韓国ドラマ「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」は、高麗時代の武臣キムシン(コンユ)が若き王ワンヨの嫉妬から謀反者として命を落としトッケビとして蘇る物語です。
神によって不滅の命を与えられたトッケビを救うことができるのは、トッケビの花嫁ただひとり。
ある日、900年以上生きている冷静沈着な大人男子キムシンと9歳で母を亡くし叔母一家に引き取られた高校生チウンタク(キムゴウン)が出会います。
彼女は「自分はトッケビの花嫁だ」と言うのですが・・。
美しいカナダを舞台に、シンとウンタクの究極のラブロマンスが始まろうとしています。
今回は
- トッケビ2話 あらすじネタバレ
- トッケビ2話 解説・見所
- トッケビの動画【2話】
以上を紹介します。
※2話のあらすじをネタバレ全開でご紹介しています。ネタバレが苦手な方はブラウザバックしてくださいね♪
【メインキャスト】
トッケビ/キムシン(コンユ)、チウンタク(キムゴウン)、死神(イドンウク)
サニー(ユインナ)、ユドクファ(ユクソンジェBTOB)
トッケビ2話のあらすじ・ネタバレ
「愛してる。」とチウンタクに言われて呆然と見つめているキムシン。
「始めて聞いた?でもイヤではなさそうね。新婚旅行よ。」と笑顔で答えるウンタク。
異国の地カナダへ来たことで喜ぶウンタクはあちらこちらを走りながら周ります。
クリスマスの飾りがある店に入り店の主人に「メリークリスマス。」と言われ「メリークリスマス。」と答えるウンタクでした。
シンに「写真を撮ってくれない、ここにいる自分を残したいの。」と言いますが断られるウンタク。
「さすがカエデの国ね、これが私のレッドカーペット。一緒に歩けてうれしい?」というウンタクに返事をしないシン。
それでもお構いなしに「あの標識の意味は?」とシンに尋ねるウンタク。
「あれは妖精出没の意味。」とシンが答えると「ステキな街ね。ほら妖精に出会えた、ティンカーベル。」と自分を指さすウンタク。
ウンタクは落ちてくる葉を掴もうとしますが掴めません。
そして先に掴んだシンに「葉を捨てて。」と頼みます。
「落ちてきた葉をつかむと一緒に歩いている人と結ばれるのよ。」と言うウンタクに「困るのか、結婚すると言っていたのに。」と言うシン。
シンは用があるのでウンタクにホテルで待つようにと伝えます。
ウンタクは「海外は初めてだから怖い。」と言い「迷子になったら大使館に連絡するから10ドルほしい。」と頼むウンタク。
「その時は私を呼び出せ。」と言ってシンはどこかへ行ってしまいました。
しばらくホテルの中をうろうろしますが、やがてホテルの外へ出てシンを探しに出たウンタク。
その頃、死神は同僚から処理漏れの書類をもらっていました。
「手書きで作成をお願いします。しかし、なぜ処理漏れが出るのですか?」と尋ねる同僚に「神のきまぐれだ。人間はこれを奇跡と呼んでいる。」と答える死神。
店で言い争っている交通事故で死亡した男女を見て黒い帽子をかぶる死神。
「ひき逃げしたわね、飲酒運転よ。」と詰め寄る女性に「酒なんか飲んでいない。」と言い返す男性。
死神はあの世へ通じる部屋へふたりを連れていきます。
女性にお茶を出し「現世の記憶が消えます。」と言う死神。
女性は「全部忘れなきゃだめ?この男への恨みも。」と尋ねます。
死神は「忘れなくてはだめです。神の配慮ですから。」と答えます。
しかし男には、現世を忘れるお茶がないのです
「罪を忘れてはならない。事故は初めてじゃないな。」と男に言う死神。
この男は以前、ウンタクの母チヨヌを車で轢いた男だったのです。
「過ぎた時間は戻らない。記憶を持ったまま地獄に行って犯した罪を後悔するが、その苦しみから逃れられない永遠に。」と死神が言うと「すみませんでした。許してください。」と頭を下げる男。
その様子を見て「神は気難しいんだ。生前の記憶を持ったまま地獄を生きる者が1人いる。彼も幾度となく許しを請うたが無駄だった。彼は今も地獄の真ん中で生きている。」とシンを思い出す死神。
その頃シンは墓地にいました。
「高麗を後にし、ユグムソン、ユムンス、ユハン・・何人も見送った。これが私の罰だな。どの死も誰の死も忘れられなかった。」と花をささげるシン。
そこに座り、「変わりはないか。私はまだ安らかになれない。」と話しかけていました。
「見つけた。」とタンポポの綿毛を飛ばすウンタクですが気づかないシン。
