「松風輝」(まつかぜあきら)さんは、宝塚歌劇団の宙組(そらぐみ)男役として活躍され、2023年6月12日に宙組の組長に抜擢されました。
宙組の男役として数多くの舞台を経験し、その凛としたたたずまいと高い演技力で、多くのファンを魅了しています。
その松風輝さんが、組長になるまでの舞台経歴が普通じゃないと言われています。
通常の劇団員として続けていくのも大変だと言われる宝塚歌劇団ですが、組長になるまでには並々ならぬ苦労があったと思います。
今回は、その松風輝さんの2024年最新のプロフィールと、宝塚歌劇団内でのいじめの噂や、普通じゃない舞台経歴について調査してきました!
松風輝のプロフィールを紹介!本名や出身校は?
松風輝さんは、2006年に初舞台を踏み、現在は宙組の組長を務めています。
在籍期間がかなり長く、宙組の組長という立場を考えると、そこそこの年齢なのではないかと推測されます。
では松風輝さんは何期なのか?年齢や出身などがとても気になるプロフィールを見ていきましょう!
松風輝のプロフィール
・本名 西本朱里(にしもとあかり)
・愛称 まっぷー、あかり
・誕生日 12月25日
・身長 167cm
・出身地 兵庫県宝塚市
・出身校 兵庫県立宝塚北高等学校
・音楽学校入学年 2004年3月
・宝塚歌劇団入団年 2006年3月
宝塚歌劇団では本名は非公開ですが、ネット上で西本朱里(にしもとあかり)さんという名前が出回っており、本名といわれています。
愛称であかりと呼ばれており、本人も否定してないことから、西本朱里さんが本名の可能性が高いと思われます。
また年齢に関しては、宝塚歌劇団の「すみれコード」というルールがあり、非公開でした。
しかし、宝塚音楽学校の入学年度から計算すると、2023年時点で35歳〜37歳くらいと推測することができます。
松風輝の出身校はタカラジェンヌが多い?
松風輝さんの実家は兵庫県宝塚市内で、兵庫県立宝塚北高等学校出身です。
兵庫県立宝塚北高等学校は阪神トップ4と言われる進学校で、普通科・演劇科・グローバルサイエンス科の3科あり、県内でも比較的多く宝塚音楽学校への合格者を出している学校だそうです。
そして、卒業生の中には元宝塚歌劇団星組トップ娘役の綺咲愛里(ささきあいり)さんや、元宝塚歌劇団月組娘役の早乙女わかば(さおとめわかば)さんなどがおり、宝塚団員以外にも著名人を多く輩出しています。
松風輝が入団したのはいつ?何期生?
松風輝さんが宝塚音楽学校に入学したのは2004年です。
この年の入学志願者数が1066人、合格者50人で合格率21.32倍というすごい競争率でした。
その中で7番という好成績を収め、宝塚音楽学校入学を勝ち取っています。
そして2006年3月に、92期生として宝塚歌劇団に入団しました。
松風輝が所属する宙組ってどんな組?
宝塚歌劇団の宙組の特徴として、
「男役が多く、長身で容姿端麗」、「コーラスやアンサンブルがすごい」。
という2点がよく言われています。
その反面で宙組は、宝塚歌劇団の5つの組のうち最も新しい組なので、まだ新しいが為に宙組らしさが固まっていないとも言われています。
これからどんどん宙組らしさが固まって、また新しい組の特徴が出てくるかもしれないですね!
宙組はいつできた?歴史は?
先ほども述べたように、宙組は宝塚歌劇団で最も新しい組です。
宙組を新設のため、既存の「花組」「月組」「雪組」「星組」からメンバーを選抜し、団員の大規模な再編成が行われて、1998年1月1日に「宙組」が設立されました。
組の名前は公募で「宙組」に決まり、イメージカラーは「紫」です。
2004年には、世界的に有名なミュージカル「ファントム」の宝塚版を初演し、大変大きな注目を集めました。
宙組の人気な公演は?
先に書いたミュージカル「ファントム」で大変な話題になりました。
また、宝塚歌劇団の各組の中で、長身で容姿の美しい男役が多い宙組は、カッコいい男役が中心の舞台が多く、映画をミュージカルにした「オーシャンズ11」などが特に人気が高くなっています。
男っぽい作品に強いのが、宙組の得意とするところと言えるでしょう。
松風輝が宙組組長になるまでの舞台経歴!
