【初級者】nmmn(ナマモノ)意味やルール8選!創作で気をつけるべきことも徹底調査

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「nmmn」とはどんな言葉なのか知っていますか?

これは「ナマモノ」と読み、二次創作の世界でよく見かける単語ですが、意味を知らない人もいますよね。

nmmnには暗黙のルールや気を付けるべきことがあり、それらが守られない場合炎上やトラブルにつながる危険も…!

今回は、二次創作を楽しむうえで「知らなかった」では済まされないnmmnの意味やルールについて詳しく解説していきます!

「nmmn」とは?言葉の意味を徹底解説!

nmmnは隠語として使われ、広く一般的に使われる言葉ではありません。

そのため、nmmnの意味を知らない人も多いです。

まずはnmmnとはどのような言葉であるのか、その意味を知っておきましょう。

実在する人物を題材とした作品のこと

「nmmn」の読み方は「ナマモノ」です。

「nmmn」の表記は、「ナマモノ」をローマ字にしたときの「namamono」のそれぞれの子音からきています。

nmmnとは実在する人物を題材にした二次創作のことです。

アニメや漫画ではなく、タレントやスポーツ選手など「生身の人間」から二次創作を作ることから「ナマモノ」と呼ばれています。

有名人同士をカップリングして楽しむBLやGLが主流です。

作品が読めるサイトでは、「nmmn」タグを使うことが多いです。

実在の人物を題材とするため、本人や関係者、ファンなどの目に触れないようにするなど、取り扱いに注意すべきという意味が込められています。

nmmnの対象は誰?

nmmnの対象となるのは、アイドル、俳優、タレント、スポーツ選手、声優などの実在する人物です。

実在はしていたとしても、歴史上の人物はnmmnには該当しません。

では、ドラマや2.5次元舞台の俳優が演じるキャラクターはどうでしょうか?

登場人物自体は架空であっても、実在の俳優が演じているため「半ナマ」と呼ばれ、ナマモノ同様の配慮が必要になります。

そもそも、二次創作については法律やファンアートなどのいろいろな角度からの解釈があり、非常に繊細な部分です。

そのため、二次創作ではいくつかの暗黙のルールやマナーのようなものがあります

その中でも主なものは、作者がネット上でコメントが検索にかからないようにすることを求めている場合はその指示に従う、二次創作についての方針や作品元の解釈についてなどは干渉し合わないなどです。

これらのルールは人気ゲーム実況者集団「○○の主役は我々だ!」が公式に発表している自分たちの二次創作に関するルールが基準になっていると言われています。

また、二次創作をするのであれば、これらのルールやマナーを知っておかなければいけないと言われるほど重要なものとなっています。

nmmnの暗黙のルール8選!注意点も徹底調査!

nmmnには、取り扱いについていくつものルールやマナーがあります。

二次創作を許可されている作品もあれば、一切の二次創作を認めていない作品もあり、作品ごとの配慮もひつようになります。

そのほかにも作者の意向など、各作品に対して柔軟に対応する必要があるので気を付けましょう。

nmmnは「隠れるべき」

nmmnはルールやマナーがあり、その1つとして「隠れる」「目立ちすぎない」ということが挙げられます。

実際にnmmnという言葉自体が隠語であり、その意味を知らなかった人も多くいるでしょう。

では、なぜnmmnは隠れたり、目立ちすぎないようにしなければいけないのでしょうか?

「隠れるべき」理由とは?

nmmnは二次創作を指す言葉です。

二次創作は二次的著作物との違いや公表権、翻案権など、著作権に関する部分で扱い方に繊細さが求められます。

特に、nmmnはアニメやゲームが対象ではなく、実在する人物を対象にするのでトラブルの危険性がより高いこともあり、その取り扱いはより慎重さが求められるでしょう。

不要なトラブルまで引き起こすことのないように、「nmmnは隠れることがルールやマナー」と言う人もいます。

明確なルールがあるわけではありませんが、安全に楽しむために暗黙のルールを知っておきましょう!

