大阪府泉佐野市で、同居していた18歳の女性に暴行を加え死亡させた傷害致死事件犯人の『山中元稀(げんき)』被告。
犯行の様子があまりにも残忍なため、
残酷すぎて同じ人間とは思えない…。
と、人間性を非難する声が多数あがりました。
それほど残虐な犯行をおこなえる山中元稀とは、どのような人物だったのでしょうか。
山中元稀の生い立ち、顔写真、インスタ、実家の場所や出身中学校など徹底調査してみました!
大阪18歳殴打事件の犯人・山中元稀の生い立ちは?少年院に入った過去も?
※Xより引用
- 中学時代に少年院に入っている?
- 中学校は佐野中?
- 高校を中退してホストになる
- 実家は大阪府泉佐野市長滝?
- 父親の仕事は建築関係
- 父親から虐待されていた?
山中元稀被告について調べてみると上のような情報が見つかりました。
これを見ると、家庭環境などもあまりよくなかったような印象を受けますね。
それでは、残虐な犯行に走ってしまった山中元稀被告の生い立ち、親子関係、顔写真やSNSなどについてみていきましょう!
大阪18歳殴打事件とは?
- 事件現場は大阪府和泉市の山中元稀被告の自宅アパート
- 殴打され亡くなったのは交際中の18歳の女性
ニュースによれば、山中元稀被告がおこした傷害致死事件の概要は上のようなものです。
山中被告の証言によれば、
女性が亡くなる前日にケンカになり、女性が刃物を持ち出してきたため制止するため10発~20発殴った
のだそう。
なお、ケンカの時に女性が持ち出したという刃物は見つかっていません。
ボコボコに殴打した女性を放置して自宅を出た山中元稀容疑者が自宅に帰ってくると、女性はすでに冷たくなっており
帰ってきたら冷たくなっている。呼吸もしてない
と山中被告みずから通報して事件が発覚したということです。
被害者・立花花華さんが受けた暴行がひどすぎる?
※Xより引用
山中元稀被告が殴殺した女性が当時18歳だった立花花華さんです。
立花花華さんが受けた暴行は凄惨のひとことに尽きます。
- 全身を何度も殴る蹴る
- 髪の毛を引きちぎる
- 暴行によって流れ出た大量の血を立花さんに無理やり舐めさせる
- エアガンで皮膚を撃ち穴を開ける
とても人間のする所業とは思えませんね。
裁判では遺族である母親の意見陳述がなされましたが、悲痛な訴えに胸がつまります。
- 娘は少ないお小遣いでプレゼントをくれるなど優しく、元気いっぱいで母親の元気の源だった
- 山中被告の携帯電話には暴行の様子が撮影されており、目を覆いたくなったが現実を受け入れるためすべて見た
陳述のなかで立花さんの母親は、
裁判官と裁判員のみなさん。過去の傷害致死の事例と比べて、『これぐらいの判決だろう』と判断しないでください
と訴えています。
過去の判例に照らし合わせると、実際の犯行の凄惨さに比べて刑が軽い印象を受けることがありますよね。
こういったことからも、立花さんの母親は山中被告に対して厳しい処罰感情をもって量刑を判断してほしいと思っていることがよくわかります。
【顔写真有】事件の犯人・山中元稀は地元で有名な不良?
※Xより引用
- 2001年5月10日大阪府生まれ(事件当時22歳)
- 家族構成は両親と兄と妹、合わせて5人家族
- 中学で保護観察処分(少年院に入ったといううわさも?)
- 高校は1年で中退
- 高校中退後ホストクラブで働き始める
山中元稀被告の簡単な経歴を箇条書きにしてみました。
地元の人たちの証言によれば、10歳ごろから素行の悪さが目立ち始め、いわゆる悪ガキだったそうです。
小学生の時には、いじめをしたり同級生を階段から突き落として病院送りにするなど、フダ付きのワルとして地元の要注意人物あつかいだったことも…。
中学生の時には、保護観察処分になるほど素行が荒れ、少年院送りになったといううわさもあるようです。
一応は高校に進学した山中被告でしたが、高校でも問題を起こし1年生の段階で中退してしまったそうです。
その後はホストクラブで働き始め、今回の18歳女性殴殺事件を起こすにいたったようですね。
地元の人たちの話を聞くに、手のつけられない不良だったことは間違いないでしょう。
山中元稀の出身中学は佐野中?婦女暴行で少年院に?
