妊婦さんでお腹が出る人と出ない人の特徴8選!心配事や解消法は?

未分類

妊婦さんの中には「お腹が出る人と出ない人がいる」というのを聞いたことがありませんか?

これは医学的に根拠があるわけではないものの、実際に差を感じている妊婦さんが多いのは事実。

なぜそう感じるのか、お腹が出る人と出ない人の特徴を探っていきましょう!

妊婦さんでお腹が出る人と出ない人の特徴8選!

妊婦さんのお腹が出やすいか出にくいかの違いには、骨盤や腹筋、羊水の量などが関係しているのではないかといわれています。

とはいえ前述のとおり、医学的に証明されているわけではありません。

あくまでも傾向としてというのを大前提に、お腹の大きさに差が出る理由をいくつかご紹介します!

①腹筋がない/ある

腹筋がある女性の方が、お腹が出にくいといわれています。

これは腹筋によって子宮が前に出るのを抑えられ、横に広がるように大きくなるからだそうです。

こちらはフィットネストレーナーをしている女性で、妊娠中も変わらずトレーニングを続けていたそう。

その結果、

36週の臨月にも関わらず、引き締まった体をしていますね!

出産直前にしてはお腹の出が少ないと感じる人もいるでしょうか?

ただ、激しい運動やお腹への負荷はトラブルを招く危険性もあるので、お腹を目立たせたくないからといって真似することはおすすめできません。

たとえ軽い運動であっても、まず医師に相談して許可を得てから行うようにしてくださいね!

②骨盤の形

骨盤にはさまざまな形があり、人それぞれ違います。

よく骨盤が広い方が赤ちゃんをしっかり支え、安定するためお腹が出にくいといいますが、これも絶対ではありません。

ただ安産になるかどうかに関しては、骨盤の形が重要とのこと。

赤ちゃんがスムーズに通れるような広さや形をしていると、安産に繋がりやすいといわれています。

③初産婦か経産婦か

初産婦さんよりも経産婦さんの方がお腹が出やすい、というのもよく耳にしますよね。

たしかに初めて妊娠した時よりも、2人目以降の方が出やすかったという声は多いよう。

これは一度妊娠を経験したことで、子宮の筋肉が伸びやすくなっているからなんだそうです。

1人目の時よりもお腹が出るのが早いと感じる理由はこれだね。

とはいえ子宮が大きくなりやすいからといって、必ずしもお腹が大きくなるとは限りません。

もし初産なのに早い時期からお腹が出てきたり、逆に経産婦なのになかなか目立たなかったりといった場合でも、それだけで心配する必要はないでしょう。

④子宮の位置

子宮の位置はほとんどの人が前屈であるものの、約1~2割の確率で後屈になっている人がいるようです。

後屈タイプの人は子宮が背中側に傾いているため、お腹が出にくいのだとか。

実際に子宮後屈の妊婦さんからは、

お腹があまり出ないことを心配したり、目立たないことを指摘されて落ち込んだりする声が上がっていました。

しかし一方で、

子宮後屈と診断されたのに、お腹が目立ってきて戸惑っているママも。

子宮の位置が違っても、お腹の出方に必ず影響するわけではないようです!

⑤身長が小さいか大きいか

身長が低い人と高い人を比べると、低い人の方がお腹が出やすく、高い人は目立たないといわれています。

低身長では縦面積が小さい分、前に突き出るようにお腹が大きくなるんだそう。

Twitter上の声を見てみると、

実際に先生や助産師さんからそういわれたという人もいました。

お腹の出やすさと身長の大きさは、少なからず関係があるのかもしれませんね!

⑥赤ちゃんの性別

赤ちゃんの性別によってお腹の出方が違うという噂もあります。

女の子の場合は横に広がって丸みを帯びた形、男の子の場合は前に突き出た形になる傾向があるとのこと。

そのため病院での性別診断の前にお腹の出方で性別を予想する人もいるようですが、これは単なるジンクスであって信憑性はありません。

あまり信じすぎず、先生に診断してもらうまで楽しみに待ちましょう!

⑦羊水量が多いか少ないか

羊水量が多いと、お腹が大きくなることがあるようです。

羊水が増えすぎて「羊水過多症」になると、ママの体に負担がかかったり、破水や早産といったリスクにつながるため注意が必要です。

とはいえ、もちろんお腹が大きい=羊水が多いというわけではありません。

羊水の量はエコーでわかるので、健診で問題がなければそこまで気にする必要はないでしょう。

⑧単胎妊娠か多胎妊娠

お腹の赤ちゃんが1人なのか、もしくは双子以上なのかというのも、お腹の大きさに影響してくるようです。

こちらの女性のお腹をご覧ください。

左が双子、右が単胎を妊娠中のお腹だそうです。

たしかに大きさが全然違う…!

違いがわかりやすいように同じ服を着て撮影しているようですが、写真を見る限りその差は明らかですね!

