2015年に35歳という若さでこの世を去った俳優の泉政行さん。
死因は病気であったとされていますが、詳細は公表されていません。
なぜ死因が公表されなかったのかの理由を考察するとともに、彼の出演作品や家族(妻)など、著者が調査した内容をご紹介いたします。
泉政行の死因は病気だった!?病気を公表しなかった理由とは?
「ごくせん」でデビューし、仮面ライダー555や連続テレビドラマ科捜研の女などに出演していた泉政行さん。
35歳という若さでこの世を去りましたがいつどの様な病気で亡くなったのか、そしてなぜ公表されなかったのでしょうか?
泉政行さんの命日、死因、なぜ公表されなかったのか順に紹介していきます。
泉政行はいつ亡くなった?
かねてから療養中であった泉政行さんは2015年7月28日東京都内の病院で35歳という若さで息を引き取りました。
葬儀は近親者のみで執り行われたそうです。
2012年には自身のブログ「青空に浮かぶ月」では、最近全力で走ると息が上がるとコメントしており、体調不良をそれとなくにおわせていたようです。
泉政行の死因は「肝硬変」だった?
泉政行さんが亡くなった当時はご家族のご意向で死因は伏せられていましたがのちに泉政行さんの死因は肝硬変であることが確定しています。
肝硬変という病気はB型、C型肝炎ウイルスやアルコール性または非アルコール性脂肪性肝炎などの炎症を修復する際にできる線維(コラーゲン)が肝臓全体に拡がってしまっている状態のことです。
肝硬変になると肝臓が収縮し硬くなり肝機能が低下します。
それによって肝がんや食道静脈瘤、胃静脈瘤などの併発の恐れがあります。
泉政行さんの死因が伏せられていたことで自殺やエイズ、白血病などいろんな憶測がなされる結果となってしまいました。
ご家族のご意向という事もあって、人には話せないような死因であると思われてしまったのでしょうか。
なぜ泉政行の死因を公表しなかったのか?
泉政行さんのご家族のご意向によって死因は当時公表されませんでしたが、理由としては同じ病気で闘病中の方への配慮ではないかと言われています。
ここからは考察になりますが、肝硬変での闘病中の方が有名人が同じ肝硬変で亡くなったという報道を見ると恐怖を覚えることもあるでしょう。
特に肝硬変は重篤化しにくい病気で90%の方が完治する病気と言われています。
肝がんや食道静脈瘤などの合併症もありますが、仮にもし合併症が理由で亡くなったのであればなおさら闘病中の他の患者さんに不安を与える材料になってしまうからではないでしょうか。
泉政行さんは心因性のストレスによる自殺だからという説もありますが、死因が肝硬変と分かった現在では前者の説が有力です。
泉政行のお墓の場所は?
泉政行さんのお墓の住所はご自身のブログに記載されています。
場所は埼玉県春日部市藤塚46-5 10区10側2番 かすかべ霊園です。
2016年7月28日に「1年が経ちました。手を合わせてきました。」という言葉と上記の住所のみが投稿されて以来ブログの更新はありません。
ご家族の誰かが投稿したのか、所属していた事務所GIFTが投稿したのかもわかりません。
泉政行は結婚していた?妻や家族は?
泉政行さんには彼女がいたのか、もしくは結婚し妻がいたのでしょうか?
泉政行さんはルックスも良くイケメンだったので恋人がいても不思議ではありません。
死因もご家族のご意向で未発表となっていましたが、家族構成などはどういったものだったのか調査しました。
泉政行は結婚していなかった?
泉政行さんは生前に結婚報告はありませんでしたし、生涯独身であったとの記事もあるようなので結婚はしていないと思われます。
イケメン俳優として活躍していましたが熱愛報道もなく彼女もいなかったと考えられます。
ただ報道されなかっただけという可能性もありますが、今となっては確認することもできませんし、当時の恋人が特定されることもあり得ません。
泉政行の家族は姉が1人?
泉政行さんの家族構成に関してもウィキペディアにも記載がありませんし、家族構成に関する記事を見つけることはできませんでした。
しかし姉が1人いるという事は判明しているそうです。
泉政行さんの死因を未公表にしたご家族とは姉のことなのか、両親と姉の4人家族だったのか、それともほかに兄弟がいたのかは謎のままです。
泉政行の出演ドラマなど活動経歴は?