松風輝さんは、2023年6月に宙組の組長に就任しました。
組長になるまでには、並々ならぬ努力があったと思いますが、どのような舞台経歴を経てきたんでっしょうか?
ここからは松風輝さんの、宙組組長になるまでの舞台経歴を見ていきましょう!
松風輝の初公演は「NEVER SAY GOOBAY」
松風輝さんの初公演は、2006年3月の「NEVER SAY GOOBAY」です。
この舞台は後に2022年にも再演され、その際にも松風輝さんは出演しています。
2022年の「NEVER SAY GOOBAY」の公演は松風輝さんの同期で、元宙組トップスターの真風涼帆(まかぜすずほ)さんと元宙組組長の寿つかささんの退団公演になっています。
松風輝さんは、寿つかささんの後任として宙組の組長に就任しています。
松風輝が出演した主な舞台3選!
松風輝さんは今までどのような舞台を歩んできたのでしょうか?
どれも主演ではありませんが名脇役として、また物語のキーマンとして重要な役が多い印象を受けます。
それでは、松風輝さんが出演した主な舞台を3つほど紹介いたします!
2014年「SANCTUARY」(サンクチュアリ) コリニー提督役
2014年9月に上演された舞台で、松風輝さんはコリニー提督役を演じています。
元星組2番手スターの愛月ひかるさんが主演を務めています。
2015年「相続人の肖像」(そうぞくにんのしょうぞう) フィリップス役
2015年10月に上演された舞台で、松風輝さんはフィリップス役を演じています。
現在宙組2番手スター男役の、桜木みなとさんが主演を務めています。
2016年「ヴァンパイア・サクセション」 クリストファー役
2016年5月に上演された舞台で、松風輝さんはクリストファー役を演じています。
松風輝さんと同じ92期生の、元宙組トップスター真風涼帆さんが主演を務めています。
松風輝は有愛きいをいじめていた?
2023年9月、宝塚歌劇団内のいじめにより、宙組娘役の「有愛きい」さんが自殺するといういたましい事件が発生しました。
有愛きいさんの残されたご家族が納得しておらず、かねてより言われている隠蔽体質だと宝塚歌劇団へのバッシングが起こっています。
では、松風輝さんとこの事件についてみていきましょう。
松風輝は事件に関わった宙組四人に入っている?
この事件の発生時点で、組長に就任していた松風輝さんは主犯格と言われています。
そして、後の宝塚歌劇団の運営者の記者会見で、主犯格であると言われている4人にヒアリングを求めたが、「ご容赦ください」と拒否したとのことで疑いがより濃厚になってしまいました。
仮に事件に関わっていなかったとしても、事件当時宙組の組長であった松風輝さんが何も知らなかったわけはないでしょう。
松風輝はいじめが原因で退団?
事件当時、宙組の組長だった松風輝さんは主犯格と言われ、厳しい意見が出ています。
芹香斗亜、松風輝、天彩峰里は退団しかないですね。この方々がいくら愛や夢を語っても、パワハラやいじめが散らついて楽しめないもんね。#宝塚
— ドラクロワン (@momofizz) November 10, 2023
退団するしかないという声も多く聞かれますが、2024年2月現在退団はしておらず、この件に関して松風輝さんからのコメントも出ていません。
今後の動静が、大変気になるところです。
松風輝の組長になるまでの舞台経歴が普通じゃない?!
松風輝さんは、宝塚歌劇団のベテランとして厳しい世界を生き残り、宙組の組長に登り詰めました。
その足取りは決して平坦なものではなく、強い精神力と努力の賜物だと思います。
昨今のいじめ事件についても、コメントを控えていますが見方によっては「隠蔽体質の宝塚歌劇団が用意したシナリオに反発しているからこその沈黙」だという意見もあり、人知れず大変な苦悩を味わっているのかもしれません。
現在、宝塚歌劇団の宙組は体調不良者続出で公演ができなくなっています。
松風輝さんの退団の噂も囁かれ、大変厳しい状況に追い込まれていることは間違いなく、悪い意味で社会からの注目を集めています。
これからどのように状況が変化していくのか?静かに動向を見ていきたいと思います。