ディズニーランドには数多くの噂や都市伝説があります。
しかし、それらの中には「それは都市伝説でなく、ただの裏話や社外秘情報では?」と思ってしまうものが非常に多くあります。
そのため、今回はディズニーランドの都市伝説や噂にしっかりと絞ってご紹介します。
あくまでも都市伝説や噂なので、「本当だったら怖い」「本当だったら面白い」などと思いながら、嘘か真実か判断してみてください。
【怖い系】ディズニー都市伝説1~5
都市伝説や噂と言えば、まずは怖い系が定番でしょう。
「夢の国であるディズニーランドに怖い都市伝説や噂なんてあるの?」と思う人もいるでしょう。
しかし、多くの人が楽しむ夢の国であるからこそ、その裏では怖いことが起こっていると想像する人は多いようです。
都市伝説1:イッツ・ア・スモールワールドの怪現象
イッツ・ア・スモールワールドはディズニーランドのアトラクションの中でも1、2を争うほどのほのぼの系アトラクションです。
しかし、そのイッツ・ア・スモールワールドではいくつかの怪現象を体験したと言う人がいます。
有名なのは不思議な少年です。
入り口で見かけた少年が出口にもいて「また来てね」と声をかけられるという経験をした人が多くいるようです。
人によっては目を一瞬話した隙に、少年の姿が消えたと言う人もいます。
多くの目撃証言があることや、少年が1人でいること、姿が消えることは不思議です。
「また来てね」と余裕のある素振りから迷子とは考えにくく、少年なのでキャストでもないでしょう…。
また、ゲストではなく、キャスト側がイッツ・ア・スモールワールドで不思議体験をしたという話もあります。
閉園間際に女の子が1人でアトラクションに乗りました。(閉園後に迷子が勝手に乗り込んだと言われることもある)
女の子が乗り込んだのは赤の6のボート(青の6と言われることもある)だったそうですが、そのボートが戻ってくると女の子の姿が消えていました。
キャストは「事故ではないか!」と大慌てになることは当然です。
しかし、どこを探しても女の子の姿は見当たりませんでした。
また、不思議なことに閉園後になっても、女の子を捜す保護者も現れませんでした。
なぜ女の子も保護者も閉園後に姿を現さなかったでしょうか…?
本当にその女の子は実在する人物だったのでしょうか…?
都市伝説2:スペース・マウンテンの謎の声
スペース・マウンテンはディズニーランドの定番絶叫系アトラクションです。
そのスペース・マウンテンでは、乗っているときに「助けて!」と女性の声が聞こえることがあるそうです。
「絶叫系だから別の人が叫んでいるのでは?」と思う人は多いでしょう。
しかし、アトラクションの大きな音や他の人の絶叫が入り混じる中、その「助けて!」だけはなぜかハッキリと聞こえるそうです。
また、この現象は2006年頃から体験する人が増えているという特徴があります。
もし、アトラクションの音や他の人の絶叫を聞き間違えているだけであれば、2006年以前にこの現象が起こっていないことが不思議です。
スペース・マウンテンでは2006年頃に何かあったのでしょうか…?
都市伝説3:夢の国の本当の目的
ディズニーランドの定番都市伝説は「子どもが突然いなくなる」で、夢の国で子どもを集めて、ひっそりと誘拐して人身売買されているというものでしょう。
「子どもがいなくなれば親が気づく」「子どもが行方不明なんて事件は聞いたことがない」「ただの迷子」などと、多くの人が信用しないタイプの都市伝説です。
しかし、この都市伝説が少し怖くなってしまう事件がアメリカで起きていて、「ただの迷子」と片付けられなくなっています。
2019年に投資家のジェフリー・エプスタインという人が自身の所有する島に未成年が多く連れ込んで、性的搾取を行っていたとして有罪判決を受けました。
その島はエプスタイン島と呼ばれ、ディズニーグループの子会社であるディズニー・クルーズ・ラインの観光船が訪れていたそうです。
「もし、迷子と見せかけて誘拐された子どもたちがその観光船で島に運び込まれていたとしたら…」と想像すると怖いです。
ただし、そのような事実は確認されていません。
また、ジェフリー・エプスタインは2019年に拘留中に自殺したと発表されているので、事実も確認できません。
ですが、事実が確認できてない状況が逆に闇を感じてしまう部分もあります。
都市伝説4:撮影不具合の理由
スプラッシュマウンテンもディズニーの定番アトラクションです。
終盤の急降下をする前にはゲストの絶叫する様子が撮影され、あとで購入できるようになっています。
記念に購入する人も多いですが、撮影の不具合によって撮影ができておらず、写真が購入できないこともあります。
実際にそのような場面に遭遇すれば、「逆に珍しい体験!」と喜んでしまいそうですが、この撮影不具合は意外と高い頻度で発生しているようです。
実は、写真が購入できないのは撮影不具合が原因ではなく、写ってはいけないものが写り込んだからと言われています。
本当に写ってはいけないものが写るのであれば、その頻度が高いスプラッシュマウンテンには何者かがいるということでしょうか?
