【2024最新】尾本幸祐のその後と現在が衝撃すぎる…?家族の現在と冤罪理由7選も紹介!

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2023年2月に東京都江戸川区で、男性が顔などを複数回切りつけられ殺害された事件はご存じの方も多いのではないでしょうか。

逮捕された容疑者・尾本幸祐は現役の中学校教諭だったため、世間に衝撃が走りました。

尾本幸祐は逮捕後黙秘を続けており、本件の捜査はどこまで進んでいるのか気になりますよね。

尾本幸祐がどのような人物だったのかを考察しつつ、事件の真相に迫っていきます。

尾本幸祐事件とは?

2023年5月、東京都江戸川区の住宅に侵入し住人の男性を刃物で殺害したとして、同区立中学校教諭が逮捕されました。

逮捕された尾本幸祐(36)容疑者は2023年2月、勤務先である中学校の近所にある住宅に侵入して住人の山岸正文さん(63)を刃物で複数回切りつけるなどして殺害した疑い。

逮捕直後に容疑を否認して以降、いまだに黙秘を続けています。

尾本幸祐事件の概要

起訴状によると、尾本容疑者は2023年2月24日午後6時半頃、江戸川区一之江7丁目の山岸さん宅に侵入

住人である契約社員の山岸正文さんの顔や首などを刃物で切りつけ殺害しました。

事件後に被害者宅から血痕のついたマスクと黒縁眼鏡が発見され、血痕をDNA鑑定したところ尾本容疑者のものであると判明。

事件当時、被害者ともめた末に出血したものと考えられています。

また、住宅3階からは土足痕も見つかっており、尾本容疑者のスニーカーと同型であると確認されました。

土足痕は事件前についたもので、以前から複数回住宅に侵入していたと見られています。

犯行動機は借金?

尾本容疑者は事件当時、ネット競馬による数百万円の損失に加え、FXでの損失分や住宅ローンなど多額の借金があったことがわかっています。

そのため、山岸さん宅への侵入は窃盗目的であり、たまたま帰宅した被害者と鉢合わせし殺害にいたった可能性が高いと言われています。

アリバイ工作をしていた

事件当日はいつもどおり勤務先の区立中学校に出勤していた尾本容疑者。

ところが、午後は休暇を申請していたにもかかわらず、退勤記録は午後7時15分になっていたのだとか。

退勤記録の偽装は、副校長に依頼していたこともわかっていて、犯行時刻のアリバイ工作だったと見られています。

尾本幸祐事件に対する世間の反応やその後は?

現役の中学校教諭が殺人の容疑者として逮捕された、尾本幸祐事件。

衝撃的な一連の騒動を、世間はどのように見ているのでしょうか。

ネット上で騒がれている事件への反応を検証していきます。

冤罪説が浮上

警察の捜査による裏付けがあっての逮捕にもかかわらず、尾本容疑者は冤罪であるとの見方もあります。

その根拠は、

  • 容疑を否認している
  • 確固たる証拠が少ない
  • 周囲の評判がいい
  • 事件当時のアリバイがある
  • 事件現場が生活圏内にある

などが挙げられます。

尾本容疑者を知る近所の人は彼を、「子煩悩で人当たりのいい人」と言い、学校でも生徒からは人気があったようです。

家庭も職場も順調である人が殺人を犯すのか、という疑問が残ります。

サイコパス説?

冤罪説が浮上する一方で、事件は尾本容疑者によるものとし、サイコパスな一面があるとの声もありました。

  • 事件後も2ヶ月間教壇に立っていた
  • 事件現場と勤務先が近い
  • 被害者の顔を攻撃している
  • 借金返済のため窃盗を繰り返していた

などが理由のようです。

たしかに、尾本容疑者の犯行に間違いないとすると、犯行後も何食わぬ顔で出勤していたというのも驚きですよね。

現場と勤務先の中学校はわずか150メートルしか離れていません。

常識的な意識では理解しがたい状況と言えるでしょう。

付きまといの過去があった?

