皆さんは転生スラこと「転生したらスライムだった件」というアニメを知っていますか?
WEB小説が原作の作品で、コミックやアニメの他にも様々なグッズ販売がされ、シリーズ累計発行部数三千万部を超える大人気作品です。
その「転スラ」の最終回の終わり方が読者の中で酷いという噂になっています。
今回はその酷いと噂の最終回のネタバレを含むあらすじの紹介と、アニメの続編情報や話題になっている劇場版の情報をまとめていきます。
転スラ最終回がひどい?原作最終回に賛否が!
様々な媒体で描かれている転スラ。
唯一完結しているのが原作であるWEB小説版です。
この原作に描かれている最後の展開に読者からは賛否両論が集まりました。
WEB小説版と書籍版以降では途中から話の内容事態が違うため、最後の結末も変わる可能性があります。
ここでは原作に描かれている最終回の内容と、それに対する読者の反応をまとめました。
原作最終回のあらすじを紹介!
先ほども書きましたが、WEB小説版と書籍版以降では途中から話の内容事態が違います。
そのため、未完結の書籍版以降の漫画やアニメ版では最後の結末も変わる可能性があります。
WEB小説版の最終話ではユウキとの戦いに勝利したテンペストが描かれています。
生き残った魔王達によって新たな支配領域が決まり、従者や国民は移住を開始します。
テンペストも新たに、ハイオークの住む鉱山都市と、リザードマンの住む水中都市を建設しました。
その後他国との貿易も増え、さらにテンペストは繁栄するのでした。
最後にリムルは心残りを片付ける為、リムルの姿のまま転生前の世界へ転移します。
そして、通り魔に刺されて死ぬはずだった三上悟(リムルの転生前)をスキルを使って助け、リムルの意識の一部を三上の中に移そうとしたのでした。
後に通り魔はリムルを崇拝するディアブロによって、ひどい目にあいます。
病院のベットで意識を取り戻した三上悟は、今までの出来事は全部夢だったのかと思いましたが、ナイフでできたスーツの裂け目を見て自分がスライムに転生したことを思い出します。
ここで三上悟は部下の田村に「俺が異世界に行っていたとしたら信じるか?」と聞き、ぜひ聞かせてほしいという田村に語りだします。
「俺が転生したらスライムだった件についてーーーー」
ここで物語は完結になります。
転スラ最終回がひどいと言われる理由は?
現世で生き返り、自らの体験を部下に語って聞かせるというラストで終わりました。
異世界では魔王リムルとして君臨し続けると同時に、現世の通り魔に刺されて死ぬはずだった三上悟も助けたということになります。
この結末が賛否両論を呼びました。
面白いという声が多い中、どんなところが読者の期待と違ったのでしょうか。
①夢オチのような展開がありきたりすぎた
大まかな結末として「通り魔に刺された主人公が病院のベットの上で目を覚まし、自身が異世界に転生していたことを思い出す」というものでした。
厳密には死ぬはずだった三上悟の体にリムルの記憶を持った分身を送り込み、本体のリムルはテンペストへ戻ったため夢オチとは違うようです。
この結末に強い違和感を感じる読者が多いようです。
ただの俺つええ系じゃなく、最弱のスライムから成り上がる物語に特殊な設定に魅力を感じていた読者は、ありきたりすぎる結末に不満だったようです。
②生き返りがチート能力すぎて冷めた
そもそもリムルが現実世界に転移して来た時点で三上悟は既に通り魔に刺されていました。
血を流し倒れる瀕死の三上悟に対して「人間の肉体には痛みがありそうだから」という理由で回復薬を傷口にかけてみるみるうちに傷を消してしまうという規格外チートを披露しました。
さらに完治された肉体に「多重並列存在」という能力で、自分の分身の意識を移し替えて生き返らせてしまうという展開が、ご都合主義の強引チートである為に冷めてしまったという読者が多かったようです。
転スラの最終回がひどいのは作者が死亡したから?
