世界中で人気を集めた少年ジャンプの伝説的漫画「NARUTO」。
2016年にはボルトを主人公とした「BORUTO」が連載開始しました。
そんなボルトの父、七代目火影のうずまきナルトに死亡説が浮上しています。
死亡した理由やボルトに出てくる死亡キャラについて見ていきましょう!
【ボルト】ナルトが死亡確定な理由7選!殺したのはカワキで確定?
「ボルト」作中でのうずまきナルトは、連載開始当初からSNS上などで「死亡説」が囁かれていました。
しかもそれがナルトを慕い、息子ボルトの友人でもあるカワキが殺したのではないか?と噂されています。
作中ではそれを匂わせるセリフなども確認されているので、ここからはナルト死亡説について確認していきましょう!
考察①プロローグでのボルトの言葉
「ボルト」第1巻のプロローグにて、ボルトの解説で「最初のほんの少しは、俺と父ちゃんの物語だ」と語られています。
主人公ボルトが「最初のほんの少し」と表現している様子から、この時点でナルトが死亡しているとも読み取れますよね。
しかしここではナルトの死亡を確定させる情報は出てきていません。
考察②「ボルト」冒頭でのカワキの発言
続いては、同じく「ボルト」第1巻のプロローグにて、ボルトに対しカワキが放った言葉です。
おそらく戦闘中のような描写の中「お前も七代目と同じところに送ってやるよ」とボルトに発言しています。
この場面にナルトの描写はなく、お互いに殺し合っているのだとしたら「死んだナルトと同じ場所へ送ってやる」という解釈もできますよね。
これは「既に死んでいるナルトと同じ場所」なのか、「カワキが殺したナルトと同じ場所」なのかどちらともとれそうな発言です。
考察③バリオンモードで死亡?
「ボルト」216話にて判明したナルトの「バリオンモード」という形態は命を代償とします。
この形態はナルトが宿している尾獣「クラマ」とナルトのチャクラを合わせる事で、物凄い力を得られるものです。
そしてそれは一度限りの大技である事も説明されました。
しかし、クラマから「バリオンモードの代償はワシの命だ。ナルトお前じゃあない」とはっきり明言されています。
クラマのセリフからナルトがバリオンモードで死亡したという事はなさそうですね。
考察④62話で大筒木に殺された?
「ボルト」62話にて中忍試験の最中、ナルトの中の尾獣を狙った大筒木一族が突如現れ、かなりの苦戦を強いられてしまいます。
さらに大筒木モモシキが会場ごと消しかねない規模の攻撃を仕掛けてきたため、ナルトが身を挺して皆を守ろうとし、最後は大爆発の中62話が終了します。
62話時点でナルトは死亡しておらず拉致されただけのようでしたが、前作からのファンにはかなり衝撃的な内容ですよね。
考察⑤作者岸本先生がナルト死亡を匂わせ?
続編「ボルト」で前作の人気キャラが死亡してしまう事について、「ナルト」作者の岸本先生は肯定的なコメントを残されています。
過去の対談にて岸本先生から「時代も違うし自由にやって頂ければいい。既存のキャラが死んでもいいですし」と話されていました。
面白くなるのであれば人気キャラの死亡もありという考え方は、非常にプロフェッショナルでさすがに世界的な漫画家ですよね。
⑥カワキに封印された!?
考察②で解説したように、ナルトはすでに死んでいるといった見解もあります。
しかし、実際は死亡しているのではなくカワキによって封印されているようです。
ナルトとヒナタに息子のように育ててもらったカワキは、その歪んだ愛から2人を異空間に閉じ込めてしまいました。
2人を封印した理由も「死なせないため」だそうです。
カワキは神術・大黒天を使い時の止まった異空間から物を出したり入れたりできます。
その異空間にナルトとヒナタも意識のない状態で封印されているとか。
ひとまず危害を加えるつもりはないようですので、ナルトたちの身の安全は保障されています。
⑦九喇痲(クラマ)が死亡したから
考察③で解説したように、ナルトはバリオンモードを開放しています。
バリオンモードの開放によって人柱のナルトは死亡するのではと思われていました。
しかし、今回はそのケースに該当せず尾獣である九喇痲が死亡。
バリオンモードの代償はナルトの命ではなく、九喇痲の命だったのです。
その際にナルトはショックのあまり死んだように見えましたが、実際には生きています。
九喇痲が死亡したことによって、ナルトが死亡したと勘違いする方も多かったようですね。
ナルト死亡説に世間の声は?
