ハイラックスは買うと後悔する?本当にメリットがない車なのか?

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トラックのようになっていて、ワイルドな海外の映画に登場しそうなデザインがかっこいいハイラックス。

そのデザインに惹かれて購入を検討している人もいるでしょう。

しかし、そのハイラックスを「買って後悔した」と言う人もいるようです。

なぜ、かっこいいハイラックスを買って後悔することがあるのでしょうか?

その原因は何なのでしょうか?

ハイラックスを買って後悔した6つの理由

ハイラックスはデザインがかっこよくて、荷台も便利そうです。

しかし、購入して実際に乗ってみると「買って後悔した」と思う人もいるようです。

ハイラックスの何が原因で後悔することがあるのでしょうか?

理由①:車検の頻度

乗用車の車検は初回が3年後、それ以降は2年ごとです。

しかし、ハイラックスは車両分類が小型貨物車となります。

小型貨物車の車検は初回が2年後それ以降は1年ごとで車検が毎年必要です。

そのため、車検費用も毎年必要となるので、維持も高くなってしまいます。

理由②:荷台の使い方

ハイラックスの荷台に魅力を感じて購入の決断をする人もいるでしょう。

しかし、日本は降水日数が多い国であり、1年のうち降水量が1mm以上の日が100日~150日ほどあります。

そのため、「いざ荷台に荷物を乗せてアウトドアに出かけよう!」と思った日に雨が降ることも少なくありません。

荷台にカバーをかけることもできますが、完全に雨の侵入を防ぐことはできないので荷物が濡れてしまう可能性もあります。

使いたいときに使えなくてガッカリしてしまうことで「買って後悔した」と感じる人もいるようです。

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理由③:運転の感覚

ハイラックスは見た目だけでなく、乗り心地もトラックに近くてワイルドな走りをする車です。

そのため、乗用車に乗りなれていると、車の跳ねが強くて乗り心地を悪く感じる人もいます。

また、荷台に荷物を乗せるとワイルドな走りができず、見た目の印象とは異なっておとなしく走る必要があります。

見た目と走り方のギャップに物足りなさを感じることも、買って後悔する原因と感じる人もいるようです。

理由④:車内の広さ

ハイラックスの後部座席はフラットな3人掛けのベンチ式シートとなっています。

ただし、後部座席のサイズは少し小さめとなっていて、3人座ると狭く感じてしまうようです。

しかし、ピックアップトラックとして考えれば十分な広さでしょう。

また、後期型では後部座席は折りたたみが可能になっていて、車内に荷物を積みやすくなっています。

他にも、後部座席のセンターにアームレストと2つのドリンクホルダーが付いている物などもあり、快適性はあります。

理由⑤:大きすぎる

ハイラックスの全長は5mを超える非常に大きなサイズです。

また、最小回転半径が6.4mと小回りも効きません。

そのため、駐車場は大きなスペースを確保する必要があり、小回りが効かないことで駐車もしにくいです。

住宅街の細い道も苦手となるので、「とにかく大きすぎて困る」と思ってしまう人もいます。

理由⑥:ディーゼル車の悩み

ハイラックスはディーゼル車なので燃料は軽油です。

軽油はガソリンよりも安いので「燃費が良いのでは?」と思う人もいるようです。

しかし、実際には大きな車体を動かすためには、大きなパワーが必要なため、結局は燃費が悪くて維持費が上がってしまうことになります。

また、ディーゼル車特有のエンジン音の大きさや、アイドリング時の空からと鳴る音が気になる人もいるようです。

ハイラックスを買う3つのメリット

ハイラックスには後部座席が狭い、荷台が意外と使えないなどのデメリットがいろいろとあります。

しかし、デメリットだけではなく、メリットもあります。

購入を検討しているのであれば、ハイラックスのメリットも把握しておきましょう。

メリット①:価値が下がりにくい

後部座席や荷台などで不便を感じることもあるハイラックスですが、かっこいいデザインやワイルドな走りなどで人気の高い車です。

また、海外では日本以上の人気があります。

そのため、ハイラックスは価値が下がりにくく、買取に出せば高額買取をしてもらえることも多いです。

高額買取をしてもらえることで、買って後悔したとしても車を売却したお金で次の車を購入する資金が確保できます。

メリット②:故障が少ない

ハイラックスはトラックであり、悪路もガンガン走れるほど頑丈です。

また、国産車ということもあって故障が少ないので、車体の維持費に関しては抑えることができます。

もし故障をしても、外車のように海外から部品を取り寄せる必要もないため、修理費用が抑えられる場合もあります。

メリット③:荷台がある

雨が多くて使いどころに困ることもある荷台ですが、やはり大荷物を乗せられる荷台は便利です。

自転車やサーフボードなどのように少しくらい濡れても平気な物であれば、カバーを被せれば雨でも荷物を乗せて走ることができるでしょう。

また、晴れの日であれば大きな荷物でも、大量の荷物でも運べるので、その便利さを痛感することでしょう。

どんな人がハイラックスを買うべき?

ハイラックスは荷台が付いていたり、車体が非常に大きいなどのクセの強い車でもあります。

では、ハイラックスはどのような人に適した車なのでしょうか?

アウトドア好き

アウトドアでは大きな荷物を多く持って行く必要があります。

特に、キャンプの場合は大型のテントやベッド、数日分の衣類や食材など、荷物が多くて車に乗せきれず、持って行く物を選りすぐることもあるでしょう。

しかし、ハイラックスであれば荷台があるので、荷物の量を気にせずに持って行きたい物を全て持って行くことができます。

また、ハイラックスの荷台をカスタム化してキャンピングカー仕様にする使い方も注目を集めているようです。

当然ながら、ハイラックスは悪路にも強いため、アウトドア好きが車に対して持っている欲求を満たしてくれる車となっています。

目立つ車に乗りたい

ハイラックスは全長5を超える大きな車で、荷台の付いた特徴的なデザインをしています。

そのため、乗用車が並ぶ中にハイラックスが急に現れると注目を浴びることでしょう。

また、ハイラックスにはフロントバンパーやブルバーなどのいろいろなカスタムパーツがあります。

これらで車をカスタムすれば、さらに注目を集めることができるでしょう。

新型ハイラックスに乗りたい

ハイラックスは2020年にマイナーチェンジをしたり、2021年にはGRスポーツなどの後期型が登場するなどの進化を続けています。

これら後期型は後部座席の快適性向上やハンドリング性能やオンロードでの走行性の向上なども行われていて、より乗りやすい車となっています。

これまでも幅広い年齢層に人気があったハイラックスですが、20代や30代からの人気が高まってきていて、「後期型ハイラックスに乗りたい」と思う若い世代が購入することも増えているようです。

ハイラックスはクセはあるが後悔はしない車

ハイラックスは後部座席の窮屈さや荷台の使い勝手などから「買って後悔した」と言う人もいるようです。

しかし、後期型のハイラックスは快適性や走行性が上がっていて、より乗りやすい車となっています。

そのため、「ハイラックスに乗りたい」と言う人もいます。

いろいろなクセはありますがハイラックスは人気が高くて良い車です。

買わなかったことを後悔はしないように、しっかりと情報を集めて購入の検討をしましょう。