ミルワームは何の幼虫?成虫になったときの正体と繁殖・飼育方法

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ペットショップでは小動物の生き餌としてミルワームが販売されています。

ミルワームを購入したことのない人の中には、「ミルワームって何の幼虫?」と疑問に思ったことのある人もいるでしょう。

また、ミルワームを購入している人の中には「ミルワームって繁殖させられるの?」と思ったことのある人もいるでしょう。

では、ミルワームはどのような虫の幼虫であり、繁殖させることは可能なのでしょうか?

ミルワームって成虫になるの?

ミルワームはペットショップなどで生き餌として手軽に購入することができます。

ミルワームを購入したことがない人の中には、「何の幼虫?」「そもそも成虫になるの?」などと疑問に思ったことのある人もいるでしょう。

まずはミルワームとはどのような虫であるか確認しておきましょう。

ミルワームとは?

ミルワームは爬虫類やハムスターなどの小動物用の生き餌としてペットショップで購入が可能です。

ただし、生きたものではなく、乾燥したドライタイプもあります。

また、ミルワームには3cmくらいの小さめのサイズと、大きさが5cmもあるジャイアントミルワームの主に2種類があります。

1カップに100匹~150匹ほど入って、数百円と手軽に購入できるため、生き餌として重宝している人は多いでしょう。

(※この直下にミルワームと成虫の画像があります。虫が苦手な方は注意してください)

(※虫の画像は下のものだけです。以降は登場しないのでご安心ください。)

ミルワームって何の幼虫?

ミルワームはゴミムシダマシという虫の幼虫です。

ただし、小さいサイズと大きいサイズで種類は異なります。

小さなミルワームはチャイロコメノゴミムシダマシという種類で、大きなジャイアントミルワームはツヤケシオオゴミムシダマシという種類の幼虫です。

ゴミムシダマシは食品害虫となっていて、穀粒・穀粉・飼料などに混入することもあります。

ミルワームは成虫になる?

購入した100匹~150匹ものミルワームが一斉に成虫になれば大変です。

そのため、「ペットショップで売られているミルワームは成虫にならないようにされているのでは?」と思う人もいるでしょう。

しかし、ミルワームは成虫になります。

しかも、成虫になるための条件はそれほど難しくありません。

そのため、購入したミルワームは早く餌として使い切らないと、成虫になってしまうこともあります。

成虫になった場合は?

ミルワームは勝手に成虫となってしまうことがあります。

ゴミムシダマシは、いかにも飛びそうな見た目をしていますが基本的には飛ぶことがありません。

そのため、脱走の心配は少なくて済むでしょう。

また、ミルワームの繁殖はそれほど難しくはありません。

もし、成虫が出てきたのであれば、ミルワームの購入費用を節約する目的で繁殖に挑戦しても良いでしょう。

ミルワームの繁殖方法

ミルワームは高価な生き餌ではありません。

しかし、購入を続ければそれなりの負担にはなるでしょう。

ミルワームの繁殖は難しくないので、節約のために繁殖にも挑戦してみましょう。

繁殖に必要な物

ミルワームの繁殖に必要な物は以下の3つだけです。

  • ケース
  • 床材

ケースは100均で購入できるようなプラスチックの飼育ケースで十分です。

成虫になっても飛ぶことはありませんが、稀に飛ぶこともあるので念のために天井部分にネットをかけておくと安心でしょう。

ミルワームは雑食性で魚から野菜、パン粉など、何でも食べます。

ただし、ミルワームの飼育では餌と床材が兼用することが多いです。

ミルワーム用の床材として小麦粉を作る際に出る「ふすま」という粉末が売られています。

「ふすま」を使えば、床材と餌の両方の役割をしてくれます。

「ふすま」以外の餌は週2回ほど、水分補給を兼ねて水分の多い葉物野菜を与えると良いでしょう。

繁殖に適した環境

ミルワームの繁殖に適した気温は18℃~30℃です。

そのため、寒い季節以外であれば基本的には25℃くらいを目安に飼育すれば問題ないでしょう。

ただし、早く成長してほしい場合には30℃くらい、ゆっくり成長してほしい場合には20℃くらいと、温度の調整が必要になります。

また、冷蔵庫の野菜室に入れておけば仮死状態にすることができ、常温に戻せば復活します。

仮死状態にすると数週間は成長させずに保存が可能です。

しかし、仮死状態のまま死んでしまうこともあり、死んだミルワームは黒く変色します。

どうやって繁殖させるの?