世界的な人気作品となっている「ナルト」ですから、そのファンの数も計り知れません。
ナルト死亡説が囁かれている事に対しても意見は様々でした。
前作主人公のナルトが死亡することにショックを受け、私生活にも影響が出そうな声や、続きを見るのが辛いなどの意見が多く見られました。
また、ナルトだけでなくサスケも死ぬ可能性が高いという意見が多くありました。
その一方で、「ナルト」と「ボルト」は別物の作品だいう意見や、次世代の別作品だからナルトが死ぬのもありだという意見もあり、2作品を完全に別物と割り切って肯定的に見ている声もありました。
「ボルト」死亡キャラ一覧
これまでは「ボルト」に登場したうずまきナルトの死亡について見てきました。
「ボルト」ではその他にどのようなキャラが死亡しているのでしょうか?
ここからは、「ボルト」で初登場したキャラや「ナルト」から登場しているキャラも含め死亡した人物を一覧にして見ていきましょう。
大筒木キンシキ
大筒木キンシキは「ボルト」で登場した大筒木一族のキャラクターです。
大筒木一族とはかつて神樹から「チャクラの実」を奪い、得た力で乱世を治めた大筒木カグヤに連なる一族です。
大筒木キンシキも大筒木一族の系譜で、大筒木モモシキの従者として登場します。
特徴をまとめると以下になります。
- 見た目:2メートルを超える髭面の大男で、額に巻き付くように生えた角がある
- 戦闘スタイル:怪力や、自身のチャクラで作り出した多彩な武器を使用する
- モチーフ:金太郎と武蔵坊弁慶
ナルトやサスケと交戦中、不利な状況になると自ら丹と呼ばれるものになり、大筒木モモシキに食べられ死亡しました。
さらにこのシーンは原作以外でも劇場版「BORUTO」とアニメ版でも放送されました。
キンシキがモモシキに食べられてしまうシーンは、映画版よりアニメ版に対して「がっかりした」という声が見られたようです。
ヴィクタ
ヴィクタは「ボルト」の世代に登場する謎の組織「殻」の内陣(インナー)と呼ばれる構成員の一人です。
構成員は肉体改造をされ、その順番ごとに構成員には番号がついており、ヴィクタの特徴をまとめると以下になります。
- 見た目:右目には眼帯をしており、右足は義足の小柄な老人で杖をついている
- コード:左のこめかみにv(ヴィクタ)が刻まれている
- 能力:不明
カワキを取り逃してしまい、同じ内陣の果心居士に焼き殺されてしまいました。
能力も人望も低めなようで、SNS上でも「焼け死んでいい」と考えている声もあり、読者人気もあまり高くはなかったようです。
ムギノ
木の葉の里三代目火影の孫木ノ葉丸と同期で親友だったムギノは、人気が高くアニメでは原作よりも登場回数が多い事でも有名です。
木ノ葉丸から「足手まといになるくらいなら、捨て身で仲間を守る。そういうヤツだ」と話されていた事から互いに信頼し合っていたようです。
また戦争孤児で、三代目火影に命を助けられた過去を持っていますが、それを木ノ葉丸には伝えていません。
任務中に「殻」所属の青に襲撃され、土遁の術で青を道連れにする形で死亡しました。
かなり人気のキャラだったようで、SNS上でもムギノの死亡を惜しむ声が多数見られたようです。
青
前作「ナルト」では五代目水影の側近として活躍した上忍で、前作の大戦で本部ごと破壊され生死は不明でした。
その後「ボルト」にて再登場した際に語られたエピソードでは、大戦後数年間昏睡状態で木ノ葉病院で入院していたようです。
先の大戦で壊滅した本部で一人生き残ってしまった事や、身体も不自由になった事もあるのか「殻」の外陣(アウター)として暗躍します。
青は「殻」の任務でボルトと交戦し、敗北した所に現れた果心居士の口寄せ蝦蟇に潰されて死亡しました。
青は前作ファンからも人気が高く、忍として死んだ青の最後には読者からも賞賛の声が多数見られました。
我婁
我婁は「殻」の外陣に所属しており防衛マスクをつけた大男で、過去に自分の下顎をつぶしたカワキを恨んでいます。
カワキの事は「空っぽ野郎」とばかにしており、内陣のデルタからの指示でカワキを追い交戦しましたが、覚醒したカワキの「楔(カーマ)」によって跡形もなく消滅させられてしまいました。
高圧的な態度や言動の割にあっさり死亡してしまった事に対し、かませ犬的な扱いに同情するような声も見られました。
ある意味愛されていたキャラなのではないでしょうか?
