【マイナンバー】写真が厳しすぎ?ひどいとの声続出の理由とは?!

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マイナンバーカードの申請をする際には、顔写真を提出する必要があります。

その写真には厳しい決まりがあり、条件を満たしていないと申請が通らないこともあります。

何度も申請し直さないといけない状況に陥らないためにも、マイナンバーカードの写真規格や注意点を把握しておきましょう。

マイナンバーカードの厳しい写真の規格

マイナンバーカードを持っていない人は多いので、これから申請しようと考えている人も多いでしょう。

そのマイナンバーカードの申請には写真が必要であり、その写真は決まりが厳しいことで知られています。

もし、規格通りの写真を提出しないと、申請が通らないこともあります。

何度も申請し直さなくても良いように、写真の撮影前に規格を確認しておきましょう。

筆者もマイナンバーカードを発行していますので、そちらの経験も踏まえ説明していきます。

サイズ

マイナンバーカードのサイズは縦4.5cm×横3.5cmです。

履歴書の写真は縦4cm×横3cm、免許証は縦3cm×横2.4cmなので、履歴書や免許証のために撮った写真が残っていたとしても、マイナンバーカードの写真には使えないので注意しましょう。

マイナンバーカードの写真サイズはパスポートに使う写真と同じサイズで、証明写真でも撮影することはできます。

また、写真を郵送する場合には、裏面に氏名と生年月日の記入が必要です。

顔の大きさが34±2㎜や、頭の頂点から写真の上辺までの長さが4±2㎜という規定もあるようですが、こちらは、筆者が作成した際には特に問題にはなりませんでした

もし不安という人は、こちらも遵守すると完璧かもしれません。

撮影時期

マイナンバーカードのような公的証明書に使用する写真は6カ月以内に撮影した物を使うことになっています。

そのため、写真は申請する6カ月以内に撮影した物を使わなければなりません。

また、写真は本人の姿を確認するために用いる物なので、6カ月以内に撮影した写真を持っていても、撮影後に大きく外見が変わっていれば撮影し直すようにしましょう。

背景

写真は無背景でないといけません。

そのため、もしスマホやデジカメなどで自撮りする場合は室内の壁や窓が写り込まないように、白い布やシーツなどを背後に貼り付けておく必要があります。

ファイル形式とサイズ

マイナンバーカードはネットから申請することも可能です。

ネットから申請する場合には、写真はファイルで渡すことになります。

写真のファイルにも、ファイル形式はjpeg、カラーモードはRGB、ファイルサイズは20KB~7MB、ピクセルサイズは幅480~6000ピクセル高さ480~6000ピクセルと、細かな決まりがあります。

画像ファイルに詳しくない人の中には、言葉の意味が理解できなかったり、言葉の意味が理解できてもファイル形式やカラーモードなどの変換方法がわからなかったりなどする人もいるでしょう。

ネット申請は便利ではありますが、写真の申請が通らないと逆に手間がかかってしまうので、わからないことがある場合は郵送での申請をする方が無難です。

多すぎるマイナンバーカードの写真の注意点

マイナンバーカードの写真は厳しいチェックをされるので、「決まりを守って撮影したはずなのにダメと言われた」という経験をする人もいるようです。

これは良い、こればダメと明確な決まりとなっていないものもありますが、スムーズに申請が通る写真が撮れるように、どのようなことに注意しておくべきか事前に把握しておきましょう。

