名前の由来が怖い苗字20選!よくない・調べてはいけない苗字も?

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皆さん、実は怖い漢字の意味をご存じですか?

小学校で漢字を習う時に、漢字の成り立ちも併せて教わっていると思いますが、実は「調べてはいけない怖い漢字の成り立ち」があるんです。

他にも自分のご先祖様がわかってしまったり、ちょっと珍しい苗字もご紹介します。

もし、自分の苗字や名前に見出しの文字が含まれている場合は閲覧注意です…。

実は怖い苗字:漢字の由来編

皆さんの苗字の中に次の漢字は含まれていませんか?

方、久、赤、憲、残、真、押、道、取、幸
なんで「道」は首が入っているんだろう?
なんで「取」は耳偏なんだろう?
なんで「幸」と辛いは1画しか違わないんだろう?
漢字を習ったころは色々な疑問があったのではないでしょうか。

実は人の生死を表す恐ろしい漢字があった!

小学校で習う場合、漢字の成り立ちは象形文字という古代エジプトの文字で表されていることが多いです。

しかし、エジプトでは漢字を使われていませんよね?

不思議に思ったことはありませんか?

漢字を使う国といえば…中国ですよね。

本来、多くの漢字は古代中国に誕生のルーツがあります。

しかし、その由来となっている意味には、人間の生死を表すものが多いため、調べてはいけないとされています。

実は、それらの漢字は戦争、侵略、征服、処刑、埋葬といった生々しい現場を表しているんです。

では、早速、意味を調べてはいけない恐ろしい漢字を皆さんが習ってきたであろう象形文字と比較してご紹介します。

恐ろしい漢字①「方」

象形文字:両方に突き出た柄のある農具、「すき」の象形で、人と並んで耕すことから「並ぶ」、「傍ら」を示す「方」という漢字が成り立ちました。

とされていますが、本当は…

横に渡した木に吊るされた人の死体を表しています。

つまり、磔の状態ですね。

恐ろしいですよね。

そう、その恐ろしいという感情を相手に抱かせるために行われていた古代中国の厄除けや魔除けの風習のようです。

方のつく苗字:行方、土方、生方

恐ろしい漢字②「久」

象形文字:病気で横たわる人の背後から灸をすえる象形から、転じて「時間が長い」、「ひさしい」を意味する「久」という漢字が成り立ちました。

とされていますが、本当は…

死者が起きるように後ろから木で支えている様子を表しています。

人間は死ぬと朽ち果てて消えてしまいますが、古代中国人は人間の死を「永久なもの」、「不滅なもの」とし、人間の生命への深い愛が表れているという説もあります。

久のつく苗字:大久保、阿久津、久保田

恐ろしい漢字③「赤」

象形文字:両手両足を伸びやかにした人の象形「大」と、燃え立つ炎の象形「火」から、火の光を浴びる人を表し、そこから赤いを意味する「赤」が成り立ちました。

となっていますが、本当は…

処刑される人が下から火に焼かれて血を噴き出している姿を表しています。

古代中国には生贄の人を火あぶりにして雨ごいをする習慣があったそうです。

まさに、この様子を表している漢字で、本当は上の部分は、両手両足を伸びやかにした人の象形「大」ではなく、生贄の「人」を表しています。

赤のつく苗字:赤木、赤羽、赤西

恐ろしい漢字④「憲」

象形文字:上から屋根の象形、切りつける象形、目の象形で刑罰を意味し、それに心を付けることで刑罰によって心を正すことを表しています。

象形文字での刑罰は目の上に入れ墨を入れられ、一目で犯罪者だと分かるようにしたものとされています。

しかし、本当は…

目を削り取られる刑罰だったようです。

憲のつく苗字:憲実、憲重

恐ろしい漢字⑤「残」

象形文字:小さく残った骨の形を表しています。

元々、「残」は「そこなう」や「むごい」などあまり良い意味では使われない漢字ですよね。

この小さく残った骨というのは…

殺人犯の処刑方法として最も残酷だった、肉を刃物でそぎ取って骨だけにされた姿のことを表しています。

骨と髪が少し残っただけの状態で、まさにむごいですね。

残がつく苗字:残間、残波、残堀

恐ろしい漢字⑥「真」

象形文字:上から「匙」の象形と「かなえ(土器)」の象形から、土器に物を詰め、その中身がいっぱいになって「本物・まこと」を意味する「真」が成り立ちました。

となっていますが、本当は…

旧字である「眞」の「ヒ」は人が逆さまになっている、つまり死者を表しています。

また、下の部分は首の逆さ文字であり、首を切って見せしめのために高いところからぶら下げることを示すという字源を持っています。

