髪の毛が多いことは良いことのように思えますが、女性の場合はコンプレックスと感じてしまうこともあります。
髪の毛が多いことで起こる悩みとはどのようなことがあるのでしょうか?
また、髪の毛が多くなることに原因はあるのでしょうか?
髪の毛が多いのは女性ホルモンの影響?
髪の毛の量と女性ホルモンは密接な関係があります。
女性ホルモンにもいろいろな種類がありますが、その中でもエストロゲンというホルモンが重要です。
エストロゲンが多く分泌されると、髪が生えやすくなる、髪が早く伸びる、毛の寿命が長くなると言われています。
そのため、エストロゲンが多く分泌されていることが髪が多くなる原因と考えられるでしょう。
また、エストロゲンの分泌は30代でピークを迎え、徐々に減少していき、50代では急激に減少します。
「エストロゲンが減った場合は増やす努力をすれば良いのでは?」と思う人もいるでしょう。
しかし、女性ホルモンを飲み薬や塗り薬などで補充しても、新しい髪が生えてくると医学では証明されていません。
髪の毛が多い人はその女性ホルモンを減らさないためにも、食事や睡眠、ストレスなどでホルモンバランスを崩さないように心がけましょう。
若いうちは髪の毛が多いことをコンプレックスに感じることもありますが、年齢を重ねたときには薄毛で悩みにくいというメリットもあるので、将来は「髪の毛が多くて良かった」と思える日が来る可能性もあります。
髪の毛が多い女性の特徴5選!
将来では「髪の毛が多くて良かった」と思えるとしても、今はコンプレックスに感じているという事実も重要です。
では、髪が多い女性はどのような髪の特徴を持ち、どのようなことが原因でコンプレックスを感じているのでしょうか?
ボリュームが出すぎる
髪の毛が多いと、どうしても髪型が広がってしまい、すっきり見せたいときでも頭が大きく見えてしまいます。
そのため、「おろしたいけど、広がるからできない」と悩む人は多いです。
また、ボリュームが出ないように髪をすく人もいますが、髪を短くしても本数が多いので、根本的な解決にはならず、やはりどうしても頭が大きく見えてしまいがちです。
まとまりにくい
髪の毛が多いと、湿気で広がりやすくなり、髪が乾燥した場合はボサボサになりやすいです。
綺麗にまとめても、すぐにヘアスタイルがダメになってしまいます。
さらに、そのまとまりにくい髪を「綺麗におろしたい」と思った場合は、セットに時間がかかり、うまくセットができずにイライラしてしまうこともよくあります。
また、それだけ苦労して綺麗に整えても、垢抜けない印象になったりもします。
髪が太い
髪が多い場合は、女性ホルモンが多く分泌されています。
また、女性ホルモンが多く分泌されているということは、それだけしっかりとした髪が生えてきているということでもあり、1本1本の髪が太くなりやすいです。
髪が太いと、ショートにすればあちこちにハネたり、ロングにすればパサついた印象を与えてしまいます。
また、クセがあることで「まっすぐ綺麗におろしたいけど、おろせない」と悩む人もいます。
重たい印象を与える
髪の毛が多くて、その髪も太いとなると、重たい印象を与えてしまいます。
そのため、「髪をおろしたい」と思っても、ボテっとした髪型になりやすく、セットをしても、カットをしても、垢抜けない印象となってしまいます。
また、レイヤーを入れて対策する人もいますが、本数が多いので、それだけでは完全に重たい印象を消し切れないこともあるでしょう。
カットの回数が多い
髪が多い人は女性ホルモンが多く分泌されているので、髪の成長が早くてすぐに伸びる場合があります。
そのため、髪が早く伸びるので、それだけカットの回数も多くなります。
もし、カットの回数を増やさなければ、すぐに髪がまとまらない状態になり、何をしても垢抜けない髪型となってしまうこともあるでしょう。
なんとかしたい…髪の毛が多い悩みの解決法とは?