「転スラの最終回がひどい」という評判とともに、作者の伏瀬さんが死亡したという噂があるようです。
結論から言うと、伏瀬さんはご存命で死亡説は完全なるデマです。
伏瀬さんはSNSのアカウントを持っておらず告知などはすべて転スラを発表している「小説家になろう」で行っています。
2023年8月23日にも「小説家になろう」の活動報告にて、近況報告がありました。
近況報告では現在転スラ21巻を執筆中とのこと。
またNHKの「秘話・異世界誕生のキセキ」という番組にも出演しています。
転スラ作者伏瀬さんが死亡したという噂が流れたのは、新刊の出るペースが遅くなってきたことが考えられます。
小説版の転スラは、以前は6~8ヶ月ほどで新刊が出ていました。
しかしながら、20巻が2022年9月末に発売されたあと、続刊が出ていません。
このような状況から「新刊がでないのは転スラの作者が死亡したから?」と考えた人がいたのではないでしょうか。
待望の新刊は2023年10月末に発売されました。
転スラ最終回のファンの反応は?
賛否両論と言われる最終回ですが、実際の読者の反応はどうでしょうか。
SNS上での反応は
異世界で戦ってるときにイキリ散らかすのはしょうがないとしても、元の世界に帰ってきてまで後輩に武勇伝のように一から語って聞かせる37歳の精神力凄すぎ。
命を落としていないなら、そもそも転生しないんじゃないの?
オチを付けたせいで話に矛盾が生まれた。
という否定的な意見コメントがありました。
主に夢オチで済まされてしまうしょうもない展開への不満が多いようです。
途中までは楽しめていたのにラストだけが納得いかないという意見もありました。
すべての世界の設定を鑑みると基軸世界という超絶チートワールドにいらっしゃるリムル様が強いんじゃなかろうか……
まあ時系列によるけど。Web版最終形態リムル様だったらきっと勝てる。虚無からも帰って来れるので。
時間止まっても動けるし。— ろむふれあ (@Magica_stars) September 24, 2021
一方で、終始満足という肯定的な意見も同じくらい見られました。
これこそなろう系の醍醐味!神作!
伏線回収もしっかりされていて読みやすかった。
最後までワクワクが止まらなかった。
もう一度記憶を消して読み直したいくらい好きな作品です!
というコメントと共に完結が嬉しいけどさみしいというレビューがありました。
転スラ原作5周目に突入!
読めば読むほどリムル様が好きになっていく💦
仲間も強くなっていくのが楽しみです‼️#転スラ pic.twitter.com/Ur4phxsgdy— よっしーよしお@災害級主任技術者 (@buruburu1223) December 31, 2021
万人受けする結末ではないようですが、この結末に納得しているファン層も存在するようです。
転スラアニメの評判もひどい?書籍・漫画・アニメの今後は?
ここまで原作の結末が酷いという話をしてきましたが、その後大幅に加筆修正された書籍版以降の作品の評価はどうなのでしょうか。
実は、原作以外の作品に原作を読んだファンを中心に否定的な意見が多いようです。
一体どんな内容なのか、また今後書籍やアニメの続編はどうなるのか予想していきます。
原作とは異なる最終回になる可能性も!
アニメや漫画のもととなる書籍版は原作を大幅に加筆修正しているため、途中から話の展開が全く違うものになっています。
さらに、キャラクターの設定や世界観に関しても原作と異なる部分がいくつか存在しているため、このまま話が進むと原作とは違う結末を迎えるのではないか?という意見があります。
ここで気になるのはWEB版と小説版でラスボスが変わるだろうという原作者のあとがきの言葉…。
WEB版のラスボスはユウキ。でも原作小説のユウキは……でもあのユウキがやられるとも思わんし…
そうなるとラスボスは皇帝ルドラの身体にいるミカエル???— ちふゆ (@chihuyu_heart) September 24, 2021
SNS上ではWEB小説版と書籍版での展開の違いに、様々な考察が飛び交っています。
実際、WEB小説版の結末に対しての読者の反応が賛否両論だった為、結末が変更される可能性が高いという意見が多いようです。
アニメ版の現在は?第3期もスタート!
