勉強するときに行きつけの喫茶店や、レストランはありますか?
レストランやカフェで勉強すると、家で勉強するよりも誘惑が少なく集中できるので、誰でも1か所は行きつけの勉強スポットがあるのではないでしょうか。
その中でも飲食代が安く、かつ料理も美味しいマクドナルド(以下マック)で勉強することについて、守るべきマナーについて紹介します。
マックで勉強するのはNG?注意点を9選紹介!
駅前や、ショッピングセンターの中など、あらゆるところに店舗を構えているマック。
料金も安く、老若男女問わず好まれているので、どの店舗もいつでも賑わっています。
そんなマックで「出禁」にされたという内容がネットで流れていました。
基本的にはマナーを守ればOK
マックで勉強するのがどうかという問題ですが、結論から言うと「基本的にはマナーを守ればOK」となります。
しかし、マックも慈善団体ではなく、利益を目的とした店舗ではあるので、本来の目的である、飲食をメインとしたお客さんの利用が最優先です。
勉強をすること自体、マックは推奨していないので、最低限の常識と他の利用者への配慮は必要でしょう。
利用する時に必要な注意点をまとめたのでご紹介します。
1:勉強禁止店舗ではしない
マックは料金が安く、学生でも利用しやすいため、勉強する学生や部活終わりの学生をよく見かけます。
テスト前になると、学校終わりの3時過ぎごろから学生で賑わっていると感じる店舗もあるでしょう。
また学生だけでなく、資格取得を目的とした参考書を開いて勉強する社会人のかたの姿もよく見かけます。
そのような方が利用できない店舗があるので注意が必要です。
画像のように勉強禁止を提示している店舗があります。
またこちらの画像のように終日ではなく時間で規制をかけている店舗を利用する際には時間の管理も必要になりそうです。
勉強に限らず、マックを利用する際には、店舗のルールを確認することが大切ですね!
2:店員さんに確認する
マックを利用する場合に店舗のルールが掲示されているか確認するといっても、掲示している場所は店舗ごとに異なるため、探すのに苦労することもあるでしょう。
その方が勉強するのに不安になる方は、店員さんに確認すると確実です。
ただ、マック自体が勉強することを推奨している店舗ではないため、どのような対応をされるかは、店員さん次第になってしまうでしょう。
店員さんに確認したうえで、勉強していたとしても利用客が増えた場合には、他の方に席を譲る等の配慮が必要です。
3:空いている時間帯を狙う
あらかじめ利用客が少ない時間が分かるのであれば、その時間帯に利用することがベストでしょう。
立地により空いている時間帯は異なるとは思いますが、学校近辺や、住宅街だと比較的平日の日中は空いていることが多いのではないでしょうか。
また、日中でもお昼時になると利用客は増えるので、昼時は避けるなど配慮が必要です。
空いている時間に利用すると、集中しやすく勉強もはかどりそうですね!
4:長時間すぎる長居は避ける
最初にお伝えした通り、マックは飲食を提供する店舗です。
勉強する場所を提供している店舗ではないため、長時間すぎる長居をすることはやめましょう。
長時間すぎる長居は、他の方が利用できるはずのスペースを奪ってしまうことになります。
長居してしまったがために、本来の目的である飲食で利用されるお客様が入れなかったということが起きないようにすることが大切です。
5:店員に注意されたらやめる
勉強禁止等の店舗独自のルールを全店舗が掲示しているとも限りません。
また店舗の込み具合により、時と場合によっては勉強をしていることを注意されることがあるかもしれません。
その時には、すぐにやめるようにしましょう。
勉強している人の態度が悪いと勉強禁止の店舗になってしまう可能性があります。
クルーも利用客もお互いが心地よい空間ができると良いですね!
