TBSのアナウンサー、「安住紳一郎」さんをご存知の方も多いと思います。
1997年に入社し、TBSの看板アナウンサーとして、またバラエティなどでも司会・進行を務め、穏やかな口調とたまに出る毒舌で、知らない人はいないぐらいのアナウンサーになりました。
その安住紳一郎さんの年収が、1億円越えで2億円が間近という噂を耳にしました。
局アナというのはテレビ局の社員ですが、会社員としてはかなり給料が高いと聞いています。
しかし、これほどまでに高いものなのでしょうか?
今回は、安住紳一郎さんの年収や待遇、そしてフリーアナウンサーではなく、局アナにこだわる理由などを調査してきました!
安住紳一郎の年収は推定1億円?!異例すぎる待遇だった!
安住紳一郎さんの年収は、他のテレビ局やTBSに所属するアナウンサーと言われる職業の人の中では、No.1と言われています。
その年収は推定1億円と言われており、TBS社員の平均年収が1600万円であることから見ても、異例の高待遇と言えるでしょう。
また、全国のキー局アナウンサーの30代の平均年収が1300万円前後だそうで、それから見ても10倍の差ができています。
安住紳一郎はTBSで『役員待遇』を受けている?
1997年に、TBSにアナウンサーとして入社した安住紳一郎さんは、2019年に異例の人事で局次長に昇進し、その後2020年に局長、2023年には役員待遇となっています。
2019年に、局次長に昇進したのはTBSでも異例の人事で、それまでの部次長から局次長へ数段抜きで昇進したことになります。
次長とは、TBS社内では各部門のNo.2の位置で、先に入社した先輩を大幅に追い抜いての昇進になります。
そして2023年には、部門トップの「TBSテレビ総合編成本部アナウンスセンター局長待遇エキスパート職」に昇進し、役員待遇となっています。
安住紳一郎は同年代の2~3倍の年収がある?
各キー局の、30代のアナウンサーの平均年収のデータがあるので見てみましょう。
日本テレビ 1450万円
TBS 1440万円
テレビ朝日 1340万円
毎日放送 1304万円
NHK 1160万円
アナウンサーの給料は、平均的なサラリーマンの3倍といったところでしょうか?
これはあくまで30代の平均なので、安住紳一郎さんの社歴や年齢を考慮すれば高いのはわかりますが、同期世代の3千万円〜4千万円と比べると、贔屓目に見ても同期と3〜4倍近い年収となっています。
安住紳一郎は将来社長になる可能性もある?
安住紳一郎さんがこのまま順調に出世していき、TBSの社長に就任するのではないか?という声も聞かれます。
実際、現在の異例の人事待遇でも、他の役員からの反対や非難は出ていないそうです。
出世のあまりの速さから、社長になる可能性も充分にあると言えます。
安住紳一郎がフリーアナで活動しない理由8選!年収5億より局アナ!?
安住紳一郎さんは、特別待遇でTBSの局アナとして、会社に残っています。
しかし、フリーになると局アナ時代よりも5〜10倍稼ぐ人もいるそうで、安住紳一郎さんであれば試算で、年収が約5億円以上になるというのです。
もちろん、人気商売であるのは事実ですが、安住紳一郎さんであればこれから10年くらいは人気が衰えることはないでしょうし、出演してほしい局で取り合いになるのは必至でしょう。
ではなぜ安住紳一郎さんは、フリーアナで活動しないのか?
