【辛ラーメン】発がん物質検出でヤバい!?日本製は安全でノグリラーメンの発がん性も調査!

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韓国発祥のインスタントラーメン”辛ラーメン”をご存じでしょうか?

癖になる辛さが病みつきとなり、辛い物好きの人たちのなかで話題になりました。

そんな辛ラーメンから発がん性物質が見つかったと言われているようです。

食品の安全性に関する問題は日本で非常に重要視されており、小林製薬の”紅麹”が大きな話題になったのも記憶に新しいところです。

もし噂が真実であるとするならば、食品に関する規制にまで発展するかもしれません。

噂の真相と広まった理由について、徹底的に解説していきましょう!

辛ラーメンの発がん物質検出は日本では安全!?

発がん性物質が含まれているとなると大問題ですよね。

しかし、日本の辛ラーメンは発がん性物質が含まれていなくて安全と言われています。

日本製の辛ラーメンは安全なのか、詳しく見ていきましょう。

日本製の辛ラーメンは安全?食べても大丈夫?

韓国製の辛ラーメンには発がん性物質が含まれており、当時は大々的に報道されていました。

そのため台湾やタイでは商品を回収するといった対応が取られていましたが、日本ではそういった動きはありません。

そのため、日本国内で出回っている日本製の辛ラーメンは安全で、食べても大丈夫である可能性が高いと言えます。

ただし、海外で回収が行われていることを考えると、日本製は絶対安全で食べても大丈夫!と言い切れないというのが正直なところです。

そのため安全性が心配な方は食べないほうが良いと言えるでしょう。

また、日本と海外では安全基準が異なるということも頭に入れておくべきです。

辛ラーメンの生産元「農心」の見解は?各国の食品安全の基準とは?

食品の衛生に関する問題が浮上した際、真っ先に気になるのは製造メーカーの見解です。

製品の安全性を検証し、問題がないかどうかを調べるはずですから、どんな発表をしたのか気になるところでしょう。

また、先述した通り食品安全基準というのは国によって異なっています。

そちらについてもここで詳しく解説しましょう。

「農心」は発がん性物質は無いと公表した?

辛ラーメンを生産している食品会社「農心」は、2021年8月19日、公式サイトにて「EU向け『SEAFOOD RAMEN』について」という発表を掲載しました。

かねてより懸念されていた発がん性物質、エチレンオキサイド(EO)は検出されず、発がん性物質ではない2-クロロエタノール(2-CE)が微量検出された、という内容でした。

2-クロロエタノールの検出量からして、人体に影響を及ぼすレベルではないと結論付けています。

そして、同じページにて辛ラーメンにも通じるであろう日本へ流通している製品についても言及していたため、その内容をまとめました。

  • 現時点で日本に流通している商品に問題はない
  • 「SEAFOOD RAMEN」はEU向け商品であり、日本には流通させていない
  • 農心の日本流通商品は、いずれも日本の食品安全基準で実施している輸入検査を通過している
  • 「SEAFOOD RAMEN」で検出された2-CEは発がん性物質ではない

説明の内容としては「SEAFOOD RAMENは日本に流通していないし、日本に出ている辛ラーメンからは発がん性物質は出ていない。危険性は無い」ということになります。

公式が発表した内容を信じるのであれば、辛ラーメンから発がん性物質が見つかったのではないため、安全性に関して変わりはないわけです。

ただ、あくまでも農心の見解というだけの話ですので、実際に問題ないかどうかはやはりしっかりした検査をしなければ分かりません。

各国の商品安全の基準が違う!?

食品安全の基準については、日本と中国、韓国など近しい国であっても異なっています。

よって、全く同じ品質の商品を流通させたとしても、ある国では基準を通過でき、別のある国では通過できず販売できないということも起こり得ます。

EU加盟国、欧州食品安全機関等の代表らが参加した「エチレンオキサイドに関する技術会議の概要」によれば、今回検出された2-CEに関して発がん性や遺伝毒性の完全排除はできず、結論として安全レベルは確立できないとしています。

国立医薬品食品衛生研究所が公開している「食品安全情報(化学物質)別添」では、各国の検出基準は以下の通りです。

  • 米国・カナダ:2-CEは940ppm以下
  • EU:EOと2-CEの合計で0.02~0.1ppm
  • 日本:0.01ppm以上で輸出国に差戻

欧州では検出されても、日本で同じメーカーの製品から検出されないのは、検疫所でのモニタリング検査の対象になっていないからです。

生鮮食品に含まれる農薬などが対象であって、厚生省の基準としても国外とは異なっていることを説明しています。

辛ラーメンから発がん性物質が検出された!?過去にも同じトラブルが?