つまり、「真」は逆さまにされたさらし首の状態を表しています。

真がつく苗字:真田、川真田

恐ろしい漢字⑦「押」

象形文字:「手」の象形と「カメの甲羅」の象形で、「甲」には覆うという意味があることから手で物を覆って「おさえる」を意味する「押」となりました。

となっていますが、なぜカメの甲羅を押さえなければならなかったのかというと…

古代中国では、事あるごとに神に祈りを捧げ、その神の声を聴くことできるとされていた占いにカメの甲羅が使われていました。

その占いの方法はカメの甲羅にヒビを入れ、ヒビ割れの大きさや方向によって吉凶や良し悪し、行動についての判断材料としていました。

そのカメを捕まえる様子が「押」という字になっています。

しかし、占いに使うのは甲羅だけなので、捕まえられたカメは胴体と甲羅をはがすために切り刻まれていたそうです…。

押がつく苗字:押田、押井、押江

恐ろしい漢字⑧「道」

なぜ、道に「首」が入っているのか気になりますよね。

実は、古代中国では新しい道を創るとき異族の首をはねて持ち、その首を持って歩くことで道に潜む邪悪な霊を祓うという習慣がありました。

そこの習慣から、首を持って進むところを「道」と表すようになりました。

道の成り立ちはこれしか見つからなかったので、小学生にもこのように教えているのでしょうか…。

道がつく苗字:道枝、今道

恐ろしい漢字⑨「取」

こちらも、一般的に知られているのが恐ろしい成り立ちのようです。

「耳」は耳、「又」は右手を表しています。

古代中国では戦争で殺した敵の耳を切り取り、首の代わりに集めたことから「とらえる・とる」という意味を表す「取」となりました。

取がつく苗字:香取、稲取

恐ろしい漢字⑩「幸」

よく辛いに一を足せば「幸せ」になれるよ、なんていいますよね。

しかし、「幸」という漢字は手枷をはめられている姿を表しています。

古代中国では、罪人には生き埋めや斬首、四肢を引き裂くなどの厳しい刑罰が与えられていました。

そのような酷い刑罰を与えられている人もいるのに、同じ罪人でも手枷をはめられるだけで済む人もいます。

そのため、手枷だけの刑罰で済んだ罪人は「自分は手枷だけで済んでいる、幸せだ」と思ったことから「幸」という漢字になりました。

幸がつく苗字:幸田、幸崎

実は怖い苗字:身分に由来する苗字編

昔は、身分というのがとても厳しくて、農民と武士は結婚できなかったり、身分によってかなりの格差がありましたよね。

現代では、身分はなくなりましたが、苗字というのは代々受け継がれるものなので自分のご先祖様がわかってしまう…なんてこともあります。

ご先祖様が武士だったらいいのですが…

かつての「えた・ひにん」にあたる人に多い苗字がある?

「えた・ひにん」とは、江戸時代に最も低い身分とされ、差別されていた人たちです。

非人道的に身分・職業・住居を決められてしまい、誰もやりたがらないような死体の処理や、今でいう風俗のようなところで働かされていました。

当時は、人として扱われていないような人たちです。

そんな「えた・ひにん」の身分である苗字が現代にも残っているようです…。

身分に由来する漢字①「皮・革」

今となっては、革製品は高級なものとされ、革を加工する人は職人とされていますよね。

しかし、江戸時代では、仏教に殺生を禁止することが教えがあったため、動物の死に関わることや、生き物の血そのものが「穢れ」として扱われていました。

ただ、弓や盾には動物の皮が欠かせません。

そのため、動物から皮を剥ぎ、加工するという仕事は誰もやりたがらず、「えた」の仕事とされていました。

さらに動物の死骸からは病気蔓延の恐れもあり、その処理も必要なため、この仕事を与えられてのでしょう。

そこから苗字に「皮・革」の漢字を入れられ、苗字を聞いただけで身分が分かるようにしたそうです。

ただ、現代は「皮・革」を「川・河」に代えている人も多いため、見分けがつかなくなっています。

身分に由来する漢字②「東西南北」

そして「えた・ひにん」が決められていたのは仕事だけではなく、住む場所にも自由はありませんでした。

「えた・ひにん」は川で漁師をしていた人が多く、川の近くに住んでいました。

川は大きな目印となるので、住んでいる場所が川のどの位置なのかを「東西南北」を苗字に入れて表していたようです。

身分に由来する漢字③「田・杉・山」

さらに、山林に住んでいたという理由で「田・杉・山」が含まれているのも「えた・ひにん」の苗字とされています。

しかし、「田・杉・山」が含まれる人というのは日本人の大半の人が該当しますよね。

そのため、見分けることが困難にもなっています。

番外編:貴族身分だとされる苗字も!