ウンタクは仕方がないのでシンから離れた場所に座って待つことに。
夕方になってやっと気づいたシンは「待てと言ったのに。」とウンタクに言います。
「だからここで待っていたの。ここには、おじさんの名前だけがない。」と言うのでした。
そしてお墓に向かって「チウンタク、200年後おじさんの花嫁になります。」とお辞儀をするウンタク。
カナダから戻ったウンタクは学校へ行きますが、遅刻したことで担任の先生にひどいことを言われます。
「親戚の家で苦労してるのはわかるけれど、大学に行けないからと周りに迷惑をかけないでほしいのよ」と。
落ち込むウンタク。
この担任、かなり酷いです。
雨が降っています。
カナダのパンフレットを見ながらカエデの葉を見つめるウンタク。
ラジオのDJの声が聞こえてきます。
「雨の降る夜はあなたの傘になりたい。あなたの呼びかけに答えてくれる人、一緒の物を見た記憶、始めて肩を並べて歩いた経験。・・誰かを思い出しましたか?それがあなたの傘なのです。」
シンはウンタクがどうして扉を開けてカナダまで着いてくることが出来たのか、不思議で仕方ありません。
死神に「自分について来い。」と言って玄関の扉から蕎麦畑へ行くシン。
しかし死神はシンについていけず、扉から玄関の外へ出てしまいます。
「不思議だろ、死神にもできないことをあの子ができるなんて。」と言うシンに怒りが爆発した死神は大声を出します。
耳を抑えるシンに「俺にできないって何だ。」と怒る死神。
扉を開けて実験しているのはシンだけではありませんでした。
シンとカナダへ行った扉をあけるウンタク。
しかしそこはトイレの中でした。
そこにいた赤い服の女性がウンタクに話しかけ「高校3年生?家はどこ。これを持って帰って、家族みんなで食べてね。」と言ってほうれん草をくれたのでした。
ウンタクが叔母の家へ帰ると夕飯の支度が待っていました。
ほうれん草をゆでて海苔巻きを作っていると、「海外に逃げるつもりよ。」と叔母の娘がウンタクのカナダのパンフレットを持ってきます。
「母親の保険金で逃げるつもりなんだね、育てもらった恩を忘れたのか。」と叔母に怒鳴られて家を飛び出すウンタク。
シンは家で考えていました。
「自分を呼び出すことができるのに剣が見えない、あの子は一体何者だ。」と。
そしてカナダでウンタクが笑顔で言った「愛してる。」の言葉が本気だったら困ると気になって仕方がないシン。
何より好奇心には勝てないとウンタクの家へ行き、ウンタクが帰ってくるのを待っていました。
シンは「こんな時間に呼び出すな、こっちは忙しいんだ。」と言い「呼んでいない。」と答えるウンタクに「私のことを考えただろう。」と問い詰めます。(本当は呼ばれていないシンです。)
ウンタクから「カナダは良かったなと思ったとき、おじさんのことも思い出した。」と言われて、考えるだけでも呼び出されるから気を付けてくれと言うシン。(違うのにウンタクは本当だと思っています。)
そして「叔母たちが寝るのを待っているの、12時になれば寝る。」と言い散歩するウンタクに付き合うシンだったのです。
バイト募集の張り紙を見てチキン店にやってきたウンタク。
そこにいたのは女社長のサニーでした。
「9歳のときの親を亡くして四顧無託(サゴムタク)です。」と挨拶するウンタクに「じゃあ、今日からバイトよろしくね。」と言うサニー。(四顧無託・・頼る人がいなくてひとりの意味)
名札を作ってもらったウンタクは、心でシンに「バイトが決まった。」と話しかけます。
しかしいくら心で話しかけてもシンは出てきてくれないので、マッチに火をつけて消すのでした。
「バイトが決まった。」とウンタクが振り返った時、ステーキ肉を食べている最中に突然呼び出されたシン。
「いい物食べてるんだ。」とウンタクに言われてシンは慌てるのでした。
死神が寝ようとした時、突然シンがやってきて「服装はこれでどうだ。本はレコードは。」と尋ねます。
何やっているんだと問う死神に、「ウンタクにいつ呼ばれても良いように着替えている。」と言うシン。
今の音楽はダウンロードで聴くだろうし、服装なんてどうでも・・と言う死神の言葉を無視してファッションショーを続けるシン。
寝ている姿がまるで霊安室のようだとまで言われて起こされ「頼む。眠らせてくれー。」と叫ぶ死神の哀れな姿。
次の日、死神はシンにいやがらせをします。
洗濯物のパンツを取り出して「トッケビのパンツ」と歌いながらシンをからかう死神。(メロディーはそのまんま「鬼のパンツ」です。笑)
