【ドラえもん】のび太、しずか、スネ夫、ジャイアンの身長は!?129.3に込められた思いとは?

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日本を代表する国民的アニメ「ドラえもん」。

未来から主人公のび太を助けるためにやってきた猫型ロボットの物語ですが、主要キャラクターであるドラえもんは、あらゆるデータの数字が129.3で統一されているといいます。

なぜなのでしょうか?

ドラえもんの特徴は全て129.3!

ドラえもんの公式サイトでは、あらゆるデータの数字がすべて129.3であることが記されています。

公式で公開されていることから多くの人がこの事実を知っているでしょう。

しかし、なぜこの数字なのでしょうか?

ドラえもんの身長や体重

身長、体重、胸囲すべてが129.3という数字であることが公式サイトで記載されています。

身長129.3cm、体重129.3kg、胸囲129.3cmと、寸胴型です。

さらにパワーや足の長さ、ネズミを見たときに飛び上がる高さも129.3だといいます。

ここまで129.3にこだわるとなると、何か深い意味がありそうに感じますね。

ドラえもんの誕生日にも129.3が!

ドラえもんの誕生日は2112年9月3日です。

先頭の21を外すと「1293」という数字が隠されています。

ドラえもんがセワシくんやドラミちゃんと一緒に暮らしていたのが2125年だったため、生産されてから13年経っていることになります。

しかし、公式ではセワシくんと暮らすまでに空白の2年間があったようなので、それを加味するとドラえもんはおそらく11歳になります。

ドラえもんの129.3に込められた想いとは

すべてにおいて「129.3」という数字が入っていますが、この数字に込められた思いとは何なのでしょうか?

漫画ドラえもんが連載されたのは1969年。

作中では小学4年生ののび太ですが、小学生の平均身長とドラえもんの身長とが密接に関係していました

当時の小学4年生の平均身長

129.3という数字の由来は制作当時の小学生の平均身長でした。

ドラえもんの身長を129.3cmにしたのは、子供たちと同じ目線で見れるようにという藤子・F・不二雄先生の思いからでした。

対等の立場で居てほしいという想い

ドラえもんはのび太を助けるために未来から来た猫型ロボット。

当時小学4年生ののび太とドラえもんは「友達で対等な関係である」と身長の数字を使って私たち読者に伝えたかったのではないかと言われています。

ドラえもんの友達の推定身長は?

では、ドラえもんの周りの友達はどのくらいの身長なのでしょうか?

作中では全員が同級生であることから漫画では小学4年生、アニメでは小学5年生です。

彼らの身長は当時10歳の平均身長と比較してみます。

のび太くんの推定身長

のび太くんの推定身長は140cmとされています。

これは、普段隣にいるドラえもんよりものび太のほうが身長が高いことは見て取れます。さらに、10歳の男の子の平均身長は138.9cmであることから、のび太の身長は推定140cm程ではないかと言われています。

ジャイアンの推定身長

ジャイアンの推定身長は157cmとされています。

10歳の男の子の平均身長と比べると、約17cmも高いことになります。

アニメや漫画から見てわかるように、やはりジャイアンの身長は高かったのですね。

スネ夫の推定身長

主要登場人物の中でもっとも身長が低いのはスネ夫です。

彼の推定身長は135cmとされています。

しずかちゃんの推定身長

しずかちゃんの推定身長は145cmとされており、のび太よりも5cm高いです。

また、10歳女の子の平均身長は約139cmなので約5cm高いことになります。

ドラえもんでは男性より女性キャラクターの方が高身長!?

作中では、ほとんどの女性キャラクターが男性キャラクターよりも身長が高いです。

夫婦やカップルなどに限らず、登場人物の多くが女性のほうが高く設定されています。

なぜなのでしょうか?

のび太のママは身長190cm以上!?

 

のび太の母親である野比玉子は年齢38歳で、公式には身長のデータが記されていません

しかし、のび太の父親よりもはるかに身長が高く、ドラえもんと横並びになると推測するに約2mにもなるのではないかとも。

アニメや漫画で見る限りもかなり大きそうです。

女性の方が高身長な場面は他にも

のび太の母親に限らず、スネ夫やしずかちゃんの両親も父親より母親のほうが身長が大きいです。

のび太の叔父である玉夫の彼女も彼より身長が高いことが作中で分かります。

登場人物のほとんどが女性のほうが身長が高いのには何か意味がるのでしょうか?

女性の方が高身長な理由とは?

では、まぜ女性キャラのほうが身長が高い理由とは何なのでしょうか?

藤子・F・不二雄先生は何か意図があってこのようにしたのではないかと読者の中で説が浮上しています。

当時の平均身長の変化による説

作品が生まれたころの年代では、そもそも成人男性の平均身長が低く170㎝あれば高いほうであったといわれています。

そのうえ女性の平均身長は徐々に伸びている傾向にありました。

それもあり女性のほうが身長を高い設定にしたのではないかと言われています。

10歳の男女平均身長を見ても、まだ小学生の時は女の子のほうが大きいこともしばしばあるようです。

「ドラえもん」に込めた想い

ドラえもんのあらゆる数字について触れてきましたが、まとめていてドラえもんという作品に対する藤子・F・不二雄先生の深い想いが伝わってきました。

知名度が高く、ほとんどの人が幼少期からドラえもんというアニメとともに育っていくといっても過言ではないほどですが、どれだけ長い期間見ていたとしても、作者にしかわからない部分やまだまだ知らないことががたくさんありそうです。

そういった意味では、藤子・F・不二雄先生が読者に何を伝えようとしていたのか、くみ取りながらこの作品を楽しむのもよさそうですね。