近年の異常気象によって、ゲリラ豪雨や線状降水帯の発生など、過去の台風とは違う短時間に大量の雨を降らせる水害が問題になっています。
しかし、これらの異常気象が起こる25年前に、神奈川県の玄倉川(くろくらがわ)で死者13名という痛ましい水難事故が発生しました。
玄倉川水難事故と呼ばれるその事故は、ワイドショーなどでテレビ中継され、ほぼ人災と言って良い状況から「DQNの川流れ」(ドキュンのかわながれ)と揶揄されました。
今回は、玄倉川水難事故リーダー現在を見ていくとともに、グループでのいじめや生き残り、写真やそのグループの会社である富士繋まで、さまざまな噂を見ていきます!
玄倉川水難事故が起こった経緯は?グループ内ではいじめもあった?
ここでは、DQNの川流れと揶揄されている玄倉川水難事故に関しての経緯を見ていきましょう。
13人という死亡者数は、この手の水難事故としてはとても犠牲者が多く、その中にはいじめがあったのではないか?とも言われています。
一体どのようにしてこの水難事故は起こり、そして加藤直樹という名前の玄倉川水難事故リーダーの現在はどうなっているのか?見ていきましょう!
DQNの川流れと呼ばれた『玄倉川水難事故』とは?
玄倉川水難事故とは、1999年8月神奈川県足柄郡山北町の丹沢湖近くの玄倉川で発生した水難事故です。
当時玄倉川の中洲でキャンプをしていた横浜市の会社の社員や家族・友人を含む18人が、大雨による増水によって流され生き残りはわずか5人、13名が死亡しました。
- 松尾利美さん:31歳
- 松尾理恵さん:30歳
- 松尾歩ちゃん:9歳
- 松尾駿兵ちゃん:5歳
- 加藤裕二さん:33歳
- 加藤美江さん:28歳
- 加藤優香ちゃん:1歳
- 梶ケ谷剛さん:25歳
- 織立亜希子さん:25歳
- 高橋直人さん:26歳
- 小野崎恵子さん:25歳
- 原田敬介さん:48歳
- 原田千佳ちゃん:9歳
亡くなった方の中には子供も多く、また玄倉川水難事故リーダー現在と検索されるように、リーダー格の男性の暴言や態度により、DQNの川流れと揶揄されるようになりました。
事故の経緯①ダムの職員がキャンプ客に警告
8月13日の15時20分頃、玄倉ダムの管理職員が、1回目の避難を促しています。
この時、玄倉川でキャンプやバーベキューをしていた人たちの大半が避難しており、ほぼ残っているのは被害グループだけとなっていました。
しかし、被害に遭ったグループはこの警告を無視しています。
事故の経緯②ダムの放流警告サイレンが鳴り警察官が警告
同日19時35分頃、すでに神奈川県全域に大雨洪水警報が出されており、玄倉ダム職員はダムの決壊を防ぐための放水時のサイレンを、通常10分のところを30分鳴らして警告をしましたが、避難しませんでした。
再度ダム職員が警告を行うも避難しなかったため、ダム職員は警察に通報し、警察官と共に避難勧告をするも大丈夫だと言って避難しなかったといいます。
しかしこの時すでに、中洲との間の水量は増しており、渡ることができないため拡声器で避難を訴え続けるも、「うるせえ」や「警察にそんなことを言われる筋合いはない」などと暴言を吐いていたようです。
事故の経緯③ダムが放流を開始し再び避難勧告
8月14日朝6時頃、断続的に雨が降り続いていたため、やむなく玄倉ダムは放水量を増やしました。
警察官が避難を警告するも、酔って寝ていたのか反応がなく、前日に避難していた3人が119番通報をしました。
8時30分頃には、放水により中州は完全に水没し、テントも流され先の写真のようにパラソルに捕まって耐えている状態になっています。
事故の経緯④救助が難航して人が流される
朝9時頃、レスキューが到着し救助が開始されますが、水量が多くて流れが早く、救助が難航していました。
マスコミも到着し、テレビ中継で放送される事態にまでなっていますが、2次被害の恐れもあるため救助活動が思うように進展せず、その間にも水量はどんどん増していきます。
そして11時頃、胸にまで達した水のものすごい力によって、被害者グループは濁流に飲み込まれました。
玄倉川水難事故の救助費用を巡りグループに批判殺到!
そもそも、大雨が来ることがわかっていながら、玄倉川でキャンプを始め、幼い子供を巻き込み、これはほぼ人災であると言ってもいいでしょう。
その救助費用も高額で、約4800万円に上りそれは事故があった山北町が負担しています。
これだけの騒ぎになり、テレビ中継されるなど大きな話題になりましたが、記者会見なども開かれず謝罪すらもなかったそうです。
そのため、リーダーの加藤直樹の言動と共にグループに非難が殺到し、玄倉川水難事故リーダー現在と今なお検索されるようになりました。
玄倉川水難事故のグループ内ではいじめがあった?
この被害グループ内ではいじめがあったのではないかと言われていますが、これは「玄倉川水難事故」と調べると「いじめ」という検索ワードが上がるためです。
そのため、グループ内でいじめがあったのでは?と勘違いされていますが、そのような事実は見つかりませんでした。
しかし、事故の前年に野庭高校で女子高生がいじめを受けて自殺するという事件が起こっています。
このいじめ事件の加害者の兄が玄倉川水難事故の被害者1人だったと言われており、そのため「玄倉川水難事故 いじめ」といった検索ワードが上がるようです。
玄倉川水難事故のリーダーの現在は?富士繋で働いてる?
