【ブロンOD】行うと一体どうなる?ODのヤバすぎる副作用や実話も紹介!

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ブロンODという言葉を皆さんはご存知でしょうか?

ブロンODという言葉自体はSNSなどネット上で見かけたことのある方も多いかもしれませんが、このブロンODは非常に危険な行為です

しっかりした知識を持ち得ていないといつか自分ものめり込んでしまう可能性があるかもしれません。

このページでは、そんな恐ろしいブロンODについて紹介していきますが、決してブロンODを推奨するものではありません

なんとなく訪れた方も、ブロンODって何?ときになっている方も、ぜひ考えてみる機会にしてみてください。

薬物乱用?ブロンODとは?

「つらい今から逃げ出したい」

「死にたい気持ちを紛らわせたい」

SNS上では、そういった苦痛な声と共に大量の市販薬の画像をあげる人たちが急増しています。

ブロンODとは?

この「大量の市販薬を一度に大量に飲む」行為のことを「ブロンOD」と呼びます。

ブロンODの恐ろしさの一つは、一般的な市販薬で出来てしまうということ

このような投稿を見かけたことはないでしょうか。

「ブロン」とは

これらの投稿に写るのは、多くの方の家にもごく一般的にある市販薬です。

そう、「ブロン」とはこのような咳止め市販薬に含まれる成分のことなのです。

エスエス製薬「エスエスブロン錠」に代表される、簡単に手に入る市販薬に含まれています。

これは決して違法なものではなく、用法用量を守れば効果が高く、手軽に手にいれられるためとても人気のある薬となっています。

ODとは

そして「OD」とはオーバードーズの頭文字をとったものです。

処方薬やドラッグストアでも買える市販薬を一度に大量に摂取することを指します。

内臓にも大きな負荷がかかる上、吐き気や眩暈などの副作用もあり、一度オーバードーズを体験するとなかなか自身で離脱することは難しくなります。

こう言った症状が「麻薬依存」と混同されることもあります。

ブロンODの摂取量とは?

特定の市販薬を一度に、大量に摂取してしまうことを指すブロンODですが、その摂取量に明確な定義はありません。

ですが、一般的には20錠以上を飲むものとされています。

※薬の種類・形状により異なります。

20錠と言えば本来の用量の5倍程度ですから、異常が起こるのは安易に想像が出来ます。

それでもブロンODにのめり込んでしまう理由とはなんなのでしょうか。

ブロンODにハマってしまう理由とは?

昨今の社会情勢や環境変化の中で自分一人では抱えきれない悩みを持つ方がさらに増えています。

そして未成年の場合、お酒は飲めず、金銭的自立もしていないため物欲などで紛らわすことも難しい。

病気かもしれない…と思っても、親に理解が無くて病院にも行けない…という人たちもいます。

そんな彼らにとって、ブロンODは数少ない逃げ道となっているのでしょう。

ドラッグは危険を犯さないと手に入らないのに比べ、合法・市販で手に入るをブロンを大量に使うことでドラッグのような感覚を得るのが流行ってしまっているというのが現状です。

そして、ネット社会の中リスクを把握せず、いい声だけを参考にのめり込んでいってしまうのです。

ブロンODで痩せる?

その甘言の一つに「ブロンODで痩せるよ」というものがあります。

確かにブロンODを続けると、食欲は薄くなります。

しかしそれは痩せるというよりもやつれると表現するのが正しいです。

吐き気、排尿困難などを伴いながら、決して健康的でない形で体重が落ちていきます。

ブロンODの流行の発端はSNS?

そんな恐ろしいブロンODですが、SNSを通してどんどんと広まってしまっているのが現状です。

ブロンODにのめり込む人の多くは、自らの行為をSNSに投稿しています

そうすることでいいねやリツイートされ、承認欲求が満たされるのです。

そういった投稿を見てこの行為を知り、自分も始めてしまう人も多いようです。

このようにSNS上で質問や体験談を聞く様子もよくみられます

ブロンODをするとどうなるのか?

では、実際にブロンODをするとどんな効果が得られるのでしょうか?

