【残酷】こげんたちゃんを襲った悲劇…。こげんた事件とは?

未分類

こげんた事件とは猫を虐待した事件です。

猫の虐待というだけでも胸が痛くなりますが、こげんた事件の場合はその虐待の方法によって世間の注目を集めることになりました。

また、世間の注目を集めたことで、動物虐待や動物愛護などへの関心を高めるきっかけにもなりました。

では、世間に大きな影響を与えたこげんた事件とは一体どのような事件だったのでしょうか?

動物愛護の関心を高めたこげんた事件とは?

こげんた事件は世間に動物虐待や動物愛護などの関心を高めるきっかけとなった事件です。

では、そのこげんた事件とはどのような事件だったのでしょうか?

また、なぜ世間の注目を集めることとなったのでしょうか?

事件の概要は?

こげんた事件の正式な事件名は福岡猫虐待事件です。

こげんた事件は通称であり、他にもディルレヴァンガー事件やインターネット猫虐待事件などとも呼ばれています。

こげんた事件は2002年に起こった事件で、その概要は猫を虐待するというものでした。

その虐待の被害に遭ってしまったのが猫の「こげんたちゃん」です。

ただし、このこげんた事件は他の動物虐待とは少し異なる部分があり、その異なった部分が世間の注目を集める強い要素となりました。

ネット掲示板での虐待実況

こげんた事件が他の動物虐待と異なっていた点は、その虐待の様子を犯人がネット掲示板で実況していたことです。

犯人は猫の虐待する様子を撮影して、動物嫌いのネット掲示板にリアルタイムで次々とその画像を貼っていきました。

このとき、犯人が使っていた名前が「ディルレヴァンガー」だったことから「ディルレヴァンガー事件」と呼ばれることもあります。

また、ネット掲示板に画像を貼りながら猫を虐待したことから「インターネット猫虐待事件」と呼ばれることもあります。

掲示板は異常な状態となっていた

「掲示板に猫の虐待画像を貼ればすぐにみんなから止められるのでは?」と思う人もいるでしょう。

しかし、犯行中の掲示板の様子は異常な状態となっていました。

犯人が虐待方法を募ると他のユーザーから多くの虐待方法の返信が来たり虐待をやめるように言う人がいれば「荒らし行為」の扱いを受けたそうです。

最終的に猫は…

こげんたちゃんに行われた虐待は目を覆いたくなるようなものばかりでした。

紐で吊るされ尻尾や耳を切られぐったりする様子などが次々と掲示板に画像で貼られていきました。

その虐待は夜通し行われ、4時間もの虐待を受けた後にこげんたちゃんは命を落とすことになります。

単純に虐待の様子がグロいという理由で見れない人もいますが、罪のない猫の命が奪われていく様子に耐えきれないという人も多いようです。

また、犯人はこげんたちゃんの遺体を近くの川に捨てるという信じられない行動までします。

こげんた事件は「検索してはいけない言葉」?

ネット掲示板に貼られた画像は7枚あります。

それらは非常に残酷な内容となっていることから、こげんた事件の画像は「検索してはいけない言葉」の1つとされることもあるようです。

しかし、何の罪もない猫の命が奪われた悲惨な事件でもあることから「知っておくべき動物虐待事件」としても扱われることもあります。

そのため、虐待画像は「検索してはいない」、内容は「知っておくべき悲しい事件」という2つの面を持つ珍しい事件となっています。

こげんた事件の犯人とその後

こげんたちゃんの虐待が行われていた際の掲示板では、虐待を止めるように言うと「荒らし行為」とみなされるような異常な状態となっていました。

しかし、黙って虐待を見逃すことのできない人も多くいたようです。

その虐待を見過ごすことができなかった人たちの行動がきっかけで、こげんた事件は大きく動き出します。

犯人が特定できた?

