「なんてこったパンナコッタ」の起源は親父ギャグ?元ネタや返しを調査

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メッセージやSNS、会話などで「なんてこったパンナコッタ」というギャグが使われることがあります。

このギャグを「いつの間にか知っていた」という人もいるでしょう。

知らないうちに覚えてしまったことから、その元ネタを知らない人もいるでしょう。

では、「なんてこったパンナコッタ」とは誰のギャグなのでしょうか?

また、言われた際には、何と返したら良いのでしょうか?

「なんてこったパンナコッタ」って何?

「なんてこったパンナコッタ」のギャグを、「何となく知っている」という人は多いでしょう。

しかし、その元ネタを知らない人も意外といます。

では、このギャグはもともと誰のものだったのでしょうか?

吉本新喜劇中のギャグ

「なんてこったパンナコッタ」は吉本新喜劇で使われているギャグです。

また、ギャグの持ち主は浅香あき恵さんです。

劇中で追い込まれる展開となった際に、「なんてこった」というセリフに、ダジャレとして「パンナコッタ」がくっつけられます。

辻本茂雄のギャグ?

「なんてこったパンナコッタ」は浅香あき恵さんのギャグです。

しかし、辻本茂雄さんのギャグとして紹介されることもあります。

これは、浅香あき恵さんが「なんてこったパンナコッタ」と言った際に、辻本茂雄さんが「聞きました?」「今時ダジャレって!」などとイジリました。

そのイジリが受けたことで、イジリまでがギャグとしての一連の流れとなり、浅香あき恵さん以外の出演者も使うようになりました。

また、「なんてこったパンナコッタ」は辻本茂雄さんの座長公演でのネタとなっています。

そのため、辻本茂雄さんの公演でのネタということから、辻本茂雄さんのネタとして紹介されることもあるようです。

日常使いされることもある

「なんてこったパンナコッタ」は会話やSNSなどで使われることもあります。

そのため、「いつの間にか知っていた」という人も多いでしょう。

しかし、今は元ネタが吉本新喜劇とわかりました。

元ネタを知った機会に「なんてこった」の状況になったときは使ってみましょう。

もし、誰かに言われたときは王道の流れとして、イジリで返しましょう。

ただし、相手が元ネタの流れを知っているとは限りません。

イジリで返して変な空気とならないように注意しましょう。

辻本茂雄のその他のギャグは?

新喜劇には「なんてこったパンナコッタ」以外にもいろいろな定番ギャグがあります。

また、辻本茂雄さんも定番ギャグを持っています。

では、辻本茂雄さんは他にどのようなギャグを持っているのでしょうか?

