ドラマ「トッケビ」は、トッケビとウンタクの悲しい運命と死神とサニーの切ない恋が中心となったストーリーで、韓国だけでなく日本でも大きく話題となりましたね!
しかしもう一人、ドラマの中で欠かしてはならないほど濃い存在感を放っていた「赤い服の女性」。

結局最終回の16話まで正体不明のあの人はおばあさんだったの?
そこで今回は、トッケビに登場した「赤い服の女性」の正体はおばあさんなのか、産神とイエルの関係について調査してみました。
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赤い服の女性の正体はおばあさん?
ドラマ『トッケビ』はファンタジーな登場人物から始まり、視聴しながらも「この会話の意味は?このシーンは?」などと思う事が多々ありました。
その一つがこの赤い服の女性の存在ですね。
まずは物語の鍵となる赤い服の女性の正体に迫っていきます。
おばあさんは産神ハルメ?
トッケビに登場したおばあさんの正体は"産神(サンシン)"という神ではないかと言われています。

※三神(サムシン)とも書くそうです。
日本では、妊娠したら安産祈願でお守りをいただいたり、七五三には神社にお参りして神様に祈願すしたりはしますが、‟産神”と言われてもあまりパッとしませんよね?
‟産神”は、韓国の神話として登場しているサンシンハルモニ・ハルメと呼ばれる神です。
「ハルモニ=おばあさん」なので、‟産神ばあさん”という妊娠・出産を司る神様の様です。

子供の命がお腹に宿り、その子が誕生し無事に成長していく姿をずっと見守って下さっているありがたい神様だそうですね。
トッケビは、韓国の民話「鬼」を素材にした物語ですが、民間信仰における産神をも登場させていて、このファンタジーな部分が魅力の一つでもあります。
赤い服の女性(イエル)と産神おばあさんは同一人物?
トッケビ第1話で、ウンタクのお母さんが歩道橋に居た物売りのおばあさんと、トッケビについて話していましたよね。
そして別れ際におばあさんは「この命の危機には必死に何かの神に祈れ」と告げました。

このおばあさん、一目見て特殊メイクだとわかった方もいらっしゃったのではないでしょうか?
後々どんな姿で登場するのだろうと思っていましたが、子供のドクファとおばあさんが歩道橋ですれ違ったその瞬間に赤い服の女性になりましたね!

その後のドクファの位置づけを暗示しているようでしたが…⁈
ご想像の通り、あのおばあさんが赤い服を着た女性である産神ハルメだったのです!
産神ハルメは子供の目からはおばあさんに見えるようです!
その美しい赤い服を着た女性は、韓国の女優であるイエルさんが演じていました。
トッケビの女の神様ってイエルさんっていう女優さんなんだね!😃
ずっとドラマ見てて気になってたけど、クレジットに名前無くて😅
DVDの特典見てやっと知れた!🙆
『花遊記』にも出てるみたいだから次はこのドラマ見ようかな?😆#トッケビ#花遊記#이엘 #イエル pic.twitter.com/eFznqdAqJh— ひつじ🐏もふもふ (@zattasyumi02) 2018年11月26日

特殊メイクから、この美しいイエルだったとまでは気が付きませんでしたね!
産神は、おばあさんの姿をしている事が多いらしく、「ハルメ=おばあさん」と呼ばれたそうです。
ドラマ内で姿を変えている意味は、産神としての能力の現れだったのでしょか!?
赤い服の女性とおばあさんの不思議なシーン
赤い服を着た女性とおばあさんが同一人物で「産神ハルメ」というのは何となく分かって頂けたかと思います。
では赤い服の女性と謎のおばあさんは、ドラマの中でどのような存在だったのでしょうか?

赤い服の女性と謎のおばあさんの共通点や、その存在について深堀りしていきます。
おばあさんも赤い服の女性もウンタクに野菜をあげる
(画像:公式サイト引用)
おばあさんは幼いウンタクを死神から逃がしてあげたり、白菜を持たせてくれたりしていましたね!
赤い服の女性もまた、成長したウンタクにほうれん草をあげたのでした。
そのほうれん草は後に、意地悪な叔母さんから再びウンタクを助けてくれるのです!
14話 兄妹の再会
全身赤の謎の美女が何かくれる時は野菜とか素朴な植物で、初めてくれたのは白菜だった。白菜だから多分、純粋な心でいてねとかそういう意味かと思うし、今話のは綿花だとしたら、調べた花言葉は優秀とか母の心とかなのでなるほどとなった #トッケビ pic.twitter.com/Ctzg9Y8jJx— みんちぬ (@youngchinu) 2018年6月9日
みなさん、赤い服の女性について色んな事を考えていた様ですね!!
トッケビと意味深な会話をしている
トッケビ第9話では、トッケビと産神が出会い話をします。
キム・シンは大武将として戦って勝利していましたが、敵だとしても余りに多くの命を奪ってきたのも事実。
その罰がトッケビとして生きる永遠の命だったのです。
時が来てウンタクを救い、そのウンタクを通して命を終わらせる事が出来るということです。

