鳥人間コンテストで死亡者?!川畑明菜の重大事故による障害と裁判の結果は?

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学生や企業、一般の方々が自分たちで制作した「翼」を使ってどこまで飛べるかを競う鳥人間コンテストをご存知でしょうか。

1977年に第1回大会が開催、2023年に第45回大会が行われ46年の歴史があります。

数々の伝説や笑い、涙をお茶の間に届けた歴史ある番組ですが、そんな鳥人間コンテストにおいて死亡者が出たとの話があります。

今回の記事では鳥人間コンテストの概要と、コンテスト中に起こった悲劇の事故について紹介します。

鳥人間コンテストで死亡者が!?事故で障害を負った川畑明菜がヤバい?

冒頭でもお話ししましたが、鳥人間コンテストにおいて死亡者が出てしまったというお話があります。

事故に遭ってしまった方の名前も公表されており、川畑明菜さんという方で、2007年7月29日に開催された第31回鳥人間コンテスト本番中に10メートルの高さから落下する事故に遭ってしまいました。

この本番中に起きてしまった事故について詳しく紹介していきます。

鳥人間コンテストとは?

自己の紹介の前にまず鳥人間コンテストについて少しだけ紹介させていただきます。

1977年に第1回大会が行われ、2009年と2020年には惜しまれつつも開催を中止していますが2023年に45回大会が開催され、46年の長い歴史を持つ番組です。

自作の人力飛行機を用いてプラットホームから着水までの距離を競う滑空機部門と、人力のプロペラ機で空を翔け距離を競う人力プロペラ部門があります。

参加者それぞれが自慢の「飛行機」でどのチームが一番鳥に近づけるかを競う熱い大会となっています。

鳥人間コンテストで死亡者が出たって本当?

ここから本題となりますが、鳥人間コンテストで死亡者が出てしまったという話がありますが、実際には誰も亡くなっていません。

しかし重大な事故が起きてしまったのは事実で、冒頭でも紹介した川畑明菜さんが実際に鳥人間コンテストに搭乗者として出場した際10メートルの高さから落下する事故に遭っています。

その事故が原因で脳脊髄液減少症を負ってしまい日常生活もままならないほどに苦しんでいたようです。

鳥人間コンテストで2007年に起こった事故とは?

川畑明菜さんの身に起きた重大な事故は、当時在籍していた九州工業大学のサークルで制作した人力飛行機で滑走中に左の主翼が折れ曲がりそのまま10メートルの高さから落下するという事故でした。

本人曰く「飛んだのかな?」と思った瞬間に機体から放り出され湖面に激突、全身に強い衝撃が走ったと語っています。

1年以上掛けて人力飛行機を制作し、本人も毎日40キロ以上自転車で走るというトレーニングをしていたようですが、事故後に語られた内容では、満足な飛行試験も行わず荷重試験も出来ていなくてまともに飛べるような機体ではなかったと話していたようです。

鳥人間コンテストの事故については川畑明菜にサイコパスとの声も?

そんな重大な事故に遭ってしまい、後遺症も残ってしまった川畑明菜さんですが、ネットではサイコパスだという声が上がっています。

「前を向いて生きていくために、自己のことをはっきりさせたい」との思いをもって主催の読売テレビと当時在籍していた九州工業大学のサークルの顧問を含む幹部学生らに提訴したことが噂の始まりでした。

