「プチエンジェル事件」は有名な少女誘拐監禁事件として今なお語り継がれています。
犯人が児童買春斡旋を行なっていたこと、また顧客リストに政治家や皇族の関係者の実名が記載されていたことで世間に衝撃を与えました。
マスコミが大きく取り上げていたので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
ところが不可解な形で事件は終幕し、今でもネット上では様々な憶測が飛び交っています。
本記事は世間を騒がせた「プチエンジェル事件」について関係者や怖すぎる黒幕について調査していきます!
プチエンジェル事件とは?
「プチエンジェル事件」とは2003年に赤坂で発生した児童誘拐事件です。
被害者の小学6年生の少女4人が誘拐・監禁されました。
事件の経緯を見ていくと犯人は元々非合法の未成年デートクラブを経営していたようです。
女子高生数人をスカウトとして雇い、ローティーンの少女を勧誘しては働かせ多額の利益を得ていました。
その後どんどんエスカレートしていき少女たちを事件現場のマンションに監禁したことで事件へと発展していきました。

ちなみに事件当初は被害者の少女たちによる失踪事件として捜査を進めていたみたいですね。
また犯人が事件最中に死亡し犯行の動機がわからないことや、捜査が打ち切られてしまったことによって真相は闇の中に葬られてしまいました。
プチエンジェルとは?
「プチエンジェル」とは犯人が経営する無店舗型の児童買春のデートクラブのことです。
ここでは買春の他にわいせつビデオの販売も行なっていたようです。
未成年の児童回春を斡旋しているためもちろん違法です!
また詳しい実態は定かではないのですが、在籍している少女の多くは家出少女だったとされています。
事件発覚後に渋谷で1500人以上が補導されたので、在籍している数なら約2000人程度でしょう。

ちなみ「プチエンジェル」は事件の名前の由来ともなっています。
犯人は誰?
「プチエンジェル事件」の犯人は吉里弘太郎という男性です。
吉里容疑者は前述した未成年デートクラブの経営者でした。
生い立ちを追うと裕福な家庭で育ち、東京藝術大学を卒業後デザイナーとして働いていました。その後ホストとして2年間働き店舗の経営者に転向し、ホスト卒業後「プチエンジェル」を開業しました。
開業したきっかけは本人の性癖が関係しており、元々ロリータ趣味だった吉里容疑者は頻繁にロリータデートクラブに出入りしており、自分で開業するまでに至ったようです。

