バイブはパートナーと愛し合うときや1人で楽しむときなどに使われる定番グッズですが、「まだ使ったことがない」「これから試そうと思っている」という女性もいるでしょう。
しかし、バイブを使ったことがなければわからないこともあり、選び方や使い方で失敗してしまう人もいます。
初めてのバイブで失敗しないためにも、しっかりと事前知識を身につけておきましょう。
バイブってどんなときに使うの?
まだバイブ未経験であり、これから試そうと考えている女性もいるでしょう。
バイブ未経験であれば選び方や使い方などでわからないことも多くありますが、バイブのことは他人には聞きにくいです。
しかし、知識が不十分なままではバイブの選び方や使い方などで失敗してしまう可能性があります。
初めてのバイブで失敗しないためにも、まずはバイブはどのようなときに使う物であるか確認しておきましょう。
ひとりで楽しむとき
女性がバイブを1人で使う場合の主な目的は1人で楽しむためです。
バイブ未経験であれば指を主な道具として使っていることが多いでしょう。
「指で満足できるのに、わざわざバイブを使う意味はある?」と思う人もいるでしょう。
しかし、指では太さや長さが足りず、物足りなく感じたり、スイッチが入るまでに時間がかかったりなどします。
バイブであれば指より太く、指よりも深く挿入することができます。
また、振動による機能で指よりもはるかに強い刺激を与えることが可能です。
そのため、バイブを体験すると、それ以降は1人で楽しむときにバイブが必須となってしまう女性もよくいます。
パートナーと楽しむとき
バイブは1人で楽しむだけでなく、パートナーに使ってもらうこともあります。
バイブ未経験者であれば「同じバイブを使うのであれば、他人に使ってもらう意味はあるの?」と思うこともあるでしょう。
しかし、自分で使った場合と、他人に使ってもらった場合の刺激は全く異なります。
自分で使う場合は自分の手で挿入するので、どうしても強く責められない角度があったりします。
もし、パートナーにしてもらえばその自分では責められない角度での刺激をしてもらうことが可能です。
また、いつも自分で責めているポイントとは違ったポイントを責められたり、責めの強弱や時間などが自分でコントロールできないことなども、1人で楽しむ場合との違いになります。
性感帯の開発をするとき
性感帯を刺激しても、それほど気持ち良いと感じない人もいるでしょう。
それはまだ性感帯が開発されていない可能性があります。
しかし、刺激を続けることで性感帯は徐々に開発されていき、気持ち良いと感じるようになっていきます。
また、体の仕組みとしてすでに気持ち良いと感じている性感帯でも、さらに開発を続けることで、より気持ち良いと感じるようになるでしょう。
そのため、1人で楽しみながら性感帯の開発を同時に進める目的でバイブを使う人もいます。
バイブを選ぶときの4つのポイント
バイブは楽天やAmazonなどでも手軽に購入することができます。
しかし、楽天やAmazonで「バイブ」と検索すると、いろいろな種類の物が出てきます。
そのため、「どれが良いの?」と悩んでしまうこともあるでしょう。
初めてのバイブを選ぶ際にはいくつかのポイントがあるので事前に押さえておきましょう。
ポイント①:素材
バイブの素材は大きく分けるとエラストマー・プラスチック・ポリ塩化ビニールの3種類があります。
人によって相性は異なるので、自分に合った素材を選ぶことが重要です。
しかし、バイブ未経験者であれば、どの素材が良いのか判断できないでしょう。
そのため、最初は質感が人肌に近くて使いやすさを感じやすいエラストマーから試してみると良いでしょう。
もし、エラストマーが試してみて、合わないと感じた場合は別の素材も試してみましょう。
素材はパッケージに記載されていたり、楽天やAmazonなどであれば商品ページに記載されています。
ポイント②:サイズ
バイブにはいろいろなサイズがあり、中には大きい物もあります。
もし、バイブ未経験者がいきなり大きいサイズを選んでしまうと痛みを感じてしまうだけとなる可能性があります。
そのため、バイブを始めて購入する際には実物を見ながら、自分にとって少し小さめと感じる物を選ぶことが望ましいです。
大人のグッズが売っている店舗に入ることができない人は、楽天やAmazonの商品ページに記載されているサイズをチェックしましょう。
また、数字だけで確認するのではなく、そのサイズに近い物を手に取ってみて、サイズ感をチェックしておくようにしましょう。
ポイント③:パワー
バイブにはパワーが非常に強力な物もあります。
サイズと同様に、未経験者がハイパワーの物をいきなり使うと痛みを感じたり、刺激が強すぎたりなどしてしまいます。
そのため、楽天やAmazonなどの商品ページをチェックして、強力なパワーをウリにしている物は避けましょう。
また、未経験者であれば標準のパワーでも刺激が強すぎると感じる場合があるので、パワーの強弱が調節できる物を選ぶようにしましょう。
ポイント④:機能
バイブにはピストン運動や回転運動などする機能や仕組みが付いた物もあります。
中には豆部分を吸引する高性能で人気の高い種類もあります。
しかし、未経験者であればいろいろな機能や仕組みを持った物を試すよりも、スタンダードな物を試しながら慣れていくことが重要でしょう。
機能や仕組みのある物はバイブに慣れてから自分に合った物を探すようにしましょう。
バイブはどうやって使うの?
