Switchは人気タイトルが多く、ゲーム機本体も高い人気があります。
そのため、まだ持っていなくて「Switchが欲しい!」と、購入を検討している人も多くいるでしょう。
Switchの購入方法は新品と中古の2通りに大きく分けることができます。
しかし、その購入方法で「Switchの中古購入はやめたほうがいい」という声があるようです。
なぜ、Switchは中古で購入してはいけないのでしょうか?
「Switchの中古はやめたほうがいい」と言われる4つの理由
ゲオやブックオフなどのリユースショップや、ネットのフリマやオークションなどでSwitchは中古購入ができます。
ゲーム機は高額な物が多いため、「値段が安い中古で買えばいいや」と中古購入を検討する人も多いでしょう。
しかし、Switchの場合は「中古はやめたほうがいい」という意見があるようです。
どうしてSwitchの中古購入はやめた方が良いのでしょうか?
理由①:メーカー保証がつかない
Switchのメーカー保証は1年です。
もし、正常な使い方をしていて1年以内に故障した場合は無償修理の対象となります。
しかし、中古の場合は基本的にメーカー保証が付つかないので、故障をすれば自腹での修理や買換えをしなければなりません。
中古Switchを購入した店舗が保証を付けてくれることもありますが、メーカー保証とは内容が異なるので条件をしっかりと確認する必要があります。
理由②:すぐに故障する可能性がある
当然ながら、中古はすでに誰かが使っていた物なので、購入した時点である程度の劣化や消耗が進んでいます。
そのため、購入してすぐに壊れてしまうという可能性もゼロではありません。
また、すぐに壊れてしまっても、メーカー保証がないので無償で修理してもらうこともできないので注意が必要です。
中古品の購入ではなるべく見た目が綺麗で、大切に扱われていた物を選ぶという対策方法もあります。
しかし、Switchの場合は外見が綺麗でも、バッテリーや内部部品などが劣化している可能性があります。
内部の状態は外部の見た目では判断できないので、Switchは見た目だけで状態を判断することはできないことにも注意が必要です。
理由③:中古でも価格が落ちにくい
中古品を購入するメリットの1つは新品よりも値段が安いことですが、Switchの場合は人気が高いので中古でも値段が落ちにくいです。
そのため、状態やモデルなどにもよりますが、新品と値段の差があまり変わらない場合もあります。
特に、Switchにはポケモンやスプラトゥーン、動物の森などの限定モデルがあり、これらは人気が高くてさらに値段が落ちにくくなっています。
中古購入のメリットである値段がSwitchでは大きなメリットとならないので、保証や状態などのことも考えて「新品購入した方が良い」と判断する人もいるでしょう。
理由④:アカウントBANされている可能性がある
Switchではゲームのオンライン対戦やソフトのダウンロードなどのオンラインサービスを利用することができます。
それらのサービスを利用するにはアカウントが必要となるのですが、改造などの不正使用をされた本体のアカウントはBANされてしまいます。
アカウントがBANされるとオンラインサービスが利用できなくなり、初期化を行ってもBANの解除はできません。
もし、何らかの不正利用によってBANされた本体を購入してしまうと、Switchの大きな魅力であるオンラインサービスが利用できないので注意が必要です。
ゲオやブックオフなどの信頼できる店舗であれば買取前にチェックをしていることが多いですが、フリマアプリやオークションなどで個人から購入する場合は特に注意しなければなりません。
Switchを中古で購入する場合のチェックポイント
「中古購入はやめたほうがいい」と言われることもあるSwitchですが、中古品のすべてが状態や条件が悪い物というわけではありません。
しっかりと状態や条件を確認して、品定めをすればハズレをつかまされるリスクを下げることは可能です
Switchを中古で購入する場合、たくさん並ぶ品の中からどれを買えば良いのか判断できるようにチェックすべきポイントを知っておきましょう。
見た目が綺麗な物を選ぶ
見た目が綺麗であればそれだけ丁寧に扱われていたり、使用期間が短かったりなどの判断材料にすることができます。
Switchは見た目が綺麗であればどれでも良いというわけではありませんが、見た目の状態が悪い物を選ぶよりは良いでしょう。
状態説明が詳細である
ゲオやブックオフなどの店舗で販売されているSwitchはショーケースや箱に入った状態で並べられていることが多く、ネットであれば画像で状態を確認しなければなりません。
実際に本体を手に取って状態を確認できないので、状態説明の情報が非常に重要になります。
そのため、本体の全体だけでなく傷があればアップで写した画像、不具合の有無など、細かく情報が確認できる物を選ぶようにしましょう。
もし、情報が少ない場合は傷や不具合などを隠している可能性があるので、販売店や出品者などに商品の状態について質問しましょう。
やましいことがなければ的確な回答が得られるはずです。
使用期間を確認する
Switchを中古で購入する場合は状態説明の情報を確認することが重要であり、その情報の中でも使用期間は特に重要です。
いくら丁寧に扱っていて見た目が綺麗であっても、使用期間が2年以上の場合は部品の劣化や消耗が進んでいる可能性があります。
そのため、もし状態説明で使用期間や前の持ち主の購入時期などが確認できない場合は確認するようにしましょう。
Switch Liteを購入する場合は注意
Switchには初期型・Lite・有機ELの大きく3タイプがあります。
これらの中でLiteは値段が安い場合が多いです。
そのため、「安ければどれでも良い」と思って中古のSwitchを探していた人は、Liteの値段に飛びついてしまうこともあるでしょう。
しかし、Liteは携帯することに特化したモデルであり、本体が一回り小さくて、その分だけ画面も小さいです。
また、Liteの大きな特徴として、コントローラーの取り外しができません。
コントローラーが取りはずできないのは、ただ不便なだけではなく、ソフトによっては遊び方が制限されてしまうこともあります。
さらに、Liteは映像出力ができないので、テレビに繋いで大画面で遊ぶこともできません。
値段だけにつられてLiteを買えば「思っていた遊び方ができない」と後悔することになります。
必ずLiteを購入する場合は他のタイプとの違いを把握しておくようにしましょう。
Switchを中古で購入するメリットはある?