ジゲン
「殻」の実質的なリーダーであり、その正体は大筒木イッシキの器でボルトやカワキ同様に楔(カーマ)を持っています。
特徴を以下にまとめると、
- 見た目:修行僧のような恰好をした辮髪の男
- コード:左頬にⅣが刻まれている
- 性 格:残忍かつ暴力的で無慈悲
- 能 力:体術や天手力による瞬間移動など多彩で、全ての基礎能力が非常に高い
作中最強クラスのナルトやサスケを圧倒し、クラマからも「今勝つのは不可能」と言われるほどの戦闘力を誇ります。
しかし、大筒木イッシキが器として転生し上書きされてしまい、ジゲンの人格は封印される事になりました。
元は普通の人間だった過去を持ち、後天的に大筒木にされてしまったジゲンに対し「かわいそう」「不憫だ」という意見が目立ちました。
九喇嘛(クラマ)
「クラマ」は前作「ナルト」にて主人公うずまきナルトに封印されていた九尾の尾獣で、ナルトの最大の理解者です。
尾獣とは六道仙人によって9つに分けられた十尾のチャクラから生み出された9体の魔獣の事で、それぞれが莫大なチャクラを誇ります。
前作から最重要キャラの一人であるクラマでしたが、大筒木イッシキとの闘いで「バリオンモード」になった事で死亡してしまいました。
これには古参のファンも衝撃を覚えたようで、年齢問わず悲しみで泣いているツイートや「やだ、戻ってきて!」という声でいっぱいでした。
常に一緒に活躍してきた相棒がいなくなってしまう悲しさ、ナルト本人だけではなく読者にも喪失感が沸き起こったようですね。
大筒木イッシキ
イッシキはかつて大筒木一族の祖カグヤと行動を共にしていましたが、カグヤが反旗を翻し瀕死の重傷を負ってしまった過去を持っています。
そしてイッシキが死にかけたところに偶然居合わせた修行僧のジゲンの肉体を乗っ取ることで生き延びたのです。
イッシキの特徴を以下にまとめました。
- 見た目:ジゲンと似た衣装に、左目は白眼で右目は固有能力のオッドアイで菱形の顎髭
- 性 格:一人称は「俺」で地球人を「下等種」と見下す傲慢な性格
- 能 力:対象物体を瞬時に縮小できる
- モチーフ:一寸法師
さらにジゲンの時でさえ最強レベルだった体術もさらに向上されており、手がつけられない状態でした。
しかしカワキを器にするために楔(カーマ)を刻もうとしますが、カワキの影分身の術だった為、寿命が尽きて死亡しました。
うずまきナルトの弟子カワキがナルトの代名詞である影分身を使ったことやクラマとの別れ、サスケの輪廻眼消失など内容が濃い戦いとなりました。
さらにアニメでは前作「ナルト」からの描写を入れた特殊EDも用意されるなど、色々な意味でイッシキの死亡編は衝撃の内容となったのでした。
ボロ
ボロは謎の組織「殻」の幹部で、大筒木教と呼ばれる宗教団体の教祖を務めています。
白い口髭とパイナップルのような髪形が特徴的な大柄の男性です。
体中に化学忍具を仕込んでおり体の一部が破壊されても、驚異的な再生能力で元に戻れるとか。
そんなボロは異空間での戦闘時に、科学忍具の核があることを見透かされてしまいます。
そして写輪眼でサラダによって破壊。
暴走したボロは巨大化し、最後のあがきを見せますが大筒木モモシキによって殺害されました。
三代目土影オオノキ
三代目土影のオオノキは前作「NARUTO」の登場人物になります!
