最近は電子書籍が普及し雑誌や小説、漫画など様々な書籍をオンラインで読むことが主流になりつつありますね。
漫画をオンラインで読めるサイトも多数ある中で、漫画rawというサイトがあることをご存知でしょうか?
漫画rawとは無料で漫画が読めることで知られるサイトで、公式漫画サイトやアプリとは違い海賊版の漫画をアップロードしているので”違法サイト”とも言われています。
その「漫画raw」が突然閉鎖したことが今話題になっているようなので、その理由を詳しく調べてみました。
利用すると危ないと言われる理由や、代わりとなる安全な漫画サイトも一緒にご紹介していきます!
【2022/6月最新】漫画rawが突然閉鎖!その衝撃の理由とは
近年では漫画の違法サイトが閉鎖されては現れ、また閉鎖されてとイタチごっこ状態になっているよと言われいます。
漫画rawも同様に、突然の閉鎖となったよう。
その理由は主に2つあると言われていますので、一つひとつ詳しく紹介していきましょう。
アクセスするとエラーが表示される
漫画rawは、今までは随時漫画の更新がされていたようですが2022年3月を最後に止まっていたようです。
そして現在、漫画rawのURLにアクセスしてもエラーが表示される状態です。
漫画raw閉鎖してるやんけ!
— ひらこ (@lIlIIllIlllll) June 10, 2022
え、漫画raw閉鎖してんじゃん鬱 pic.twitter.com/x6gWgpY8le
— みなと (@minato_pad_) March 8, 2022
メンテナンスやサーバーの混み合いにより一時的にエラーが表示されることはよくありますが、長期間に渡りエラーが表示されいるため閉鎖されたと考えて良いのではないでしょうか。
ウクライナ情勢が原因で閉鎖?
もう一つの理由は、ウクライナ情勢と言われています。
なんでも漫画rawのサーバーとサイト本部の場所はウクライナにあるようで、ロシアの侵攻によりサイトの運営ができなくなったことが予想されているそう。
違法海賊版サイト「漫画RAW」は
ウクライナのサーバーなのね
今回の戦争で破壊されたのかも— AG_TWIT (@AG_MONO) March 29, 2022
実際にロシアとウクライナの紛争が始まったのは2022年3月のことなので、漫画rawのサイト更新が止まった時期と重なりますね。
紛争が終わり元の日常が訪れた時には再び更新されるのでは?との声も挙がっているようですが、今後はどうなるのでしょうか。
漫画rawはURLを変えて今も運営されている!?
ここまでは漫画rawが閉鎖された理由についてご紹介しましたが、調査を進めるにあたりさらに気になる情報が目に入りました。
なんと、漫画rawが復旧している!という声が挙がっているのです。
こちらについてもまた、詳しく調べてみたのでご紹介します!
別のURLに変えて今も運営されている
漫画rawが閉鎖されたと言われている傍ら、未だ利用できるとの声も。
漫画raw見れるやつと見れないヤツあるの何
— anne_ouenAka (@anne_ouen) May 26, 2022
え、漫画rawあるんやけどなんで???
— かげくん (@unikunnnnn) June 10, 2022
漫画raw別のurlで復活してるよ。前のに比べて広告とかめちゃくちゃでてきて見にくいけど
— ゆう 相互フォロー (@yuu_glad31) March 10, 2022
こちらに関しても調べてみたところ漫画rawは現在URLの一部を変更し運営を続けているようです。
なぜそのようなことをする必要があるのかというと、漫画rawが海賊版違法サイトだからでしょう。
通常のサイトの場合は料金を払ったりポイント利用をすることで漫画が読める仕組みになっていますが、漫画rawは無断で複製されたものがアップロードされていていますね。
このような方法は2021年に行われた著作権法改正に伴い違法となっているため、運営者は刑罰が課せられることになっています。
では、URLが変わった漫画rawは以前のように利用し続けられるのでしょうか。
突然閉鎖される可能性が高い!
漫画rawは無料で漫画をアップロードしている違法サイトだということは上記でも少し触れましたが、違法サイトの運営元が確定すればもちろん逮捕、実刑は確実です。
そのため、個人情報を特定されることを何としてでも避ける為にURLを変えながら運営し続けているそう。
よって現在運営されている漫画rawのサイトも、おそらく今後何度もURLを変更していく可能性が高いので、急にサイトが閉鎖することも大いにあり得るでしょう。
このような手口を使ってでも運営を続けているあたり、かなりの違法性の高さが伺えますね。
漫画rawの利用は危なすぎる?危険な理由4選!