- 山中元稀被告の出身中学校は泉佐野市立佐野中学校?(あくまでうわさレベル)
- いじめ・暴力・カツアゲなど素行の悪さは変わらず
- 暴行・恐喝・放火などで保護観察処分
- 婦女暴行で少年院送りの証言
中学時代の山中元稀被告のうわさや証言を箇条書きにしてみました。
小学生の時にすでに地元の要注意人物指定されるほどの素行が、さらに悪くなっている印象ですね。
通っていた中学校は『泉佐野市立佐野中学校(佐野中)』だという未確定情報があります。
小学生相手に鉄パイプでおどして金銭を奪うような犯行を繰り返して、地元の小学生に深いトラウマを植え付けていたなんて話もあるようです。
素行の悪さは悪化の一途をたどり、暴行・恐喝は当たり前、放火までしたとされる山中容疑者は保護観察処分を受けることも。
中学を卒業するころには、婦女暴行で少年院送りになったという証言もあるほど手が付けられない状態だったようです。
山中元稀は高校を中退していた!ホストに転身?
※Xより引用
- 山中元稀被告が通っていた高校は大阪府立岬高校?(あくまでうわさレベル)
- 高校は1年で中退
- 中退後はホストに転身
中学卒業後の山中元稀被告の経歴は上のようなものです。
具体的な高校名(大阪府立岬高校)が某掲示板に書き込まれたことがありますが、スレッドが削除されているので真偽は不明です。
山中被告の素行の悪さは高校に入っても健在だったようで、わずか1年で中退してしまったとのこと。
中退後はキッチンカーをひいて屋台を営んでいたという未確認情報もありますが、ホストクラブでホストとして働いていたというのは確定のようです。
山中元稀の父親の仕事は建築関係?実家はどこ?
- 両親・兄と妹・山中元稀被告の5人家族
- 父親の仕事は建築関係
- 母は専業主婦
- 実家の場所は大阪府泉佐野市長滝?(あくまでうわさレベル)
山中被告は5人家族で兄と妹がいることが分かっています。
父親は建築関係の仕事をしているそうですが、かなりイカつい見た目で感情をコントロールするのが難しいタイプといううわさがあります。
母親は専業主婦で、モンスタークレーマーで子育てをせずに居酒屋で飲むこともあったといううわさも…。
これらものうわさが本当だったとすると、お世辞にも家庭環境が良かったとは言えないですね。
また、実家の場所は大阪府泉佐野市長滝にあると言われていますがあくまでうわさレベルで真偽のほどはわかりません。
山中元稀は父親から虐待されていた?
山中元稀被告は毎日新聞の記者の接見時に幼少期に父親から虐待を受けていたことを告白しています。
子どもの頃に父親から“立って歩けなくなる”ほどの虐待を受け、児童相談所や一時保護所が対応したこともあったと、生い立ちの一端を明かした。
※MBS NEWSより
虐待が事実であるとするならば、その点についてだけは同情の余地はあります。
ただ、父親の虐待が今回の凄惨をきわめたような犯行に直接結びつくわけではなく、擁護のしようがないのも事実です。
山中元稀のSNSは特定されてる?インスタは?
「山中元稀」名義でX(旧Twitter)・インスタグラム・Facebook等のSNSのアカウントを調べてみました。
ただ、いずれのSNSでも漢字が一致するアカウントがあるものの、
- 読み方が違う(『げんき』ではなく『もとき』など)
- コメントを一切していないゴーストアカウント
など、山中被告のものと特定できるインスタ・X・Facebookの情報は出てこなかったというのが実情です。
山中元稀の裁判での態度が悪すぎる?判決後も反省の色はなし?