ちなみに吉里容疑者は過去に買春で逮捕歴があり事件当初は執行猶予中でした。
このように吉里容疑者が筋金入りのロリコンだと分かりますね。
犯人は自殺
吉里容疑者は犯行中に事件現場で練炭自殺を図り死亡しました。
なぜ自殺を図ったのでしょうか?
噂では吉里容疑者の家族が全員自殺者で後追いしたからではないか?と言われています。
調べると吉里容疑者は大学在学中の頃から立て続けに肉親を自殺で失っているようです。
父親は1993年に難病を発症した後に1996年に自殺、後を追うかのように兄が1999年に自殺。そして立て続けに家族を失った母親は悲しみに耐えきれずに2001年に自殺未遂するも、その後の消息は不明だそうです。
また本人も周囲によく「死にたい」と漏らしていたこともあり、自暴自棄になっていたのでしょう。
捜査が打ち切られた理由とは?
不可解な結末を迎えた「プチエンジェル事件」。
当時警察は顧客リストの大半が偽名だということを発表し摘発に動きませんでした。
事件発覚後に児童誘拐事件として連日報道していたマスコミはこの発表を境に報道を辞め、それと同時時期に事件の捜査も打ち切られました。
考えられる理由としては事件現場にあった顧客リストの中に有名な政治家や皇族の関係者の実名が記載されていたので、それを隠蔽するために打ち切ったのかもしれません。
また被害者の少女たちの証言から吉里容疑者以外にも数人の共犯者がいたようですが、警察は吉里容疑者一人の単独犯として事件を扱いました。
プチエンジェル事件の顧客は皇族や政治家?
当時世間に大きな衝撃を与えた「プチエンジェル事件」。
犯人の経歴は衝撃的ですが、顧客リストに政治界の大物や皇族の実名が記載されていることでさらに話題を呼びました。
また正式に公表はされていないものの、事件直後マスコミは「顧客リストに記載されていたのは医者や弁護士、政治家など」と報じており、噂によれば上からの圧力によって顧客に関する情報を揉み消されたことで報道がストップしたのではないかと言われています。
ここからは顧客リストに実名が記載されていたと噂される政治家や皇族の関係者たちを見ていきましょう。
顧客①:秋篠宮文仁新王
非合法デートクラブ「プチエンジェル」の顧客リストには、皇族で皇嗣である「秋篠宮文仁親王」の名前が記載されていたようです。
秋篠宮文仁親王の名前が挙がったのは、皇族の大物がいるという情報から噂が出回ったようです。
実際に秋篠宮殿下の名前が記載されていたのかは定かではありません。
しかし皇族が犯罪を犯したことが明るみに出ると厄介ですので、当時の警察庁長官が隠蔽したのではないかと言われています。
顧客②:高円宮憲仁親王殿下
顧客リストに記載されていた皇族の中には秋篠宮殿下だけでなく、「高円宮憲仁親王殿下」の名前もあったとされているようです。
中には高円宮殿下と秋篠宮殿下と小室眞子かまたは高円宮承子女王(承子さま)との3人での近親相姦を撮影したビデオが流出したことにより、スケープゴートとして「プチエンジェル事件」が起こされたのでは無いかとも噂されています。
ただ証拠が一切存在しないので都市伝説のように扱われているみたいですね。
また皇族内の派閥争いが関係しているのではないかという意見もあるそうです。
以前から天皇陛下と秋篠宮殿下の兄弟仲の悪さは指摘されているのでそれも関係するのではないでしょうか。
顧客③:小沢一郎
顧客リストに記載されていたのは皇族の関係者だけではありません。
顧客リストに記載されていた政治家の中には立憲民主党所属の「小沢一郎」の名前もあったとされています。
噂ではプチエンジェル事件の事件現場となった赤坂のウィークリーマンションはなんと小沢一郎の資金管理団体「陸山会」が小沢氏本人の名義で購入したのではないかと言われています。
また事件現場付近の土地は陸山会が所有しており、何かと黒い噂が耐えないことも関係しているのではないでしょうか。
この事件に関して小沢氏は一切公言していませんが、一部では圧力をかけたのは小沢一郎ではないかという声もあります。
顧客④:糸山英太郎
顧客リストの中に記載されていた人物の中には日本の大富豪である「糸山英太郎」の名前も挙がっていたようです。
投資家で実業家である糸山氏はかなりの女性好きとして有名で、巷では「変態エロじじい」と揶揄されています。
「プチエンジェル」は高額な会費を払う会員制デートクラブです。
糸山氏は2007年時点で総資産額が約4,500億円あったと言われているため、会費を払えそうだから関係あるのではないかと噂されています。
筆頭顧客と噂される糸山氏ですが、事件発覚前に16歳の少女に15万円を支払って買春していました。
しかしこの事実に対し糸山氏は「相手が未成年だと知らなかった」と主張し、容疑を否認して児童福祉法違反に問われなかったのこと。
顧客⑤:キャノン役員
押収された顧客リストの中には時価総額1兆円を超える一部上場企業の関係者の実名があるとされています。
この人物は実はキャノンの60代の経営者A氏ではないかと噂されており、「プチエンジェル事件」との関係を否定する主張を裁判所に提出する書面で書いてあったことから言われているそうです。
また「プチエンジェル事件」との関係性を裏付ける要因としてキャノン役員のA氏が周囲にプチエンジェルに関わっているかのような話題を嬉々として話していたという証言もあり、疑惑が持たれています。
顧客⑥:加藤良三
顧客リストに皇族の関係者が載っていたのは驚きですが、それだけでなく有名な政治家や弁護士、医師などのいわゆる「上級国民」の実名が多数記載されていたようです。
噂によると当時の外交官である「加藤良三」の名前があったと言われています。
加藤氏は政治家だけではなく三菱商事特別顧問や日本プロ野球機構コミッショナーとして幅広く活躍されていたいたので有名ですよね。
おそらく加藤氏の情報も上からの圧力によって隠蔽されたのでしょう。
顧客⑦:秋元康
「上級国民」で埋まるプチエンジェルの顧客リストですが、中にはあの有名な芸能界の超大物プロデューサーの名前もあったとされています。
その人物は超有名アイドルグループ「AKB48」など数々のアイドルを世に送り出した「秋元康」です。
秋元氏は若い女性アイドルのプロデューサーという立場から、元々少女に関心があったのではないかと言われています。
おそらくその噂から関係性を連想されたのでしょうが、真偽は明らかになっていません。
もしかしたら明るみになっていないだけで顧客リストに芸能界の関係者が多数載っていたのかもしれません。
また中には有名な芸能人やはたまたジャニーズも「プチエンジェル」を利用していたのかもしれませんね。