先ほど漫画rawは違法サイトであることをご紹介しました。
違法サイトと聞くと漠然と怖いイメージがある人も多いと思うのですが、具体的には利用するとどのようなことが起こるのでしょうか。
サイトを利用することのデメリットは?
閲覧者は関係なく、運営側だけが悪いのでは?
ここからは、気になる違法サイトの危険性について調べてみました!
詐欺広告がある
ひとつ目の理由は、詐欺広告が多量に掲載されていることです。
「ワンクリック詐欺」とも言われているもので、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
漫画raw偽物出てきてるね〜
まぁ、本物にしろ偽物にしろ広告あるしワンクリック詐欺も多いから危険だよね— もひ📦 (@DcEfBhISC9ZWKB0) February 7, 2022
詐欺広告とはクリックしウェブページを閲覧してしまうだけで、契約完了したと見せかけ多額の請求をしてくる詐欺のことです。
よくある手法では支払いが滞っているため法的措置を取ると連絡が来たり、詳しい個人情報を特定していると嘘を付き脅すことで支払いに応じさせるのだそう。
またクリックした先でアプリのダウンロードやメールアドレスなどを入力させ、個人情報を抜きとらることもあるようです。
漫画rawではこのような詐欺広告がクリックするつもりがなくても触れてしまうほど多量に掲載されているのだとか。
単純な方法ではありますが被害はかなり広がっているようで、悪質な詐欺行為だと言えますね。
閲覧するだけでデータが抜かれる
ふたつ目の理由は、サイトを閲覧するだけでデータを抜き取られる可能性があることです。
漫画rawっていうサイトが更新されてないみたいだけど、あのサイトはお勧めできない。
以前、管理者の一人だった中国人に話を聞いたことがあるけど、サイトに10回以上アクセスした機種をランダムでステルス感染させて、情報を抜き取ってたらしい。「ステルス感染って何?」って聞いたら、
— 小紫太夫 (@onepiece_hiyori) January 5, 2022
関係者の関わりのある人からの情報によると、10回以上に渡りアクセスしている端末というだけで端末のデータを抜き取られることがあるよう。
非常に悪質で危険ですね。
また多くの海賊版違法サイトには、アクセスするだけで”マイニング(仮想通貨の新規発行)”をさせられるプログラムが埋め込まれていることも。
それによって、知らない間に自分の端末から仮想通貨をマイニングさせられていたという事例もあるのだとか。
広告をクリックしなくても、このようにサイトを閲覧するだけでトラブルに巻き込まれる危険性もあるようです。
ウイルス感染のリスクがある
漫画rawのような違法サイトを利用した際に、「ウイルスに感染しています」といったような内容の画面に飛ばされることがあるそうです。
漫画rawでウイルス感染した
— たいち (@04ko3_) June 25, 2021
漫画rawでアオアシ読んでたら急にウイルス感染画面出てきた。怖いんだかやめてくれ
— はーく (@Haku__1018) July 29, 2021
そこで心配になった利用者が対処方法などを案内するボタンをクリックしてしまうと、アプリがダウンロードされるなどして端末がウイルス感染してしまうのだとか。
端末がウイルスに感染してしまうと、電話帳やカメラロールなどのデータ流出、位置情報の流出、データ通信のハッキング、カメラアプリが起動され盗撮や盗聴をされるなど、様々な被害が考えられます。
逮捕される可能性も!?
ここまでの内容で、違法サイトの運営者は身元がわかれば逮捕されると記載しました。
では閲覧している利用者はどうでしょう?詐欺広告やウイルス感染をブロックしていれば安全なのでしょうか。
現時点では”閲覧しているだけ”の人に対してそのような法律はないものの、海賊版漫画を違法アップロードしているサイトを罰するために様々な対策が考えられている最中です。
最近では著作権が改正されるなど昔に比べてかなり規制が厳しくなっていることもあり、閲覧者が同罪になる可能性も高いですね。
そうなる前に、利用を控えることをおすすめします。
漫画rawと類似する違法の無料サイトは?