nmmnのルール①:公の場で匂わせる発言をしない

まず始めに、公の場で二次創作を匂わせる発言をしていはいけません

特に、誰でも見ることのできるSNSでの発言については気をつける必要があります。

Twitterであれば鍵垢に、pixivはマイピクのみの公開にするなど、まずはアカウントの設定を確認しましょう。

nmmnのルール②:対象者、関係者、ファンの目に触れないように細心の注意を払う

nmmnは実在する人物を対象にするので、作品内容によっては対象者やファンが不快に思ってしまう可能性があります。

なかには、nmmnを見たくないという人もいるでしょう。

しかし、ネットで作品を公開している場合は、うっかり対象者やファンなどの目に入ってしまう危険性もあります。

見たくない人がnmmnを見てしまうことを防ぐために、同人用語であるJ禁やP禁などの文字を使うようにしましょう。

  • J禁:ジャニーズ事務所関係者閲覧禁止
  • P禁:一般人閲覧禁止

また、対象者のイメージを大きく崩すような内容であれば、対象者や関係者に損害を与えてしまう可能性もあるでしょう。

他にも、nmmnのアンチが「二次創作を見つけた」と関係者などに晒してしまう危険性も考えられます。

もし、これらのことが起こればトラブルに発展する可能性は高く、nmmnに対する規制が厳しくなることも考えられ、ファンがどんどん肩身の狭い思いをしていくことになってしまうでしょう。

そのような事態を避けるためにも、nmmnはなるべく人の目に触れないようにして、ファンの間でひっそりと楽しむことがマナーとなっています。

nmmnのルール③:人前で閲覧しない

nmmnは実在する人が対象です。

もし対象者のことを知らない人が見た場合、間違った印象を持たせてしまう可能性があります。

間違った印象を他人に与えてしまうことは、対象者や関係者に損害を発生させることになるでしょう。

第一印象で悪い印象を与えれば、その人は人物に対して嫌悪感を抱く可能性もあります。

nmmnは他人の目に入らないように、人前での閲覧は避けるようにしましょう。

nmmnのルール④:人に勧めたり、紹介したりしない

nmmnに対して否定的な考えを持つ人もいます。

また、nmmnのことが広まりすぎてしまうと、トラブルの危険性を高めることにも繋がってしまうでしょう。

nmmnでトラブルが起きれば、規制が厳しくなってしまう可能性があります。

そのため、nmmnは人に勧めたり、紹介したりなどせずに、仲間内だけでひっそりと楽しみ、安全を守ることがルールとなっています。

nmmnのルール⑤:拡散しない

自分のお気に入りの作品を多くの人に紹介したいと思うことはあるでしょう。

しかし、nmmnの場合は作品が広く認知されるほど、トラブルの危険性を高めてしまうことになります。

そのため、nmmnで好きな作品や作者などに出会ったとしても、SNSなどで共有したり、情報を拡散したりしないことがルールとなっています。

大好きな作家さんが炎上しないためにも気をつけてください。

自分の趣味の範囲でひっそりと楽しむにとどめましょう。

nmmnのルール⑥:nmmnに関する作品のブックマークは非公開に

ネット上にはnmmnに関する作品が見られるサイトやサービスなどがあったりします。

また、それらのサイトやサービスには作品のブックマーク機能があり、他のユーザーがブックマークしている作品を見ることができるものもあります。

これはどのような人が、どのような作品を見ているのかを参考にできる機能です。

しかし、もしそのブックマークの中にnmmnがあれば、見たくない人と思っている人がnmmnを見たり、nmmnアンチに見つかって晒しや叩きの行為などに遭ってしまうなどの危険性があります。

nmmnの拡散にも繋がってしまうので、nmmnに関する作品のブックマークは非公開にしておくことがルールです。

nmmnのルール⑦:伏せ字や隠語を使用する

名前やプロフィールなどの対象者に関する情報をそのままテキストにしてしまうと、検索で引っかかって見つかってしまう可能性があります。

そのため、nmmnでは対象者や関係者に繋がるような言葉は伏字や絵文字などを使って、検索避けしておくことがルールです。

検索除けの仕方としてよくある方法は、関係ない記号を間に入れる、一部を伏字にするなど、下記のように表記に変えるやりかたです。

例:JANUARYの場合、「J☆A☆N☆U☆A☆R☆Y」や「JA○UARY」にするなど

公開アカウントで第三者にもわかるような表記で投稿したりするのはやめましょう。

nmmnのルール⑧:誰でも見られる場所にnmmnやBLを思わせる発言をしない

nmmnは拡散しないことがルールです。

そのため、SNSでnmmnが見られる場所を広く知らせることはルール違反となります。

もし、SNSでnmmnについての情報を投稿する場合は、フォロワーをnmmnファンだけにして、フォロワーだけが投稿を見れるようにするなどの工夫をしましょう。

ルールを守らないとどうなる?