フランスパン

今ではあまり見られなくなりましたが、辻本茂雄さんと言えばアゴイジリが定番ネタでした。

アゴイジリには「しゃくれ本茂雄」と呼ばれたり、「アご苦労さん」と言われたり、「クッキングパパですか?」と間違われたりなどがあります。

これらのアゴイジリは連発で続くことが多く、その都度に辻本茂雄さんがキレのある返しをします。

また、最後は他の演者が辻本茂雄さんのアゴをフランスパンと間違えて触れ、アゴであったことに驚いて「アゴや」と観客に向かって報告するのが鉄板ネタでした。

ローテーショントーク

ローテーショントークは、主に辻本茂雄さんがヤクザ役で、2人の弟分役を引き連れているときに使われたギャグです。

不必要なローテーションして数人でセリフ区切り、最初は1人1つのセリフごとにくるくるとローテションします。

徐々にローテーションのテンポが上がり、徐々に1人で言えば良いことを3人で分割して話し出すギャグです。

他の演者が「どうして回るんですか?」と聞くと、ローテーショントークの説明がされます。

その説明も「ローテーショントークとは」「交代に」「喋ることを」「言う」と3人で交代しながら話します。

また、派生系としてミュージカルトークや民謡トーク、ウエストサイドストーリートークなど、いろいろいろな種類があります。

許してやったらどうや

「許してやったらどうや」は山田亮さんのギャグで、セリフが訛ってイントネーションがおかしくなったことで生まれました。

これも「なんてこったパンナコッタ」と同様に、辻本茂雄さんが拾い上げたことで定番の流れとなりました。

しかし、その後は辻本茂雄さんがギャグとして使っていて、前振りを必要としない形ができています。

茂造じいさん

茂造じいさんは辻本茂雄さんが演じるキャラクターの1つです。

ライン入りジャージと杖シワのメイクと白髪のかつらがトレードマークになっています。

茂造じいさんは破天荒な性格をしていて、劇中では問題を大きくしたり、場の空気をかき乱したりなど、ドタバタした展開を作ることが多いです。

また、杖でセットを叩いて階段を滑り台にするなどの舞台装置を操ることもあります。

吉本新喜劇の強烈キャラ

吉本新喜劇は王道のお笑い舞台ですが、中には茂造じいさんのようにインパクトの強い強烈キャラもいます。

では、茂造じいさん以外には、どのようなキャラクターがいるのでしょうか?

すち子

すち子はすっちーさんが演じるおばちゃんキャラです。

吉田裕さんとの乳首ドリルのギャグが有名でしょう。

もともとはビッキーズという漫才コンビで活動していました。

漫才の前に観客席に飴を撒くという独特なつかみをしていましたが、漫才自体はスピーディーな王道のしゃべくり漫才でした。

しかし、2007年にコンビが解散したことで、すっちーさんは現在の芸名である「すっちー」に改名して、ピン芸人になって新喜劇に入団します。

すち子のキャラができたのは2013年頃で、登場以降は茂造じいさんと同様に舞台をかき回す重要な役割となっています。

アホボン

アホボンは内場勝則さんが演じるお金持ちのお坊ちゃんキャラです。

ぴったり七三の髪型と、スーツがトレードマークとなっています。

振る舞いの癖が強く、失くさないからという理由でセカンドバックを常に胸の前で持っていたり、ツッコミで叩かれて数秒遅れてから「痛っ」と言ったりなどします。

また、内場勝則さんは同じ新喜劇の劇団員でもある未知やすえさんと夫婦です。

劇中でも夫婦役を演じることがあり、喧嘩のシーンなどでは未知やすえさんに恥ずかしい日常生活を暴露される場合もあります。

島田珠代

島田珠代さんはハイテンションで、奇抜な動きやインパクトの強い下ネタなどが芸風の女性芸人です。

吉本新喜劇では他の演者にセットに叩きつけられて、「男なんてシャボン玉」のギャグが有名でしょう。

そのクセの強さから、新喜劇以外の場では共演者が切り返しに困ることもあります。

また、島田珠代さんは2018年に結成された吉本坂46の1期生でもあります。

吉本坂46はパロディのユニットではなく、秋元康さんがプロデュースする正式な坂道シリーズです。

メンバー資格は吉本興業所属であること・男女も既婚も問わない・元の仕事と兼業可など、他のグループとは少し形の異なるものでした。

しかし、オーディションはしっかりと行われ、島田珠代さんは6000人のライバルと6次審査までの難関を突破して、吉本坂46のメンバーとなりました。

他のメンバーには芸人だけでなく、アーティストやスタッフなどもいる異色なグループとなっています。

ただし、コロナを理由に吉本坂46は2022年2月から活動は休止しています。

「なんてこったパンナコッタ」などのギャグを使ってみよう

「なんてこったパンナコッタ」は吉本新喜劇のギャグでした。

もし、「なんてこったパンナコッタ」と言われた場合には、新喜劇の流れどおりにイジリで返すようにしましょう。

吉本新喜劇のギャグは他にもいろいろな有名なものがあるので、「これも新喜劇のギャグだったのか」と思うものも意外とあります。

いろいろなギャグを調べてみて、日常で使えそうなものがあれば、使ってみましょう。

また、機会があれば吉本新喜劇も観に行ってみましょう。

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