5億年ボタンとはなに?元ネタやルール・考察についても解説!

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皆さんは5億年ボタンというものをご存知でしょうか?

インターネットへの投稿がきっかけで話題になり、「押す押さない」などの議論や様々な考察を呼び起こしました。

現在もネット用語として広く使われていますが、詳しいルールを知らない人は少なからずいます。

また元ネタになった漫画や類似品の5秒ボタンについて、知らなかった人も多いのではないでしょうか?

そこで5億年ボタンがどういうものか、また詳しいルールや元ネタ、考察の内容と併せて徹底解説します!

5億年ボタンとはなに?元ネタやルールについても解説!

5億年ボタンにはいくつかのルールがあり、これらを達成すれば100万円が手に入ります。

ただし、どれも非常に過酷なので、押す押さないで意見が分かれる事が多いです。

また名前の意味や元ネタがどういうものか、知らない人も意外と多いようです。

ここでは5億年ボタンの意味に加え、元ネタやルールについても解説します!

5億年ボタンの意味は?

5億年ボタンとは、「押すと何もない空間で5億年過ごす代わりに100万円もらえるボタン」という意味です。

ボタンを押すだけで100万円がもらえるのは美味しい話ですが、一度押すと解放されるまで無機質な空間で5億年もの月日を過ごさなければなりません。

5億年経つと現実世界でボタンを押した直後のタイミングまで戻され、肉体は元通りになる代わりに記憶はリセットされます。

そのため、押す押さないで人を選ぶ内容となっており、ネット上で議論が交わされる事も多いです。

類似品として「5秒ボタン」というものがありますが、こちらは一度押すと想像を絶する苦痛が襲い掛かるという内容です。

しかも飛ばされるタイミングは選べず、異空間での記憶も残るので、戻った後もいつ来るかわからない恐怖に怯えるようになってしまいます。

5秒ボタンは5億年ボタンの派生として生まれたという設定で、他にも「1億円もらえる代わりに肉が一生食えなくなるボタン」というのもあるそうです。

現在もネット上で派生版まで作られている辺り、それだけ強いインパクトを与えたと言えるでしょう。

5億年ボタンの元ネタは漫画だった?

5億年ボタンの元ネタは、菅原そうたさんの漫画『みんなのトニオちゃん』に登場するエピソードと言われています。

『みんなのトニオちゃん』は『週刊SPA!』で連載されていた作品で、5億年ボタンはその中の「アルバイト(BUTTON)」というエピソードに登場しました。

「アルバイト(BUTTON)」のあらすじは、主人公トニオが友人のジャイ太とスネ郎に怪しい話を持ち掛け、その結果5億年ボタンを押してしまうという内容です。

本作に登場する5億年ボタンは、ネット用語としての5億年ボタンと同じ仕組みであり、本作がきっかけで広まったと考えられます。

2022年にはアニメ化もされており、好評のうちに放送終了した後も新作が作られるなど、人気は高いです。

5億年ボタンのルールは?

5億年ボタンには以下のようなルールが存在します。

  • 眠る事や死ぬ事はできない
  • 飲食はできないが、餓死する事はない
  • 意識は明瞭である
  • 物は持ち込めない
  • 何もない空間にたった一人で過ごす
  • 現実世界に戻った際、5億年分の記憶が消去される

最後の記憶が消去される点は本人でも意識できないのが厄介で、ボタンを押すだけで100万円を手に入れられるという感覚に陥ってしまいがちです。

本編でも100万円欲しさにボタンを押してしまい、5億年の孤独な生活を再び送るという事態が起こっています。

また異空間にいる間は何をやっても死なないので、自殺もできません。

5億年もの長い年月をたった一人で過ごさなければいけないという点から、精神的苦痛は相当なものだと考えられます。

5億年ボタンを押すとどうなるの?

5億年ボタンを押した者は何もない異空間に意識が飛ばされ、そこで5億年間も過ごさなければなりません。

一度異空間に飛ばされると5億年経つまで元の世界には戻れないので、飛ばされた直後に発狂してしまう人もいるかもしれません。

人間は何もない空間に72時間いると気が狂うと言われているので、5億年ボタンを押した時の苦痛は筆舌にしがたいものでしょう。

また現実世界に戻った時点で記憶はリセットされるので、何も知らないままボタンを押し、再び地獄のような日々を送るという悪循環を生んでしまいます。

5億年ボタンを手に入れた時、実際に押す押さないで意見が分かれるのは、この特徴が主な原因とされています。

5億年ボタンを押した時と押さない時の考察!

ネットでは5億年ボタンを押す押さないかについて、究極の選択と言われる事があります。

押したら想像を絶する苦痛が待ち構えている事がわかっていても、5億年ボタンを押したいと思う人は実際少なくないでしょう。

100万円がかかった究極の選択を迫られた際、人は何を考え、何を優先するのかというテーマが5億年ボタンから考えさせられます。

そこで5億年ボタンを押した時と押さない時について、それぞれの考察をまとめてみました。

5億年ボタンを押したときの考察!

単純にお金が欲しい人、記憶がリセットされるのでリスクは低いと考える人は、5億年ボタンを押す方が多いとの事です。

体感的には数秒で100万円が手に入るので、1回だけ試す分なら問題ないでしょう。

単なる好奇心から5億年ボタンを押してしまっても、不慮の事故のようなものなので責められる事はありません。

ただし記憶はリセットされるので、知らずに押して何回も同じ体験をするという危険性があります。

5億年ボタンを押さなかった時の考察!

記憶がなくても内容さえ知っていれば、5億年ボタンは押さないという人もいます。

人間は古くから予測できないものには怯える生き物であり、不安から行動に出ないという研究結果があります。

想像しただけでも怖いものであれば、ボタンを押さない決め手として十分にありえるでしょう。

こういうタイプの人は5億年ボタンを押さない方が多いと考えられます。

5億年ボタンとはなに?押す押さないかは慎重に考えるべし!

5億年ボタンがどういうものか、また詳しいルールや元ネタ、考察の内容と併せて徹底解説しました。

元ネタは漫画『みんなのトニオちゃん』に登場したもので、現在ネット上で知られている5億年ボタンとほぼ同じです。

押すだけで100万円がもらえる代物ですが、一度押したら無機質な空間で5億年も過ごさなければいけません。

現実世界に戻された時点で記憶も消えてしまうので、何も知らない状態で再び5億年ボタンを押してしまう可能性が高いです。

そのため5億年ボタンを押す押さないかで意見が分かれており、究極の選択とされています。

類似品の5秒ボタンも押すと想像を絶する苦痛に襲われるようになり、その時の記憶は残るので、やはり意見が分かれています。

実際に押す押さないかは人それぞれですが、報酬に伴うリスクはかなりのものなので、「美味しい話には裏がある」という事を暗に示していると考えられます。

もし5億年ボタンを見つけても、押さない方が幸せなのかもしれません。