無事に終わらせるのも、トッケビとしての使命なのですね。
ここでトッケビに対し産神ハルメが、「ウンタクがトッケビの花嫁としての役目を果たし、トッケビの永遠の命を終わらせるように」と諭していくのです。

ウンタクの身に危険が及ぶ事から、ここでも産神としてウンタクを守ろうとしていたのですね!
病気の子供を助けていた
トッケビ第6話では、病院に行き病気で苦しむ子供の頭に手を当てて助けてあげていた様でした。
子供が病気で苦しそうな様子だったのですが、赤い服の女性が子供を触ったことで症状が落ち着いて静かに眠ったシーンです。

その時、幼い女の子に「おばあさん」と呼ばれていました!
赤い服の姿が仮の姿で、縁があった子供には、おばあさんである本当の姿が見えていたという事ではないかと思います。

まさに赤い服の女性とおばあさんが同一だと確信させるシーンでした!
授けた子供達の成長を見守っている
(画像)
ウンタクの卒業式当日、周りの皆には両親など家族がお祝いのため教室に駆け付けました。
しかしウンタクには祝ってくれる家族が居ませんでした。

筆者はここでトッケビが来てくれるのかと思っていました♡
皆の視線を浴びながら登場したのは、そう"赤い服の女性"でした
そこで、幼いウンタクとおばあさんの映像に切り替わるので、もうこの赤い服の女性とおばあさんが同一人物で、その正体は産神である事が証明されているのではないでしょうか!
赤い服の女性はまるで母の様に「あなたの成長をちゃんと見守っているわ」という事だったのでしょうね!
その後、赤い服の女性は、ウンタクの担任の先生に向かって話しかけます。
「もっと素敵な教師になれなかった?」
赤い服の女性のこの言葉に先生はむせび泣きます。

産神は、ウンタクだけでなく全ての人々を誕生させた神なので、成長を見守っていたのは先生も同じだったという事なのでしょうね!
まさに親の心、それも本当に深い親の心だからこそ責めるのではなく「本当にこうなりたかったの?違うでしょう?」と本心に問いかけるように話していました。

今、思い出してもグッとくるシーンです!
そんな風に人を見つめてあげられたら素敵ですよね。
ウンタク卒業式、産神がウンタクの担任を「アガ」と呼びます。
アジドラでの訳は、「あんた」でしたが、アガは直訳だと赤チャン。
母から語りかける「娘よ」だと思うのです。だから担任は泣くのです。翻訳ひとつで、演劇はこんなに変わります。浅くも深くもなるのが、
翻訳劇です。 #トッケビ— ジェリー (@jerryjerry_1210) 2018年5月28日
母から娘への愛の言葉だったという事でしょうか!?
神と会話している
トッケビ第12話では、赤い服の女性と、ドクファがお酒を飲みながら話すシーンがありましたね!
その時のドクファには神が憑依していた様だったのです。
「キム・シンは900年も罰を受けているのよ?まだ足りないの?」という産神の問いに対し、「人一人の命の重さとはそういうものだ」と答える神。
ここでは、神同士の偉大さを感じました。
恐らく、三神ハルメでさえ神の行動を止められないという事は、神は三神ハルメ以上の存在なのでしょう!
前世で結ばれなかった二人の再会に手助け?
ドラマでは、死神とサニーの緑の指輪がもうひとつの愛の物語を進めていきますが、この指輪もおばあさんが仕掛けたものでした。
おばあさんが何故この指輪を持っていたのかは、ドラマの後半で明らかになります。
王ワン・ヨからキム・ソンの遺品を受け取っていたのがあのおばあさんでした。
この時代から既に産神として見守っていたという事なのですね!
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トッケビ「赤い服の女性」の正体はおばあさんで産神だった!まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、赤い服の女性の正体はおばあさんなのかについて詳しくまとめてみました。
ドラマでは、最後までこの赤い服の女性とおばあさんが産神だと断定はしませんでした。
しかし、ウンタクに「あなたを授けた時、幸せだったから」と、まるで母の様な言葉をよく口にしていましたよね?

赤い服の女性、おばあさんが産神ではないかと思うようになってからは、神様よりも産神のほうが身近な守護神のような存在に感じました。
産神の使命は"全ての子供、かつての子供達を守ってあげること"なんですね。
ドラマの中で、トッケビ含む全の皆を正しい道へと導いてくれていた産神ハルメ。

私達の周りにもいてくれていると良いなと思いますね♡