安全確認のされていない機体に搭乗し事故に遭い、後遺症まで背負ってしまった川畑明菜さんがなぜサイコパスと読まれるようになってしまったのでしょうか。

サイコパスと呼ばれるようになった原因①大会3日前の真実

実は、鳥人間コンテスト本番3日前にダイエットに失敗した川畑明菜さんは、1年前に設計し制作した既定の荷重よりも体重が8キロオーバーしていたようです。

トレーニングによって筋肉がついてしまい、体重が増えた事実を3日前までサークルのメンバーには隠していたことが分かりました。

さらに自宅の体重計が壊れていたのにもかかわらず、「面倒だから」という理由で買いなおすこともせずそのままにしていたようです。

3日前に体重のことを明かされたメンバーは機体の修正も間に合わず本番を迎えたそうです。

サイコパスと呼ばれるようになった原因②川畑明菜の発言

提訴前に川畑明菜さんは「3日前にちゃんと8kg太ったって言ったから責任は製作側にある!謝罪と賠償を要求しまぁす!」とSNSに投稿していました。

この発言がより一層サイコパスと呼ばれるのに拍車がかかったようで、ネットでも彼女の発言に批判が殺到していたようです。

搭乗者にとって最も重要とされる体重管理や体のメンテナンスを怠り、本番直前まで隠していたことに対して責任感の無さすぎる行為だと言われています。

サイコパスと呼ばれるようになった原因③コンテストの事故からその後

2007年7月29日に行われた鳥人間コンテストでの落下事故により、脳脊髄液減少症という後遺症を背負い、日常生活もままならないと発言していた川畑明菜さんですが、自身のSNSによりホステスとして働き、友人らとともにカラオケを楽しんでいることが判明しました。

さらにコスプレをしたりスカウトされたり「ナンパされた」「結婚してほしいと言われた」など順風満帆な生活をアピールしているかのような投稿をしていたようです。

一方で、そんなアピール投稿とは裏腹に「もう死ぬ」「自殺する」などのようなネガティブな投稿もしており、世間からバッシングを受けるようになりました。

鳥人間コンテストは事故があったのに何故続いている?

2006年に行われた鳥人間コンテストにおいても、飛行中に崖に激突した搭乗者が大けがをする事故が発生しています。

しかし2023年第45回大会が開かれたように、番組は打ち切られることなく長年続いています。

実際に番組放送中に事故が起きた場合でもその番組を打ち切らなければならないという法律は存在しません。

ただし放送局側に注意義務違反が認められた場合には刑事責任を追及される場合もあるようですが、鳥人間コンテストにおいては世論やスポンサーの意向を総合的に考慮し打ち切りはしないと判断されたようです。

鳥人間コンテストが危険だと言われる理由は?墜落や溺死の可能性も!?

鳥人間コンテストは生身の人間が自分たちで自作した「飛行機」に搭乗し空を翔ける競技で、非常に危険の伴う大会です。

しかし、視聴者と実際に競技に参加している選手たちとでは危険度の感じ方は全く違います。

では鳥人間コンテストの様に、海面10メートルの高さから生身の人間が空を飛ぼうとすることにどんな危険が潜んでいるのでしょうか。

危険な理由①墜落する可能性がある

自作した自力飛行機にはもちろん本物の様なジェットエンジンや、空中の気圧や風圧に耐えられる鋼鉄の翼などは付いていない状態で人間を乗せて空を飛ぶため、極限まで軽量化されて作られています。

そのため、滑空した直後に翼が折れ、軽い墜落をするチームを度々目撃することになります。

軽度な墜落なら着水時の衝撃に耐えられるかもしれませんが、そうではなかった場合今回ご紹介し川畑明菜さんの事故のような大きな事故となる可能性が極めて高いと言われています。

危険な理由②着水時に衝撃を受ける

自力飛行機が墜落した場合、ほぼ確実に生身で湖面に着水すると考えられます。

前述したように、ゆったりとした軽い墜落であれば、体に掛かる衝撃は少ないですが、翼が折れるなどで急降下し墜落した場合の着水時は想像をはるかに超える衝撃が全身に掛かります。

高所から落下した場合、風の影響などで身体のコントロールが付かず、着水時の体制によっては全身骨折や、内臓破裂などの危険性があります。

危険な理由③操縦者以外の人が海に落下する可能性がある

鳥人間コンテストを観たことがある方は想像つくかと思いますが、搭乗者を乗せた自力飛行機の滑走は、搭乗者以外のメンバーが押しながらプラットホームの先端まで走ります。

この時離陸のギリギリまで走るメンバーも少なくはなく、自力飛行機がプラットホームを離れても走る勢いを止めることができず、滑走に参加したメンバーが湖に転落するという危険性があります。