バイトを見つけてくれたお礼にカエデの葉をプレゼントしようと火をつけて消したウンタク。
しかしそこに立っていたのはおじさんではなく死神でした。
処理漏れ・・探すのに10年かかったと言う死神に、私は名簿にないと言うウンタク。
漏れていただけで19年分の証拠を集めると言い張る死神。
そこへ現れたシンに対して「目を合わせないで、あの人は死神よ、見ちゃダメ。」とシンの目をふさぎ助けようとしたウンタク。
しかしシンは死神と知り合いだと言います。
心の中でシンは「トッケビの言葉を聞き流すなら、お前の生死にも関与することに。」と死神を脅します。
ウンタクが「ひとまず逃げましょう。」と言うのですが「逃げなくていい。」と彼女を自分の身体でかばいます。
シンは「彼女はトッケビの花嫁だ。トッケビに嫁ぐ者に手はだせない。」と言います。
死神は少し考え「トッケビの花嫁、また会おう。」と去っていきました。
「やっぱりトッケビなのね。なぜうそをついたの。」と聞くウンタクに「二度と会わないと思ったから。君は今までも、そしてこれからもトッケビの花嫁ではない。」と答えるシン。
「私がブサイクだから、タイプじゃない、そうなのね。」とウンタクが言うと「君はかわいい。」と告白するシン。
「しかし900年以上もの間、あるものが見える人を探してきた。だが君にはそれが見えない。だから無価値だと言った。それはいいことだ。もしあるものが見えたら君は私を恨むだろう。」と言うのでした。
ウンタクは「二度と呼び出さないから安心して。これがトッケビかと思っただけよ。」と泣きながら言い、行きかけて振り返るとそこにシンの姿はありませんでした。
家に帰ると死神が待っていました。
「死ぬのか?」と尋ねる死神に「あの子には剣が見えない。子供だから近づくな。」と言うシン。
落ち込んでいるシンに対してユドクファと死神がアドバイスをします。
「300年ぶりに女に話しかけて相手を傷つけたんだろう。相手は19歳。」と死神が言うと「謝ればいい。」と言うドクファ。
死神から隠れるためにバイト先のチキン店で寝るウンタクだったのですが、どうしても気になるので夜中に幽霊を探します。
そして自分の母親がトッケビに助けてもらったことを知るのでした。
「あんたの母親が美人だったからよ。今にも息の根が止まりそうだったのに命を吹き返した。雪だったのに桜の花びらが散っていた。自分の花嫁を助けたんだよね。」と話す幽霊たち。
「そうだったんだ。私はあの人を恨む資格はない。トッケビのおかげで9歳まで母と過ごすことができた。どうしよう・・。ひどいこと言ってしまった。」と悩むウンタクに「この際だから、トッケビと結婚するしかない。」と幽霊に言われるウンタク。
シンは黙ってその様子を見ていたのでした。
サニーの店に乗り込んできたウンタクの叔母は、サニーにウンタクを返せと言いますが反対に追い出される始末。
叔母が家に帰り着くと、借金取りが来ていました。
借金取りから脅された叔母は、ウンタクが通帳を持っていると話します。
ウンタクの母親は子供と自分に8年も保険をかけていたんだと告げ、あの子から通帳を奪えばいいと言うのでした。
借金取りは学校から帰るウンタクを待ち伏せして車に無理やり押し込みました。
連れて行かれるウンタクはシンを呼び出そうとしますができません。
ウンタクに危険が迫ったときウンタクの首の後ろのアザが光ります。
ウンタクの窮地を察知したシン。
借金取りの車が急停車したその場所には、ウンタクを助けにきたシンと死神の姿がありました。
→「トッケビ」3話のネタバレあらすじはコチラ
トッケビ2話の内容の解説!見所ポイントと感想も
トッケビの2話に出てくるちょっと疑問が残る部分を解説し、見所もご紹介していきます。
2話の疑問を解決することでその後のストーリーのネタバレになる部分もありますのでご注意してくださいね♪
トッケビ2話の内容の解説
①ロケ地であるカナダのケベックについて
トッケビで使われたカナダのロケ地はケベックシティ。
ケベックシティは1608年に設立された北米で最も古い歴史を持つ都市の一つです。
ドラマでキムシンがオーナーとなっているホテルはケベックシティの「シャトーフロンテナック」という1893年に開業した高級ホテルです。
ケベックシティは伝統ある街なので900年以上生きてきたトッケビの演出にぴったりだったのではないでしょうか。
トッケビはとにかくロケ地が多いです。
シンの能力で各地に飛べるため、ドラマ内でもバリエーション豊かな映像が楽しめます♡
②ウンタク…処理漏れとは?