やはりお腹の中の赤ちゃんが多ければ多いほど、その分お腹は大きくなるようです。

妊婦さんでお腹が出る人出ない人の心配事

妊娠中はちょっとしたことでも不安になり、敏感に反応してしまうもの。

お腹の出方も例外ではなく、お腹が出る人と出ない人それぞれに不安や悩みがあるといいます。

ここでは多くのママが持つ心配事について調べてみました。

妊婦さんでお腹が出る人は産後ちゃんと元に戻る?

あまりにお腹が大きくなりすぎると、出産した後にちゃんと元通りになるのか心配になりますよね。

大きくなった子宮は、産後だいたい4~6週間ほどかけて少しずつ元に戻るそうです。

しかし伸ばされていた皮膚に関しては、場合によっては元に戻りにくく、たるみの原因になってしまうことも!

ただこれは「骨盤の歪み」や「運動量」が問題となってくるため、お腹が出る人と出ない人というのは関係なく誰でも起こりうるものです。

可能であれば産後の骨盤矯正を行っているクリニックに通ったり、無理のない程度に腹筋を鍛えたりするなどして予防しましょう!

妊婦さんでお腹が出ないと赤ちゃんがダウン症の可能性?

お腹があまり出ないことで、「もしかして赤ちゃんが小さいのかな…」と不安に思うママもいるのではないでしょうか?

中には赤ちゃんが小さい原因として、ダウン症などの障害があることを心配する人もいるかもしれません。

たしかに赤ちゃんの発育が進まない原因の一つに、染色体異常や先天的な奇形があるといわれています。

ダウン症は約700人に一人の確率で生まれるといわれ、ママの年齢によっても変わってきます。

高齢出産だとリスクも高まるため、当てはまるママは余計に不安を感じてしまうでしょう。

しかし赤ちゃんが小さいからといって、必ず異常があるわけではありません。

体は小さめでも元気いっぱいの赤ちゃんもいますし、エコー検査での推定体重には誤差もあります。

測り方や先生によって数百グラムの差は全然あるみたい。

そもそもお腹があまり大きくならず目立たない場合でも、赤ちゃんの大きさは標準サイズであることがほとんど。

またずっと小さいと指摘されていても、後半になってグングン大きく成長したりすることもよくあるので、気にしすぎないようにしましょう。

妊娠中に急にお腹が大きくなる時期がある?

だいたい妊娠5~6ヶ月ごろからお腹のふくらみを感じ始めるママが多いよう。

胎児の成長とともに少しずつ大きくなっていくお腹を見ると、より一層愛しさが増しますよね!

ところがママたちによると、急にお腹が大きくなる時期が存在するというのです。

その時期というのが、妊娠後期にあたる8~9ヶ月ごろ。

後期に入った途端、お腹が急激に大きくなってビックリしたという声は少なくないのです。

それまでは妊婦でも色々と普通にできていたのですが、急にお腹が邪魔になりしゃがんだりする姿勢が取りづらくなりました

今まで履けていた普通のパンツが急にきつくなって苦しかった。急いでマタニティー用のパンツを購入しに行きました。

急に動きが制限されたり、服がキツくて着れなくなったりすると困ってしまいますよね。

でも問題はそれだけじゃないの!

お腹が大きくなることで、皮膚が急激に伸ばされて「妊娠線」が現れることも。

実はこの妊娠線、一度できてしまうと消えないのだとか…!

ただ、必ず予防できるわけではありませんが、初期のころからクリームなどで保湿をしておくと現れにくくなるそうです。

大きくなってから焦ることがないように、「妊娠中は急にお腹が大きくなる時期もある」ということを頭に入れて、早めからいろいろ準備をしておきましょう!

妊娠中はお腹をさすってはいけない?赤ちゃんに影響がある?

お腹が大きくなってくると、なんとなく触ってみたり、さすってしまったりするママも多いのでは?

しかし、妊娠中はお腹をさすってはいけないといわれています。

その理由としては、お腹に刺激を与えることで子宮が収縮し、お腹が張ってしまうからだそう。

お腹の張りは、「子宮頸管の短縮」や「子宮口の開大」といったトラブルに繋がりやすく、早産を引き起こすリスクを高めてしまうのだとか。

とはいえ絶対に触ったりさすってはいけないわけではなく、優しくなでるように触るだけなら問題はないようです。

あまり神経質になりすぎず、赤ちゃんとふれあう時間も大切にしたいですね。

ただ、もし張りや違和感を感じた場合は控えましょう!

妊婦さんでお腹が出る人と出ない人の特徴と心配事の解消法!まとめ

本記事では妊娠中にお腹が出る人と出ない人の特徴や、多くの妊婦さんが感じている不安や悩みなどについて調査してきました。

  • お腹が出る、出ないについて医学的根拠のある理由は今のところない
  • 証明はされていないが、傾向としてはいくつか要因がある
  • お腹の大きさだけで不安を感じる必要はない!

妊娠中はつい検索魔になりやすく、ネットの情報を鵜呑みにしてしまいがち。

しかしあまり振り回されないようにして、限りあるマタニティライフを楽しく過ごしたいですね!