もちろんいいことだけではありません。仕組みやデメリットをしっかり把握しておきましょう。

多幸感やふわふわした感覚が得られる

ブロンには、麻薬性鎮咳薬の「ジヒドロコデイン」と、中枢を興奮させる「無水カフェイン」の2つが含まれています。

ジヒドロコデインは痛みや症状を和らげることを目的とした麻薬成分ですが、脳の快楽回路を直接刺激して幸福感を感じさせます

すると、同時に眠気が出てくるため、カフェインで無理やり興奮させて覚醒状態を維持するのです。

これらは用量を守れば、ただの痛み止め、咳止めなのですが、大量に摂取することで通常では感じられないほどの幸福感を感じることになります。

これが「多幸感」「ふわふわした感覚」につながり、この感覚を得たくて依存してしまうのです。

めまいや吐き気も?ブロンODした時の副作用

一方でカフェインを大量に摂取することになるため、胃の不快感や吐き気が発生します。

また、過剰興奮による冷や汗や動悸で、気持ち悪くなりめまいも伴います

こういった副作用を伴うにも関わらず、幸福感が勝り、続けてしまうのです。

危険すぎる?ブロンODの恐ろしい側面とは?ブロンODへの対処法も紹介

このように恐ろしいブロンODですが、インターネット上では見掛けるものの、身の回りに実際に行っている人を見ることは少なく、今ひとつ自分ごとにならない方もいるかもしれません。

そこで、実際にブロンODにのめり込んでしまった人の体験談をまとめました。

実話!ブロンODの恐ろしい側面とは?

まずはこちらの動画をご覧ください。

 

動画内で伝えられている通り、ブロンは麻薬性の成分が含まれているため多用することでの依存性が強いです

実際に経験した方からはこんな声も上がっています。

『体が楽になるよ』と友人に勧められ、せき止め液を一気飲みした。最初は遊び半分だった。薬が切れると、落ち込んだり、逆にイライラしたり、体に虫がはう感覚になることもあった。薬を飲んでいるときだけ、普通になれた。

ODは危険なのでしないほうがいいですよ。睡眠薬のODを2年近く断っていた私がまた、やってしまったのですから。依存性のあるお酒やタバコ、薬なんて、そう簡単にはやめられないんです。

 

そして、ブロン錠は薬ですから、飲み続けると耐性がつき、最初の20錠では効果が得られにくくなってきます。その結果、30錠、40錠と服用が増え、さらにのめり込んでしまう負のループに陥ります。

中にはこんなに大量に飲んでしまう人もいます。

ブロンODをやめるには?

オーバードーズにのめり込んでしまう方は、こういったリスクを伝えてもそんなことを考える余裕のない方がほとんどです。

そのため、原因となっている不安やうつ症状を改善することが何よりも重要となりますが、そのためには病院での治療やセラピストとの連携が必要です。

認知行動療法が改善に

薬物投与以外で効果が期待できる方法では、認知行動療法というものがあります。

これは、つらくなったときに頭に浮かんだ考えやイメージに注目して、バランスの良い思考を共に考えるという療法です。

つらくなったときに少し立ち止まり、そのときに浮かぶ思考を整理しながら言葉にして、新しい捉え方や考え方に変えていくことで、その時々に感じるストレスを和らげる効果が臨めます。

4人に1人が治療が必要なほどの心の不調を抱える現代で、メンタルヘルスケアが注目される中、こういったトレーニングがますます重要となるでしょう。

体を蝕むブロンODとは?ブロンODの恐ろしい実話や対処法も紹介!まとめ

ブロンODの恐ろしさを少しでも感じてもらえたでしょうか?

その中身は依存性のある自傷行為とも言えます。

気軽に手に入る市販薬だからこそ、身近な危険と言える「ブロンOD」の正しい知識、そして万が一自分や身の回りの大切な人がのめり込んでしまった時の対処法について調べ、備えてみてはいかがでしょうか。

この記事はブロンODを勧めるものでは決してありません。

筆者も安易に手を出さないように戒めたいと思います…!