人を騙し、傷つけるような人がお金を儲けて裕福に暮らしている一方で、真面目で優しい人ほど、いじめや詐欺に巻き込まれているように感じます。
むしろずるい人の方が、うまく生きているように見えますよね。
しかし、因果応報は日常的によく起こっていて、悪いことをした人にも、悪い結果が返ってきています。
そこで今回は、因果応報の実話を10選紹介し、いじめやパワーハラスメントといった行為がもたらす恐るべき末路について、紹介していきます。
恐ろしくてゾッとする因果応報の実話10選
因果応報には、「善いことをすれば善い結果が、悪いことをすれば悪い結果が返ってくる」という2つの意味があります。
善い行いをした人は、善い結果が得られるという話はよく聞きますね!
しかし、「悪い事をするとバチが当たる」の言葉のように、バチが当たった人を見たことは少ないのではないでしょうか。
調べたところ、実際には、自分の悪い行いによって報いを受けた経験をしている人は、多くいることがわかりました。
1つずつ、実話を紹介していくので、自分の身に起こらないように、ぜひ参考にしてください。
因果応報は必ずある
「因果応報なんて信じない」という人もいますが、意外にも因果応報は日常生活でよく起こります。
例えば、これらは悪い行いに対する悪い結果であり、因果応報とみなすことができます。
- 勉強をサボった結果、テストで良い点が取れなかった
- 陰口を言っていたら、他人に聞かれて自分の評判が下がった
逆に、これらは善い行いによる善い結果であり、これも因果応報です。
- 営業を頑張った結果、売り上げが上がった
- お金を貯めた結果、旅行に行けた
このように、因果応報には2つの意味があるため、日常生活の些細な行動にも、因果応報は必ず起こっています。
因果応報実話①いじめっこの末路
Tさんは小学生時代、体が大きかったため、いじめっ子のような存在でした。
クラスメイトは彼の傍若無人な態度に我慢していました。
しかし、中学に進学するとみんな成長し、Tさんの体の大きさは目立たなくなりました。
彼は以前ほど恐れられなくなり、クラスメイトたちは一致団結し、助け合うようになったのです。
Tさんは小学校のときに自分勝手な振る舞いをしていた結果、中学2年生の夏休み明けから学校に行かなくなり、不登校になりました。
因果応報実話②職場でのパワハラに対する末路
Mさんは入社5年目で交通事故に遭い、左手に後遺症が残りました。
努力家のMさんは、左手が不自由にもかかわらず仕事を続け、さらに同僚からの支援もありながら、上手く仕事をこなしていたのです。
しかし、ある日新しい上司Sが現れ、上司SはMさんの体のことを配慮しない仕事の割り振りを始めたのです。
Mさんの仕事効率が下がり、「仕事の割り振りを考え直してください」と上司Sに頼んだものの、上司Sは、全く聞き入れてくれませんでした。
その結果、Mさんの心身は疲弊していき、ミスが増え、ついには休職することに。
上司Sは、Mさんの休職理由を「もともと精神に病を抱えていた」と会社に嘘の報告し、自分のパワハラが原因であることを隠していたのです。
上司Sは、嘘がバレないと思ったのでしょうが、Mさんの復帰により、すぐに嘘が明るみに出て、結果として会社から減給と降格の処分を受けました。
因果応報実話③友人の彼氏を略奪した女の末路
Yさんは、友人Wさんの彼氏に惹かれ、略奪愛に走り、Yさんは略奪愛に成功しました。
結果として友人Wとの縁は切れ、周囲からの評判もガタ落ちしました。
しかしYさんは「好きな人さえそばにいてくれれば良い」と思っており、周囲の評判などは全く気にせず、彼氏と幸せな毎日を過ごしていたのです。
ところが、幸せは日々は長くは続かず、彼氏はすぐに別の女性のところに行ってしまい、Yさんと彼は破局しました。
一時的な幸せのためにYさんは友人も、周囲からの評判も、彼氏も、すべてを失ってしまいました。
因果応報実話④お金目当てで結婚相手を探した女の末路
Eさんには結婚を考えてた彼氏がいて、彼氏も結婚に対して前向きでした。
ただし、Eさんが結婚を決めた理由は、彼氏が自営業でそこそこの収入があるからという少し不純な動機を持っていました。