事件の報道を受け、ネット上では尾本容疑者の過去についてもさまざまな情報が見られます。

そのひとつが、かつてストーカー行為をしていたというもの。

11年前とのことで、当時、尾本容疑者は江東区内の区立中学校に勤務していたようです。

尾本容疑者のストーカー行為については、一度だけテレビで報道されたきり。

そのとき被害にあった女性の証言も公表されていたようなので、信ぴょう性は高いでしょう。

しかし、それ以降テレビやネットニュースで取り上げられることありません。

尾本幸祐事件後の家族について

尾本容疑者には、逮捕当時妻と3人(息子2人、娘1人)の子供がいます。

父親の逮捕という出来事は、家族にとって大きなショックを与えたことでしょう。

逮捕後、残された家族はどうしているのでしょうか。

尾本幸祐の妻のその後は?

容疑者逮捕の5月10日から2日間は自宅で生活し、それ以降は義父母宅に身を寄せています

実家についての詳細は不明ですが、近隣住民の話によると自宅からほど近いところにあると尾本容疑者本人が語っていたようです。

なお、時折自宅にも帰っているところを目撃されています。

子供たちのその後は

3人の子供たちも母親と一緒に尾本容疑者の実家に身を寄せています

長男は2023年の春、小学校に入学したばかりだったとか。

しかし、騒動の中、登校できていないと推測されます。

【顔画像有り】尾本幸祐容疑者の生い立ちを紹介!パンサー尾形に似ている?

殺人容疑で逮捕された尾本容疑者。

周囲の評判も悪くない彼の生い立ちに迫っていきましょう。

SNSでも話題になっている、芸人パンサー尾形さんに似ているという説も、顔画像付きで検証します。

顔画像と基本プロフィールの紹介

尾本容疑者の基本プロフィールは以下のとおり。

  • 氏名:尾本幸祐(おもとこうすけ)
  • 年齢:37歳
  • 住所:東京都江東区大島8丁目
  • 最終学歴:日本大学教育学部
  • 職業:中学校教諭

学生時代までの詳細は公開されていませんが、高校時代は野球部に所属し、東東京大会にも出場するほどだったようです。

その経験から、赴任先の中学校では野球部の指導もしていました。

高校卒業後は日本大学教育学部に進学し、大学卒業と同時に、中学校教諭になります。

教諭歴13年の間は特別支援学級を担当していたこともわかっています。

パンサー尾形に似ている?

逮捕時の報道をはじめ、尾形容疑者の顔写真がさまざまなところで公開されています。

SNSの一部では、尾本容疑者と芸人のパンサー尾形さんが似ているとの声がありました

次の写真がパンサー尾形さん。

どうでしょうか?

言われてみると似ていなくもないかな、といったところ。

次に、SNSで聞かれる実際の声を紹介します。

特に似ていると言われるのが、尾本容疑者がマスクを着け護送されている映像

パンサー尾形さんからすると、うれしくない口コミですね。

出身大学は日本大学

出身高校は特定できなかったものの、東京都内の高校を卒業した尾本容疑者は、日本大学教育学部に進学

過去のSNSでは、尾本容疑者の同級生だったという人物が「コンビニおにぎりを箸で食べる不思議な奴だった」と投稿していたことがありました。

中学校の特別支援教育担当として評判が良かった?

尾本容疑者は日本大学教育学部を卒業後、2010年度の東京都教員試験で採用されると、伊豆諸島新島村の中学校に赴任します。

続いて文京区立第八中学校を経て、事件発生の1年前に江戸川区立松江第五中学校に赴任

いずれの中学校でも特別支援学級で学級主任を務めてきたと報道されています。

特に事件当時の勤務先である松江第五中学校では、勤務態度も良好で、中堅教員として信頼もあったようです。

自宅は?背伸びして一軒家を購入していた?

