オッドアイとは左右で眼の色が違うといった大きな特徴を持っています。
神秘的な印象を受けるオッドアイですが、オッドアイを持つ人は非常に少ないです。
そんな珍しいオッドアイを持つ日本の芸能人について紹介しましょう。
オッドアイの特徴や、海外の芸能人でオッドアイを持つ人物はいるのかも解説します。
オッドアイを持つ日本の芸能人4選!
オッドアイを持つ確率は1万人や5万人に1人と言われています。
そのため、オッドアイを持つ人と出会うことは、なかなかないでしょう。
しかし、そのレアなオッドアイを持つ有名人もいます。
では、オッドアイを持つ有名人にはどのような人がいるのでしょうか?
オッドアイの日本の芸能人①奥菜恵
オッドアイを持つ日本の有名人として代表にあがるのは奥菜恵さんです。
奥菜恵さんは右目がヘーゼルアイで、左目が少しブラウンがかったヘーゼルアイとなっています。
そのため、画像をよく見ると奥菜恵さんの眼は左目の方が少し濃い色をしているように見えます。
オッドアイの日本の芸能人②WANIMA KENTA
ロックバンドWANIMAのボーカルであるKENTAさんもオッドアイを持っています。
KENTAさんの両目はブラウンで、画像ではわかりにくいですが左目の方が少しだけ濃い色をしています。
音楽の映像や雑誌の写真などではなかなか眼だけアップになる機会がありませんよね。
しかし、本人はInstagramでオッドアイであるということを認めています。
オッドアイの日本の芸能人③橋本明
フリージャーナリストの橋本明さんもオッドアイの持ち主です。
右目が少し薄く、シルバーがかったような色になっています。
橋本明さんの場合は後天的なもので、病気の影響で色素に変化が出たようですね。
このように、緑内障などの病気で色が変わることもあります。
オッドアイの日本の芸能人④伊達政宗
これは定かではありませんが、戦国大名の伊達政宗もオッドアイだと言われています。
伊達政宗は天然痘で右目を失明し、その為、隻眼で眼帯をしています。
しかし、実際は病気ではなくオッドアイを隠すために眼帯していたとも言われているようです。
オッドアイであるといった情報があるわけでないので、あくまで噂です。
オッドアイを持つ海外の芸能人5選!
日本人でオッドアイを持つ芸能人について紹介してきました。
日本人には少ない印象のあるオッドアイですが、意外にも何人かいることが分かりましたね。
続いて、オッドアイを持つ海外の芸能人についても紹介します。
オッドアイを持つ海外の芸能人①ミラクニス
ミラ・クニスさんはブラックスワンやTedなどに出演されている女優です。
その眼は右目が青色で、左目は青みがかった緑となっていて、神秘的な印象を受ける眼をされています。
ミラ・クニスさんはインタビューで慢性虹彩毛様体炎になった経験を話されていることから、後天性のオッドアイの可能性があります。
オッドアイを持つ海外の芸能人②キファー・サザーランド
キーファー・サザーランドさんは24でジャック・バウアー役をされた俳優です。
その眼は右目が緑、左目が青色のオッドアイとなっています。
24は人気があったため、ドラマの展開が気になりながらもキーファー・サザーランドさんの綺麗なオッドアイも気になった人も多いことでしょう。
オッドアイを持つ海外の芸能人③ケイト・ボスワース
「タイタンズを忘れない」に出演するケイトボスワースもオッドアイです。
右目がヘーゼル、左目がブルーという比較的分かりやすいオッドアイの持ち主です。
ここまで色味が違うオッドアイだと、左右で顔の印象が全然違ってきますね。
オッドアイを持つ海外の芸能人④デヴィッド・ボウイ
ロックの殿堂入りを果たしたデヴィッドボウイもオッドアイです。
右目がグリーンで左目がブラウンといった、後天的なオッドアイの持ち主です。
彼の場合は、子どものころに殴り合いの喧嘩をして瞳孔が開いたままになっているとか。
後天的なオッドアイの持ち主もなかなか多いようですね。
オッドアイを持つ海外の芸能人⑤ジェーン・シーモア
「ドクタークイン 大西部の女医物語」で主演を飾ったジェーンシーモア。
彼女は右目がヘーゼル、左目がグリーンのオッドアイです。
いつまでも衰えることのない美しさの秘訣は、オッドアイにあるのかもしれません
オッドアイとはどのような眼か?
オッドアイに神秘的でかっこいいという印象を持つ人もいるでしょう。
これらの印象が持たれるのはオッドアイの持つ特徴的な眼の色にあります。
では、オッドアイとは具体的にどのような眼のことを指すのでしょうか?
