【逆転裁判】DL6号事件を忘れるなのネタバレがトラウマ級!?事件の概要を徹底調査!

dl6号事件を忘れるな 未分類

「逆転裁判」は、2001年にカプコンが発売した、法廷アドベンチャーゲームです。

法廷を舞台にするという、斬新なアイデアとシステムで大ヒットし、多くの続編やスピンオフ作品などが登場し、さらにゲームだけに留まらず漫画や小説・ドラマや舞台などにもなりました。

その大ヒットタイトルとなった逆転裁判シリーズですが、「DL6号事件を忘れるな」というのがトラウマになっているとネットで話題になっています。

今回は、そのDL6号事件を忘れるなトラウマと言われる元ネタや犯人、そして登場人物のサユリやオウムに関してもネタバレありで徹底調査してきました!

DL6号事件を忘れるなはトラウマ事件!?概要や元ネタは?

DL6号事件というものの、概要を見ていきましょう!

この事件の内容や犯人、そしてオウムが事件に関わっていると言われており、そのオウムとは何のことなのでしょうか?

逆転裁判内の事件であるとしても、何か元ネタになるようなものはあると思われますが、DL6号事件を忘れるながトラウマと呼ばれるようになった事について、詳しく見ていきましょう!

『逆転裁判シリーズ』架空の事件!

DL6号事件とは、ゲームの「逆転裁判」内の架空の事件でした。

逆転裁判シリーズの一番最初の事件に関連した事件で、時系列的には逆転裁判1の15年前に起きた事件とされています。

逆転裁判の一番最初に事件に関連していることから、ファンの間では「すべての始まり」と言われている事件のようです!

DL6号事件の真相と経緯は?

逆転裁判1で、最初の事件に関連する事件で15年前に発生しました。

2001年の12月28日、裁判所のエレベーターが停電で停止し、その際乗り合わせた当時は有名な弁護士・御剣信の親子と、警備員・灰根の間で言い争いが起こった。

御剣信の息子・怜侍が足元に落ちていた拳銃を灰根に投げつけたら、拳銃が暴発し弾丸がエレベータの外に飛んでいきます。

弾丸は狩魔豪の肩に当たり、狩魔は悲鳴をあげますが、その悲鳴を聞いた怜侍は、酸欠で意識が薄れ3人とも気絶してしまう。

エレベーターが復旧し扉が開いた際、裁判で御剣と争い恥をかかされたと感じていた狩魔は、その落ちていた拳銃で御剣を射殺してしまう。

御剣信射殺の犯人は、エレベータ内にいた灰根が犯人ということになるが、弁護士の指示で心神喪失を演じた灰根が刑事責任能力なしということで、無罪判決で結審する。

かなり、事件自体が複雑な内容で、しかも15年後の逆転裁判1の登場人物のほぼ全てが、何かしらこの事件に関わっているシリーズ上重要な事件になります!

DL6号事件を忘れるなは誰のセリフなの?

では、DL6号事件を忘れるなというのは、誰が言ったセリフなんでしょうか?

実は、このセリフを言ったのは、心身喪失になっていた灰根が飼っていたオウムが喋った言葉で、この言葉により主人公の新米弁護士・成歩堂龍一(なるほどりゅういち)は、疑問を感じることになります。

因みにこのオウムの名前は「サユリ」と言い、DL6号事件で犯人とされ、それを苦に自殺した灰根の恋人の名前から付けられています!

元ネタは「DL2号機事件」だった!

DL6号事件を忘れるなというこの事件には、何が元ネタになっているのでしょうか?

DL6号事件を忘れるなという事件の元ネタは、作家・泡坂妻夫さんが書いた推理小説である、DL2号機事件というのからインスピレーションを得たようです。

ゲームディレクターで、逆転裁判制作のディレクターである巧舟(たくみしゅう)さんが、泡坂妻夫さんのファンであることから、これが元ネタとして使われたのでしょう!

他にも泡坂作品のネタが使われている?

DL2号機事件以外にも泡坂妻夫さんの作品にインスピレーションを得ているようで、他のストーリーにも元ネタとして入っているようです。

基本的に短編集ですが、裁判を中心とした法廷ミステリー小説で、生き生きとした人物設定や小さい証拠を積み上げて法廷で逆転していく様子は、逆転裁判と重なるものがあります。

逆転裁判の雰囲気は、この泡坂妻夫作品が元ネタと言っても、過言ではないでしょう!

【ネタバレ注意】DL6号事件を忘れるなのトラウマシーン3選!

ここまで、事件の概要を見てきましたが、ではDL6号事件を忘れるなのどのようなところがトラウマになっているのでしょうか?

複雑な事件ではありますが、トラウマになるような内容ではない気がします。

ネット上の口コミなども併せて、トラウマと言われているシーンなどを見ていきましょう!

トラウマシーン①:管理人が飼っているオウム

ボート乗り場の管理人が飼っている、オウムのサユリがトラウマだという人がいます。

登場時は、オハヨーオハヨーと可愛く鳴いていたのが、突然饒舌にセリフを喋ったのが、ギャップがありすぎて怖くてトラウマになったというものです。

確かに、可愛いと思っていた動物が、突然人間の言葉を話すとびっくりしますね!

