「ゆめにっき」とは、製作者のききやまさんがRPGツクール2003で制作したもので、フリーゲームとして2004年に最初のバージョンがリリースされました。
主人公の少女を操作して広大なフィールド内を移動し、アイテムを回収するといった内容のアドベンチャーゲームですが、特に敵などが出てくるわけでもなく、エンディングすらないと言われています。
「Vector」社のVector Awardでは、ダウンロード数第14位とリリースから20年経過した現在でもコアなファンがプレイしているゲームです。
今回は、このゆめにっきとはどんなゲームなのかや、ダウンロード方法・エンディングの考察・攻略法まで解説していきます。
ゆめにっきはどんなゲーム?概要も解説!
ちょっと変わった内容となっているゲームのゆめにっきですが、どのような内容なのでしょうか?
またゲーム内にどのような要素が織り込まれ、マニアに支持されているのでしょうか?
ここからは、ゆめにっきの概要や内容を見ていくことにしましょう!
ゆめにっきの概要
主人公の少女(窓付きと呼ばれる)を操作して、アイテムを回収していくというゲームで、ゆめにっきの夢の中での広大なフィールドが舞台になります。
敵やゲームオーバーといった概念はなく、目的も明らかにはされていません。
コミカルなキャラクター設定の割に、夢の中という不気味な雰囲気もあり、またゲームの意図も不明であるため、マニアに支持されているのかもしれません!
ゆめにっきのゲーム内容は?
ゆめにっきは、マンションの一室のようなマイルームと言われる部屋から始まります。
この部屋でできることはほとんどなく、机でゆめにっき(セーブ)を記録し、テレビでミニゲームをプレイした後、ベットで眠ることで主人公は夢の世界に入っていきます。
最初の夢の部屋には12枚の扉があり、扉ひとつひとつがそれぞれ広大な夢の世界になっていて、そこに入ってアイテムを探すために歩き回ります。
敵やゲームオーバーもなく、稀に低確率でイベントが発生するのみで、存在する他のキャラとの会話なども特にできず、それが逆に不気味さにつながっているのではないでしょうか?
ゆめにっきのダウンロード方法は?操作方法や考察も解説!
では、そのゆめにっきはどこでダウンロードすることができるのでしょう?
また、PS5やswitchといったプラットフォームでの販売はされているのでしょうか?
ここからは、ゆめにっきのダウンロード方法や販売プラットフォーム、攻略方法に至るまで見ていくことにしましょう!
ゆめにっきのダウンロードやプレイするには?
ゆめにっきをダウンロードするには、当初はゆめにっきホームページからファイルをダウンロードし、RPGツクールでプレイする以外に方法がありませんでした。
2004年の古いゲームなので、プラットフォームもWindowsPCでしか動作しないものでしたが、2018年に現在のインディーズゲームに合わせて再構成した、「YUMENIKKI-DREAM DIARY-」(ゆめにっきドリームダイアリー)がリリースされました。
これにより、SteamやPLAYISMそしてNintendo Switchに移植され、ほぼ同じゆめにっきを楽しむことができるようになっています。
ゆめにっきの操作方法は?
ゆめにっきの操作方法を解説していきましょう!
原作はパソコンでの操作になるので、パソコンのキーボード操作の表記になります。
・上下左右キー:カーソルの移動、キャラの移動
・ESCキー:メニューを開く、キャンセル
・ENTERキー:決定、キャラをチェック
・テンキー9:頬をつねる(夢から覚める)
・テンキー1(or3):「エフェクト」(アイテム)によっては押すとアクションがある。
・テンキー5:「エフェクト」使用中に押すと「エフェクト」を捨てる 。(扉の部屋でのみ使用可能)
極めてシンプルな操作になりますが、複雑なアクションは一切ないのがゆめにっきの特徴でもあります。
ゆめにっき攻略には、エフェクトと呼ばれる様々なアイテムを使用し、それはいろいろなところで入手できるようになっており、それを使用すると移動速度の変化や見た目が変化したりなど様々な効果があります。
ゆめにっきのエンディングを考察!
それでは、ゆめにっきにはエンディングはあるのか考察していきましょう!
一応短いエンディングが用意されており、それは現実世界のベランダ(1番最初の部屋の外)に階段が現れ、それを降りて飛び降り自殺をすることがエンディングになっています。
なんとも鬱な展開ですが、そのため学校でいじめに遭っている、交通事故で家族をみんな亡くしたなどの様々な考察がされており、それによって鬱ゲーと言われているのも無理はないでしょう。
このエンディングに関して制作者のききやまさんからは特にアナウンスは無く、自殺の理由は考察するしかないというのが現状のようです。
ゆめにっきはどんなゲーム?
ゆめにっきは、そのゲームの陰鬱さや目的のわからない怖さがあり、衝撃的な最期を迎える鬱ゲーの名に相応しいゲームであることがわかりました。
様々な考察がされていますが、その真意ははっきりしておらず、攻略法なども特にないため、ある意味現在のオープンワールドゲームのような自由さがあるゲームでもあります。
しかしその暗い世界観と鬱なエンディングで、プレイする人を選ぶゲームであることもわかりました。
この不気味さから、小説やファンアートなど様々な2次創作作品が出されているゆめにっきですが、リリースから20年以上経過してもコアなファンに愛されており、それだけ衝撃が大きかったことを物語っています。
古いゲームですが、このゲームでしか味わえないこの独特な世界観は、ゆめにっきならではと言ってもいいのではないでしょうか!