悲しいことに、漫画raw以外にも漫画を違法アップロードしているサイトは沢山あるようです。
上記でお伝えしたような様々なトラブルに巻き込まれないためにも、類似サイトを利用してしまうことがないように注意が必要ですね。
そこでここからは、漫画rawと類似していると言われる違法サイトを紹介していきます。
漫画バンク
漫画バンクは、現在閉鎖していますがれっきとした違法漫画サイトの一つでした。
登録やログインが必要なく、完全無料で漫画が読めることを謳っているサイトです。
漫画バンクは2021年に閉鎖されていて、理由は「サーバーが維持できなくなったこと」とされているようです。
しかし一部報道では多数の出版社から法的措置を進められていると言われているそう。
報道に出た多数の出版社は、以前から漫画バンクを著作権侵害の疑いをもって調査していたようです。
そこからの明確な情報は出ていないものの、漫画バンクの閉鎖はこのような理由からで間違いないでしょう。
今後どのような措置がとられるのでしょうか。
13DL.NET
13DL.NETも同じく漫画を違法にアップロードしているサイトです。
漫画rawなどのサイトと違い、詐欺広告が出てこなかったりウイルス感染のリスクも低いと言われているそう。
ただ、13DL.NETは漫画を読む方法に違いがあるようです。
漫画rawなどのサイトは読みたい漫画をクリックするとページごとの画像が出てくるので、閲覧者が実際に漫画をダウンロードしているわけではありません。
しかし13DL.NETの場合は、読みたい漫画を無料ダウンロード画面からファイルとしてダウンロードすることで漫画が読めるようになっています。
もうお分かりですよね、無料で漫画をダウンロードすることは違法ですのでダウンロードした人が罰せられる対象となります。
軽い気持ちで自分の人生を棒に振ることになりかねません、注意してください。
MANGAZIP
MANGAZIPというサイトもまた、先ほど紹介した13DL.NETと類似した違法サイトです。
漫画をダウンロードできるアドレスをサイトに掲載していて、誰でも簡単にダウンロードできるようになっているそう。
少年ジャンプなどの人気作品も多く掲載されているようですが、ダウンロードした時点で犯罪者となってしまいます。
またダウンロードすることによりウイルス感染や端末に不具合が生じても、違法サイトはヘルプやお客様サポートのようなサービスがないので途方に暮れることになります。
かなり危険なサイトですが、現在も運営されているようなので注意しましょう。
SakuraManga
SakuraMangaは漫画rawや漫画バンクと同じく、海賊版漫画がアップロードされていて無料で閲覧できるサイトです。
こちらのサイトも詐欺広告が非常に多く、クリックせずに読み進めることは不可能なほど。
クリックしてしまうとそれだけで自動的に不正なソフトウェアがダウンロードされてしまうことも多くあるようで、利用するだけでも端末を危険に晒す可能性が高いです。
無料で簡単に漫画が読めて便利なサイトと思うかもしれませんが、詐欺被害やウイルス感染と隣り合わせで利用することはかなりリスクが大きいですね。
SenManga
SenMangaもまた、海賊版漫画がアップロードされているサイトです。
こちらはかなり長期に渡り存在しているサイトのようで、2012年ごろから運営されているのだとか。
なぜか今まであまり話題にならかったようで長期的に閉鎖することなく現在も運営されていますが、こちらのサイトも確実に違法サイトであり、他のサイトと同様に詐欺被害やウイルス感染、マイニングの被害なども考えられます。
漫画rawの代わりとなる安全な無料サイト7選!
上記では違法サイトを利用することで起こる被害やリスクについてご紹介しました。
では一体、どんなサイトを使って漫画を読めば安全なのでしょうか。
ここからは、漫画rawの代わりとなる漫画サイトの特徴などをまとめてみました!