髪が多いことに悩みを解決する定番方法はレイヤーでしょう。
しかし、髪の本数が減るわけではないのでレイヤーだけでなく、他の対策もする必要もあります。
髪が多い悩みを解決するためにも、その他の対策法について知っておきましょう。
解決法①スタイリング
髪の毛が多くて、髪にボリュームが出ることをコプレックスに感じている人もいるでしょう。
しかし、逆にボリュームが出ないことが悩みで、アイロンやドライヤーで時間をかけてボリュームを出している人も多いです。
髪の毛が多い場合はそのような手間をかけることなく、ふんわりとしたボリュームのある髪型を作ることができます。
そのため、ふわっとしたポニーテールやラフなお団子など、ボリュームを生かしたスタイリングをしましょう。
また、髪が多いとクセができやすかったりなどしますが、そのクセを抑えるのではなく、自然なハネやウェーブなどに活かして、自然なスタイリングにしましょう。
解決法②ヘアケア
髪の毛が多い場合、パサつきで悩むこともあります。
そのため、艶感を出せるように、しっかりとヘアケアを行うようにしましょう。
お風呂上りにはアウトバストリートメントをしましょう。
髪の毛が多いとドライヤーで乾かす時間が長くなり、髪へのダメージが大きくなってしまいます。
アウトバストリートメントをしておけば、ドライヤーのダメージを軽減することができます。
髪を乾かした後も、ヘアオイルで保湿しておきましょう。
解決法③ヘアスタイル
髪の毛が多い場合は、ボリュームとクセを活かしたヘアスタイルにすると良いでしょう。
前髪を立ち上げたショートや、ふんわりロング、トップにボリュームを持たせるひし形ミディ、ボリュームとクセを活かしたヨシンモリなどがおすすめです。
また、ボリュームが出すぎる場合にはカットでレイヤーと髪をすいてもらうなどして調節しましょう。
また、髪が広がりにくく、アレンジの幅の広いボブは特におすすめです。
髪の毛が多い人におすすめのボブは?
髪が多い人と、ボブの相性は非常に良いです。
しかし、ボブと言ってもその種類は多いです。
では、髪が多い人がボブにする場合は、どのようなボブにすれば良いのでしょうか?
ワンレングス
金髪ロングからワンレンボブにしてパーマ
大人の包容力… pic.twitter.com/NqR7CnyeXq
— 食助おじ (@tintinLLsize) December 22, 2019
ボリュームを活かした緩めなカールを入れたワンレングスボブであれば、大人の雰囲気を出しながら、可愛らしい印象も与えることができます。
ボリュームが出すぎる場合はウェーブパーマをかけて全体をふわふわにしても良いでしょう。
また、前髪を作った場合は垢抜けたカジュアルスタイルになるでしょう。
外ハネ
ハイトーン外ハネボブ女、すきですか〜〜?🍥 pic.twitter.com/wAtgyYTu6m
— 奏多ゆま@ミラクルファンファーレ! (@yuma_mirafan) December 29, 2021
髪が多いと重い印象を与えてしまいがちです。
しかし、外ハネボブにすれば、活発で明るい印象を与えることができるでしょう。
シースルーバングにすれば、透明感のある印象も与えられるでしょう。
切りっぱなし
切りっぱなしボブにした(凄まじいほどの加工)(誰) pic.twitter.com/9dMPrVrYaf
— ろろ💚 (@rr_snz1) July 1, 2021
毛先を重めにカットした切りっぱなしボブであれば、髪が広がりにくく、まとめやすいです。
そのため、重い印象になることが怖くて、まっすぐおろしたいけどおろせないと感じていた人におすすめです。
ただし、顔が面長な場合は顔が縦長に見えてしまうことがあるので注意しましょう。
髪が多いことを活かした髪型にしよう
髪が多いと、どうしてもボリュームが出すぎたり、広がりやすくなったりなどすることがあります。
しかし、そのボリュームやクセなどを逆に髪型に活かすようにしてみましょう。
髪が多いことを髪型に活かせれば、コンプレックスはメリットに変わります。