韓国発祥の人気食品「辛ラーメン」。

辛ラーメンは本社を韓国のソウルに置く株式会社農心が製造しており、韓国製のみならず日本製も製造されています。

そんな辛ラーメンから発がん性物質が検出されたという情報が拡散されています。

辛ラーメンの発がん性物質に関しては過去にも同じトラブルがありました。

詳しく見ていきましょう。

辛ラーメンに発がん性物質が混入?誤報だった?

辛ラーメンに発がん性物質が混入していたというのは誤報ではありませんでした。

2023年1月、台湾に輸入された食品メーカー農心の辛ラーメンブラックから、発がん物質エチレンオキサイドが検出されたのです。

エチレンオキサイド:引火性、爆発性がある物質で、発ガン性を認める第1群とされている(人間に対して発がん性がある物質)

農心では2012年にも、6種のカップラーメンからベンゾビレンが検出されています。

検出されたのは4種類のノグリラーメンとえびタンビッグカップ、生生ウドンカップの6種類です。

ベンゾビレン:煙草にも含まれている発がん性物質の1つ

韓国では、過去にも辛ラーメン以外のラーメンから有害物質が検出されています。

2021年に有害物質が検出されたラーメンは以下の通りです。

  • 農心:海鮮タンメン(湯麺)
  • 八道:八道ラッポッキ

この時に検出されたのは”クロロエタノール”という物質で、該当の商品はすべて回収されました。

クロロエタノール:眼および気道を重度に刺激し、中枢神経系・心血管系・腎臓および肝臓に影響を与えることがある

さらに2022年にはイタリアでもクロロエタノールが検出されています。

検出された成分エチレンオキサイドとは?

今回韓国製の辛ラーメンブラックから検出されたエチレンオキサイドは主に病院等で消毒等に使うものです。

WHOの研究機関であるIARC(国際癌研究機構)では発ガン性を認める第1群(人間に対して発ガン性がある物質)としています。

飲み込むと有毒であり、皮膚に触れるとアレルギー性皮膚炎を起こす恐れがあります。

辛ラーメンの発がん性物質混入事件は過去にもあった?

辛ラーメンの発がん性物質混入事件は過去にもありました。

2012年に辛ラーメンを製造している農心が製造していた「ノグリラーメン」から発がん性物質のベンゾビレンが検出されました

この事件は当時韓国で大々的に取り上げられ、騒動になたことがあります。

ちなみに日本ではベンゾビレンについての基準はなく、通常は検査をしていません。

その理由はベンゾビレンは本来食品に入れられる物質ではなく、食品添加物にはならないといった理由のためです。

しかし、テレビの報道を受け、日本でも一部の販売店でノグリラーメンの回収が行われました

検出された成分ベンゾビレンと2-クロロエタノールとは?

ベンゾビレンは、タバコに含まれる代表的な発ガン性物質で、WHO外部組織の国際がん研究機関が発がん性物質のグループ1に分類している成分です。

人体に対し遺伝毒性(変異原性)を有する発がん性物質と言われています。

そして2-クロロエタノールはグリセリンと同じくかすかにエーテルに似た甘い臭いを持つ無色液体の化学物質です。

ベンゾビレンとは違い、発がん性物質ではありません。

しかし、吸入してしまった場合、吐気、おう吐、頭痛及び胸痛等の症状を起こすことがあリます。

発がんの危険がある加工食品は辛ラーメン以外にも?世間の声は?

発がん性の物質が検出されたことで話題になった辛ラーメン。

ここではそのことに対する世間の声をご紹介していきます。

また発がんの危険ある加工食品は辛ラーメンだけではありません

辛ラーメン以外の発がんの危険がある加工食品もここではご紹介していきます!

超加工食品を食べると発がんリスクが上がる!?

超加工食品(糖分、塩分、脂肪を多く含む加工済みの食品)を多く食べる人は発がんのリスクが高いという結果がフランスの研究で出ました。

超加工食品には次のような食品が該当します。

  • 大量生産されたお菓子やデザート
  • 炭酸飲料や加糖飲料
  • 即席麺や即席スープ
  • ミートボール
  • チキンナゲット
  • 大量生産された菓子パン

辛ラーメン以外にも発がん性物質が検出されたカップ麵は?

