
ヤクルト400って癌のエサになってるって本当かな?
でもなんで癌のエサって言われているんだろう。
毎日飲むと末期の大腸がんが消滅したって聞いたこともあるな。。。
このような疑問に応える記事です。
当記事では以下のことがわかります。
・毎日ヤクルト400を飲んだ結果、癌がなくなるのかについて
・ヤクルト400が癌のエサと言われている理由について
ヤクルト400は癌のエサになるって本当?
結論、ヤクルト400は癌のエサになりうるある成分が入っていると言われていますが、癌やウィルスや病原菌の抑制効果が期待できる菌も入っています。
ある成分については記事の後半でお話しますね。
それではヤクルト400の期待できる効果について紹介していきたいと思います。
ヤクルト400は癌に効果あり!
ヤクルト400は様々な臨床試験の結果、発癌の抑制が期待できるといわれています。
主にヤクルト400に入っている「Lガゼインシロタ株」が腸内に有効な活躍をしてくれるからです。
いったいどんな活躍をしてくれるのでしょうか。
「Lガゼインシロタ株」の重要な4つの働きについて詳しく紹介していきます。
1.シロタ株は生きたままお腹まで届く
過去にシロタ株を用いた人に対する試験が行われました。
その試験では、シロタ株を飲んだ場合には糞便からシロタ株が回収され、胃液や胆汁に負けずにしっかり生きたままお腹まで届くことが実証されています。
しっかりと生きたまま腸まで届くことで腸内環境を整える役割を発揮することができます。
2.ビフィズス菌が増加
シロタ株を用いるとビフィズス菌の数が増加することが確かめられています。
さらにビフィズス菌が増加することで悪玉菌の代表である大腸菌群が減少する事も確認されています。
良い菌を増やすだけでなく悪い菌まで減せるとは、シロタ株の摂取にはいろんなメリットがあるのですね。
3.腸内の有害物質が30%減
シロタ株を飲むことでビフィズス菌の数が約2.5倍に増えるとされています。
また、大腸菌群の数が6分の1に減少するそうです。
それだけでなく、シロタ株を継続的に飲用していると、腸内の有害物質の量が約30%も減少するようです。
4.お腹の調子を整える
便秘は生活の質を低下させるだけでなく腸内フローラが乱れて腸内腐敗産物の産生が高まることで、大腸がん発症のリスクを高めると言われています。

腸内フローラとは腸内に張り付いている菌の塊のことだよ。
日常的に「Lガゼインシロタ株」を含む乳製品の摂取と「身体運動」を行うことで便秘改善が期待できるようです。
ヤクルトに含まれるLカゼインシロタ株が癌を抑制!
シロタ株のプロバイオティクス(生菌剤)は、高い整腸作用や免疫強化作用があるようです。
免疫賦活作用の臨床試験では、大腸がんなどの発がんリスクを低下させることが確認されています。
発がん率が半分に!
ヤクルトの研究所はマウスにシロタ株を投与して発がん率を比べる実験を行いました。
投与しなかったマウスの発がん率は91.8%に比べ、投与したマウスの発癌率は59.0%にまで低下しました。
また病院などでの検証で毎日飲み続けた人は飲まなかった人に対して発がん率が半分以下に抑えられたという結果があるそうです。
がん細胞の素も減らす効果が!
人の体内で1日5~6千個ものがん細胞が生まれると言われていますが腸内の有害物質を減らす事で発がんのリスクを抑えられる可能性があるようです。
ヤクルト400はその有害物質を減らす効果が期待できると言われており病院などでもヤクルトの乳酸菌シロタ株が感染症予防に使われています。
大腸が気になる場合はビフィズス菌も合わせて飲むのがおすすめだそうです。

ヤクルト400とミルミルを一緒に飲めばいいよ。
医師もヤクルトの抗がん作用に言及!
感染源となるウイルスや病原菌などは⼝や鼻から体内へ侵⼊するため腸までの消化管は常に外敵の脅威にさらされているのです。
この外敵から体を守るために腸には免疫細胞の約70%が集まっており「腸管免疫」と呼ばれています。
お腹の中は免疫力を上げる大きな工場といわれており、この工場をパワーアップする力を持っているのが乳酸菌です。
特にヤクルト400などに入っているLカゼインシロタ株は、その力が医学的に証明されている乳酸菌の1つと言われています。
毎日ヤクルト400を飲んだ結果、癌がなくなる?
毎日ヤクルトを飲んだ結果100%癌がなくなるとは言い切れませんがヤクルト400に入っている乳酸菌シロタ株には癌を抑制する効果が期待できると言われています。
なぜなら、シンバイオティクスという菌の摂取方法が腸内環境を効率的に改善してくれるからです。
シンバイオティクスとは、腸内環境を整える微生物であるプロバイオティクスと腸内細菌のエサになる食品成分のプレバイオティクスを同時に摂取することを指します。
プロバイオティクスを含む食べ物とプレバイオティクスを含む食べ物を同時に摂取すれば、癌の抑制効果が期待できます。
プロバイオティクスを含む代表的な食べ物はヤクルトやヨーグルトであり、プレバイオティクスを含む代表的な食品成分はオリゴ糖類や食物繊維類です。