コミックシーモア
ひとつめのオススメはコミックシーモアです。
コミックシーモアの特徴はこちら。
・16000冊以上が無料で読める
・ラインナップやジャンルが豊富
・オフラインにも対応
・15年以上の運営歴があり安心して利用できる
コミックシーモアは国内最大級の漫画サイトでNTTが運営しています。
作品数やキャンペーンの多さが魅力で、オリジナル作品も面白いと人気があるとか。
一方で読み放題の料金が月々780円・1480円の二種類となっていて、他のサイトに比べると少し高く設定されているようです。
また通信速度にも少し不満の声が挙がっているよう。
安心してサイトを利用したい人や、様々なジャンルの漫画が読みたい人にオススメです。
ebookjapan
ふたつめはebookjapan。
ヤフー株式会社株式会社イーブックイニシアティブジャパンが共同運営している漫画サイトです。
ebookjapanの特徴はこちら。
・無料でできる試し読みが充実している
・お得に使えるクーポンが多い
・セールで大幅割引がある
ebookjapanには専用アプリがあり、検索機能やしおり、マーカーなど便利な機能が使えます。
アプリ内で漫画をダウンロードしてしまえば、電波の届かない場所でも楽しむことができるそう。
読み放題プランが用意されていないことが少しネックとなるかもしれません。
安く漫画を買いたい方や、Yahoo!プレミアム会員の方に向いているサイトと言えるでしょう。
まんが王国
三つめのオススメは、漫画王国。
株式会社ビーグリーが運営する漫画サイトです。
特徴はこちら。
・3000作品以上が無料で読める
・ジャンルの幅が豊富で過去の作品も多い
・くじ引きで割引クーポンが当たる
・来店ポイントが貯まる
まんが王国も専用アプリが用意されていますが、使い勝手に関しては様々な意見があるようです。
とはいえアプリの使用感には個人差があるので、実際に利用してみるのが一番ですね。
また定額プランはありませんが読みたいものだけに課金したい方には向いています。
取り扱っている作品数は他の漫画サイトに比べると少ないかもしれませんが、無料で試し読みできる作品の量は業界最多数なのだとか。
登録不要で読める作品もあるようなので、気になる人は気軽にチェックできますね。
Amebaマンガ
四つめはAbemaマンガです。
運営は株式会社サイバーエージェントとなっています。
Abemaマンガの特徴はこちら。
・無料で読める作品数が多い
・一目で流行りのマンガがわかる
・最大50%OFFクーポンを頻繁に配布
Abemaマンガはとにかく流行りの漫画に強いようで、中でも女性向け漫画の作品数が多いようですね。
そしてとにかくキャンペーンやクーポンが多いことが魅力!
専用アプリがないのでアプリを利用して漫画を読みたい人には不向きかもしれませんが、お得に漫画を購入できる機会が多いので漫画を安く沢山読みたい人におすすめです。
U-NEXT
動画配信サービスとして有名なU-NEXTですが、実は漫画サービスもあることをご存知ですか?
U-NEXT漫画サービスの特徴はこちらです。
・取り扱い作品30万冊以上
・毎月1200円分のポイントが使える
・31日間の無料トライアル期間がある
・複数の端末で漫画が読める
U-NEXTには漫画も読み放題プランはありませんが、無料の試し読みができる作品が多数あるようです。
毎月もらえるポイントを使用すれば、無料で漫画を読むことも可能なのだとか。
U-NEXTは購入した漫画を複数の端末で読むことが可能なので、一冊の漫画を家族や友人と同時に読めるようです。
月額料金は2189円と高めですが、半額以上はポイント給付されると考えるとお得なのではないでしょうか?
また漫画と合わせて動画配信サービスも利用できることも魅力ですね。
FODプレミアム
動画配信サービスや雑誌読み放題で有名なFODプレミアムにも、漫画サービスがあります。
FODプレミアム漫画サービスの特徴はこちら。
・読み放題の作品がある
・毎月100ポイントがもらえる
FODプレミアムも月額料金を払えば動画や雑誌も楽しめるのですが、漫画は読み放題の対象ではなようです。
ですが無料で読める作品もあり、話題の漫画が読めることもあるようなのでチェックしてみると良いでしょう。
以前は毎月8が付く日に400ポイントが付与されていたようなのですが、そちらのシステムは今は無くなってしまったようです。
コミック.jp
最後にご紹介するのはコミック.jpで、株式会社エムティーアイが運営している漫画サイトです。
特徴はこちら。
・コースに応じたボーナスポイントがある
・作品数35万点以上
・無料で読める作品も多数あり
・30日間のトライアル期間がある
コミック.jpは月額550円、1100円、2200円のコースに分かれているようで、毎月月額料金以上のポイントがもらえるサービスが人気です。
取り扱い作品数も多く、30日間のトライアル期間も設けているので気にな人も試しやすいですよね。
ジャンルも幅広く作品数も多いので、読みたい作品がきっと見つかると思います。
一方でトライアル期間の解約方法が分かりにくいとの口コミもあるようなので、登録する際は事前に調べておくと良いかもしれません。
無料で読める漫画サイトが閉鎖していく理由は?
いかがでしたか?
無料で漫画が読める便利なサイトが閉鎖していく理由を、詳しくお伝えできたのではないかと思います。
違法サイトを運営することはもちろん犯罪ですが、今後は閲覧しただけでも罰則が課せられるようになるかもしれません。
詐欺被害やハッキング、ウイルス感染などのトラブルに巻き込まれないためにも、違法サイトは利用しないことが賢明です。
安全で安心なサイトを利用して、これからも漫画を楽しんでくださいね。