- 被告のスマホにある被害者画像削除を拒否
- 『十数年の懲役なんてごくわずか』発言
逮捕された後、大阪地裁で裁判が始まった山中元稀被告について調べてみると上のような情報が見つかりました。
山中被告のスマホにあった被害女性(立花花華さん)の画像を消すように言われても拒否したとの情報があります。
それどころか懲役に対する舐め切った発言は、反省の色なしと言わざるを得ないものでした。
山中元稀が裁判で語った被害者を暴行した理由とは?
山中元稀被告が今回残忍な犯行におよんだ理由は、被害女性(立花花華さん)の浮気によるものだと証言しています。
被告人質問では
悲しさ、苦しさ、いろんな感情が入り混じっていたのと、アルコールが入っていたので自制が利かないような状態でした。一睡もせずに待っていたのに、女性は浮気をしていた。悲しかったので、視界に入った血をなめるように言いました
などと発言しています。
山中元稀は被害者の写真や動画の削除を求められるも拒否?
山中被告のスマホには、被害女性(立花花華さん)の画像が多数残っていたそうです。
遺族側は当然、山中被告のスマホにある被害女性の画像の削除を求めました。
裁判でも、裁判官に
それらを処分することで、遺族の心が癒されるとは考えないですか?
と削除するよう諭されましたが、
思い出もあるので、映っているもの全てを消去できるかと言われると、できないです
と、山中被告は被害者の画像削除を拒んだのです。
山中元稀の裁判の判決は?
山中被告に対し大阪地裁は2023年11月13日に懲役12年の判決を下しています。
また、第二審が2024年4月16日に行われましたが、変わらず懲役12年の判決となりました。
大阪地裁の裁判長は
痛々しい姿の被害者に血をなめさせるなど非情な行為を強要し、尊厳を踏みにじる悪質な犯行だ。肉体的にも精神的にも甚大な苦痛を受けた被害者の絶望感や無念さは想像を絶する
※NHK WEB 社会ニュースより引用
と厳しく非難。
検察側の求刑が13年、山中被告の弁護側は自首が成立するとして懲役5年が妥当としていたので、ほぼ検察の求刑通り満額の判決といったところでしょうか。
一般的に、殺人事件の量刑は殺意以外に
- 加害者の年齢・性格
- 犯行動機
- 前科の有無
- 犯行様態
- 社会に与える影響の大きさ
も判断材料となると言われます。
山中被告は犯行様態が極めて残虐だったことも量刑に大きく影響していそうですね。
山中元稀の現在は?反省の色はなし?
大阪地裁の判決直前にFNN(フジニュースネットワーク)が行った山中元稀被告への接見によれば
社会復帰したら飛躍して、ビッグな人間になる
※FNNプライムオンラインより引用
と述べているとのことです。
人を一人、残虐な方法で殺害しておいて、判決も出ていないうちから社会復帰のことを語るその様は全く反省していないように見えます。
また、MBS(毎日ブロードキャスティングシステム)の記者が山中被告の判決後におこなった接見では
私の長い人生からすれば、十数年の懲役なんてごくわずかで、痛くもかゆくもまったくくらいません(原文ママ)
※TBS NEWS DIGより引用
など反省のかけらもない発言が飛び出しています。
大阪18歳女性殴殺事件犯人『山中元稀』のまとめ
- 山中元稀の暴行の凄惨さ・犯行の理由
- 山中元稀の幼少期家庭環境の複雑さ
- 山中元稀は小さいころから地元で有名なワル
- 山中元稀は虐待されてた過去あり?
- 山中元稀の顔写真・SNSインスタ特定はあり?
- 山中元稀は犯行後反省していない?
今回の記事では、18歳女性殴打殺人事件の犯人である山中元稀被告いついて上のような内容を徹底調査してきました。
正直、事件の詳細を調べている時、憤りと悲しみで執筆がとまりそうになるほど凄惨な事件でした。
この事件は一審では12年の懲役という判決が出ていますが、被告は判決を不服として控訴しています。
遺族の気持ちを思うといたたまれません。
一刻も早く亡くなった女性・遺族の気持ちが少しでも報われる決着がつくことを願うばかりです。