トラウマシーン②:サユリのセリフ

そのオウムのサユリのセリフが怖くて、トラウマになったという人もいます。

先のようにオハヨーオハヨーと鳴いていたのが、突然「DL6号事件を忘れるな」と喋るため、そのセリフの中身が怖いと話題になりました。

実際に「DL6号事件を忘れるな」というセリフは、逆転裁判のファンの間ではある種のミーム化されたセリフとなっています!

トラウマシーン③:BGMがストップする演出

このオウムのサユリが、DL6号事件を忘れるなというセリフの際に、ゲーム内のBGMがストップするという演出があります。

ゲームの開発側としては、重要なセリフのためBGMをストップする演出をしたのでしょうが、突然BGMが止まり、サユリが喋ったセリフに言いしれぬ怖さと戦慄を感じたそうです。

その演出でトラウマになったという人が多いようで、コメディを見ていたらいきなりホラー展開になったと感じたようです!

DL6号事件を忘れるなのトラウマシーンにネットの口コミは?

ここからは、いくつかの口コミを見ていきましょう!

このように、いまだに記憶に鮮明に残っている人もいるようです。

突然オウムが饒舌に喋るのを見て戦慄した。

このように、やはりあのオウムのサユリが喋るシーンで、トラウマになった人は思いの外多いようです!

【ネタバレ注意】DL6号事件を忘れるなの犯人や重要人物は?

ここまで、DL6号事件を忘れるなが、トラウマと言われるようになった経緯を見てきました。

もともとこの事件は、別の事件の裁判をしていた流れで、そのまま15年前のDL6号事件の裁判やり直しが行われたという経緯があります。

とても複雑な事件で、その他にも登場人物はいますが、ここでは特に重要な人物だけにフォーカスを当てて見ていきましょう!

御剣信

DL6号事件の被害者で、当時有名な弁護士であるとともに、検事になった御剣怜侍の父親です。

死の直前に行われていた裁判では、検察側の不正な証拠を提示しており、結果的に敗訴になったものの、検事・狩魔から私怨を抱かれるようになっていました。

その結果、気を失った後エレベーターが復旧した際に、外にいた狩魔に射殺されてしまいます。

灰根高太郎

DL6号事件の際に御剣信殺害の犯人とされましたが、弁護士の指示で心神喪失者を演じ、刑事責任能力がないとして無罪になっています。

しかし無罪となってもその代償は大きく、婚約者のサユリが自殺し、社会的地位を失うことになりました。

その15年後、恋人と社会的地位を奪われた復讐のため、当時の弁護士の生倉を殺害し、検事になっていた御剣怜侍に罪を被せるよう狩魔にけしかけられ、実行に移すことになります。

御剣怜侍

DL6号事件時に、父とエレベータに乗り合わせており、灰根に拳銃を投げつけた際の暴発で、父を殺してしまったという自責の念を抱いていました。

狩魔にそそのかされた灰根が殺害した弁護士・生倉の、実行犯に仕立て上げられており、親友であり弁護士の成歩堂龍一が法廷で弁護することになります。

拳銃を灰根に投げつけて気を失う直前に、狩魔の悲鳴を聞いており、それが事件解決の糸口となりました。

生倉雪夫

DL6号事件の15年後に灰根によって殺害された、元灰根の弁護士です。

灰根を心神喪失者として裁判で無罪判決を勝ち取るなど、事件の真相よりも自身の勝ち負けや名声を優先するタイプの弁護士でした。

灰根の自分は撃っていないという主張には耳を貸さず、酸欠で脳に受けたダメージにより心神喪失者を演じ続けろと言われ、15年前の裁判には勝利しますが、全てを奪われた灰根から恨みを買う結果になっています!

狩魔豪

事件の犯人であり、すべての黒幕である人物です。

御剣信との裁判で、自身の経歴を傷つけられたことを深く恨んでおり、結果エレベーターで気絶していた御剣を射殺しました。

暴発した弾丸と御剣を射殺した弾丸、2発発射された弾丸が1発しか見つからないことに関しても、事件発覚を恐れ暴発で当たった肩の中に弾丸が入ったまま15年過ごすなど、自身の経歴への執着のすごい人物です。

星影宇宙ノ介

直接の関係者ではないが、結果としてDL6号事件に深く関係してくる情報漏洩を起こしました。

DL6号事件につながる霊媒捜査に関して、大金に釣られてその事実を漏洩し、綾里家の信用を失墜させた為、自身も長く漏洩した事実で脅される結果になった自業自得な人物です。

霊媒捜査の綾里家から自殺者が出るなど、その後のストーリーにも関わる重大な二次被害を起こす結果になりました!

DL6号事件を忘れるなトラウマとは?!

DL6号事件を忘れるなとは、オウムのサユリが発したセリフであり、その経緯や演出などでトラウマになったとされたことが、原因だとわかりました。

このDL6号事件を忘れるなは、逆転裁判ファンからはある種ミーム化され、12月28日の事件が起こった日には、SNSなどでこのセリフが呟かれるなど、いまだにファンの間では話題になっています。

逆転裁判最初の事件と深く関係しており、逆転裁判上でも最も印象的だった事件とも言われており、その複雑な内容や、細かく緻密な設定は逆転裁判らしい裁判でもあるでしょう!

映画やドラマ、舞台などでもDL6号事件はタイトルにされ、今でも度々話題に上がります。

このように逆転裁判は、元ネタとして挙げられている、泡坂妻夫さんの小説の雰囲気を味わえる作品としても、楽しめる作品といえます!