ミルワームの繁殖で特にすることはありません。

温度に注意して定期的に餌をやり、糞や脱皮などで汚れてきたときに床材を掃除をするくらいです。

ただし、成虫の寿命は1カ月~3カ月ほどで、500個くらいの卵を産みます。

そのため、小さいケースで飼育していると、あっという間にミルワームが過密状態になってしまうので注意しましょう。

目安は横幅15cmのケースに100匹~150匹ほどです。

ミルワームを飼育する場合の注意点

ミルワームを繁殖させる場合には過密状態にしないように注意が必要です。

ミルワームや成虫のゴミムシダマシは雑食性で何でも食べるので、過密状態になっていると共食いをしてしまいます。

そのため、幼虫・蛹・成虫でケースを分けるようにしましょう。

また、飼育ケースとして発泡スチロールを使うことは避けましょう。

ミルワームは体内にプラスチックを分解する微生物を持っています。

さすがに硬いプラスチックの飼育ケースを瞬時に分解はしないでしょう。

しかし、薄い発泡スチロールであれば分解されてしまう可能性があります。

また、ミルワームがプラスチックを食べると有害物質を体内に蓄積する可能性があり、それを餌として食べるペットに悪影響を与えてしまう可能性も考えられるでしょう。

ミルワームを餌に使う場合の注意点

ミルワームの繁殖はそれほど難しいものではありません。

ただし、繁殖させたミルワームをペットの餌として使う場合にはいくつか注意点があります。

かわいいペットに繁殖させたミルワームで悪影響を与えないためにも、それらの注意点を把握しておきましょう。

頭は潰しておく

ミルワームの頭は固いので、ペットによっては食べられなかったり、消化できなかったりなどします。

また、ミルワームは噛む力が意外と強いです。

もし、体の大きなジャイアントミルワームに噛みつかれれば、ペットがミルワームを食べたがらなくなる場合もあります。

最悪のケースとして、生きたジャイアンとミルワームを丸呑みにしたペットが内臓を食い破られた事例もあるようです。

ペットの安全を守るためにも、ミルワームは頭を潰すか、切り落としてから与えるようにしましょう。

与えすぎない

ミルワームは高カロリーですが栄養がたくさん摂れるわけではありません。

そのため、ペットのご飯をミルワームだけにしてはいけません。

ペットの栄養バランスを考えて、他の餌も与えてあげるようにしましょう。

ミルワームに与えてはいけない餌

ミルワームは雑食性で何でも食べます。

ただし、与えた餌の成分が体に蓄積されたり、餌を与えた直後であれば体内に消化前の餌が残っていたりなどする可能性があります。

ミルワームが食べても平気な物でも、そのミルワームを食べるペットにとっては毒となる物もあります。

ハムスターやトカゲであれば、ネギやニンニク、アボカドなどを食べてはいけません。

もし、ミルワームにこれらの餌を与えていた場合、間接的にハムスターやトカゲがネギやニンニクなどを食べることになってしまいます。

大切なペットが口にする物なので、注意してあげましょう。

ミルワームを成虫にして繁殖させてみよう

ミルワームは手軽に購入できる生き餌として重宝している人もいるでしょう。

そのミルワームは成虫になると、小さいものはチャイロコメノゴミムシダマシ、大きなジャイアントミルワームはツヤケシオオゴミムシダマシになります。

ペットショップで購入してきたミルワームでも成虫になるので、餌代の節約として繁殖に挑戦してみても良いでしょう。

ただし、ペットの安全を守るために、ジャイアントミルワームの嚙みつく力の強さや、ミルワームに与える餌などには注意してあげましょう。