ウンタクは本当は0歳の時に亡くなる予定だった少女です。
しかし、トッケビのキムシンに助けてもらい19歳になるまで生きています。
死神はドラマの中で「神のきまぐれだ。人間はこれを奇跡と呼んでいる。」と答えています。
処理漏れの場合、死神の名簿に名前が載らなくなります。
そして9・19・29…と9のつく数字(0がつく数字が完璧な数字で、その前の数字である9)の年に死神が訪れる…と死神本人が告げています。
9のつく数字に命の危機に陥るということでしょうか。
③死神の黒い帽子の不思議
仕事だと言っていつも黒い帽子をかぶる死神。
すると生きている人には見えないけれど、死者にだけ見えて話もできるようです。
ウンタクは帽子をかぶっている死神が見えるので、やはり普通の高校生ではないようです。
死神が帽子を被るシーンは今後もたくさん出てきます。
「死神が帽子を被る=一般人には見えない」ということを憶えておいてくださいね♪
④たんぽぽの綿毛はキーポイント
ウンタクがカナダでシンを見つけた時、たんぽぽの綿毛を飛ばします。
たんぽぽの花言葉は「愛の信託」と「別離」など恋愛に関するものです。
ヨーロッパでは古くからたんぽぽの綿毛を1本ずつ抜いて(好き、嫌いと)恋占いに使われてきたそうです。
愛を神に託すことから「愛の信託」という花言葉になったようです。
(神が関係しているのですね。)
また、たんぽぽの綿毛に息を吹きかけると綿毛(種)が飛んでいくことから「別離」の花言葉も生まれたといわれます。
ドラマの中でウンタクが飛ばしたたんぽぽの綿毛が戻ってくる映像(逆回し)があります。
別離した綿毛が再び集まることから、別れた人が再び出会う意味にとれるのではと思った筆者です。
たんぽぽの綿毛を吹き飛ばすシーンは今後も所々目にします。
これが何を意味するのか・・・
⑤ほうれん草をくれた意味・関連は?
赤い服の女性がくれたほうれん草。
それで海苔巻きを作ったウンタクは、叔母にカナダのパンフレットを見つけられて保険金を使って外国へ行こうとしたとののしられます。
しかし、海苔巻きを切ろうとした叔母の娘は包丁で指を切って血が出て騒ぎ、叔母の息子は海苔巻きをのどに詰まらせてしまいます。
海苔巻きのおかげでウンタクは叔母から逃げることができたのでした。
赤い服の女性は、1話でも出てきた老女と関連がありそうです。
老女もウンタク・ウンタクの母へ野菜を渡していましたね。
親切心で渡している…かと思いきや、いじわるな叔母一家へ仕返しにもなったのでちょっとスッキリしてしまいました(笑)
トッケビ2話の見所ポイントと感想
ここからはトッケビ第2話の見所ポイントをご紹介すると共に、感想も挙げていきます♡
2話では美しい映像が目を惹くシーンが多くありました♪
①シンの第二の故郷=美しいカナダ
法事だと言って正装していたシンがやってきたのはカナダのケベックでした。
お墓がある場所で「高麗を後にし、ユグムソン、ユムンス、ユハン・・何人も見送った。これが私の罰だな。どの死も誰の死も忘れられなかった。」と花をささげるシンの姿。
高麗を出てこの地へ移り住んだシンは、何人ものユ家一族に支えられて生きてきたようです。
②シンの能力「どこでもワープ?」
シンは韓国から扉を開けてカナダへ行き、ウンタクも後を着いてカナダの地へ。
ウンタクはシンに「こんな魔法も使えるんだ。」と言うと、シンは「君も使えるみたいだ。」と驚きます。
家に帰ってからもなぜウンタクがカナダへ行けたのか不思議でしょうがないシンは、死神を実験台にするのですが。
家の玄関からワープしたシンに着いていけなかった死神。
シンは死神にもできないことをウンタクはできたと驚きます。
③トッケビの花嫁の条件
ウンタクを死神から助けるために、自分はトッケビだと正体を明かしたシン。
なぜウソをついていたのと尋ねるウンタクに、「君にはあるものが見えないからトッケビの花嫁ではない」というシン。
死神に「あの子には剣が見えない。」と言いトッケビの花嫁ではないと言うのでした。
トッケビの花嫁の条件は剣が見えることなのです。
④借金取りにさらわれたウンタク
叔母の借金のために借金取りにさらわれたウンタク。
シンを呼ぼうとライターの火を消そうと試みますが失敗に終わります。
絶体絶命の時、ウンタクの首のアザが光りシンはウンタクの窮地がわかったのでした。
→「トッケビ」3話のネタバレあらすじはコチラ