野湯女子とは?女性が野湯に行くときの注意点とおすすめの野湯も!

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「野湯」「野湯女子」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

全国には絶景の野湯、珍しい野湯、ちょっと危険な野湯までたくさんの野湯があります。

楽しみ方は人それぞれなので、どんな野湯を選ぶかはあなた次第です!

温泉巡りや露天風呂が好きな方、次は野湯に挑戦してみてはいかがでしょうか?

テレビで話題に!野湯女子とは?

最近有吉弘行さんの深夜番組でも取り上げられた「野湯」ですが、InstagramやYouTubeでも話題になっています。

野湯と書いて「のゆ」、「やとう」と読みます。

しかし、「そもそも野湯ってなに?」という疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。

そこで、「野湯とはなにか?」また、露天風呂の違いなどを紹介していきます。

野湯女子とはどんな女性?

最近、認知度が一気に上がった野湯は、その魅力に惹かれ女性愛好家も急増しています。

野湯女子とはそんな野湯の女性愛好家のことを示しています。

また、野湯レディや野湯ガールと言われることもあるようです。

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こちらの女性は「秘湯探検家」と名乗っていますが、このような女性のことを野湯女子といいます。

また、こちらのYouTuberさんも野湯女子のようですね。

通常の温泉と同様、タオルを巻いて入ることはできないところが多いため、結構際どい映像や写真が投稿されています。

また、普通の露天風呂は撮影禁止ですが、野湯には特にルールはありません。(他の人がいる場合マナーは守ってください)

そのため、絶景と写真を撮ればインスタ映え間違いなしです!

その辺ももしかした、人気の理由となっているのかもしれませんね。

野湯と露天風呂の違いは?

では、そもそも野湯とは何なのかというと…

「人の手がかかっていない源泉のこと」です。

基本的には整備されていない大自然の中にあり、入浴施設もなければ、そこにたどり着く道もない場合があります。

さらに、湯温も適温であるとは限りません。

しかし、そんな大変な思いをして入る野湯に魅了される人が多くいます。

アウトドアスポーツや宝探しゲームのような感覚なのでしょうか。

もちろん料金は無料です。

一方で露天風呂とはご存じの通り、管理者がいます。

温泉施設の野外や屋外にある屋根や囲いのない温泉が露天風呂です。

女性一人で野湯に行くには?野湯女子におすすめの温泉情報

InstagramやYouTubeを見てみると、野湯女子は女性1人で訪れている方が多いようです。

しかし山奥にあったり、裸で無防備な状態にならなければ入れない野湯。

危険ではないのか心配になってしまいますよね。

そのため、女性一人で野湯や秘湯に行く場合は事前のリサーチが重要となります!

女性一人で野湯に行くのは危険!?避けた方がいい野湯3選!

野湯女子一人で行くには危険が伴う場所も多くあります。

そんな野湯女子にはおすすめできない野湯や秘湯をまとめておきます。

女性にオススメできない野湯1.  鍋山の湯

1つ目は大分県別府市にある鍋山の湯です。

鍋山の湯には「黒湯」と「泥湯」があり、絶景を望めるので人気の野湯でもあります。

しかし、2010年9月に秘湯巡り中の野湯女子が殺害されたため一時通行中止となりました。

現在は防犯カメラや街灯が設置され、「女性のみの立ち入り注意」との看板も設置されています。

防犯カメラが設置されたとはいえ、女性一人で行くことはオススメできません。

女性にオススメできない野湯2.  和気湯

2つ目は鹿児島県の妙見温泉にある日本最古の露天風呂である和気湯です。

和気湯は個人所有の温泉を一般に開放してくれていましたが、現在は入浴禁止となっています。

以前は、湧き出る気泡を見ることもできたようですが、2012年の河川増水により浴槽横の土砂が流出して湧出量が激減してしまったそうです。

そのため、現在は泥や落ち葉が堆積してしまい、深さも10㎝ほどしかなくなってしまいました。

再び湧出量が増え、入浴可能になるまではオススメできませんね。

さらに注意したい点としては、和気湯には脱衣所や岩陰はなくハイキングコースや民家がすぐ近くにあるため、女性は着替える場所がありません。

そのため、女性にはなかなかハードルの高い野湯となっています。

女性にオススメできない野湯3.  鶴の湯

3つ目は秋田県の乳頭温泉郷にある鶴の湯です。

鶴の湯は乳白色のお湯が沸く秘湯でとても人気のある温泉となっています。

普段は地元のおじさんで賑わい、行楽シーズンは観光客で賑わうほどの人気です。

ただ、混浴であるため来ている男性は裸の女性を待っているという噂も…。

どうしても行きたい場合はそれを覚悟する必要があります。

女性が野湯に行くときの注意点は?

