マンゴーワームとは生き物に寄生する寄生虫のことです。
寄生されてしまうと、とてもひどい状態となってしまいます。
そのあまりにもグロテスクな状態となってしまうことから、マンゴーワームは「検索してはいけない言葉」の1種にもなっています。
そのため、他の「検索してはいけない言葉」のような残虐性はありませんが、もし関連する動画や画像を観る場合には注意が必要です。
しかし、マンゴワームは非常に危険な寄生虫なので、動画や画像は観なくても知識だけ持っておいても良いでしょう。
超危険！マンゴーワームってどんな虫？
マンゴーワームは生き物に寄生する危険な寄生虫です。
また、寄生されると見た目が非常にグロテスクな状態となってしまいます。
では、マンゴーワームとはどのような寄生虫であり、寄生されてしまうとどのような状態となってしまうのでしょうか？
マンゴーワームは寄生虫
マンゴーワームとはハエの1種であり、その幼虫です。
つまり、マンゴーワームは生き物に寄生するウジ虫のことです。
日本ではあまりウジ虫の寄生の話は聞きませんが、特定の地域では注意しなければいけない寄生虫となっています。
マンゴーワームに寄生される原因
マンゴーワームはハエが生き物の体に卵を産みつけられることで寄生します。
ただし、ハエも生き物のどこにでも卵を植え付けられるわけではありません。
例外もありますが、卵を産みつけられるのは主に傷口です。
そのため、不衛生な環境で傷口を放置していると、マンゴーワームに寄生されてしまう可能性があります。
マンゴーワームに寄生されるとどうなる？
マンゴーワームは卵の状態で生き物の体に植え付けられます。
卵から孵ったマンゴーワームは皮膚の中でうごめくため、痛みや痒み、ウジ虫が這う感覚などを感じるようになります。
また、感染症のかかる可能性もあるので非常に危険です。
マンゴーワームはいろいろな生き物に寄生し、その様子はネット上にアップされることもあるようです。
以前に犬がマンゴーワームに寄生された動画がSNSにアップされていたことがあるようで、その動画では皮膚から大量に顔を出してウネウネと動く様子が映されていました。
大量のウジ虫が動く様子は非常にグロテスクですが、マンゴーワームに寄生された犬を心配する人も多かったようです。
マンゴーワームはどこにいる？
マンゴーワームはハエの幼虫ですが、ハエの幼虫のすべてがマンゴーワームというわけではありません。
マンゴーワームを生むのは主にアフリカの中央や東側に生息するブローフライというハエの1種で、日本語名では食人バエと呼ばれています。
そのため、基本的には日本でマンゴーワームに寄生されることはありません。
もし、マンゴーワームが生息する地域を訪れる際には注意しましょう。
ただし、日本にもいろいろな外来生物が入り込んできています。
ハエやその卵は非常に小さいので、今後マンゴーワームが日本に入り込む可能性はゼロとは言い切れません。
マンゴーワームの治療方法とは？
マンゴーワームは皮膚に入り込んでいて、その数も大量です。
もし、マンゴーワームに寄生されてしまった場合には、どうやってそれらを除去のでしょうか？
ワンゴーワームの治療法はいくつかあるようです。
手術による切除
マンゴーワームは皮膚から顔を出していますが、それらをピンセットなどでつまんで、無理に除去しようとするとマンゴーワームの体を潰してしまいます。
マンゴーワームを潰してしまうと体液が出て、感染症のリスクを高めてしまう可能性があります。
そのため、手術で患部を切開して丁寧に除去しなければなりません。
圧迫による除去
マンゴーワームに関連する動画でよく観る除去方法が圧迫です。
マンゴーワームが寄生している患部を鼻の角栓を絞り出すかのように圧迫して押し出します。
押し出された大量のマンゴーワームは激しく動くため、非常に見た目がグロテスクです。
また、痛みも強いようで治療を受ける側の負担も大きいです。
薬での駆除
マンゴーワームは皮膚から顔を出すくらいの浅い場所にいることもありますが、深く潜ってどこに行ったのかわからなくなる場合もあります。
そのような場合はマンゴーワームを駆除したり、体外に追い出すために薬を使った治療をすることもあるようです。
ただし、マンゴーワームの治療に使われる薬には下痢や食欲不振、発疹などの副作用が出ることもあります。
マンゴーワームの治療の注意点
マンゴーワームの治療は手術や薬が必要であったりなど大変ですが、それでも治療法がないわけではありません。
そのため、ちゃんと治療をすれば大事に至ることは少ないでしょう。
ただし、マンゴーワームを除去しても、荒らされた皮膚は綺麗にはならずに患部は傷跡として残ってしまいます。
場合によってはマンゴーワームを除去した部分にポッカリと穴が開いてしまうこともあるようです。
少しでも傷跡を残さないためにはマンゴーワームが成長する前に除去する必要があるので、早期の治療が必要です。
また、マンゴーワームに寄生されないように衛生を保つことも重要でしょう。
マンゴーワームが寄生するのは犬だけ？
マンゴーワームが寄生した犬の動画がネットにアップされたことがありました。
では、マンゴーワームは犬だけに寄生する寄生虫なのでしょうか？
また、人間が寄生されることはないのでしょうか？
いろいろな動物に寄生する
マンゴーワームはブローフライと呼ばれるハエの1種の幼虫で、主に哺乳類に卵を産み付けるようです。
そのため、犬ではなく、猫がマンゴーワームに寄生された例もあるようです。
また、ハエの幼虫が寄生することを蝿蛆症と言い、マンゴーワームを産み付けるブローフライの1種以外にも、ヒツジバエやウマバエなどの蝿蛆症の原因となるハエはいます。
これらのハエも含めれば、ヒツジやウマなどのいろいろな動物がハエに寄生の対象となります。
人間にも寄生する？
マンゴーワームのようにハエの幼虫に寄生されることを蝿蛆症と言い、蝿蛆症の原因となるハエの種類は数種類います。
その中には人間を寄生の対象とするハエもいて、人間がハエの幼虫に寄生された様子がネット上に動画でアップされることもあります。
人間がハエの幼虫に寄生された有名な動画は「生き物を飼ってしまった少年」でしょう。
内容は蝿蛆症となった頭部を映した動画です。
ウネウネと大量の幼虫が動く様子はグロテスクであり、「生き物を飼ってしまった少年」も「検索してはいけない言葉」の1つとなっています。
>>【閲覧注意】生き物を飼ってしまった少年とは？衝撃のその後も！
マンゴーワームには注意が必要
日本でマンゴーワームに寄生されることはありません。
しかし、今後マンゴワームが日本に入ってくる可能性はゼロではありません。
また、蝿蛆症の原因となるハエは複数種あり、人間がハエの幼虫に寄生されることはあります。
場合によっては人体に大きな影響を与えてしまうこともあるので、グロテスクな動画や画像まで観る必要はありませんが、知識としては持っておくようにしましょう。