アニメ3期の放送は、2024年4月5日よりスタートしました。
アニメ第2期は書籍版でいうと7巻、漫画版の19巻の内容までが描かれていました。
そのため、第3期は小説の8巻からになります。
なお、連続2クールの放送となることが発表されており、ネット配信もスタートしています。
アニメ版の評判も実はひどかった…
多方面から続編希望の声が多く、動画配信サイトでの視聴率も高いと言われるアニメ版ですが、実はシリーズ通して人気が高いわけではありません。
むしろ他の作品から見ている人たちからはあまり好印象でない人もいるようです。
①画面の動きが少なくアニメならではの良さが少ない
なんやかんや全話見たけど…感想として転スラ2期ホントダメだなこれ…
会議のシーンばっかりだし、いい所は端折ってさくっと終わらせちゃうし…構成が悪すぎる原作知ってる人ほどガッカリすると思うわ
— よっしー (@nerune_4470) September 21, 2021
特に2期は、展開的に登場人物同士の会話のシーンが多く、アニメーションにも関わらず画面の動きが乏しいという意見が多くありました。
また、アニメ化することでお気に入りのシーンがカラーのイラストと音声入りで表現されることを楽しみにしていたファンは、期待していた名シーンが尺の関係で省略されていることにがっかりしてしまったようです。
2期はテンポが悪いという声が多いようです。
これはアニメのストーリーをテンポよく進めてしまうと原作漫画に追い付いてしまう為です。
②原作ありきの構成で内容がわかりずらい
転スラ日記、最新話まで視聴完了。
辛口に感想を言わせてもらうと、本編で説明抜きに突然出てくるワード、そして日記との齟齬の数々…
これ全部アニメにする際にその部分をカットしてるのが原因でしょ?
感じていた違和感が今回で確信に変わった。
原作未読勢の私が気付くレベルはダメだろ。— 左膳 (@sazennakamura) June 19, 2021
転スラは長編作品のため、リムルをはじめ多くの登場人物が登場します。
さらにファンタジーである為に聞き馴染みのない架空の言葉やものがたくさんあります。
転スラのアニメの中では物語の展開を理解するうえで、重要になるキーワードや物事についての説明が簡潔にまとめられていたり、省略されている部分があります。
漫画や書籍を読んだ人からすれば、前情報として知識があるため違和感なく理解できます。
しかしアニメから見始めた人たちは、何の前触れもなく当たり前のように振るわれる能力、何の説明もされない聞きなれない単語が多く登場するせいで内容が理解しずらい内容になってしまっています。
そこに至った経緯や登場人物の心情など重要な部分が省略されているため、違和感が酷くて視聴をあきらめた人もいるようです。
③声優の演技や配役があっていない
転スラ原作好きでアニメ見たけど
声優棒読みすぎて5分で断念した😞声だいじ。
小学生の紙芝居かよ😡
— デデ @ ぎらこ(夏毛) (@tiny_dede) April 18, 2022
転スラの主要キャラクターの声優は、多くの人気作品に出演している人気声優が多く出演しています。
主人公であるリムルの声優を務める岡咲美保さんは「音楽少女」や「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった」などに出演しています。
このリムルの声が「違和感が強すぎる」「演技が棒読みで観てられない」という意見があります。
理由は、リムルは中身が三上悟という37歳の男性であること、転生後シズの姿を模倣するものの、元がスライムであるため無性別であることです。
思考やセリフの端々が男性なのに声が完全に女性であるため、違和感があるようです。
また、演技が棒読みという意見がありますが、あくまで一部の意見であり、多くの視聴者はあまり気にしていないようです。
④総集編がいらない
転スラ面白かったしキャラも世界観も魅力的なんだがアニメは総集編と振り返りがあんまりにも多すぎるのがダレた。平成初期ジャンプアニメリスペクトか?ってぐらい。
色々な作品から影響されつつも独自の世界観確立してて良いと思います。— syu (@syu09) May 3, 2023
1期では転スラストーリー本編とは別に「閑話:ヴェルドラ日記」というアニメ1期の総集編が存在します。
「閑話:ヴェルドラ日記」はリムル=テンペストの体内にいるヴェルドラとイフリートがこれまでの物語を振り返る会話をするという内容。
会話中心の総集編があることでストーリーがダレるという声が多くあるようです。
⑤終わり方がキリが悪すぎる
…転スラ、最終回ひどすぎる。区切りが悪いのはいいとしてもちょっとぶつ切りすぎんよ。
— クロスたいち (@crosstaichi) April 10, 2021
転スラの最終回では、区切りが悪いという声が多くありました。
1期の最終回は坂口日向に関係する意味深な描写で終わりました。
物語の続きが気になるように「引き」を作るのはアニメやドラマの鉄則ですが、1期の最終回時点ではまだ2期の制作が決定していませんでした。
そのため「終わり方が中途半端」「なぜここで切った」と感じる人が多かったようです。
2期制作を見越しての終わり方かもしれませんが、最終回としてスッキリまとめて欲しいですよね。
2022年11月には転スラが劇場版に!