6:消しカス・ゴミを散らかさない
勉強していると消しカスが、注文したものを食べ終えるとゴミがでてきます。
店舗を利用している以上、最低限のマナーとして消しカスやゴミを散らかすのはやめましょう。
利用態度が悪いと、勉強禁止の店舗が増えることにも繋がりかねません。
勉強している、していないに関わらず、利用している以上は最低限のマナーは守りたいものですね。
7:適度にメニューを注文する
飲食を提供する店舗である以上、あらかじめ食べ物や飲み物を注文して席を利用するでしょう。
しかし、1度の注文で何時間も居座られてしまうと、店舗としては客単価が下がってしまいます。
商品の単価が比較的安いマックは、回転率をあげることで売り上げに繋がります。
そのため長時間居座る場合には、適度に注文をすることが売り上げ貢献に繋がります。
8:複数人用の座席を占有しない
マックは様々な方に向けた席を展開をしています。
1人の方用に壁沿いに席が並んでいたり、2人や4人用のテーブル席、4人以上向けに長机を配置している店舗もあります。
1人で勉強するために利用するのに複数人用の席を使用し、参考書を広げて占領するようなマナーに欠けた利用の仕方はやめましょう。
9:盗難に注意する
1人で勉強していると、注文時や、お手洗いに行っているときに荷物を置いたままにすることがあると思います。
座席確保のために荷物をおいておくかと思いますが、注意が必要です。
同じフロアにお客さんがいたとしても、誰の荷物なのかは気にしていません。
通りざまに荷物を盗ったとしても気づく人はいないでしょう。
貴重品の管理には特に注意する必要があります。
防犯カメラがあったとしても安心はできません。
なぜなら、死角がないとは言い切れないからです。
後悔することがないように、盗難には注意しましょう。
マックでの勉強がおすすめできない理由7選!
先ほど紹介した注意点を意識すれば、マックで快適な勉強できますが、少し問題点があるようです。
どんなことにもメリットデメリットはつきものですが、マックで勉強がおすすめできない点があります。
デメリットを踏まえて、近くのマックの利用を考えてみてください。
1:騒音レベルが高い
マックは比較的リーズナブルな価格で商品を提供しているため、学生などの若年層に人気です。
また最近はハッピーセットが有名キャラクターとコラボをすることが多く、子ども連れのファミリー層にも人気です。
複数人で利用される方は会話をされるので、話し声が聞こえるでしょう。
常に話し声が聞こえる環境のため、飲食店の中でも騒音レベルが高いと言えます。
2:集中力が途切れやすい
騒音レベルが高いことから、耳からの情報が多く入ってきてしまうため、集中力が切れやすくなってしまうでしょう。
また個室席がなく、周りの人の動きも見える状態のため、人の行動が視界に入ってくると、気が散ってしまい集中しにくくなってしまいます。
壁に向かう座席では人の行動は見えなくなりますが、隣の席が近いこともあり、1人分のスペースでは十分に参考書などをひげるスペースがなく、勉強しにくいため、環境を整えることは難しいでしょう。
3:勉強しない人も多い
マックを利用する客層から、勉強目的で利用していない人が多いことも理由の1つです。
周りで勉強を頑張っている人がいると自分も頑張ろうとスイッチが入ることがあると思いますが、それと同じで、周りで話していたり遊んでいると、勉強のスイッチは入りにくくなってしまうでしょう。
集中しにくい環境のため、勉強するのに向いていないと言えます。
4:店員の動きやアナウンスが気になる
コロナが流行したこともあってか、店員が頻繁に清掃をするようになったと感じます。
空席になったテーブルを拭きにきたり、ゴミ箱の前で利用客のゴミの分別をしたりと、調理場以外での姿も目にするようになったと感じます。
店員の姿があるおかげで盗難しにくい環境にはなっているかもしれませんが、勉強する人からすると店員の動きが目に入るのは集中しにくいですよね。
また、注文後に順番に調理し、出来上がり次第手渡しをするマックは、番号をアナウンスし商品を提供するため、常に大きな声でアナウンスが飛び交っています。
目や耳に入る情報が多いと勉強に集中できなくなってしまいます。
5:座席が少なく長時間の滞在が難しい
店舗によって広さは違うかと思いますが、マックは駅前や、ショッピングセンターの中にあり、1フロアで完結している店舗があります。
そのような店舗は比較的座席数が少ないため、回転率が重視されています。
座席数が少ない上に、1人が長時間利用すると、本来利用できたお客さんが利用できなくなってしまうので、長時間の滞在は難しくなってしまいます。
6:周りの目を気にする必要がある
勉強で利用している場合は他の飲食目的の方がいる場合、座席を譲る必要があります。
そのため、周りの方を気にする必要があります。
勉強に集中すると視野が狭くなり、周りの環境に気を配れなくなってしまいますが、周囲への配慮を欠かすことはできません。
そのため、勉強に集中することができなくなってしまいます。
7:ネットワーク環境が悪い
マックは無料のWi-Fiを設置しているところがあります。
しかし、複数人が利用しているためか、接続が遅かったり、切れてしまうことがあります。
接続に時間がかかるため、Wi-Fiをつないでいない方が早い可能性があります。
パソコンを使っての勉強の際は、スムーズに動かない可能性があるため、ポケットWi-Fiを持っている方は念のため持っていくのがいいでしょう。
マックでの勉強がおすすめな理由5選!