オッドアイの特徴
オッドアイの大きな特徴は、左右で眼の色が異なることです。
その特徴が大きい場合には、片目がブラウンでもう片目が青色と色のハッキリとわかります。
ただし、片目がブラウンでもう片目が黒色と、色の違いがハッキリしない場合もあります。
そのため、よく眼を確認しなければオッドアイと気がつかないということもあるようです。
オッドアイの言葉の意味
オッドアイの日本名称は「虹彩異色症」です。
虹彩とは眼の色のついた部分で、その色はメラニン色素の量で変わります。
多くの人は虹彩のメラニン色素は同じくらいの量となるのですが、オッドアイの人は左右の眼でメラニン色素の量が異なっているので左右で眼の色も異なっています。
オッドアイは直訳すると「変な眼」という意味であり、左右で眼の色が異なることからその名前が付いた言葉です。
オッドアイと呼ぶのは日本だけ?
オッドアイは直訳すると「変な眼」という意味になるので、海外では「オッドアイ」と呼ばずにheterochromia(異色症)やbi-eye(片青眼)と呼ばれるようになっています。
または、different-colored eye(左右で色が異なる眼)やmulti-colored eye(複数の色を持つ眼)と呼ばれることもあるようです。
しかし、日本ではこれらの呼び方にはなっておらず、オッドアイと呼ぶことがまだ一般的となっています。
オッドアイになる確率
人がオッドアイになる正確な確率はわかっていません。
しかし、アジアの人の方がオッドアイになりにくい、1万人~5万人に1人の割合などと言われています。
正確な数字はわかりませんが、オッドアイが非常にレアな眼であることは十分に分かります。
動物もオッドアイになる?
オッドアイは人よりも動物の方がなりやすいと言われています。
猫であれば0.3%くらいの確率でオッドアイを持つそうです。
そのため、1万人に1人の確率と言われている人よりは、猫の方がオッドアイを持つ確率が高いです。
オッドアイにデメリットはある?
オッドアイは基本的に視力や健康に影響が出るようなデメリットはないとされています。
ただし、何らかの病気が原因で眼の色素の影響が出ている場合もあります。
そのため、オッドアイ自体が身体に影響を与えなくても、別の病気が原因の場合は身体に何らかの影響を与えてしまう可能性はあると考えられます。
また、猫のオッドアイは短命のデメリットを持つと言われることがあるようです。
これはオッドアイの猫は耳に異常を持つ可能性が高く、特に青い眼を持つオッドアイの白猫はその可能性が高いことが原因と考えられます。
野良猫であれば耳に異常を持ってしまうと、大きなデメリットとなって生き抜くことが難しくなるでしょう。
しかし、家で過ごす猫にとっては耳に異常を持ったとしても短命の原因に大きく影響を与えるとは考え難いので、オッドアイの猫が短命というのはあくまでも印象でしょう。
オッドアイになる原因とは?
オッドアイになる原因は左右の眼のメラニン色素の量の違いです。
眼のメラニン色素の量が異なる原因には、生まれときからの先天性の場合と病気や怪我などの影響による後天性のものがあります。
これら原因の違いによって、オッドアイにどのような違いがあるのかも知っておきましょう。
先天性の場合
髪や肌の色、身長や顔の形など人はそれぞれ姿が異なります。
眼の色も人によって異なり、オッドアイはその眼の色の特徴としてだた左右の色が違うだけです。
そのため、オッドアイは病気ではないので、基本的に視力や健康に影響を与えるものではありません。
ただし、まだら病やワールデンブルグ症候群などのような遺伝子疾患の影響によってオッドアイになることはあるようです。
後天性の場合
眼に怪我をしたり、緑内障や虹彩毛様体炎などの眼の病気などになったりすると、虹彩が損傷して色素が抜けてしまうことがあります。
眼の色素が抜けることで片目の色だけが変われば、オッドアイとなることもあるでしょう。
そのため、オッドアイが原因で健康に影響を受けることはありませんが、健康に影響を受けたことでオッドアイになることはあります。
オッドアイの日本の芸能人と海外の芸能人も徹底調査!
左右で眼の色が異なるオッドアイは神秘的な印象を受けることもあります。
そのオッドアイを持つ人は1万人~5万人に1人という少ない確率であり、日本の有名人にはわずか数人しかいません。
しかし、オッドアイには色の差がわずかで、よく眼を確認しないとわからないこともあります。
そのため、気がついていないだけで、実は近くにオッドアイを持つ人がいる可能性もあります。
少し周囲の人たちの眼を確認すれば、オッドアイが見つかることもあるかもしれません。