都市伝説5:呪いの指輪
シンデレラ城のにはシンデレラのストーリーが壁画に描かれています。
その壁画でシンデレラがガラスの靴を履くシーンがあり、そこには黒い石が埋め込まれた指輪をしている継母も描かれています。
その指輪は呪いの指輪と言われていて、他人の不幸を望むとその不幸が実現するというのです。
なんとも夢の国にそぐわない都市伝説です。
【迷信系】ディズニー都市伝説6~8
ディズニーランドには怖い系の都市伝説以外にもいろいろな都市伝説があります。
次は迷信系を確認してみましょう。
都市伝説6:カップルで行くと…
ディズニーランドにカップルで行くと早く別れるというのも定番都市伝説です。
ただし、これには少しだけ納得できる根拠があります。
ディズニーランドに行けば、待ち時間が長くて会話に困ったり、興味するポイントが異なったりなど、相手との相性の良し悪しに気がついてしまうこともあります。
そのため、「この人とは意外と合わないのかも…」と思ってしまうこともあるでしょう。
また、ディズニーランドには多くキャストやゲストがいて、中にはイケメンや可愛い子もたくさんいます。
それらの人に目移りすることで、「もっと良い人を探そう」と思ってしまう人もいるでしょう。
楽しいはずのディズニーランドデートが別れのきっかけをつくらないように注意しましょう。
都市伝説7:幸せのピアス
シンデレラ城の壁画には、シンデレラがドレスを着て立っている姿が描かれているものがあります。
その耳には大きなピアスがあり、そのピアスには本物のダイヤが埋め込まれているそうです。
また、そのピアスに願い事をすると叶うと言われていて、女性に人気のパワースポットとなっています。
都市伝説8:夢が叶う井戸
トゥーンタウンにあるミニーの家の外には井戸があります。
井戸にコインを投げるとミニーちゃんの声が流れるところで、その井戸も願い事をすると叶うと言われているパワースポットです。
【感動・幸せ系】ディズニー都市伝説9~11
都市伝説には「本当だった素敵」「実際にあったら面白い」と思えるようなものもあります。
そのような感動・幸せ系の都市伝説について確認してみましょう。
都市伝説9:都市伝説:魔法のチケット
ディズニーランドではアトラクションの待ち時間が60分や120分となることもあります。
しかし、その待ち時間を完全スルーでき、ファストパスやスタンバイパスとは異なる特別なチケットがあると言われています。
ある子どもと祖母らしき2人が120分待ちのアトラクションの行列を前に、子どもが不満そうな顔をすると、祖母はカバンから「これは魔法のチケット」と言って取り出し、キャストに渡したそうです。
すると、2人はそのまま列に並ぶことなく、アトラクションに乗ったそうです。
どうやら、そのチケットは20年以上前に抽選で配られた特別なチケットでアトラクションに優先して乗れるというものだったと言われています。
また、この話には別パターンもあります。
2人はすでに行列に並んでいて、子どもが駄々をこね出した頃に祖母が「これはまだ使えるかな?」と言って魔法のチケットを取り出してキャストに渡します。
こちらのパターンでは、10年以上前にイッツ・ア・スモールワールドが不具合で止まった際に、お詫びとして配られた物と言われているようです。
もし、これらの話が本当であれば、10年や20年も前に発行したチケットが今でも使えるというディズニーの対応に感動です。
都市伝説10:設定に合わない白い花
カリブの海賊では坂を落ちる前の場所に家があり、その家には白い花が飾られています。
その花の存在はカリブの海賊のイメージとは合わない印象を受ける人もいるでしょう。
