【診断あり】海洋恐怖症の症状がヤバくて危険?克服方法も紹介!

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恐怖症にはいろいろな種類があり、海洋恐怖症もその1種です。

では、なぜ海洋恐怖症となり、海洋のどのようなものを怖いと感じるのでしょうか?

また、その診断方法や、なった場合の対処法はあるのでしょうか?

海洋恐怖症とは?

海洋恐怖症はその名前の通り、恐怖症の1種です。

では、具体的にどのようなものを怖いと感じるのでしょうか?

恐怖症の1種

恐怖症には高所や閉所のように有名なものも多くありますが、中にはピエロや片栗粉など、珍しいものもあります。

海洋恐怖症も珍しい部類なので、「泳げないだけ」「水が苦手なだけ」などと思ってしまう人もいますが、実際にその症状に悩んでいる人はいます。

恐怖の対象

海洋恐怖症で怖いと感じる対象物は海に関するもの全般です。

そのため、海や海中の風景であったり、海洋生物であったり、海中に沈んだ船や建物などの人工物であったりなどします。

また、海や海の生き物を見たり、大量の水を見るだけで怖さを感じる人もいれば、海を見ることは平気だが入ることができないなど、恐怖の強さや対象物は人によって異なります。

海洋恐怖症の症状

海洋恐怖症の症状は人それぞれ異なります。少し不安な気持ちになるだけの人もいれば、強いストレスを感じて吐き気や頭痛を感じたり、その場から動けなくなってしまうこともあります。

また、お風呂に浸かっているときに海を連想して症状が出たり、就寝時にテレビや画像などで見た海の映像を思い出してストレスを感じることで眠れなくなる人もいるようです。

海洋恐怖症になる原因

綺麗な海中の様子や、壮大な海の景色に癒しを感じる人も多いでしょう。

しかし、海洋恐怖症の人はその綺麗で壮大な海に恐怖を感じてしまいます。

なぜ、本来は癒しであるはずの海に恐怖を感じるようになってしまうのでしょうか?

海に関するトラウマ

犬に噛まれた経験によって犬が怖くなる人がいるように、海で溺れた経験によって海が怖くなってしまう人もいます。

また、海ではなく、川やプールで溺れた場合でも、水が苦手となり、その水が大量にある海が怖くなってしまうこともあるようです。

そのため、過去の海に関するトラウマ経験が海洋恐怖症の原因となる場合もあります。

他の恐怖症から連鎖

川やプールでトラウマ経験をした場合、水が怖くなることで、水から海への恐怖へと連鎖することがあります。

また、同じような状況として、クラゲに刺されたり、怖いサメの映画を観たり、ゲームをしたりなどすることで海の生き物が怖くなり、海に関係する全般が怖くなってしまうことのあるようです。

水に対する不安

水の中では呼吸ができなくなったり、動きが鈍くなったりなど、行動に制限がかかります。

そのため、水の中で思うように行動ができなくなることに対して、強い不安を感じてしまい、海洋恐怖症の原因へと繋がる場合もあるようです。

このような場合は海を見ることは平気だが、海に入ることができなくなってしまいます。

想像力が豊か

誰でも水中では行動が制限されてしまいます。しかし、誰もが水を怖がっているわけではありません。

これは想像力が豊かで、「水に入って溺れてしまったら?」「海の巨大生物に襲われてしまったら?」などと想像してしまって強いを不安を感じてしまうためです。

しかし、水族館や画像であれば水に入ることや生き物に襲われる心配はありません。

そのため、想像力が豊かで海洋恐怖症となっている場合は水族館のように水や生き物が徹底管理された場所や、実物ではない映像や画像などであれば平気なこともあります。

海洋恐怖症の人が近くにいる

親や友人など、身近に海洋恐怖症の人がいれば、その人から海のどのようなところが怖いのか、話を聞くこともあるでしょう。

その話を聞いているうちに、自分も「海は怖いもの」と意識するようになってしまうことがあります。

そのため、他人からの刷り込みが海洋恐怖症になる原因となってしまう場合もあります。

前世の記憶

海洋恐怖症は過去に海に関するトラウマが原因でなってしまうことがあります。

そのため、もし輪廻転生が本当にあるとするならば、前世以前に海に関するトラウマを持ち、その前世の体験による影響によって現世でも海洋恐怖症となっている可能性は考えれらます。

また、トラウマは遺伝するとも言われています。

そのため、親が海に関するトラウマを持っていると、その子供も海が怖くなってしまう可能性も考えられるでしょう。

海洋恐怖症への対処法

海洋恐怖症になった場合、海に関するものを見たり、触れたりなどすると、強いストレスを感じてしまうことになります。

その症状は克服することはできるのでしょうか?

また、克服するまでは海への恐怖心に対して、どのような対処をすれば良いのでしょうか?

海を避けて生活する

海に関するものを見て、強いストレスを感じるのであれば、それらを見ないようにすることが手軽で効果的な対処法です。

多くの人は海を避けるようにしても、生活に支障が出ることはないでしょう。

また、テレビやゲームなどで不意に海の映像を観てしまわないようには注意しましょう。

周囲に伝えておく

海を避けるようにしていても、周囲から「海に泳ぎに行こう」「水族館に行こう」「海でバーベキューをしよう」などと誘われることもあるでしょう。

また、サメのVRコンテンツは人気のため、「一緒にゲームしよう」と誘われることもあるかもしれません。

そのため、周囲には自分が海洋恐怖症であることを伝えておき、それはどのようなものかを説明して、周囲に理解してもらうようにしましょう。

カウンセリングを受ける

恐怖症は個人の努力だけでは克服できないこともあります。

そのため、克服を目指すのであればカウセリングを受けるようにしましょう。

カウセリングを受けることで、対処法や克服法などのアドバイスを受けることができるでしょう。

また、恐怖症でよく用いられる克服法はエクスポージャー療法があります。

エクスポージャー療法は暴露療法とも呼ばれ、刺激や恐怖の原因となるものに段階的に触れながら、徐々にその刺激や恐怖に慣れていく精神療法です。

海洋恐怖症の診断方法

恐怖症の種類は200種以上あると言われていて、症状も人によってそれぞれです。

また、医学では限局性恐怖症と言い、DSM-5という診断基準になるマニュアルがありますが、素人にその判断は難しいでしょう。

そのため、海洋恐怖症であるかを確認したい場合は、病院で診断を受ける必要があります。

病院で診断してもらうほどではないと思う場合は、自分が海に関するものにどれくらいの恐怖や不安を感じるのかセルフ診断をしてみましょう。

ネットなどで海に関する画像や映像を多く集め、その画像や映像で怖いと思う数や、画像を見たときに感じる恐怖心の強さなどから、海洋恐怖症の強さをある程度は判断することができるでしょう。

海洋恐怖症で悩んでいる人もいる

「海がなぜ怖いのか?」と不思議に思ってしまう人もいますが、海洋恐怖症で悩んでいる人は実際にいます。

本人にとっては深刻な悩みとなっている場合もあるので、その人の悩みや海洋恐怖症について理解するようにしましょう。

もし、自分が海洋恐怖症なのであれば、周囲に海洋恐怖症のことを理解してもらえるように説明をしておきましょう。