ルールを守らずにnmmnを作り情報を拡散すると、対象者本人や関係者などの目に入ってしまう可能性があります。

その内容によっては信用毀損や業務妨害、名誉毀損などとなってしまう可能性があり、対象者や対象者の所属事務所などから訴えられてしまう危険性もあるでしょう。

過去には、TwitterやPixivに公開していたとあるnmmn作品を、第三者が勝手に御本人の公式SNSアカウントに送りつけてしまうという事件がありました。

作者を守るためにも、一人一人が気を付ける必要がありますね。

ただし、見つからなければ良いというわけではなく、法律を守る必要があることも頭に入れておく必要があります。

nmmnを投稿する方法は?サイト5選を徹底調査!

nmmn(ナマモノ)の扱いには様々なルールや注意点があることが分かりました。

これらの注意点を踏まえて、nmmnを投稿したり楽しむサイトについても紹介します。

サイトによってnmmnの扱いが違うので、細心の最新を払いましょう。

サイト①ピクシブ

Pixiv(ピクシブ)とは、ユーザーが自由に作品の投稿と閲覧が楽しめるSNSサービスです。

イラスト・漫画・小説など幅広いジャンルに対応しており、創作活動を楽しむのに適しています。

ピクシブではnmmnに関する規約はありません。

比較的自由に創作活動に取り組めますが、一般の人も利用するサービスですので扱いには気を付けましょう。

pixivにはランキングが存在しますが、これにnmmn作品がラインクインしてしまうと多くの人の目にとまることになるため、nmmn作品はランキングにのらないようにした方が安全です。

ランキングの掲載対象から外すためにも、作品の公開設定を、「全体公開」ではなく「マイピク限定公開」にしておきましょう

サイト②ハーメルン

ハーメルンは個人運営の小説投稿サイトです。

大手の小説投稿サイトで、投稿される作品は二次創作がメインのサイトとなっています。

しかし、ハーメルンの利用規約を確認したところ以下の事項を見つけました。

  • 芸能人などの実在する人物が登場する作品の投稿は禁止

このように、実在する人物が登場する作品は全面的に禁止されています。

nmmnに関するジャンルは投稿禁止ですので気を付けましょう。

サイト③小説家になろう

日本最大級の小説投稿サイト、小説家になろうでは二次創作の投稿が禁止されています。

通称「なろう」と呼ばれるこのサイトでは、nmmnだけでなく二次創作自体が禁止のようですね。

歴史上の人物を題材とした小説は、第二次世界大戦までの人物を目安で、存命中の人物を題材とするのも禁止されています。

実在する人物の作品の投稿は難しいようです。

サイト④メロンブックス・フロマージュ

メロンブックス/フロマージュは、同人グッズの通信販売を行っています。

同人誌・同人ゲーム・同人音楽を取り扱っており、国内最大級の通販サイトのようですね。

メロンブックスは男性向け、フロマージュは女性向けです。

同人グッズの販売を行っていますが、メロンブックスのサイトに以下の注意書きがありました。

実在の芸能人等肖像権に抵触する恐れのある人物の創作や、ご紹介が難しいと判断致しました過激な流血・猟奇描写の見受けられるご作品は、弊社課内で検討の上、お取扱いをお見送りとさせて頂きます場合がございます。

このように、nmmn作品の取り扱いに関しては難しいようですね。

サイト⑤とらのあな

とらのあなは、萌え系同人グッズの通信販売を主に行っているサイトです。

規約には実在する人物についての記載はありませんでした。

とらのあなではnmmnの作品投稿・閲覧が可能ということになりますね!

とらのあなには、該当URLとパスコードを知っている人のみが購入できる「シークレット販売機能」があり、特定の人たちと取引することもできるようです。

その機能を使えば、ひっそりとnmmn作品を楽しむことが可能なようです。

気になる方は調べてみてください!

nmmnはルールを守って楽しむ

nmmn(ナマモノ)とは実在する人物を取り扱った二次創作のことでした。

実在する人物が題材なので、安全に楽しむためにはいくつかのルールがあり、法律面での注意も必要です。

好きな作品を楽しむのは素敵なことですが、他人を不快な思いをさせるようなことは行ってはいけません。

nmmnは人としてのマナーを意識したうえで楽しむべきものと理解しておきましょう。