「転生したらスライムだった件」の初の劇場版作品「劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編」が原作者の伏瀬をストーリー原案に迎え、完全新作として2022年11月に公開されました。
アニメでおなじみの人気キャラクターたちをはじめ、新キャラクター達が完全オリジナルストーリーで活躍しました。
日本国内では国内観客動員数100万人突破しており、興行収入は14億円超えだそう。
世界各国でも公開され、アメリカではオープニング週末158万ドルを記録しています!
映画制作は初めての経験で多くの時間を費やしましたが、これほど大勢の方がご来場下さり報われる思いです。原作者として、少しでも楽しんでいただけたなら幸いです!
原作者の伏瀬さんも予想を超えるヒットに喜びのコメントを出しています。
最終回がひどいと噂の転スラとは?
「転生したらスライムだった件」は原作者の伏瀬さんが2013年~2015年に「小説家になろう」で連載していたWEB小説が元の作品です。
「小説家になろう」は、スマホやPCを使って誰でも簡単にWEB上で小説の執筆投稿、閲覧ができる小説投稿サイト。
2010年代以降、サイトに掲載された小説を書籍化する動きが複数の出版社で活発化しており、本サイト出身のそれらの小説や、特に多い異世界転生無双系の作品を総称して「なろう系」というジャンルとして扱われることがあります。
後に大幅な加筆修正の末2014年には商業作品となり書籍化、2015年に川上泰樹の作画で漫画化も果たしました。
あらすじは以下の通りです。
現世で通り魔に刺されて死んだ三上悟が異世界の洞窟でスライムとして転生した後に、相手の能力を奪う『捕食者』と世界の理を知る『大賢者』、二つのユニークスキルを武器に様々な種族の魔物や異世界の住人達と協力しながら「魔物の国」を築き、様々な困難を乗り越えつつ生きていく。
現在原作のWEB小説は完結しており、アニメも2期まで放送されています。
コミックではスピンオフ作品も多く公開されています。
転スラにはいくつかの作品が存在する!
上記でも解説しましたが、転スラは様々な媒介で描かれており複数作品が存在します。
転スラを知っている人も作品に触れた媒体はそれぞれ違うと思います。
アニメや小説を制作する際に加筆修正されたことでそれぞれ微妙に展開や登場人物などが違ったりします。
特に原作であるWEB小説版では、最終回の展開が酷すぎると話題になっているようです。
ここではそれぞれの作品の違いについて解説していきます。
①WEB版(原作)
WEB小説版は所謂原作なので当然誰の手も加えられていない完全オリジナルです。
現在完結しており、「小説を読もう」という「小説家になろう」の閲覧専用サイトで無料で読むことが可能です。
未修整作品なので多少の矛盾点があったり、物語の展開も他のものと違う部分が一番多く見られるのも原作だと言えます。
WEB版では漫画版以降で登場する「暴風大妖渦(カリュブティス)」が登場していないため、カリュブティス戦自体がありません。
他にもシオンらが殺害される原因が違ったり、ユウキの性格や行動理念も違います。
さらに、リムルが魔王化したきっかけとなるクレイマン戦もWEB版と漫画以降に作られた作品で異なります。
WEB小説版では主に戦闘シーンが簡潔に描写されていたり、キャラクターの設定が曖昧になっている部分がありました。
②書籍版
商業作品として書籍化された書籍版には、WEB小説を加筆修正したライトノベル版と、原作の15禁要素を無くして全年齢対象にした児童小説版があります。
原作では登場しなかったキャラクターやエピソードも追加され、キャラクターの設定が明確化されたのも書籍版からです。
そのため全体的に話のボリュームが原作より増しています。
WEB小説に比べて物語の情景がより細かく描写され、戦闘シーンもより迫力がある印象です。
また、アニメでは描かれていない細かいエピソードや裏話的なものが描かれているのも小説の大きなポイントです。