大会ルールとしては搭乗者以外のメンバーの転落は競技失格となるようですが、転落してしまった場合失格どころでは済まないと考えられます。

危険な理由④溺れる可能性が有る

滑空に上手く成功したとしても最終的には湖に着水することになります。

この時搭乗者はもちろん生身で、ライフジャケットなどは着用せずに飛び立つわけですから泳げずに溺れてしまう可能性も十分に考えられます。

鳥人間コンテストのレスキューに参加した方から、実際に泳ぐのが苦手なパイロットがいたり、機体の中でもがいているパイロットもいたという情報があるようで、着水時にパニック状態に陥り溺れてしまう恐れがあるそうです。

鳥人間コンテストでは過去に炎上したことも?飛び降りろ発言に批判の声続出!

長年続いている鳥人間コンテストですが、過去に複数回炎上しています。

年に1度の大人気コンテンツで視聴者も多いため、SNS時代の現代社会では些細なことでも炎上につながってしまう事もありますが、鳥人間コンテストが炎上した理由は皆さんも納得するような理由になっていました。

鳥人間コンテストが炎上した理由を3つご紹介します。

炎上①飛び降りろ!発言

鳥人間コンテストで「絶対王者」と言われていた男性がフライトに失敗した際、補助員メンバーに「飛び降りろ!」と叫びプラットホームから湖に飛び込むように促したことで炎上しました。

この時彼は「絶対王者」として、失敗したフライトの記録を残したくないとの気持ちで自分のプライドを守りたいがために「飛び降りろ!」と叫んだと語られています。

しかし海面から10メートルもある高所から飛び込むのは大きな危険を伴う可能性もあるので、どんな理由があろうと飛び込むように促すのは、批判が殺到しおかしくはありません。

炎上②悪天候の中、コンテストを開催

第41回鳥人間コンテストは台風21号の影響で風も強く、ひどく荒れた悪天候の中執り行われました。

テイクオフに苦しむチームも続出し、プラットホームも雨で滑りやすくなっている中開催された鳥人間コンテストでしたが、とあるチームの補助員メンバーが、テイクオフの際に足を滑らせ10メートルの高さから崖を転げ落ちる姿が放送されました。

このチームはこの時学生記録を更新する飛行距離を記録しましたが、メンバーの1人がプラットホームから転落したため失格となり泣いて悔しんだそうです。

しかし、こういった事故が簡単に予想されているのに開催された鳥人間コンテストに対して視聴者から批判の嵐が殺到しました。

炎上③芝浦工大が掃除をしない

鳥人間コンテストに参加した芝浦工業大学のチームTBT(Team Birdman Trial)が鳥人間コンテストに出発するも、共有スペースを散らかしたままで炎上しました。

これは片付けろと促されても全く反省もなく、次の世代への引継ぎもなく毎年繰り返されているようで、同大学の生徒たちから「あり得ない」と書き込まれたり、それを見たSNSユーザーからも叩かれ炎上したようです。

他にもTBTに対する批判的なコメントも多数寄せられています。

実際に事故も起こっている鳥人間コンテストの今後は!?

40年以上も続いている鳥人間コンテストですが、実際に大けがをするような事故も多数起きており、悪天候の中強行的に開催し炎上までしていますが、今後当番組は継続されていくのでしょうか。

主催の読売テレビも注意義務違反には問われておらず、スポンサーや世論の意向を総合的に判断して継続しているようですが、今後ルールの改変や出場チームの選定などにおいても考慮する必要があるのではないかと思われます。

出場選手には危険も伴う競技でもあるので、「何か」あってからでは遅いという意見も多々あるようなので、今後も長く継続するのであれば選手本人を含むご家族の方々や、視聴者にも配慮した大会にしてほしいと願います。