高校時代に「東京ストリートニュース!」の読者モデルをしていた泉政行さんですが、生前の活躍を振り返ってみましょう。
多くのドラマに出演しイケメン俳優として活躍していましたがどんな作品に出演していたのか4つご紹介します。
経歴①「ごくせん」大内政行役でドラマデビュー
泉政行さんは「東京ストリートニュース!」の読者モデルとしての活動をきっかけに芸能事務所GIFTに所属し、2002年に「ごくせん」の大内征行役としてドラマデビューをしました。
本作品では今なお大活躍中の小栗旬や嵐の松本潤など豪華俳優陣との共演を果たしています。
デビュー作であるにもかかわらず大物たちとの共演の中浮くことなく大内征行を演じきったという印象です。
経歴②「仮面ライダー555」ホースオルフェノク役
翌年2003年には「仮面ライダー555」で木場勇治(ホースオルフェノク)役として出演しています。
木場勇治という役も怪人でありながら人間との共存を願う善良な心を持ち合わせた魅力的なキャラクターで、泉政行さんは主人公ではないにしても多くのファンが付くことになりました。
他にも仮面ライダーファイズと仮面ライダーカイザの声優としても活躍しており、このころから少年たちからの人気も高くなっていったようです。
経歴③「科捜研の女」乾健児役
泉政行さんは、2004年に放送されたドラマ「科捜研の女」第5シリーズから主人公の助手乾健児役として2011年まで出演していました。
彼が「科捜研の女」を卒業したのは第11シリーズの8話です。
乾健児の父親が病に倒れ余命1年だと電話を受ける描写があり、父と一緒に居られる時間を大切にしたいという理由で科捜研を去るという内容でした。
翌年2012年に体調不良で療養の時期があったので、「科捜研の女」降板の理由としては2011年ごろから体調に異変があったのではないかと言われています。
経歴④遺作映画「グレイトフルデッド」柳道彦役
泉政行さんは2012年から体調を崩しがちになり入退院を繰り返していたようですが、数々の映画祭に出品された名作「グレイトフルデッド」に柳道彦役として出演しています。
本作品が公開されたのは2014年11月、公式では2015年7月に泉政行さんが亡くなっているので最後に出演した作品である「グレイトフルデッド」が彼の遺作になりました。
泉政行死去に共演者やファンから追悼コメントが!
2002年にドラマデビューし2014年までの12年間イケメン俳優として活躍していた泉政行さんの突然の訃報に共演者からも数々の追悼の言葉が寄せられていたようです。
若くしてこの世を去った泉征行ですが、共演者とも友好な関係を築いていたようです。
共演者の方々の追悼のコメントを一部紹介します。
半田健人がラジオで追悼コメント
「仮面ライダー555」で共演した半田健人さんが出演したラジオ番組でコメントを残していました。
もしね、こう…泉くんが…健康でいてくれたら…そのファイズの…続編じゃないけどね、そういった物も、まぁ、いつか…出来るんじゃないかって言うのを僕は夢見てたんですがね…
僕ねぇ、泉くんと、二人ではないんだけど、唐橋さんもいたかなぁ?…葛西のね、地下鉄博物館行ったの。泉くんも僕も鉄道が好きだったんですよ。
出典:AMEBLO.JP
「ファイズ(仮面ライダー555)の続編も夢見ていた。」
「泉君も僕も鉄道が好きだった。」
ラジオ番組ではこのようにコメントしていました。
一緒に地下鉄博物館に行ったりなど仲の良い共演者だったことが分かります。
他にも仮面ライダー555共演者の芳賀優里亜さん、村上幸平さん、監督の田崎竜太さんなどたくさんの方がコメントを残しています。
泉征行の死因と非公表の理由
泉政行さんの死因はほぼ間違いなく肝硬変であると判明しましたが、肝硬変によって別の合併症もあったのではないかと疑ってしまします。
非公表の理由は同じ病気と闘っている人に不安を与えたくないという理由で非公表にしたのではないでしょうか。
泉政行さんは共演者とも良い関係を築いていたようですし、本人が生前そう望んだのかもしれませんが今となっては確認のしようがありません。
若くしてこの世を去った泉政行さんのご冥福をお祈り申し上げます。