宝塚いじめ主犯4人のいじめの内容がヤバすぎる!?加害者の4人の現在は?

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2023年11月14日、宝塚歌劇団の劇団員の女性が、自宅マンションから飛び降り自殺をしていたとメディアに報じられました。

飛び降り自殺の背景に、宝塚歌劇団内でのいじめがあったとして、世間で大変な衝撃をもって受け止められています。

劇団側は、第三者委員会を立ち上げて調査したうえで、いじめやパワハラはとくに無かったと否定していますが、いろいろな証言や憶測が飛び交っており、世間での関心の高さがうかがえます。

今回はこの宝塚歌劇団のいじめの内容や、加害者の現在の様子などを調べてみました。

宝塚いじめで主犯4人は何をした?被害者はヘアアイロンで火傷した?

週刊文春の記事によれば、劇団員が自殺をした原因がいじめであると報じられています。

あくまで報道をもとにしており、確たる証拠があるわけではないのですが、この自殺報道にあわせて劇団員の周辺の人物からも様々な証言が出てきています。

それらを詳しくみていきましょう。

宝塚歌劇団所属の有愛きいさんがいじめを苦に自殺?

2023年9月30日午前7時ごろ、宝塚歌劇団所属の『有愛きい』さんが、自宅マンションの敷地内で死亡しているのが発見されました。

現場の状況から自殺と判断され、遺書などは見つかりませんでしたが、家族には最近悩み事などを相談していたそうです。

そのため自殺の原因は、宝塚歌劇団内でのいじめではないかと言われています。

宝塚いじめの始まりは2021年7月?ヘアアイロンで火傷事件

宝塚歌劇団の宙組娘役の『X』さんがヘアアイロンを額に押し当てられ、火傷を負った事件がありました。

火傷事件の後に週刊文春が取材を申し込み、その後に記事にしたことで、「宝塚歌劇団の宙組でいじめがおこっているんでは無いか?」とファンが騒然としました。

またその時の記事の宙組娘役という記載などから、その「X」さんが有愛きいさんであることもすぐにわかりました。

宝塚歌劇団側は、忙しい舞台裏でカツラのセットを整えるのにヘアアイロンで火傷というのは日常的にあるらしく、いじめを否定しました。

それが逆に、いじめを隠蔽しているんでは無いかとして、ファンの疑心暗鬼につながったそうです。

宝塚いじめの内容を時系列で解説!集団リンチとの声も?

ここからは、その有愛きいさんに対するいじめと言われる内容を、時系列で見ていきましょう。

宝塚歌劇団は、各組のトップスターや組長の権力が大変強く、逆らえない厳しい世界だと聞いています。

どのような経緯を経て、有愛きいさんは自殺に至ったのでしょうか?

8月15日 稽古で主犯AとBが被害者に詰め寄る

有愛きいさんがヘアアイロンで火傷を負った次の日、上級生AとBが有愛きいさんに過度な暴言をかけられたということです。

しかし有愛きいさんは、それ以前から日常的に暴言はかけられていたとのことで、家族や親族にはLINEなどで相談していたとのことです。

9月28日 稽古で主犯4人が被害者に詰め寄る

報道された一連の記事に対して、この日に主犯と思われる4人を含めて話し合いがおこなわれたそうです。

そこで、その主犯の上級生はこの記事は『事実無根』で、全ての責任は有愛きいさんにあると陥れたそうです。

そこで有愛きいさんが、何も言えずに泣いていると「なんであんたが泣いてんの!」とさらに叱責を受け、あんたが悪いんでしょと言わんばかりに罵声を浴びせかけたそうです。

9月29日 公演で下級生のミスについて怒られる

8月15日からこの日まで、過重労働状態で、その中で慣れない新人男役の指導もさせられていたらしく、その新人が公演でミスをすると「下級生の失敗は全てあんたのせいや!」と叱責を受けていたそうです。

そもそも、有愛きいさんは娘役で男役のことは詳しくわからない状況で指導させられていたそうで、この日の有愛きいさんの様子は、いつもとは明らかに違うやつれた表情だったといいます。

9月30日 被害者不在で公演が開始(被害者は自殺)

この日、有愛きいさんが急遽休演との知らせ(実際には死亡していた)を受けて、主犯の上級生たちは、「迷惑だ!」と発言していたそうです。

この時、亡くなっているのを知らなかったにしても、同じ舞台に立つ仲間なら、まず心配する言葉が先に出てくるものだと思います。

10月上旬 加害者が下級生たちに連絡

さらに死亡を知った後も主犯のひとりは、「早く公演を再開させたい」といい、パニックになる下級生たちに「さあ頑張ろう!」と声をかけたといいます。

しかし、宙組どころか宝塚歌劇団全体で、体調不良者や退団希望者が多数出てきており、公演の存続は危うくなっています。

被害者の有愛きいさんは過重労働状態だった?

