ステッパーは自宅から出ることなく、手軽に運動ができます。
そのため、ダイエットに使っている人も多くいるでしょう。
しかし、そのステッパーは「いくら使っても効果がない」と言われることがあります。
本当にステッパーは運動やダイエットなどに効果がないのでしょうか?
また、なぜステッパーで効果が得られない原因にはどのようなものがあるのでしょうか?
ステッパーは効果がないと言われる3つの原因
ステッパーは効果がないと言われることがあります。
しかし、それはステッパー自体に効果がないのではなく、正しく効果が得られていない可能性があります。
ステッパーの効果が得られなくなる原因はいくつかあります。
では、その原因にはどのようなものがあるのでしょうか?
原因①:継続しない
ステッパーに限らず、運動やダイエットは継続しなければ効果が出ません。
そのため、数日や数週間ほど続けて、飽きてしまったり、効果が出ないからとやめたりなど、効果が出るまでに諦めてしまう人もいます。
また、効果が得られなかったと勘違いしたことで「ステッパーは効果がない」と思ってしまうこともあるようです。
運動やダイエットは継続することが重要なため、効果が出るまで続けるようにしなければなりません。
原因②:意外と大変
ステッパーは自宅で、手軽に運動ができることから、愛用している人もいるでしょう。
しかし、ステッパーは意外と固くて、ステップを踏むためには意外と力を使います。
「手軽に運動ができる」と思ってステッパーを購入した人は、思ったよりも大変な運動と感じることで、いつからかステッパーを使わなくなってしまいます。
ステッパーによって固さは異なるので、購入前に試すようにしましょう。
もしくは、固さを調節できる物を選ぶと良いでしょう。
原因③:効果が下半身に偏る
ステッパーは足腰やお尻、お腹などの下半身の筋肉を鍛えることには適しています。
しかし、二の腕や顎下、背中などの上半身の筋肉は鍛えにくいです。
そのため、効果が出るまでステッパーを使っても、下半身に効果が偏ってしまいます。
もし、上半身のダイエットも目的にしていた場合は、ステッパーだけでは目的達成ができないので、「効果がない」と感じてしまう人もいるようです。
上半身の筋肉を鍛えたい場合は、ステッパー以外の方法も合わせて行う必要があります。
ステッパーで効果を得るためのコツ
ステッパーは運動やダイエットに効果がないわけではありません。
効果が出ないと感じる原因は、効果が出るまでにやめてしまったり、ステッパーの効果と目的が一致していなかったりなどするためです。
では、ステッパーの効果を正しく得るには、どのような使い方をすれば良いのでしょうか?
習慣化させる
ステッパーは効果が出るまで継続しないといけません。
また、継続してもステッパーを使う頻度が少なくてもいけません。
そのため、昼夜は問わないので、まずは1日1回はステッパーを使うようにしましょう。
1日1回が難しい場合でも週に4回は使うことを心がけましょう。
毎日のように使って習慣化させることで、ステッパーでの運動が継続しやすくなります。
1回30分以上は行う
脂肪が燃焼を始めるのは運動を始めてから20分ほどしてからです。
そのため、ステッパーを使う場合は最低でも1回30分は続けるようにしましょう。
もし、30分以下でやめてしまうと、脂肪が少ししか燃焼しなかったり、全く燃焼せずに終わってしまいます。
ステッパーを使う際には30分の計測ができるように、ストップウォッチを使ったり、いつから運動を始めたのか時間を確認しておくようにしましょう。
事前にストレッチをする
ステッパーは意外と固くて足腰に負担がかかります。
そのため、使う前にはストレッチをして筋肉をほぐしておきましょう。
筋肉をほぐしておくことで筋肉がスムーズに動きやすくなり、運動の効果を高めたり、怪我を防いだりなどすることができます。
また、ステッパーは1回30分が目安ですが、負担が大きいと感じる場合は慣れるまで短い時間で運動を行うと良いでしょう。
効果でステッパーを選ぶ
ステッパーにはいくつかの種類があり、それぞれ種類によって得られる効果が異なります。
そのため、効果に合わせてステッパー選びをすることも重要です。
では、ステッパーにはどのような種類があり、どのような効果の違いがあるのでしょうか?
ストレートステップタイプ
ストレートタイプのステッパーはその場で足踏みをするようにしてステップを踏みます。
ステッパーとしてスタンダードなタイプでしょう。
難しい動きが必要なく、バランスも取りやすいので、誰でも比較的簡単に扱うことができます。
ストレートタイプでは大腿四頭筋という太ももの筋肉を主に鍛えることができます。
そのため、太ももを引き締めたい人におすすめです。
また、大腿四頭筋は大きな筋肉なので、鍛えることで基礎代謝を上げる効果も期待できます。
ツイストステップタイプ
ツイストタイプは踏み込むことでステップが回転して体をツイストさせることができます。
体がツイストすることで、腹斜筋というお腹のサイドにある筋肉を鍛えることができます。
そのため、脇腹を引き締めたい人におすすめです。
ただし、踏み込むと体がツイストするのでバランス感覚が必要であり、ストレートタイプと比べると使いこなすには慣れが必要な人もいます。
サイドステップタイプ
サイドタイプは踏み込むとステップが横方向に動きます。
このサイドに移動する動きによって、内転筋という太ももの内側にある筋肉が鍛えられます。
内転筋を鍛えることで、脚からお尻にかけてのラインが綺麗になる効果が期待できるでしょう。
ステッパーの選びで重要な3つの項目
ステッパーは種類によって効果が異なるので、種類選びが重要です。
また、同じ種類でもステッパーによって性能が異なります。
そのため、どのステッパーを購入すれば良いのか悩んでしまう人もいるでしょう。
ステッパー選びでは特に重要な項目が3つあるので、悩んだ場合はこれらの項目からチェックすると良いでしょう。
静音性
ステッパーはステップを踏み込んだ際に大きな音がなってしまう物があります。
もし、ステッパーの音が大きすぎると、家族が見ているテレビや勉強している子供の邪魔になったり、マンションであれば下や隣の部屋に迷惑をかける可能性があります。
そのようなことを防ぐためにも、ステッパーは使ってもなるべく音が出ない物を選ぶようにしましょう。
耐久性
ステッパーは毎日のように30分は使い続けることになります。
そのため、耐久力のない物を選んでしまうと、意外とするに壊れてしまうこともあります。
ステッパーを購入する際には、連続使用可能時間を確認したり、ステップ周辺の部品の素材を確かめるなど、耐久力を確認しておきましょう。
デザイン性
ステッパーは効果が出るまで継続しなければいけません。
そのため、ステッパーはすぐに使えるように部屋に置きっぱなしとなることもあります。
もし、デザインが悪ければ置きっぱなしにしたくなくて、毎回片付けることになる場合もあるでしょう。
毎日ステッパーを片付けることに面倒さを感じてしまうと、いつしか運動をやめてしまう原因となってしまう可能性があります。
また、単純にデザインが悪いと気分が上がらずに運動をやめてしまうこともあります。
デザインは効果自体に直接的な影響はありませんが、運動を継続させるモチベーションには影響を与えることがあるので注意しましょう。
ステッパーは継続すれば効果が出ないことはない
ステッパーは「効果がない」と言われることがありますが、継続をすれば効果は出るでしょう。
効果を得るコツとして1回30分以上の運動が必要です。
そのため、ストップウォッチを使ったり、いつから運動を始めたのか時間を確認するなどして、運動の時間を測るようにしておきましょう。
また、ステッパー選びも運動を継続には重要です。
自分に合った物を選び、運動を習慣化させて、効果が出るまでステッパーを使い続けましょう。