尾本容疑者の自宅は警察が家宅捜索に入ったこともあり、ネット上で江東区大島8丁目との情報が明らかになっています。

公開されている戸建ての外観を見る限り、きれいな新築一戸建てです。

自宅が建つ土地は、2015年時点では駐車場でした。

その後現在の容疑者宅を含め2戸の物件が建てられています。

国税庁ホームページに掲載の路線価図によると、自宅付近の路線価は35万円。

物件の敷地はおおよそ33平方メートルあり、計算では土地代だけで1200万円になりますね。

さらに、建物は約4000万円で購入したと報道されていることから、あわせて5200万円の住宅ローンがあったと考えられます。

公務員のマイホームとしては、かなり無理のある買い物であると想像できますね。

また、借金があると住宅ローンを組むのは難しいですから、報道されているギャンブルや投資での借金は自宅購入後にできたものということになるでしょう。

【徹底解説】尾本幸祐が冤罪の理由7選!不可解な点が多すぎる?

先述のとおり、尾本容疑者逮捕については冤罪説がささやかれています。

その根拠はどこにあるのでしょうか。

ここでは尾本容疑者が冤罪であると言われる理由についてみていきます。

理由①:防犯カメラの映像が曖昧

犯行現場近くの防犯カメラには、事件当日の午後5時半頃被害者宅方向へ歩いている怪しい人影が映っていました。

黒い上下の服にフードをかぶり、白い手袋をした人物

手には、傘か杖のようなものを持っていますが、映像からは正面から顔の確認もできません。

映っている不審人物が尾本容疑者であると断定するには、根拠が弱いですね。

理由②:被害者との関係性と状況が矛盾

そもそも尾本容疑者は窃盗目的で被害者宅に侵入し、たまたま被害者と鉢合わせになったため殺害にいたった、というのが捜査機関の見立てです。

しかし、遺体で発見された山岸さんは顔や首などを複数回切りつけられた跡がありました。

執拗に攻撃していることから、被害者に対して強い殺意があったものとうかがえます。

尾本容疑者自身、事件の1ヶ月ほど前にたまたま山岸さんと面識を持っていたと証言していますが、ほぼ初対面に近い相手を、これほどまでに恨みを込めて殺害する必要があるでしょうか。

理由③:尾本容疑者の生活圏内と現場の関係

尾本容疑者の勤務先である松江第五中学校と被害者宅は、150メートルほどしか離れていません。

徒歩なら5分程度の距離です。

事件当日中学校は定期試験があり、校内や学校周辺には尾本容疑者を知っている人が多くいた可能性も否定できません。

2月とはいえ、犯行時間帯は夕方でそれなりの人通りはあったと推測されます。

被害者宅の玄関は通りに面していますので、なおさら目撃される可能性も高いでしょう。

知り合いに気づかれるリスクを冒してまで犯行に及ぶでしょうか

理由④:犯行動機が弱い?