岩隠れの里の三代目土影を担っており、鼻が特徴的な可愛らしい小柄の老人です。
「BORUTO」開始時点ですでに79歳とご高齢でした。
五影のなかでも最長の在任期間を誇っており、年齢を感じさせない活躍ぶり。
原作では描かれていませんでしたが、アニメ版では岩隠れの里の内乱終了時に亡くなったことが伝えられています。
「ボルト」死亡説があるキャラは他にもいる?
ここまでは「ボルト」で実際に死亡が確認されたキャラを紹介してきましたが、その他にも重要キャラでは死亡説があがる人物がいます。
前作「ナルト」から登場しているサスケなど主要人物や、「ボルト」から登場している主要人物でも気になるキャラの死亡説が囁かれているのです。
本当に死亡しているのか?または死亡していても生き返るのか?62話のように拉致されただけ?気になる人物について考察していきます。
死亡説①サスケ
うずまきナルトの親友で、「ボルト」では主人公ボルトの師匠として活躍しているうちはサスケですが、死亡説が噂されています。
作中ではまだ死亡している訳ではないサスケですが、噂の理由を以下にまとめました。
- 輪廻眼の消失
- 師匠が死亡
- 世代交代のため
まずはサスケ最大の武器である輪廻眼をイッシキに乗っ取られたボルトにクナイで刺されてしまい、弱体化したことがあげられています。
さらに前作「ナルト」でも自来也や猿飛アスマなど、主人公や主要キャラの師匠が死亡し弟子が成長するという流れがあります。
ナルト達の息子世代が活躍する「ボルト」では、世代交代の意味も含め強すぎるサスケの死亡はあってもおかしくないという事でしょうか。
死亡説②カンクロウ
前作「ナルト」からの人気キャラで、砂の国の上忍でもある傀儡使いカンクロウの死亡説について確認していきましょう。
砂の国の尾獣「守鶴」を木ノ葉の里に送り届けるため、ボルト達と行動を共にしますが、その最中大筒木ウラシキに襲撃されます。
苦戦を強いられたカンクロウは、自らの傀儡を爆発させる自爆に近い技を使いボルト達を守ります。
大爆発に巻き込まれたカンクロウですが、その後砂の国の病院で風影我愛羅と談笑している描写があるためカンクロウは生きていることがわかりますね。
死亡説③果心居士(かしんこじ)
作中で登場する謎の組織「殻」の内陣の構成員で、何かと死亡キャラに関わっている重要人物です。
その正体は、前作で死亡したナルトの師匠自来也のクローンであることが作中で明かされました。
大筒木イッシキとの闘いの中で重傷を負わされますが、大蝦蟇を口寄せして間一発戦場から逃げることに成功します。
しかし、その後作中に登場はしておらず、生死は不明です。
「ボルト」での重要キャラでもあるようですので、このまま死亡で作中から退場するとは考えにくいですよね。
「ボルト」のナルトは生きている!しかし今後死亡の可能性も!
今回は「ボルト」で活躍中のうずまきナルトやサスケの生死や、その他キャラの死亡説についても考察してきました。
現在ナルトは生きていますが、作中の描写やセリフを鑑みると、今後作中で死亡する可能性があるということも分かりました!
「ナルト」や「ボルト」では死亡したと思っていたキャラが生き返る事はよくありますので、今後の展開から目が離せませんね!