注意1:顔の向きと表情

顔写真は本人を確認するために使う物なので、顔が横向きになっていてはいけません。

これはマイナンバーカードの写真に限らず、履歴書や免許証の写真でも同様の注意点です。

また、表情は平常時の顔と大きく異ならないように、口角を大きく上げた笑顔を作ったりなどしてもいけません。

注意2:顔の位置

顔の位置は上下左右のどこかに片寄っていてはいけません。

左右の位置は顎の先端や鼻が中心にくるようにして、頭の上は4mmほど空けて顔は縦幅が34mmくらいの大きさに写るように調整します。

ミリ単位での調整は大変ですが、誤差は2mmの範囲に収めるようにしましょう。

注意3:影

顔に影ができていれば、本人と確認することができません。

そのため、撮影時には前髪や近くに置いた物などで影ができないように注意しましょう。

これもマイナンバーカードに限らず、履歴書や免許証の場合でも同様です

注意4:背景の明るさ

背景が暗いと、顔が白飛びしたような写真となってしまいます。

顔がわからなくなるほど白飛びするようなことはないでしょうが、申請が通らない可能性を少し減らすために背景は明るくしておきましょう。

注意5:ピンボケ

顔がピンボケしていては本人の確認ができないので、顔が鮮明に写るように撮り直しましょう。

デジタル写真の場合はノイズやジャギーが入っている場合も顔が鮮明にならないので、この場合も撮り直ししましょう。

また、デジタル写真であればソフトを使って顔ラインをシャープにしたり、目を大きくしたりなどの加工ができます。

少しでも見栄えの良い写真にしたい人も多いでしょうが、写真を加工してしまうと本来の顔と変わってしまうのでやめましょう。

注意6:赤目

写真が赤目になっても顔の確認はできます。

しかし、後で「瞳の色が違うからダメ」と言われると面倒です。

顔の白飛びと同様に、申請が通らない可能性を少し減らすために赤目になった場合は撮り直ししましょう。

注意7:カラーコンタクト

カラーコンタクトは瞳の色を変えてしまいます。

本来の顔と異なってしまうので、カラーコンタクトは外して撮影するようにしましょう。

注意8:メガネ

メガネはかけたままで問題ありません。

しかし、メガネのフレームが目と被っていたり、フレームが太くて顔を隠す部分が多くなったりなどすると、申請が通らないこともあるので注意しましょう。

また、照明やフラッシュがメガネのレンズに反射しないようにも注意しなければなりません。

そのため、メガネは外して撮影する方が無難でしょう。

注意9:髪型

前髪で顔に影を作ってしまうと、顔の確認がしにくくなります。

また、前髪が長すぎて目元を隠したり、ロングヘアで輪郭を隠したりなどした場合も顔の確認がしにくくなってしまいます。

そのため、撮影時には顔がハッキリと見える髪型にしておきましょう。

注意10:子供の顔

子供のマイナンバーカードを申請する際にも、写真は必要です。

しかし、まだ子供が小さい場合は顔を34mm前後の大きさに収めることが難しいこともあるでしょう。

そのような場合はなるべく34mmの範囲に収めて、顔全体が写っていれば申請は通るようです。

スノーで加工した写真が通った?

マイナンバーカードの写真は顔の確認がしにくくなるので、基本的に画像加工してはいけません。

しかし、写真アプリで画像加工をしても、輪郭を変えたり、目を大きくしたりなどの顔を変えたことが確実にバレるような加工をしなければ申請が通る場合もあるようです。

実際に、証明写真には美肌効果オプションが付いている機種があり、その美肌の加工をした写真はマイナンバーカードの申請に通ります。

しかし、後で「加工された写真だからダメ」と言われてしまうと面倒なので、スノーのような写真アプリでの撮影や加工は避けた方が無難でしょう。

スマホでマイナンバーカードを申請する方法

マイナンバーカードはスマホから申請することもできます。

手軽で、便利に申請が済ませられるので、その方法を知っておきましょう。

利用規約の確認

マイナンバーカードは「マイナンバーカード総合サイト」からの申請できます。

申請を始めると最初に利用規約が表示されます。

内容をよく確認したうえで、同意のチェックをして進みましょう。

メールアドレスの登録

次はメールアドレスの登録をします。

また、交付申請書に記載された申請書IDと、不正防止の画像認証の入力も必要になります。

必要項目の入力

メールアドレスの登録が済むと、登録したメールアドレスに申請用のURLが送られてきます。

送られてきたURLには有効期限があるので注意しましょう。

URL先では必要事項を入力します。

写真をアップロードするのはこのタイミングとなります。

情報を送信すると、申請完了のメールが届きます。

マイナンバーカードの受け取り

申請した内容に問題がなければ交付案内が届きます。

その交付案内を市役所に持って行けば、マイナンバーカードが交付されます。

また、交付案内以外に、身分証とマイナンバーの通知カードが必要になるので注意しましょう。

通らない写真を撮らないように注意しよう

マイナンバーカードの写真は決まりが多く、申請が通らないこともあります。

何度も申請をやり直すのは面倒なので、事前に正しい写真の撮り方を把握しておき、スムーズに申請が済ませられるようにしておきましょう。