いろいろとマックで勉強することをおすすめできない理由を述べましたが、やっぱり低価格で食事も勉強もできるマックは利用したいところですよね。
デメリットの点を踏まえても勉強の利用におすすめできるマック。
ぜひ参考にしてください。
1:開店時間が早く閉店時間も遅い
24時間営業のマックもありますが、電車の始発と同じくらいからオープンしているマック。
朝マックもあり、朝しか食べられないマフィンがあります。
また夜も終電ぐらいまで遅く営業していたり、夜マックがあるなど、朝と同じで夜しか味わえない商品があります。
また、日中は満席であることが多いマックですが、早朝や深夜は空席があることも多く、人も少ないため、集中しやすい環境でしょう。
また朝目覚めてからの3時間は、脳が1日の中で最も効率よく働く「脳のゴールデンタイム」のため、やる気や集中力が高まり、効率よく勉強に取り組むことができます。
2:無料Wi-Fiが利用可能
マックでは無料Wi-Fiが設置されています。
誰でも簡単に利用できるため、ネットでの調べ物や、お仕事をするにもとても便利です。
無料で利用できるため、飲食代以外にお金がかからないのも魅力的です。
3:コーヒーが安く美味しい
マックの魅力の一つであるコーヒーですが、「安くておいしい」ことで有名です。
料金はプレミアムローストコーヒーMサイズで180円です。
クーポンが出ている期間だと130円で購入できる時があります。
マックのコーヒーがおいしい理由はホームページにも記載されています。
4:手軽に食事が取れる
モバイルオーダーが可能になったマックですが、モバイルオーダーをすると、外から注文できるだけでなく、店内の座席まで運んでくれます。
座席を確保しながら、商品を待つことができるので、とても便利です。
また、勉強中に小腹が空いてもその場で注文でき、待っている間も勉強を中断する必要ありません。
そして、ハンバーガーは片手で持って食べることができるので、勉強しながら食事ができます。
手軽に空腹を満たすことができ、集中力を途切れさすことがなく食事ができるのでとてもおすすめです。
5:マスキング効果で集中できる
マスキング効果とは、同じ周波数の音が重なると、一方の音が聞こえにくくなる現象のことです。
例えば、静かな部屋で勉強しているときに時計の針が動く音が聞こえてきて気になってしまうときに、空調をつけるとその動作音によって時計の針が聞こえにくくなるという効果です。
マックでは多くの人が利用されているので、色々な音が聞こえてきますが、静かなところでは気になるような音がマックでは他の音に消されて聞こえないため、多くの雑音が気にならなくなります。
雑音が気にならなくなると、勉強に集中することができ、勉強がはかどるでしょう。
マックは集中して勉強ができる!
勉強しながら食事をすることができ、商品提供も早いマックは無駄な時間なく集中し続けることができます。
また、食事だけでなくスイーツもメニューにあるので、糖分が欲しくなっても補うことができます。
リラックスしたいときには、安くておいしいコーヒーを飲んで休憩するのもいいでしょう。
ぜひ、マックで自分に合った勉強スタイルを過ごしてみてはいかがでしょうか。