逆に、自分は武士や貴族の苗字かもしれないですよね。

まずは、江戸時代に最も身分が高いとされていた「摂家」の苗字がこちらです。

近衛(このえ)、鷹司(たかつかさ)、九条(くじょう)、二条(にじょう)、一条(いちじょう)

いかにも貴族ってかんじですよね。

他にも大臣家の苗字には

三条(さんじょう)、西園寺(さいおんじ)、久我(こが)、西三条(にしさんじょう)、難波(なんば)、飛鳥井(あすかい)、石山、中山、桜井、山井、入江、橋本、野宮、高倉、山本、大原

など、結構今でも残っている苗字がたくさんありますよね。

実は怖い苗字:読み方が怖く感じる苗字編

次は、意味や由来も怖くないし、見た目も普通ですが、読んでみるとあれっとなってしまう苗字をご紹介します。

漢字自体は普通でも読み方で怖く感じてしまうことも

漢字自体はよく使われているものなのですが、組み合わせや読み方で怖く感じてしまう苗字もありました。

そんなちょっと珍しい面白い苗字を集めました。

読み方が恐ろしい苗字①「大波加」

読み方は「おはか」です。

アクセントは「お」に付きます。

全国に大波加さんは70〜80人ほどいて、富山県に多い苗字のようです。

読み方が恐ろしい苗字②「容貝」

読み方は「ようかい」です。

アクセントは「よ」に付きます。

全国的に容貝さんはおよそ40人ほどいて、東京都に多い苗字のようです。

他にも関係があるのかはわかりませんが、「用皆」さん、「用階」さん、「要海」さん、「要堺」さんもいます。

読み方が恐ろしい苗字③「円馬」

読み方は「えんま」です。

全国に円馬さんはおよそ30人ほどいて、全員北海道にいるようです。

他にも関係があるのか分かりませんが、「円間」さん、「塩満」さんがいます。

読み方が恐ろしい苗字④「保智」

読み方は「ぼち」です。

他にも「ほち」、「やすとも」とも読みます。

全国にはおよそ120人ほどいて、滋賀県に多い苗字のようです。

実は怖い苗字:怖そうなイメージのある苗字編

次に、漢字のイメージで怖そう!と思ってしまう苗字をランキング形式でご紹介します。

字面で怖そうなイメージを持ってしまう!

上司や先輩に次のランキングに入っている苗字の人がいたらそれだけで怖そうと思ってしまいますが、実はとっても優しい人や可愛い人だったりするのも面白いですよね。

字面が恐ろしい苗字1位「鬼頭」

読み方は「きとう・おにがしら」です。

「鬼」という漢字が入っているだけで、迫力があり、怖そうなイメージを持ってしまいますよね。

しかし、名前の由来は源為朝の息子・尾頭次郎義次が鬼賊退治した功績がたたえられたことが始まりでした。

ということは、武士の苗字である由緒正しい家計のようですね。

字面が恐ろしい苗字2位「百目鬼」

読み方は「どうめき・どめき・ももめき・ひゃくめき・とどめき・もめき」です。

ぱっと見、百個の目があう鬼の姿を想像してしまいますよね。

しかし、実際の由来は茨城県の地名で、水の流れが大きな音をたてる「どうめき・どうめく」を当て字にしたようです。

字面が恐ろしい苗字3位「恐神」

読み方は「おそがみ」です。

恐ろしい神様をイメージしてしまいますが、こちらは福井県の地名のようです。

由来は恐ろしい神様…ではなく、「神様を恐れ敬うこと」といわれています。

そのため、福井県には恐神神社などもあります。

4位以下にはこんな苗字も!

4位以下にも鬼の入っている苗字が多くランクインしています。

やはり、昔話などの影響で、日本人は鬼を怖いとイメージする人が多いんですね。

5位に「百鬼(なきり・なぎり」、6位に「鬼塚(おにつか・おにづか)」、9位に「鬼ケ原(おにがはら・おにがわら)」となっています。

「百鬼」の由来は、戦で鬼のような百人切りをしたことのようですが、「鬼塚」や「鬼ケ原」は地名のようです。

名前の由来が怖い名字ランキングtop20!4つの視点で調査!まとめ

いかがでしたか?

自分の苗字、または友達や知り合いの苗字があったなんて方はいましたでしょうか?

武士や貴族の苗字ならいいですが、調べてはいけない漢字が含まれていたり、「えた・ひにん」の漢字が含まれているからと、人を嫌な気持ちにはさせないでくださいね。

今回知った知識は、ぜひ一つの説としてお楽しみください。