左手供養は実話だった!?変な家のモデルの場所や残された謎の真相は?

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「変な家」は、WEB小説・YouTube動画で出てきたYouTuber・WEBライターの雨穴さんの作品で、2020年にWEBメディアであるオモコロに投稿された記事が最初で、YouTubeで公開され1000万回再生されました。

書籍としても刊行され、150万部を超える大ヒット小説になって映画化され、2024年オリコン単行本ランキングでは年間1位を獲得した雨穴さんの代表作です。

その変な家の重要な要素である「左手供養」に関して、実話なのではないか?とネットで囁かれているようです!

今回は、このなんとも不気味な左手供養の、実話の噂や洗脳に関すること、この風習のモデルなどの真相を解説していきます!

左手供養は実話だった!?モデルとなった場所は存在するの?

左手供養は実話だったと噂されていますが、そもそも左手供養とはなんなのでしょうか?

死人の左手を供物として捧げ、それによって自身にかかってくる呪いを避けるための、フィクションの儀式です。

そしてこれは、変な家のストーリーの根幹になってくる呪いという名の洗脳であり、それを紐解くことによって、複雑に絡まったミステリーとタイトル名のとおりの変な家の謎が、明らかになっていくというものです。

左手供養の話は本当にあるの?

では、左手供養には何か言い伝えであったり、モデルになる実話は存在するのでしょうか?

探してみましたが、左手供養という儀式や呪いに関するものは存在しなかったため、雨穴さんのフィクションだと思われます。

このような因習というのは、言い伝えなどで資料が残っていない場合が多く、現地でひっそりと行われる類のものであるため、この先もそのような話が公になることはないでしょう。

しかし、各地に残る人柱伝説のように、呪いを避けるために人身御供として捧げるという話は残っており、そこからヒントを得て創造されたのかもしれません!

左手供養のモデルとなった場所はどこにある?

左手供養に関して、何かしらのモデルになるところが存在するのでしょうか?

これも上記同様に、左手供養というものに関しては何も出てこなかったため、雨穴さんのフィクションだと思われます。

言い伝えなどで呪いを避けるため、体の一部を捧げる因習的な話は、各地に残ってはいますが特定の地域で、左手という部位を用いての呪いを避ける左手供養というものは存在しないようです!

左手供養で残された謎の真相がヤバすぎる!?

映画にもなった変な家ですが、その左手供養に関して残された謎というのがあり、その真相がやばいとも言われています。

変な家は、雨穴さん目線で描かれる物語であるため、実際フィクションだと分かっていても、実話のようにしか感じられない怖さがある作品です。

ここからは、その左手供養に関する真相を、洗脳といった目線からも見ていきましょう!

二人目の手首を用意した人物は誰?

変な家の物語内で、左手供養の儀式は3年連続で行われるため、合計3人の死者の左手が必要になります。

しかし子供に人を殺させたくなかった慶太と綾乃は、2人目の左手を用意できませんでしたが、左手供養をおこなう片桐家に左手が届き、最後まで誰が左手を送ったのかわかりませんでした。

この左手を送ったのは片桐の母親の善江であり、この善江は死亡した夫が片桐家の人間だと推測されています。

洗脳という呪いと依存について

左手供養の真相とは、この儀式をおこなうことによって呪いを遠ざけるための儀式です。

しかし物語中では呪いとは洗脳であり、これに依存してこの儀式を続けることによって心を平穏に保つという解釈もされています。

左手供養を行う、片桐家の親戚の森垣清次は「洗脳は呪いそのものであり、それに依存することで安寧を得る人々もいる」と言っています。

左手供養を続ける理由とは?

上記したように、呪われるという概念は人間を恐怖で縛るための洗脳であり、過去の宗教やムラ社会でも同じような概念で形は違えど行われていた過去があり、逆にこれに依存して心の平穏を得る人もいるということです。

左手供養を続けるということは、その儀式に依存してそれを続けている限りは、平穏に暮らせるということの証であるという考え方です。

この儀式をやめることは、呪いという洗脳に取り込まれることであり、心の平穏を得るために左手供養を続けていくのでしょう!

左手供養の真相とは?!

左手供養の真相とは、「変な家」に出てくる重要な要素で、呪いという名の洗脳により死者の左手を捧げるという儀式でした。

実話ではなく、あくまでフィクションですが、実際にこのような因習は世界中どこにでもあり、それを供える事によって心の平穏を保つというのは、洗脳と同じ発想です。

呪われたい人などいませんから、その得体の知れないものに対して恐怖を抱き、それから逃れるために様々な儀式をするのは世界共通なのでしょう。

雨穴さんのWEB小説は、語り手が雨穴さん自身であるため非常にリアリティが高く、あたかも本当にあったのではないかと思わせる物語がとても多いです。

実際にあったのではないかと感じさせるリアリティで、これからもさらなる作品を期待しています!