実はその花はカリブの海賊の建設中に事故で命を落とした人への弔う物と言われています。
もし、この話が本当であれば事故は悲しいことですが、世界観を守ることに厳しいディズニーが設定を崩してまで花を置いていることになり、すごく感動的な話です。
都市伝説11:ミッキーが鉢合わせ
同じ場所に、同じキャラクターが鉢合わせないように、ディズニーではキャラクターたちの動きをしっかりと管理しています。
しかし、その鉢合わせることのないはずのミッキーが、ディズニーランド内で鉢合わせてしまった場面を目撃した人がいるようです。
本来であれば、急いでその場を離れるべきなのでしょうが、2人のミッキーは歩みよって、2人で同じ動きのパントマイムをして、まるで鏡の中やパラレルワールドにいるミッキーと戯れるような対処をしたと言われています。
即興でこれだけ面白い演出ができるのであれば、逆にキャラクターが鉢合わせる場面に出会いたいと思ってしまいます。
【その他】ディズニー都市伝説12~15
ディズニーランドの都市伝説は他にもいろいろとあります。
最後にその他としてまとめて都市伝説を紹介します。
都市伝説12:地下には…
ディズニーランドの地下には巨大なカジノがあると言われています。
東京ドームの地下には格闘技場があるというイメージでしょうか?
もし、本当にカジノがあれば、きっとよほどのVIPしか入れないでしょう。
地上では一般人の夢の国となっていて、地下は政財界の夢の国となっていると考えると面白いですね。
都市伝説13:万引きしても捕まらない
夢の国で万引きをしようと思う人はいないと願いたいです。
もし、ディズニーランド内で万引きが見つかって、ぞろぞろと警備員が出てきて犯人を取り囲んだりなどすれば、周囲のゲストが楽しんでいる雰囲気を壊してしまうことになります。
そのため、ディズニーランド内には、私服警備員がショップの見回りをしていて、もし万引きを見つけた場合は捕まえるのではなく、静かに商品を戻すように注意するだけと言われています。
また、閉園後や園外に出るまで待って、犯人が外に出てから取り押えるとも言われています。
どちらもディズニーの雰囲気を守るために徹底した対応と言えるでしょう。
ただし、これらの対応はあくまでも噂です。
当然、「本当に万引きをしても注意されるだけか?」「閉園後に声をかけらるか?」などと試すようなことをしてはいけません。
都市伝説14:大阪での建設計画
日本のディズニーランドは千葉にあります。
東京ディズニーランドなのに、東京に建設されなかったのは東京に適した土地がなかったためです。
このとき、候補地として最有力だったのが大阪と言われています。
しかし、当時はまだ大阪に関西国際空港がなかったことや、犯罪率が日本国内で上位であったことなどから、アメリカの本社から大阪での建設に合意がもらえなかったそうです。
そのため、東京に近い千葉の方が選ばれたと言われています。
都市伝説15:創設者の遺体
ディズニーの生みの親はウォルト・ディズニーであることは有名です。
ウォルト・ディズニーは1901年生まれで、1966年に亡くなっています。
そのウォルト・ディズニーの遺体は冷凍保存されているという都市伝説も有名でしょう。
このような都市伝説ができたのは、葬儀が身内だけで行われて実際の遺体を見た人が少ないことや、生前に冷凍保存についてのことを詳しく調べていたことなどが理由とされています。
あれこれ詮索するのは無粋
ディズニーランドの都市伝説や噂は不思議なものや闇が深そうなものなど多くあります。
しかし、ディズニーランドは夢の国であり、都市伝説や噂などの真相をあれこれ深読みすることは無粋です。
現実的なことは考えずに、楽しむようにしましょう。