Switchを中古で買えば場合はどれを選んだとしても、故障のリスクや補償の有無などでデメリットを負うことになります。
しかし、Switchを中古で購入することにもメリットはあります。
新品と中古のどちらで買えば良いのか判断するためにも、メリットについても把握しておきましょう。
高額買取してもらえる
状態や条件などにもよりますが、Switchは人気が高くて値段が落ちにくいので定価と中古で5000円~1万円ほどしか値段の差がつかないこともあります。
また、中古の値段が高いということは、それだけ買取価格も高いということです。
そのため、中古で購入して遊び終わったら買取に出せば、少ない費用でSwitchを遊ぶことができます。
もし、「特定のソフトを少しやってみたい」という場合におすすめです。
ただし、買取価格は店舗や時期などの条件によって変わるため、買取に出す前提であれば事前に買取価格の情報をチェックしておくことも重要です。
限定モデルが入手できる
Switchにはポケモンや動物の森などの限定モデルがいくつかあります。
これらの限定モデルはどれも人気が高くて販売開始直後は手に入れることが難しく、時期が過ぎると生産されなくなってしまいます。
そのため、泣く泣く諦めるという人も多いでしょう。
しかし、手に入れられなかった限定モデルも、購入した人が手放すことで中古品として出回ることもあります。
新品で手に入れることは難しいですが、中古であれば諦めた限定モデルを見つけられる可能性があります。
Switchを中古で購入した嘆きの声
Switchを中古購入する際には故障のリスクや値段など、いくつかのポイントに注意が必要です。
「本当に中古Switchで失敗している人はいるの?」と思っている人もいるでしょう。
しかし、意外と世間ではSwitchを中古購入して失敗と感じている人はいるようです。
実際にSwitchの中古購入をして後悔した人の声を確認してみましょう。
新品と中古の値段の差
実家にSwitch大作戦、失敗!!
Switch本体の新品と中古の値段が1000円くらいしか変わらなかった😱
もしかしてサブ島持てるかもー😆とか思ってた自分をぶん殴ってやりたい😑てかさ。中古なのに値段ほぼ一緒とか何なのさー😭😭😭
— れいしゅん (@honnori357) July 4, 2021
この投稿者はSwitchの2台持ちを検討したようです。
実際に購入したかは不明ですが、新品と中古の値段にあまりにも差がないことで、計画は失敗となってしまいました。
状態が悪くても高い
中古2万で買ったSwitchの症状
左ジョイコンスティック不良(交換済み)
背面スタンド欠損
右スピーカー故障
ファン異音
ジョイコン認識不具合……新品で買った方が良かったんじゃね?
— 🦄🦄🦄🦄🦄になりたい伊702 (@eternalrosebud) August 20, 2022
状態が悪ければ少し安めの値段で売られていることもあります。
しかし、不具合があれば修理は自腹となるので、結果的に新品を購入した方が安くなることもあります。
状態を把握して納得があって購入したのであれば良いですが、状態情報に記載されていない不具合があった場合は購入元に問い合わせる必要があるでしょう。
実際にある中古BAN
やっとSwitch届いた!!!!!!!!!!!!!!!れ!!
のに、BANされてる本体でオンラインが使えません。泣いた。買い直します。中古はクソ。 pic.twitter.com/HZyJMVrn3E
— 松平奈々 (@ma2nanas) April 6, 2020
Switchは改造などの不正使用をしていればアカウントがBANされてしまい、オンラインサービスを利用できなくなります。
「実際にBANされたSwitchが出回ることなんてあるの?」と思う人もいるでしょう。
しかし、残念ながら実際にあることなので注意しましょう。
詳細情報が確認できない中古Switchは購入をやめた方がいい
故障のリスクや値段が落ちないことなどから「Switchの中古購入はやめたほうがいい」と言われることがあります。
しかし、中古Switchのどれもが状態や条件が悪いわけではなく、中には状態が良い物が安く手に入ることもあるでしょう。
中古Switchでハズレを引かないためには、しっかりと状態情報を確認しなければなりません。
どのような情報をチェックすべきか把握しておき、掘り出し物の中古Switchを見つけましょう。
また、中古で良い物が見つからない場合は新品での購入も検討してみましょう。