辛ラーメン以外にも発がん性物質が検出されたカップ麺をご紹介します。

一つ目はインドネシア企業開発の即席麺「インドミー」です。

インドミーからは発がん性物資エチレンオキシドが検出され、マレーシアと台湾では自主回収が行われました

二つ目はインドネシア製のインスタント麺「ミー・セダープ」です。

ミー・セダープからはインドミーと同じ発がん性物質のエチレンオキシドが検出され、製品の回収が行われました。

インドネシアはインスタント麺の消費量が世界2位であるため、インスタント麺から発がん性物質が検出されたことは多大な注目を集めました

辛ラーメンの発がん性物質検出騒動に世間の声は?

 

辛ラーメンから発がん性物質が検出されたことについて、世間では次のような声が上がっていました。

  • 「辛ラーメン食べてみたいけど、発がん性物質検出されたの聞いて怖くて食べれない」
  • 「韓国製の辛ラーメンから発がん性物質検出されたみたいだけど、日本製の方は安全なの?」
  • 「発がん性物質の報道誤報じゃなくて本当なの?」
  • 「発がん性なんて気にしないので、にじ甲見ながら辛ラーメン食べます」
  • 「誤報じゃないのか・・・。韓国製はともかく、日本製は食べても大丈夫と信じてる」

辛ラーメンは体に悪い?正しく食べれば健康や美容に効果が期待できる?

 

激辛で、その辛さが病みつきになりハマる人も続出している辛ラーメン。

身体に悪いと思われがちな辛ラーメンですが、実は正しく食べれば健康や美容に効果が期待できるという情報があります。

これは本当なのでしょうか?

こちらに関して詳しく調べてきましたので、見ていきましょう!

辛ラーメンが体に悪いと言われる理由は?

まず、辛ラーメンが体に悪いと言われる理由についてです。

辛ラーメンにはカプサイシンという物質が含まれており、人によっては流涙症や鼻液漏といった症状が出たり、粘膜の炎症に吐き気、嘔吐、高血圧が起きることもあります。

これらの症状は子どもなどが特に発症しやすいことから、注意が必要です。

ただし、過剰摂取の場合やカプサイシンが体に合っていない人が起こることが多いので、辛ラーメンを食べると上記のような症状が必ずしも出るわけではありません

辛ラーメンに健康効果は期待できる?美容にも?

 

カプサイシンは過剰摂取すると体に悪影響を及ぼしますが、反対に脂肪を燃焼する肥満防止の効果や発毛に効果があるなど健康効果や美容効果もあります

また、他にもカサイプシン血流をよくしてくれる働きがあり、それによって体を温めることができるので新陳代謝が良くなることにもつながります。

このことから辛ラーメンには健康効果や美容効果が期待できるといえるでしょう。

辛ラーメンの食べ過ぎには注意!栄養バランスを意識して

辛ラーメンに含まれている健康効果や美容効果が期待できるカプサイシン。

そのため辛ラーメンは摂取の仕方によっては健康や美容効果があるのは確かです。

しかし、辛ラーメンにはカプサイシン以外にもさまざまな材料や成分が含まれています

そしてあくまでカップラーメンであるという点を考えると、カプサイシンに健康や美容効果が期待できるからといって食べ過ぎるのは控えた方がよいでしょう。

健康を意識する人におすすめ!辛ラーメンのアレンジレシピ

辛ラーメンはそのまま食べるだけでなく、さまざまなアレンジが可能です。

こちらの動画では健康を意識する人におすすめの辛ラーメンのアレンジレシピをご紹介しています。

辛ラーメンを健康を意識して食べたいといった方や普段とは違うアレンジをして食べてみたいといった方はぜひ参考にしてみてください。

韓国製辛ラーメンから発がん性物質が検出された件についてのまとめ

辛ラーメンはその辛さと旨さにハマる人が続出している人気商品ですが、韓国製の辛ラーメンから発がん性物質のエチレンオキサイドが検出され回収が行われるという事件が起こりました。

日本製の辛ラーメンはそういった情報は出ておらず、食べても大丈夫である可能性は高いです。

しかし、海外で回収の動きがあることを考えると100%安全とは言い切れないので、安全性が心配な方は食べないほうが良いと言えるでしょう。