有愛きいさんが過重労働だったとの話も出てきています。

有愛きいさんが8月15日から亡くなるまでの9月29日まで、睡眠時間1日3時間、時間外労働277時間という状況だったといいます。

公演までの劇団員は稽古が1日15時間、深夜0時に帰宅しその後も準備や他の仕事で寝るのは午前3時前後、睡眠時間は約3時間だったそうです。

それに加えて、有愛きいさんには演出家の補佐や役柄配置の決定、先に書いた新人男役の指導など業務内容が多岐にわたっていたそうです。

宝塚いじめ主犯4人の現在は?公演に向けて張り切っている?

現在主犯の4人は、いじめなど無かったように稽古をしているといい、「早く公演を再開させたい」といっているそうです。

また、劇団側の記者会見に関しては「やりたい人だけでやればいい」といっていたそうです。

しかし、先に書いたように公演自体の存続が危うくなっている状況です。

控えめにみても、公演ができる状態ではないと思いますし、少なくとも同じ組の仲間ならこのような発想にはならないと思います。

宝塚いじめは過去にも?隠ぺいされる可能性は?

宝塚歌劇団は今回の件で、被害者側の訴えを否定する調査結果ばかりを出してきました。

その結論に納得できない人が多く、劇団側の隠蔽体質があらわれているといいます。

ひとりの人間が自殺にまで追い込まれるのは尋常ではない状況であり、また過去にも同様の事件が起こっているということです。

ここからは、過去の事件や隠蔽される可能性についてみてみましょう。

宝塚いじめは15年前にもあった?96期の壮絶いじめの内容!

実は、宝塚歌劇団内のいじめに関しては今回が初めての報道ではなく、2009年に起きたいじめ事件をやはり週刊文春が報じています。

内容としては、同期生などから執拗に陰湿ないじめを受けたが、劇団側はそれを注意するどころか被害者を退学処分にしてしまったとのことです。

被害者は訴訟をおこして勝訴しましたが、歌劇団側は今回と同じような態度だったということです。

宝塚いじめを劇団側は否定!今後隠ぺいの可能性も?

宝塚歌劇団側は、記者会見の際に「被害者のご冥福をお祈りいたします」といった直後に、「いじめ、パワハラに該当する行為はありませんでした」といっています。

この記者会見に、多くの視聴者やメディアが反応しました。

第三者が調査チームを作って調査したとのことでしたが、宝塚歌劇団の息のかかっている人も入っており、その信憑性の無さはこの会見を見た大部分の人が感じる結果となりました。

ネット上では「ジャニーズだってああなったんだ。宝塚だけが無事だと思うな!」という声が散見されます。

宝塚歌劇団側は、早くこの件を終息させたいという意図が見え隠れしており、誠意がないと感じる人が多いようです。

宝塚いじめに関係者の声は?

宝塚の関係者の中には、宝塚歌劇団や主犯格の人を擁護する声も根強く聞かれます。

確かに、とくに関わってない他の劇団員には迷惑な話だと思います。

しかし、ひとりの人間が死を選ぶまで追い詰められたことは、劇団の運営の方を優先していいはずはなく、むしろ徹底的に調査しない限り、信用は取り戻せないでしょう。

宝塚歌劇団のいじめとは?

今回の事件によって、宝塚歌劇団の体質というものが浮き上がってきたように思います。

厳しい指導というのがあって、劇団のクオリティが維持できていると考えるのは間違いではありません。

しかし、指導のもとで自殺者が出てしまうというのは、明らかにいびつな何かがあったからだと思います。

宝塚歌劇団には誠意をもって調査をし、責任感のある対応をお願いしたものです。

亡くなった被害者のご冥福をお祈りします。