ヨツコブツノゼミはツッコミどころ満載!面白すぎるその特徴とは?

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生き物の中にはヘンテコな見た目をしていたり、生態が謎に包まれていたりなどするものがいます。

ヨツコブツノゼミもその不思議な生き物の1種です。

ただし、すごい能力を持っていて関心を集めるというよりも、ツッコミどころが満載で興味を惹きつけてきます。

では、そのヨツコブツノゼミとはどのような生き物なのでしょうか?

ツッコミどころ満載!ヨツコブツノゼミってどんな虫

ヨツコブツノゼミは名前に「セミ」と付いていることから昆虫であると想像できるでしょう。

この虫は非常にツッコミどころが多くあることで興味を持たれることがあります。

では、ヨツコブツノゼミとはどのような特徴を持つ虫なのでしょうか?

まずはその姿を紹介する画像を下記に掲載するため、虫が苦手な人はご注意ください。

(※虫画像は下記の1つであり、以降には登場しないのでご安心ください。)

何その頭?

ヨツコブツノゼミの大きな特徴はその頭です。

名前の通り4つのコブがあり、両サイドと後方に向かって触角のような物が伸びています。

コブからは産毛が生えていたり、羽が虫の定番デザインとなっていたりなどすることから、「気持ち悪い」と感じる人もいるでしょう。

しかし、よく見るとクリンとしたつぶらな目や、頼りなさそうに伸びる脚などを「かわいい」と思う人もいるようです。

たしかに、デフォルメしてキャラクター化すれば、かわいくて人気が出そうではあります。

セミの仲間じゃないの?

ツノゼミの大きな分類ではセミと同じセミ型ですが、細かい分類ではツノゼミ科でセミはセミ科となっています。

そのため、ツノゼミはセミと近縁ではありますが完全にセミとは言い切れません。

むしろ、セミよりもヨコバイという虫の方に近いです。

ヨコバイに近い虫であるにもかかわらず、その名前には「ヨツコブツノゼミ」と名前にセミが付いています。

日本人ウケを狙ったような学名

ヨツコブツノゼミの学名は「ボッキディウム チンチンナブリフェルム」です。

決して下ネタではありません。

この学名はラテン語であり、正確には「Bocydium tintinnabuliferum」と表記します。

言葉の意味は「Bocydium」がツノゼミ「tintinnabuliferum」は魔除けの鈴です。

学名の意味はまともですが、その発音は日本人が食いつきそうなものとなっています。

力強いフォルムなのに小さい

ヨツコブツノゼミは頭に立派なコブを持っていて、その姿はカブトムシのようにも見えます。

「立派なコブがあるので、さぞかし昆虫界では強い存在なのだろう」と思ってしまいます。

しかし、ヨツコブツノゼミの大きさは4mmほどの小さな虫です。

そのため、立派なコブを持っていますが、そのコブで他の虫をバタバタと倒すような力はありません。

それどころか、これだけ立派で複雑なデザインをしたコブが何のために付いているのかもよくわかっていないようです。

ヨツコブツノゼミについてわかっていること

ヨツコブツノゼミはその最大の特徴であるコブも何のためにあるのか、わかっていない不思議な虫です。

しかし、ヨツコブツノゼミのことでわかっていることもいろいろとあります。

では、ヨツコブツノゼミとはどのような虫なのでしょうか?

生息地と生活環境

ヨツコブツノゼミの仲間は中南米を中心に生息地としていて、熱帯雨林の木の葉にくっついていることが多いようです。

また、葉の裏側の太い葉脈に集まっていることも多いです。

これはスコールが降った際に被害を受けにくい場所であるためと言われています。

予想されているコブの役割

ヨツコブツノゼミの持つコブの詳しい役割はわかっておらず、いろいろな説が立てられています。

その中で有力とされているものには、植物の種子に見立てた擬態のためやコブを振動させて鳴き声を大きくするなどの説があります。

オスもメスも鳴く

虫の中にはコオロギやキリギリス、セミなどのようにオスだけが鳴くという虫もいます。

しかし、ヨツコブツノゼミはオスもメスも鳴くようです。

ヨツコブツノゼミは腹部に音を出すための筋肉の膜を持っていて、腹部を小刻みに動かしなら鳴きます。

また、鳴く際には頭部のコブも小刻みに震わせます。

オスだけが鳴く虫がいるのは、主に鳴き声が求愛でメスにアピールするためのもののためです。

ヨツコブツノゼミはオスもメスも鳴きますが、鳴き声は他の虫と同様に求愛のためとも言われています。

オスの方がカラフル

ヨツコブツノゼミはカブトムシのようにオスとメスで見た目が大きく違ったり、セミのようにオスだけが鳴くなどのオスメスで大きな差はありません。

しかし、よく見るとオスの方が少しカラフルになっている種類もいるようです。

また、オスが求愛をする際には羽を広げたり、閉じたりなどの行動をとるとも言われています。

日本でも見ることができるツノゼミとは?

ヨツコブツノゼミの仲間は主に中南米の熱帯雨林に生息地としているので、日本でヨツコブツノゼミを見ることは難しいです。

しかし、日本を生息地とするツノゼミの仲間もいます。

では、日本で見つけることのできるツノゼミにはどのような種類がいるのでしょうか?

ニトベツノゼミ

ニトベツノゼミは本州に分布していて、大きさは9mm~11mmと少し大きいです。

また、ヨツコブツノゼミのような奇抜なツノではなく、2本の尖った見た目にわかりやすいツノを持っています。

オビマルツノゼミ

オビマルツノゼミは北海道や本州、四国や九州と日本の広い範囲で見ることのできるツノゼミです。

一見すると頭部にツノがないように思えますが、ツノはカブトガニの尻尾のように頭の後方に向かって小さく伸びています。

体は4mm~5mmと小さく、ツノも分かりにくいのでハエのようにも見えてしまいます。

ミミズク

ミミズクは本州、四国、九州で見ることができるツノゼミで、体が14mm~18mmと大きいです。

見た目は茶褐色でカレハ虫のようになっています。

また、顔が平べったく、ツノは耳のように広がっているので特徴の多いツノゼミです。

不思議な虫ヨツコブツノゼミをチェックしておこう

ヨツコブツノゼミは特徴的なコブや日本人ウケする学名など、ツッコミみどころの多い虫です。

そのヨツコブツノゼミはまだわかっていないことも多くある虫であり、詳しいことは今後にわかっていくことでしょう。

また、ヨツコブツノゼミは虫ながらどこかかわいらしさもあります。

そのため、ダイオウグソクムシのようにデフォルメされて人気キャラとなる可能性も秘めているので、今からチェックしておきましょう。