血まみれの赤ちゃんの正体はヴォルデモートの魂の欠片?

白い空間でハリーが見つけた赤ちゃんに対して、ダンブルドアはヴォルデモートの欠片と説明します。

ハリーが白い空間に来ることになったきっかけはヴォルデモートに攻撃を受けたことです。

しかし、これはハリーが自分の中にあるヴォルデモートの分霊箱を破壊するために、あえて受けたものでした。

分霊箱とは魂をいくつかに分割して魔法の器に保存したものです。

ヴォルデモートは7つの分霊箱を作っていて、これらを破壊しないとヴォルデモートを倒せないことになっています。

その分霊箱の1つがハリー自身となっていました。

これはヴォルデモートが赤ちゃんであったハリーを攻撃した際に、意図せずにできてしまったものと言われています。

ハリー自身がヴォルデモートの分霊箱となったことで、ヴォルデモートの欠片がハリーの中に入ってしまったのです。

分霊箱のハリーが生き残った理由は?

ヴォルデモートを倒すには分霊箱を全て破壊する必要があります。

そのため、分霊箱の1つはハリー自身のため、ヴォルデモートを倒すためにハリーは命を落とす必要があります。

しかし、ハリーは白い空間から戻ってきて、分霊箱を破壊したうえで生き残ることができました。

ハリーが生き残ることができた理由はいくつかあります。

まず、ヴォルデモートがハリーに攻撃をした際に使った魔法は「死の呪い」です。

しかし、その呪いはハリーの魂ではなく、分霊箱であるヴォルデモートの魂にかかり、分霊箱だけが破壊される結果となりました。

また、ヴォルデモートは「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」の作中で、ハリーの血を取り込んで肉体を復活させています。

ハリーの血がヴォルデモートの中で「生き続けている」ため、ヴォルデモートはハリーの命を完全に奪うことはできませんでした。

もう1つの理由はヴォルデモートが使った杖です。

ヴォルデモートはニワトコの杖という最強の杖を使っていました。

しかし、そのニワトコの杖には忠誠心があり、本当の持ち主でなければその威力を発揮することができません。

そして、ニワトコの杖の持ち主はハリーでした。

ハリーがニワトコの杖の持ち主となるのは「ハリー・ポッターと死の秘宝Part1」で、マルフォイから杖を奪ったときです。

ハリーが生き返った理由は作品を超えての伏線が多数あるため、コアなファン以外は「なぜハリーは生き返れたのか?」と思ってしまったことでしょう。

「わしらには救えぬものじゃ」大喜利がTwitterで話題!

人気作品の名言や印象的なシーンは、ネットで大喜利大会のネタとなりやすいです。

そのため、ハリーポッターの「わしらには救えぬものじゃ」も例に漏れず、Twitterで多くの人が大喜利投稿をしました。

「わしらには救えぬものじゃ」大喜利を紹介!

Twitterではいろいろな人が「わしらには救えぬものじゃ」をネタに大喜利投稿をしました。

その中でも秀逸なものをいくつかご紹介します。

「わしらには救えぬものじゃ」大喜利①

スマホ画面が割れたときのショックは大きいです。

その割れたスマホで「わしらには救えぬものじゃ」のシーンが表示されていると、何とも言えない悲しさが感じられます。

また、割れたスマホにダンブルドアも同情の表情をしているようです。

「わしらには救えぬものじゃ」大喜利②

ガチャを引くときはなぜが当たる気がすることはよくあります。

しかし、引いてから後悔することの方が圧倒的に多いですよね…。

「わしらには救えぬものじゃ」大喜利③

車は少しでも傷つくだけでもショックは大きいです。

何があったのかはわかりませんが、これだけの大きな損傷であればショックも大きいことでしょう。

このときに必要だったのは魔法ではなく、お金でしょう。

ハリーポッター「わしらには救えぬものじゃ」の意味や舞台を解説!話題の大喜利も紹介!のまとめ

ハリーポッターは長作のため、作品の一部だけではその面白さを十分に堪能することはできません。

存分にストーリーを楽しむためにも、ハリーポッター作品を観直してみましょう。

また、「わしらには救えぬものじゃ」はTwitterで大喜利投稿のネタとなっているので、それらの投稿を覗いてみて、映画とは別の楽しみ方もしてみましょう。