女性が野湯に行く際に一番困るのは脱衣所がない場合でしょう。

周りが木などに囲まれており、目隠しできる場所ならいいですが、民家やハイキングコースなど人目につく場所にも野湯はあります。

そのため、湯あみ着や水着の着用が可能であるかを確認しておくと良いでしょう。

ただ、中には湯あみ着や水着の着用が禁止となっているところもあります。

あとは、もちろん野湯は危険な場所にあることも多いため、行くまでの道や崖や滝の近くで足場が悪いところにも注意しましょう。

女性におすすめの野湯7選!

危険で、汚い野湯も多い中、多少管理がされている綺麗な野湯もあります。

「興味はあるけど、ハードルが高い…」と思っている方!

野湯女子入門にぴったりでキレイな源泉に絶景、さらに湯あみ着や水着着用OKな野湯をご紹介します。

女性におすすめの野湯1. コタンの湯

北海道にある屈斜路湖を眺めながら温泉を堪能することができる人気の野湯です。

野湯ではありますが、地元の方がキレイに管理してくれています。

コタンの湯の特徴は、温泉に浸かると水面と湖面が同じ高さのため湖に入っているような感覚になることができるところです。

また、混浴ではありますが水着や湯あみ着の着用が可能で脱衣所もあるので野湯女子でも安心ですね。

美しい自然と壮大な景色を眺めながら入れるため、とてもオススメです。

女性におすすめの野湯2. 川原毛大湯滝

秋田県にある川原毛大湯滝は7月から9月までの夏季限定で楽しめる野湯です。

川原毛大湯滝は滝そのものが温泉という珍しい野湯となっています。

お湯が滝から落ちる様子は迫力満点で、その滝壺に溜まった温泉に入るというなんとも神秘的な所です。

野湯女子の安心ポイントとしては、野湯に入ることができる7月〜9月は脱衣所が設置され、さらに水着の着用が必須になっています。

ここなら野湯女子一人でも安心して行くことができますよね。

女性におすすめの野湯3.  尻焼温泉 河原野天風呂

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関東でのおすすめは群馬県にある尻焼温泉の河原野天風呂です。

こちらの野湯はとても広い河原から湧き出ているため、広々とした場所でゆったりすごすことができます。

脱衣所はありませんが、水着着用で入浴する人が多いためあらかじめ水着を着用して行くとよいでしょう。

また、木々に囲まれているため秋には紅葉を楽しむこともできます。

女性におすすめの野湯4. 湯原温泉 砂湯

岡山県の湯原温泉にある砂湯は目の前がダムという大迫力の野湯です。

砂湯には「美人の湯」「子宝の湯」「長寿の湯」というなんともご利益のありそうな3つの野湯があります。

野湯女子におすすめなポイントとしては、低張性アルカリ高温泉のため、肌がすべすべになるところです。

水着の着用はできませんが、専用の湯あみ着を借りることができます。

また地元の方がボランティアで管理してくださっているため、脱衣所もあり、綺麗な野湯を堪能することができます。

女性におすすめの野湯5. 霧島温泉郷 目の湯

鹿児島県の霧島温泉郷にある目の湯は霧島最古の岩風呂といわれています。

天然の岩でできた野湯は雰囲気満点です。

脱衣所はありませんが、水着の着用は可能なのであらかじめ着用しておくと良いでしょう。

野湯女子にオススメなポイントは、目の湯のすぐ近くに泥パックのできる場所があることです。

その泥パックできる所とは、泥が豊富で硫黄のお湯が流れている小川となっています。

ここで泥パックをすると、とても肌がつるつるになると評判です!

女性におすすめの野湯6. 明礬温泉 鶴の湯

大分県の明礬温泉にある鶴の湯は地元の方に愛されている野湯です。

そのため、地元の方や常連さんに管理されているのでホテルの露天風呂に匹敵するほどの清潔感があります。

ただ、常連さんは男性が多いため湯あみ着は必須です。

着替えは、女性用に個室の更衣室があるため、野湯女子には嬉しいポイントですね。

また、入浴にオススメの時間は早朝で、朝霧に包まれたような幻想的な雰囲気を楽しむことができます。

女性におすすめの野湯7. 平内海中温泉

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鹿児島県の屋久島にある平内海中温泉は目の前に海が広がる絶景の野湯です。

温泉は海の中から湧き出ており、入浴できるのは干潮前後の2時間だけという非常に貴重な野湯となっています。

脱衣所はなく、水着や下着での入浴はできませんが、バスタオル巻きや湯あみ着はOKのようです。

干潮のタイミングがあえば昼は海を見ながら、夜は波の音を聞き満点の星空を眺めながら入ることができる最高の野湯です。

野湯女子とは?女性が野湯に行くときの注意点とおすすめの野湯も!まとめ

野湯に興味をもっていただけたでしょうか。

危険なところもありますが、キレイに管理されていたり、水着や湯あみ着着用OKのところもたくさんあるので、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

人の手が入っていない自然を楽しみながらゆっくりとした時間を過ごすことができるはずです。

もしかしたら、山ガールの次は野湯女子ブームになるかもしれませんね!