しかし、彼の経営状況が悪化し、お金目当てだったEさんは、彼氏との別れを決意し、彼氏もEさんに苦労をかけたくないと別れに同意します。
その時、Eさんは周囲に「仕事で失敗したから別れた」と笑って話していたそうです。
その後、彼氏は経営を立て直し、それを聞いたEさんは、復縁を狙って彼に近づきますが、彼の耳にはEさんが周囲に話していた本音が入っていました。
そのため、当然ながら彼には突き放されることに。
もしEさんが彼の人柄を重視していたなら、結果は違っていたでしょう。
因果応報実話⑤弁護士が体験した因果応報実話
弁護士のNさんは、喧嘩で他人に怪我を負わせた男性の弁護を引き受けました。
男性は初犯でありながら、罰金刑や刑事裁判の可能性があったため、処分を軽くしてほしいと求めました。
Nさんは心の引っかかりを感じながらも依頼を受け、結果的には不起訴処分で済むことに。
しかし、その日のうちに男性は交通事故で入院し、Nさんも1週間後に事故を起こし、車は廃車となりました。
これにより、Nさんは因果応報を感じたと述べました。
因果応報実話⑥女性を傷つけた男性の末路
男性Kはルックスが良く、高収入でとてもモテる人でした。
ただKは、女性をもてあそんでばかりいて、本気で付き合う事はなく、何人もの女性を傷つけてきました。
そんなKも40歳近くになった頃、ようやく理想の女性と結婚しました。
子供が2人できて、とても幸せな結婚生活を送っていたところ、奥さんに末期の癌が判明したのです。
そして、1年後に最愛の妻を亡くし、子供2人はまだ小さかったこともあり、悲しみのどん底に突き落とされてしまったのです。
Kは、何人もの女性を傷つけてきた結果、本当に大切な人を失う事になってしまいました。
因果応報実話⑦嫁いびりを続けた姑の末路
60歳の女性Mさんは、いつも文句を言っており、息子の嫁に八つ当たりばかりしていました。
嫁が作ってくれた食事も、味やメニューについて文句を言いながら食べ、感謝の気持ちも全くありません。
そして70歳になったMさんは、認知症になり、自分の事が全く分からなくなったのです。
Mさんは、完璧主義で自分を認めることが出来ず、ダメな自分を嫁に投影して攻撃し続けた結果、自分を失ったのです。
プライドの高い人ほど、心の中では自分に自信がなく、自分を愛することができません。
周りに感謝せず、欲のまま生きてきた結果、人生の最後は認知症になる人が多いようです。
因果応報実話⑧退職に追い込んだ上司と同僚の末路
因果応報実話⑨パワハラ上司の末路
因果応報実話⑩遺産相続で争った兄弟の末路
60代の女性Eには他に3人の兄弟がいました。
ある日父親が亡くなり、遺産の配分について話し合いが始まりました。
女性Eは自営業でお金に困っており、生前父親から1000万円の援助を受けていたことがあります。
そのため、兄弟たちは先にお金を受け取った女性Eに遺産を分けることに反対しました。
さらに、亡くなった父親が生前使っていた布団がないとか、父親の家に置いてあったはずの暖房機用の灯油がないとか、盗んだ覚えもないのに女性Eのことを泥棒呼ばわりしたのです。
いずれもそんなに高くない物ばかりで、何かと泥棒と呼んでくる兄弟たちに嫌気がさした女性Eは、遺産を受け取らないことを決め、兄弟たちとの縁も断ちました。
数年後、兄弟たちと交流のある人から聞いた話によると、3人のうち2人が病院に通院していることがわかりました。
1人は突然倒れて一時生死をさまよい、もう1人は罪悪感があったのか、拒食症となり身体がガリガリに痩せて、車の運転も出来ない状態になっているそうです。
因果応報実話10選がヤバい!?いじめやパワハラした末路が恐ろしい?まとめ
今回は、因果応報の実話を紹介し、いじめやパワハラといった人を傷つけた人たちの末路を紹介してきました。
「因果応報なんてない」と思っている人もいますが、身近なところで因果応報は起こっていて、自分にも起こる可能性はあります。
そのため、善い行いをして、善い結果を得る方の因果応報が起こるように、日々の生活を意識して過ごすようにしましょう。