ヤクルトだけでなく野菜もしっかり摂りましょう!
大腸がんや末期がんにも効果あり?
「効果がある」というとヤクルト400を飲むことで、大腸がんや末期がんが治ってしまうというふうに聞こえてしまいますが、ピンポイントで癌に効果があるわけではありません。
あくまで予防などサポート的な効果が期待できるということであり摂取するだけで治るというわけではないということですね。
主に下記のような効果があると期待されています。
・抗がん薬の副作用が減る (特に消化器症状)
・がん免疫療法薬の効果が高まる
・感染の予防
・健康増進
癌にはシンバイオティクスも有効!
シンバイオティクスはとても有効な乳酸菌の摂取方法です。
何故なら効率よく腸内環境を改善できるからです。

本当に効くのかな。。。
と思ってしまうかもしれませんね。
ヤクルトと名古屋大学の研究で「食道癌患者に対し、腸内環境の改善を介して、癌治療中の負担を軽減する可能性がある」と証明されています。
またヤクルトの商品のなかでシンバイオティクスを謳っている商品もありますのでチェックしてみてください。
>>重度の胃腸障害が治った!?シンバイオティクスの研究結果はコチラ
なぜヤクルト400は癌のエサになるといわれている?
今までヤクルト400のいいところを解説をしてきましたが「ヤクルト400は癌のエサになっている」という噂があります。噂の背景にはある物が関係しています。

ある物とは「糖」のことだよ!
体に悪いという噂も・・・

俺様はあまーいものが大好きなのさ!!
癌細胞のエネルギー源は糖であるため、グルコースになる炭水化物(米・小麦・芋)などを食べると癌が増えると噂されています。

やっぱり体に悪いんだ。。。
と思われるかもしれませんが
糖尿病の方以外は体の構造上、多く炭水化物をとっても炭水化物を減らしても血糖は一定に保たれているため癌細胞に届く糖の量はあまりかわりません。
つまり糖は癌のエサになっていますが、過剰に摂取しない限り血液中の糖の量はある程度一定なのです。
ブドウ糖が癌に良くないという噂が!

早くブドウ糖をもってこーい!!
こんなふうに癌細胞が叫んでる気がしませんか?
確かにブドウ糖は癌のエサになっています。
しかしブドウ糖は私たちの細胞一つ一つを動かす基本的な燃料です。
私たちの体は生きた細胞でできており、呼吸したり考えたりできるのは細胞のおかげです。
「糖類抜き」の食事をすることで癌になるリスクが下がることや癌と診断された場合の生存率があがる証拠はありません。
健康な細胞も癌細胞もブドウ糖を必要としており適度なブドウ糖の摂取が必要なのです。
ヤクルト1000も癌のエサ?真相を調査!
編集部ではヤクルト1000が癌のエサになるという噂についても調査しました。
ヤクルト1000には多くの糖分が含まれているため、「癌のエサ」になるのではと噂されています。
しかし、「糖質が癌のエサになる」という科学的根拠はありません。
ヤクルト1000に対しての悪い口コミや副作用についても調査しましたが、糖分が多いことや糖分によって血糖値が上昇することなど糖分に関することが共通として挙げられていました。
ただ、ヤクルト400と同じく飲みすぎや飲むタイミングに注意すれば大きな問題はないようです。
より詳しくヤクルト1000について知りたい方は下の記事をチェックしてみてください。
ヤクルト400は癌のエサだが体にいい
ヤクルト400についてお分かりいただけたでしょうか?
この記事のまとめは下記のとおりです。
・ヤクルト400を毎日飲むと癌が無くなるわけではなく治療や腸内環境の改善を効率よくアシストする効果が期待できる。
・癌のエサと言われる理由は「糖は癌の唯一のエサ」であるから。

大事な大事な体ですからヤクルト400を飲んで腸から健康になりましょう!!