水素水ブームが無くなった6つの理由!飲み続けた結果効果なし&飲んではいけない人も?!

水素水ブームが無くなった理由未分類

病気の原因となる活性酸素を抑えるなど、平成19年の科学専門誌の論文を契機に降って沸いたように水素水ブームがスタートしました。

ウォーターサーバー型、カートリッジ型、スティック型、ポット型、またはそのまま飲めるタイプまで次々と色々な水素水グッズが出てきました。

水素水ブームが無くなった理由は、平成28年に国民生活センターが広告で注意をたからでしょう、その後はまるでバブルが弾けたように消えてしまいました

今回は水素水ブームが無くなった理由を6つと、水素水を飲み続けた結果どのようになったのか、飲んではいけない人、効果を信じている人は頭がおかしいと言われる、水素水の効果まで掘り下げて徹底調査してみます。

水素水ブームが無くなった6つの理由!健康効果なしと判明したから?

では、水素水ブームが無くなった理由はなんだったのでしょうか。

くわしくは後述しますが、6点あると考えます

国民生活センターに相談が相次いだことや健康効果、メーカーが法律に抵触すること、化学式に関する問題、または飲み始めの体調不良そして効果を信じる問題まで解説します。

無くなった理由①国民生活センターに相談が相次いだ

水素水は、パックやペットボトルに入れて水素水そのものとして売られているものや、カートリッジまたはポットのような水素水を作るものなどがあります。

製品の包装やマニュアルで濃度を表示されていますが、実際に飲んだときに、どのくらいの濃さであるのかわかりません。

一方、PIO-NET(全国消費生活情報ネットワークシステム)は、飲用する水素水に関連する相談が平成23年度以降2260件あって、年々増えています。

これから、水素水の効果に疑いを持つ人が増えていることが水素水ブームがなくなった理由の1つになっています。

無くなった理由②健康効果がないと判明した?

水素水には法律的に定められる決まりがなく濃さもまばらになってます。また、トクホや機能性表示食品で認可、届出を受けたものは、現在のところないようですが、一部企業の水素水については厚労省が効能を認めています。

容器に入って売られている水素水の包装に表示してある濃さに、充填時や出荷時とある場合は、飲む時の濃さとは限りません。

また、カートリッジやポットなども水質や水量等により変わるむねの表示があって、必ずしもしめされたとおりの濃さになるわけではないようです。

水にとけている水素ガスは、水素水の容器のあけた後やカートリッジやポットなどで作った後の時間経過により徐々に抜けていきます

これが水素水ブームが無くなった理由の2つ目です。

無くなった理由③メーカーが法律に触れる恐れがあった

水素水ブームが無くなった理由の3つ目は、ある企業の水素水をつくる機器が「医療機器として認可を受けていない効能・効果を謳うこと」をしてしまったことです

具体的には、水素水を飲むと症状の改善以外にもいろいろな効果が期待できる還元性、つまり抗酸化性がある水素水はいろいろな病気の原因といわれている活性酸素をおさえると学会発表されたと書いてしまったのです。