逮捕後も黙秘を続けている尾本容疑者。

そのため、犯行動機も明らかになっていません

ただ、容疑者が置かれていた状況から、借金と住宅ローンの返済のため窃盗目的で山岸さん宅へ侵入したとされています。

勤務態度は真面目だったと言いますし、返済に困窮していたとは考えにくいというのが一点。

また、窃盗目的から殺人にまで至るには状況が飛躍しすぎているという点も冤罪である理由となっているようです。

理由⑤:世間の評判が良かった

尾本容疑者が犯人であるのは疑わしいという根拠のひとつに、すこぶる評判が良かったという点が挙げられます。

勤務先の中学校でも人間関係は良好、生徒からも慕われていたとか。

近隣住民も、「穏やかで人当たりのいい人」と口をそろえます。

ご近所トラブルを抱えていたという話も聞こえてきません。

理由⑥:子煩悩で家庭環境が良かった

尾本容疑者には3人の子供がいます。

休日は自宅前で子供たちと遊んでいるところが目撃されており、近隣住民からは子煩悩な父親という声が多数ありました。

人間トラブルもなく家庭も円満な人が、犯罪を犯したりするでしょうか

理由⑦:尾本容疑者が関与を完全否定している

尾本容疑者は、逮捕直後に事件への関与を完全に否定。

それ以降は黙秘を続けています。

そもそも、被害者である山岸さんとは事件の1ヵ月前にたまたま山岸さん宅前を通りかかった際に一度面識があった程度だと言います。

そのとき山岸さんに呼び止められ、荷物の移動を頼まれたので、山岸さん宅へ入ったことはあったようです。

ただ、限られた接点で家の中に金銭があるかどうかなど知り得るはずがありません。

尾本幸祐事件の真相とは?専門家が分析!

事件についての報道がなされないまま、一部では憶測が飛び交っている尾本幸祐事件

捜査状況も明かされていません。

ここからは、元大阪府警刑事の中島正純氏が情報番組に出演し語った、事件の真相について解説します。

逮捕までの時期について

本事件について、犯行は2023年2月、逮捕は5月と事件発生から逮捕まで2ヵ月という時間が経過しています。

このことについて、中島氏は以下のように言及しています。

スピーディな逮捕だった。殺人事件には恨みによるものと通り魔的な行き当たりばったりなものがある。今回は容疑者に借金があり、被害者宅への侵入は窃盗目的だったとすると、殺害は行き当たりばったりの犯行だったということ。過去に2人は面識があることから、トラブルの有無などの関係性を調べていたため時間がかかったのではないか。

逮捕にいたるまでの裏付け捜査の時間を考えると、事件から逮捕までの2ヵ月間は妥当と考えられます。

尾本幸祐の証言の真偽は?

逮捕前の任意の事情聴取で、尾本容疑者は、事件より前に一度だけ被害者とやりとりがあったと証言しています。

またその際、被害者宅へ入ったとも話しているのですが、中島氏はこの証言自体が疑わしいと言います

被害者宅に侵入の痕跡があったと警察から言われ、つい出た言い訳ではないか、と推測しています。

殺害方法について

被害者宅へは窃盗目的で侵入したとされていますが、殺害に使用した刃物はどのようにして用立てたか、ということについて。

中島氏の見解はこうです。

そもそもは窃盗目的だっただろうが、刃物は事前に準備していたと考えられる
被害者の遺体は玄関にあったことから、容疑者は被害者が帰宅したことに驚いて犯行に及んだのだろう。
ただ、被害者が帰宅したのを確認して台所に刃物を撮りに行き殺害したとは考えにくい。
見つかったら殺害しようと最初から考えていたのだろう

住居侵入の時点では殺意はなくとも、犯行前から用意周到だったということになりますね。

なぜ近場で犯行に?

尾本容疑者はなぜ、勤務先からほど近い被害者宅を狙ったのか、という点について中島氏は、

被害者宅は高齢者2人暮らしだったため、狙いやすいと考えたのではないか

としています。

実際、山岸さんは認知症を患う母を介護していたと言います。

面識があったのなら、家庭環境も知っていた可能性が高いという見立てです。

容疑者の世間体の良さについて

世間からの評判も容疑者が、そもそも犯罪を犯すのかということについては、中島氏ならではの見解があるようです。

捜査経験から言うと、「まさかこんな人が」という人物が犯罪を行う事例は多い

まさに、人は見かけによらない、ということでしょう。

人当たりがいいと評判だった尾本容疑者ですが、裏の顔がなかったとは言い切れないのも事実です。

尾本幸祐事件は冤罪説も否定できない

容疑者黙秘のため捜査状況が見えてこない尾本幸祐事件。

事件から一年半以上経つものの、いまだ真相は明らかになっていません

ネット上では、尾本容疑者の人柄から、冤罪を信じる声も多くありました。

残されたご家族のためにも、一日も早く事件が解決することを願うばかりです。