掲示板は匿名で書き込みができるので、本来であれば犯人がどこの誰であるかを特定することは困難です。

しかし、そのあまりにも残酷な虐待に、ネット上では犯人の特定が行われました。

犯人の特定が始まって、わずか数日でこげんた事件の犯人は特定されます。

犯人が特定されて、どこの誰かがわかったことで、事件を知った人たちは次々と通報しました。

警察に通報されるも…

通報が殺到したことで警察は動物愛護法違反の容疑で犯人である松原潤被告を書類送検します。

しかし、犯人は警察の取り調べで「猫は殺していない」「酔っていた」「画像をあげたら反響があった」など、弁解や言い逃れをしていたそうです。

また、当時は動物虐待で刑事告訴までされることは稀であり、大きな罰は受けないだろうと思われていました。

世間では大炎上

こげんたちゃんの命を奪った犯人ですが、大きな罰は受けないだろうと思われていました。

しかし、こげんた事件は掲示板内の炎上だけで済まず、世間が動き出します。

「虐待の残虐性から大きな罰を受けないのはおかしい」ということで、より重い罰を与えることを求める署名運動が始まります。

また、ネットではその残虐な行為が拡散され、その話題の大きさから新聞やニュースでも大きく取り上げられるようになりました。

世間の声が身を結ぶ

こげんた事件は新聞やニュースでも取り上げられるようになったことで、多くの人が知る事件となりました。

また、世間では犯人により重い罰を与えることを求める声も大きくなりました。

そのため、社会的な影響の大きさ供述で嘘をついたことが判明したり、虐待の悪質性の高さなどから犯人は逮捕・起訴されることになりました。

ただし、最終的に犯人に与えられた刑罰は懲役6カ月・執行猶予3年であり、まだまだ罰が軽いと感じた人も多くいたようです。

虐待された猫のその後

虐待によって命を落としてしまったこげんたちゃんは野良猫であり、「こげんた」という名前は犯人や掲示板上でつけられた名前ではありません。

実は「こげんた」という名前は事件の後につけられたものでした。

では、その名前はどのようにしてつけられたのでしょうか?

「こげんた」の名前は誰がつけた?

「こげんた」の名前がつけられたのは事件後です。

これはこげんた事件の情報をいち早く追っていたサイトの運営によって、こげんたちゃんが野良猫で名前がなかったことが判明します。

そして、こげんたちゃんのペット葬儀をあげる際に、「こげんた」という戒名をつけてもらいます。

その「こげんた」の戒名が広く使われるようになり、事件の被害に遭った猫の名前は「こげんた」として定着することになりました。

「こげんた」の本とは?

こげんた事件は画像は検索してはいけない言葉となっていますが、悲しい動物虐待事件として知っておくべき事件にもなっています。

そのため、「こげんた事件のことを知ってほしい」「このような悲しい動物虐待は2度と起こってほしくない」という願い込めて1冊の本が出版されました。

その本は「Dear,こげんたーこの子猫を知っていますか?」で、事件の概要や認知を広める活動、署名運動などのこげんた事件についての活動がまとめられています。

動物愛護法で動物は守れないのか?

こげんた事件の犯人は捕まりましたが、最終的に犯人に与えられた刑罰は懲役6カ月・執行猶予3年でした。

この刑罰に「まだ罰が軽いのでは?」という声は多く上がりました。

その後、動物愛護法は改正され、動物虐待の罰則は強化されています。

しかし、それでも罰則は5年以下の懲役・または500万円以下の罰金で、「まだまだ罰が軽い」という声もあるようです。

また、罰則を強化しても動物虐待の摘発件数はあまり減っていないようです。

そのため、今後も動物虐待に関する罰則の強化や対策などの議論は続いていくことでしょう。

こげんたちゃんは命の大切さを教えてくれた

何の罪もないこげんたちゃんの命は虐待によって奪われてしまいました。

しかし、こげんたちゃん事件によって世間の動物虐待や動物愛護の関心は高まりました。

法律や対策にはまだまだ議論が必要となるところですが、こげんたちゃんが世間に与えた影響は大きいでしょう。

罪のない動物の命がいたずらに奪われることを防いでいくためにも、私たちはこげんた事件のことを知っておき、いつまでも忘れないようにしなければなりません。