書籍版では漫画やアニメに比べて、シズの口調が中性的だったり、カバル達に素顔を知られていなかったため、イフリートと分離するまで老婆だと思われていたりしていました。
途中からWEB小説版と話の内容自体も大幅に変わってきており、分けて読んでも十分楽しめそうです。
③漫画版
ライトノベル版を元に小説の表紙を手掛けている川上泰樹の作画で描かれています。
アニメでは省かれているストーリーが読めるのも漫画版のメリットと言えます。
漫画版では「転スラ日記」をはじめ、6作品のスピンオフ作品が出版されており、漫画版でしか描かれていないお話も読むことができます。
また、漫画版でのみシズの故郷の回想シーンが存在しています。
イラストがある分情景を理解しやすく、漫画版から転スラを知ったというファンも多いようです。
④アニメ版
現在2期まで放送されており、その後スピンオフアニメ「転生したらスライムだった件~転スラ日記~」が放送されました。
アニメ版ではどうしても放送時間や予算などの関係で他の作品に比べ省略されてしまっているエピソードもあるため、多少唐突な展開も見られます。
ディアブロが召喚されたシーンでもリムルがいつのまにか召喚魔法を習得していて、召喚されたのがディアブロでした。
ヒナタ奇襲の状況も変更されていたりと微調整がされています。
また、アニメ版1期の24話は外伝として放送されました。
これは書籍版や漫画版で「シズとディアブロが過去に出会っていた」という描写から新たに書き下ろされた、アニメ版でしか観れないエピソードです。
2024年春には3期の放送も決定しています。
転スラのあらすじを徹底紹介!
最後に、転スラのあらすじを紹介します。
主人公は37歳独身の童貞で大手ゼネコン勤務のサラリーマン、三上悟。
不幸なことに彼は仕事の後輩を庇い、通り魔に刺され死亡しました。
死んだと思ったのも束の間、真っ暗な場所で意識を取り戻すと、三上悟はスライムに転生してたのです!
そこで出会ったのは巨大な龍「暴風龍ヴェルドラ」。
ヴェルドラはこの世界で4体存在するうちの1体で、相当強力な魔物でしたが、300年前に転生してきた勇者に封印されていました。
洞窟から出られないヴェルドラは、見た目に反して寂しがり屋で話し好きでした。
友人の証としてヴェルドラは悟に「リムル」という名を贈り、リムルもヴェルドラに「テンペスト」というファミリーネームを贈りました。
晴れて友人同士となったリムルとヴェルドラ。
リルムはヴェルドラの封印を解くため、旅に出ることになりました。
大森林でリムルは、牙狼族に襲われるゴブリン達を助け、牙狼族を懐柔することに成功します。
ドワーフ王国の鍛冶師も雇い入れ、村の開拓や建築、産業を発展させていくリムル。
実質的な指導者になったリムルは、やがて同じく日本から異世界に来た女性・シズと出会います。
ところがシズの体内にいた炎の精霊が突然暴走しシズは帰らぬ人になりました。
シズの身体を取り込んだリムルは、彼女に似た人間の姿へ変身する能力を手に入れます。
その後リムルは、争うことしか知らなかった魔物達が楽しく過ごせる世界を作って行きます。
タイトル通り異世界転生ストーリーである転スラ。
ファンタジー色が強くRPGでおなじみの魔物が出てくるため、キャラクターも多種多様で楽しめる作品となっています!
【転スラ】最終回がひどいと言われるもアニメ第三期も始まり大人気
いかがでしたでしょうか。
作者の伏瀬さんはこの転スラが処女作なので、ここまでの大人気長編作品を書き上げた事が素晴らしいことですね。
人気作品のためたくさんの人たちに楽しまれている分、様々な意見や感想がありました。
番外編を含め様々な作品が販売されて、それぞれ違う良さがあり何度も楽しめる作品になっています。
また、原作小説は完結していますが、書籍も漫画版も未完結のため、どんな結末を迎えるのか待ち遠しく思っている人も多いのではないでしょうか。
今後どのように展開していくのか注目が集まります。