バイブ未経験者には「使い方もよくわからない」という人もいます。
いきなり挿入してしまうと痛みを感じてしまうことになるので、正しい使い方の手順を知っておきましょう。
使い方①:まずは前戯
バイブはいきなり挿入してはいけません。
まずは下着の上からで良いので、手で性感帯を刺激しましょう。
手の代わりにバイブを振動させずに性感帯を擦るように刺激しても良いでしょう。
これらには気分を高める意味があります。
また、気分が高まってきたら、振動させたバイブを性感帯に当てて刺激しても良いでしょう。
使い方②:ゆっくり挿入
気分を高めることができればバイブを挿入します。
バイブの挿入時は振動を切っておきます。
このとき、勢い良く挿入すると痛みを感じてしまうので、ゆっくりと挿入しましょう。
未経験者であればゆっくり挿入しても痛みを感じることもあります。
そのような場合はゆっくりと痛くないポイントや角度を探りながら挿入しましょう。
もし、どうしても痛みを感じる場合は無理をせずに中断しましょう。
焦らずに何日もかけ、何度も挑戦していくうち、徐々に体が慣れて挿入できるようになります。
使い方③:最初は弱めで
バイブが挿入できればしばらく触らずにそっとしておきましょう。
これにはバイブが体の中で馴染ませる意味があります。
体に馴染んだら、振動させたり、出し入れしたりなどして刺激を与えます。
このときにはいきなり激しい刺激を加えず、挿入時と同様に軽めの刺激から始めるようにしましょう。
使い方④:ポイントを探す
刺激に慣れてきたら、気持ちいポイントや角度を探してみましょう。
人によって気持ちいポイントや角度は異なるため、自分で見つけるしかありません。
また、気持ち良く感じるバイブの強さや動かし方なども探っていきましょう。
使い方⑤:刺激を強めていく
気分も十分に高まり、バイブの刺激にも慣れてきたら、徐々に刺激を強めていきましょう。
特に、果てる直前では自分が気持ちい良いと思えるポイントを激しく責めるようにしましょう。
ただし、あまり激しい動かし方をするとデリケートな体内を傷つけてしまう可能性があります。
初めは控えめにして、力加減も使いながら徐々に見つけていくようにしましょう。
注意:バイブは常に清潔にする
バイブを使い終わった後は虚無感に襲われて、動くことが面倒と思うこともあるでしょう。
しかし、バイブはデリケートな体に挿入して使うので、不清潔にしていると多々問題があります。
そのため、バイブは使い終わったらすぐに洗って清潔を保たなければなりません。
「バイブにゴムを被せて使えば洗う手間が省けるのでは?」と思う人もいますが、手に持って使ったり、体液が付着などすることもあるので、やはり洗うことが望ましいです。
ただし、バイブは機械なので濡らしてはいけない部分もあります。
多くの場合は説明書に手入れの方法が記載されているので、その指示に従って清潔を保つようにしましょう。
バイブ上級者の使い方とは?
バイブでも使っているうちに慣れてしまうことがあります。
しかし、バイブ上級者には使い方を工夫して、新しい刺激を探求する人もいます。
中にはあまりおすすめできない使い方もありますが、バイブ上級者を目指す意味でも参考のためにいろいろなバイブの使い方を知っておきましょう。
いろいろな種類を試す
バイブにはいろいろな機能や仕組みを持った物があります。
例えば、ピストン運動や回転運動する物、豆を吸引する物などの物です。
また、同じ機能を持つ物でもサイズや形が違ったり、メーカーが異なったりなどすると、刺激も変わってきます。
バイブ上級者には、それら数多くあるバイブを試していろいろな刺激を楽しんでいる人もいます。
中には、バイブを試しすぎたことで評論家のように詳しくなったり、コレクターのようになっている人もいるようです。
固定してしまう
バイブを使って果てれば、そこでひと段落となるでしょう。
しかし、上級者の中にはバイブを抜けないように固定して、果てようが関係なしに刺激を与え続ける状況を楽しむ人もいるようです。
楽しみ方の例としては、一人暮らしで休日に家から出ることがない場合に挿入状態で1日過ごすなどでしょう。
また、ずっと刺激され続けることはキツイと感じる場合は、タイマー付で時間がくると振動で知らせてくれる時計などを仕込んで、不意に刺激に襲われるという楽しみ方をする人もいるようです。
責め続ける
バイブを使って果てても強制的に責め続けるための方法として、バイブを固定する方法があります。
しかし、バイブ上級者となった人の中には、バイブを固定する必要なく、果てても自分の意思で責め続けられる人もいるようです。
自らの意思で刺激を与え続けるには、強い精神力や忍耐力などが必要であり、初心者に真似をすることは難しいでしょう。
バレないようにこっそり
バイブはパートナーと使ったり、1人で楽しんだりなどする物です。
しかし、中には人のいる場所でこっそりとバイブを使うことに興奮を感じる人もいるようです。
こっそりと人のいる場所でバイブを使う代表例としては、バイブを固定して服を着ることでしょう。
バイブではサイズも音も大きいので、ローターを使う人もいます。
また、タイマーと振動の機能が付いた時計を利用して、人のいる場所で不意に襲われる刺激を楽しむ人もいるようです。
当然ながら、こっそりであっても人前で使っているとバイブのことがバレる可能性はあります。
また、バレたときのリスクが大きすぎるのでおすすめはできません。
もし、こっそりと楽しむ場合は何があっても自己責任ということを理解しておきましょう。
バイブの使い方と選び方を知っておこう
バイブをまだ使ったことがなく、これから使いたいと思っている人もいるでしょう。
そのような場合は事前に選び方や使い方を把握しておかないと、使ったときに痛みを感じたり、気持ち良いと感じられなかったりなどする可能性があります。
このような失敗を避けるためにも、バイブの選び方や使い方を事前に把握しておくようにしましょう。
また、バイブに慣れてきたら上級者を目指して、バイブのを固定して強制的に刺激を与え続けたり、タイマーと振動の機能付きの時計で不意な刺激を与えるなどの楽しみ方にも挑戦してみましょう。