生き残りである、玄倉川水難事故リーダーの現在はどうしているのでしょうか?
これほどの被害者を出していて、通常であればまともに生きていくことすら困難であると考えますが、リーダー格の加藤直樹さんはどうしているのでしょうか?
ここからは、玄倉川水難事故リーダー現在や写真について見ていきましょう!
玄倉川水難事故のリーダーは富士繋に勤める加藤直樹
玄倉川水難事故リーダーの現在と検索されていますが、リーダー格は富士繁戸塚工場で働いていると言われている、加藤直樹さんだと言われています。
加藤直樹さんは、玄倉川水難事故での生き残りの1人であり、自身も奥さんと娘さんの1人を亡くされています。
その加藤直樹さんですが、暴言などの言動が酷かったと言われていますが、どのような暴言があったのでしょうか?
玄倉川水難事故のリーダー・加藤直樹の言動が酷すぎる?
この玄倉川水難事故でリーダーの現在と検索される理由は、判断の甘さだけではなく、ダム職員や警察官・救助隊に対する暴言があったとされています。
警察官などの避難勧告に対しては、「警察に言われる筋合いはない!」や「俺らの税金でメシ食ってんだろ!」などと暴言を吐き、救助隊には「早く助けろ!」や「モタモタすんな!」などと煽り続けたそうです。
そして挙げ句の果ては救助された際に、おにぎりを差し入れてくれたボランティアにまで「こんなマズイものじゃなくてもっとマシなもの用意しろ!」と罵ったそうです。
玄倉川水難事故のリーダー・加藤直樹の現在は?
加藤直樹さんという名前の、玄倉川水難事故リーダーは現在まで富士繁で働いていると言われています。
とあるYouTuberが、富士繁に言って加藤直樹さん本人という方に突撃取材していました。
マスクにゴーグル姿で本当に本人かはわかりませんが、この動画を見る限り、そんな暴言を吐くような感じの人でもなく、あれは後にネットで加藤直樹さんが吊し上げにあったものじゃないか?とする説もあるようです。
玄倉川水難事故のリーダーが勤めている富士繋は現在も営業してる?
富士繁は横浜市の戸塚区で現在も営業しており、トラックなど多くの車両を神奈川県内で見かけることができます。
解体業として有名な会社であり、トラックなども数多く所有していますが、富士繁のトラックに煽られたなどの投稿もよく目にします。
富士繁といえば玄倉川水難事故リーダーだった、現在の加藤直樹さんを思い浮かべる人も多いようで、あまり良い評判は聞かれないようです。
玄倉川水難事故の生き残りの現在は?加藤直樹の娘のブログが話題に!
玄倉川水難事故では、18名が被害に遭い13名が流されて亡くなっています。
加藤直樹さん含め5名が生き残りですが、その生き残った人の現在はどうなっているのでしょうか?
ここからは、生き残りの人の現在と加藤直樹さんの娘・加藤朝香さんのブログについても見ていきましょう!
玄倉川水難事故の生き残りは5人
玄倉川水難事故での生き残りは5人います。
- 加藤直樹 31歳
- 加藤朝香 5歳
- 加藤一樹 1歳
- 平野幸雄 29歳
- 平野嗣富 31歳
上記5人が生き残っており、加藤朝香さん・加藤一樹さんは加藤直樹さんの子供です。
平野幸雄・平野嗣富さんは兄弟で、流されましたが対岸に流れ着き一命を取り留めています。
加藤直樹の娘・加藤朝香のブログが話題に?顔写真も公開
加藤直樹さんの娘である、加藤朝香さんと思われるブログの過去にあった投稿で批判されたものがあります。
事故の状況をポエムのように書いたもので、このブログに対して自業自得だという声や、美談にするなといった投稿が相次ぎました。
衝撃的な体験で、子供心にそのような気持ちを抱くのは無理もありませんが、そもそも何度も警告を無視してキャンプを続けたのが原因の根本であり、本人が責任を感じることではないように思います。
加藤直樹の息子・加藤一樹の現在は?
息子の加藤一樹さんに関しては、何も情報が出て来ませんでした。
加藤一樹さんはまだ1歳でしたが、叔父である加藤裕二さんが流される直前に決死の想いで岸に向かって投げました。
それを救助活動に来ていたボランティアの人が、我が身を顧みず川に助けに入り、一命を取り留めています。
玄倉川水難事故の生き残り・平野兄弟の現在は?
平野兄弟のその後も、同様に何も情報がありませんでした。
対岸に流れ着き、一命を取り留めていますが、平野兄弟のようにまだ若い男性なら体力もあるため助かることができたのかもしれません。
家族やカップルで参加している人も何組かいるため、彼女や子供が流されて自分だけ助かるといった選択が、できなかった人も多かったのではないかと思われます。
玄倉川水難事故のリーダーの現在は?
玄倉川水難事故のリーダーの現在は、富士繁で働く加藤直樹さんという人であることがわかりました。
YouTubeの動画で確実にこの人であるという確証はありませんが、可能性は高いと考えられます。
動画内では、暴言などあれは全部嘘だと否定していましたが、それは嘘だとしても避難勧告を無視したのは事実であり、結果13人もの命を奪う水難事故になってしまいました。
警察などは、避難はあくまで勧告しかできず、強制的に立ち退かせることはできないため、最初の時点で避難しておけば全く違った結果になっていたでしょう。
それを考えると悔やまれてならず、同様の事故が毎年のように起こりますが、自然の力を決して侮ってはいけないなとつくづく思いました。