これは「医薬品医療機器等法や健康増進法、景品表示法に抵触するおそれ」があるのです。

無くなった理由④水素水の化学式に対する疑問

水素水は水と水素水を化学的に結びつけたわけではなくて、実際は水素が溶けている水を指しています

化学式を確認してみると、水素水の中にH4OまたはH14Oなどのような化学式が使われているケースがあります。

ところが、水素水は水素分子と水分子が結びついているわけではありませんので、これらの化学式は考えられません。

水素水ブームがなくなった理由として、こんな誤解を招く書き方が、水素水に不信感を持ってしまった結果になったのでしょう。

無くなった理由⑤飲み始めに体調不良を起こした人がいる

水素水ブームが無くなった理由の5つめは飲み始めに体調不良を起こした人がいるということです。

水素水を飲むと下痢を起こすケースがあります。

下痢になってしまう理由はいくつかあり、①余分に水分を摂る、②身体の不具合、③水素水を飲むことで体調が良い方向へ向かっているの3つです。

これは直接水素水がもとではありませんが、発疹などが出た場合は使用を見合わせてお医者さんへ行きましょう

無くなった理由⑥効果を信じている人は頭おかしいと思われた

水素水ブームが無くなった理由の6つ目は水素水が宗教化していった一面がありました

水素水を飲まない一部の人の中には「水素水を信じている人は頭がおかしい」と考える人もいるようです。

頭がおかしいと決めつけて水素水ユーザーを批判する風潮が影響し、水素水を辞める人もいたようです。

水素水の効果は?飲み続けた結果や飲んではいけない人の特徴も!

水素水の効果を簡潔に紹介すると、活性酸素の除去、美容効果、体重を減らす、健康の維持や体質を変える、記憶力の向上などがあげられます。

また、飲み続けた結果として毎日水を飲む習慣がついた、お茶がおいしくなった、お肌がきれいになったなどの声があるようです。

ここでは水素水の効果や飲み続けた結果、水素水を飲んではいけない人の特徴まで掘り下げていきます。

水素水がブームになったのはなぜ?

ある芸能人が愛用していたことや大手飲料企業が水素水製品をリリースしたこと、健康効果をうたう企業があったことなどから水素水が人気になりました。

効果があるのか疑問に思う人も多い水素水ですが、ブームに火がついたのは、これらの人たちの力があったからでしょう。

しかし、この後の水素水ブームが無くなった理由はこの動きの裏返しともいえます。

水素水にはどんな効果が期待できる?

水素水の望まれる効果についてもう少し具体的に説明すると「抗酸化作用」、「抗炎症作用」、「抗アレルギー作用」、「悪玉活性酵素の除去」、「脂質代謝改善作用」があります。

ただし、現時点では望まれる効果ですので厚労省のお墨付きになったわけではありません。

くれぐれも「望まれる効果」であることを念頭に置いてください。

水素水を飲み続けた結果は?

水素水を飲み続けた結果は前述したとおりですが、メリットとして①水にはリラックスできる、②疲労回復効果が、③集中力アップの3つがあります。

また、個人の感想になりますが水素水を飲み続けた結果、花粉症の症状が治まったという声もあります。

あくまでも水素水は薬品ではないので念のためいっておきます。

水素水を飲んではいけない人の特徴は?

水素水を飲んではいけない人もいますのでご紹介します。

水素水を飲んではいけない人は病気の人では腎臓に病気をある人、胃酸の病気がある人です。

また、乳幼児のミルクや食品への使用や薬を服用するときの水としては使えません。

以上の注意が必要です。

水素水を飲む際の注意点や商品の選び方は?

水素水そのものは水素抜けを防ぐため、何層にも重なったパックやボトル缶でキープされます

消費期限が3~6ヵ月の商品も少なくないため、店舗での販売よりも、受注生産や工場直販で品質のよいものが出荷されています。

またスティックタイプで、ペットボトルに普通の水に入れることで簡単に水素水を作れる商品もあります。

電離水素水では、約1年間という長期間にわたって水素をとどめることができるといわれています。

ペットボトル容器の水素水には効果が期待できない可能性も?

さきほとスティックタイプを紹介しましたが、メリットとデメリットがあります。

メリットはペットボトルに普通の水に入れることで手軽に水素水を作れることですが、デメリットは水素分子が小さいため、ペットボトルのような気体透過性のある容器には不向きなところがあります。

この場合はアルミパックに軍配が上がります。

水素水ブームが無くなった理由は泡のように

水素水ブームが無くなった理由について解説してみました。

結局、水素水ブームが無くなった理由は時代に流されたのでしょう

かって、勤めていた会社が水素水ビジネスに手を染めていたことがありましたが、そこの社長がいっていました。

「これのビジネスはあまりはやるとたたかれるから、ほどほどでいいんだ」、人気には終焉があることをわかっていたのでしょうね。

まさに泡のような存在でした。