その理由をみていきましょう。
理由①:局アナであることの誇り
安住紳一郎さんがフリーにならない理由の一つに、「局アナであることに、誇りを感じているから」という理由が挙げられます。
2006年に出した自身の著書で次のように書いています。
無理な要求でやりきれないこともあるが、局アナだからこそ会社や同僚に関わることができ、一放送局員であることが誇りでもある。
日本一忙しいアナウンサーと言われている安住紳一郎さんですが、このように局アナであることに誇りを持っているからこそ、続けられるのでしょう。
理由②:TBS社長との信頼関係
今回の人事発表にあたって、TBSの佐々木卓社長は以下のようにコメントしています。
ものすごい実力を持った天才で、面倒見も良く、役員待遇は当然のこと
安住紳一郎さんが局長待遇になった時、佐々木卓社長と2時間面談したそうです。
「非常に理解がある方だ」と思ったそうで、その際に社長からもTBSに残ってほしいとお願いされたそうです。
理由③:番組の企画会議に同席できる
現在、役員待遇の安住紳一郎さんですが、現在の肩書きだと番組の制作に企画の段階から関わることができます。
子供の頃、テレビっ子だった安住紳一郎さんは、近年の若者のテレビ離れを気にしているそうで、「こうしたらもっと見てもらえるんじゃないか?」ということを日々考えながら、番組に出演しているといいます。
その点で、現在の役職なら企画会議に参加できるので、制作側に自分の意見を伝えることもできるでしょう。
理由④:局アナとして周りからの信頼が厚い
社長だけではなく、同僚や他のアナウンサーからの信頼もとても高いと言われています。
常に物腰が柔らかく、場の雰囲気を盛り上げることに長けているため、アナウンサーのみならず番組スタッフからも、「安住さんに任せておけば大丈夫」という信頼があるそうです。
どんなに気難しいゲストが来ても、番組をうまくまとめることができる安心感は、他のスタッフからはとても心強い存在でしょう。
理由⑤:もともと出世欲があまりない
安住紳一郎さんは、そもそも出世欲があまりないのではないか?とも言われています。
安住紳一郎さんをよく知る業界関係者も、「安住さんは出世欲がないから、局から出ることはないんじゃないかな」と言っています。
また、就職活動時、キー局の面接でTBS以外に全て落とされたため、TBSに恩義を感じているんじゃないか?と言った関係者の話もあります。
理由⑥:社内改革をしたい
以前に安住紳一郎さんが、社内改革の一環として次のような提案をしたそうです。
TBS社員と番組制作スタッフのIDや名刺が違っているのを統一しようという提案です。
同じ番組を同じ考えで作っているのに、名刺が違うのはおかしい。
また、アナウンサーの待遇などについても以前からよく発言しており、そのような社内の改革を目指しているのかもしれません。
理由⑦:仲間意識が強く用心深い
先にも書いた通り、安住紳一郎さんは同僚やアナウンサーだけでは無く、番組制作スタッフにも分け隔てなく接し、大変仲間意識が強いと言われています。
自分が休みの日でも、後輩の相談を受けたりするそうで、後輩からも大変慕われている存在です。
また、TBSに雇用されているという、守られた環境で仕事に向き合えるのも、大きいでしょう。
そのような仲間意識の強さと用心深い性格で、フリーになることはないんじゃないか?と言われています。
理由⑧:フリーアナの厳しさを知った
フリーアナウンサーは、女性に比べて男性は成功しにくいと言われています。
確かに、女性のフリーアナウンサーはたくさん出てきますが、男性はあまり記憶にありません。
羽鳥慎一さんは大成功しているフリーアナウンサーですが、その羽鳥さんを見て「大変そうだ」と思ったこともあるそうです。
社員であれば、守られた状態で仕事ができますが、人気商売で補償のないフリーアナウンサーは、給料が良くても厳しい世界かもしれません。
安住紳一郎の年収は1億超えで2億間近!?
安住紳一郎さんは、テレビ局に所属しているアナウンサーとしては異例の役員待遇で、現在の年収が1億円を超えています。
アナウンサーで最も高い給料と言われ、また日本一忙しいアナウンサーとも言われています。
しかしTBSからしてみればこれだけ人気があり、老若男女知らない人はいないほどの知名度で、フリーになれば5億〜10億円の年収を手にするかもしれない人材を、役員待遇で1億円で雇用するのは安いのかもしれません。
また安住紳一郎さんも、局アナであることに誇りを持ち「変革が必要な現在、局アナだからこそ変えれる事もある」と言っており、テレビのことを本当に考えているんだなと感じました。
これからも、穏やかな口調とたまに出る毒舌で、視聴者を楽しませてくれることでしょう!