オッドアイはどこか神秘的な印象を受ける眼ですが、その眼を持つ人は非常に少ないです。
そのため、数多くいる日本の有名人でも、その眼を持つのはわずか数人と言われています。
では、オッドアイを持つ日本の有名人には誰がいるのでしょうか?
また、オッドアイとはどのようなことが原因で持つことができる眼であり、オッドアイになる確率はどのくらいのものなのでしょうか?
オッドアイとはどのような眼か?
オッドアイに神秘的でかっこいいという印象を持つ人もいるでしょう。
これらの印象が持たれるのはオッドアイの持つ特徴的な眼の色にあります。
では、オッドアイとは具体的にどのような眼のことを指すのでしょうか?
オッドアイの特徴
It’s National Different Colored Eye Day. Heterochromia is when a person or animal has different colored eyes, or eyes that have more than one color. Congenital heterochromia occurs in about 6 in 1,000 people.#glaucomaawarenessweek #eyecare #eyedoctor #ophthalmology #optometry pic.twitter.com/zwvE9KN5cZ
— Eye Care Leaders (@eyecareleaders) July 12, 2021
オッドアイの大きな特徴は、左右で眼の色が異なることです。
その特徴が大きい場合には、片目がブラウンでもう片目が青色と色のハッキリとわかります。
ただし、片目がブラウンでもう片目が黒色と、色の違いがハッキリしない場合もあります。
そのため、よく眼を確認しなければオッドアイと気がつかないということもあるようです。
オッドアイの言葉の意味
オッドアイの日本名称は「虹彩異色症」です。
虹彩とは眼の色のついた部分で、その色はメラニン色素の量で変わります。
多くの人は虹彩のメラニン色素は同じくらいの量となるのですが、オッドアイの人は左右の眼でメラニン色素の量が異なっているので左右で眼の色も異なっています。
オッドアイは直訳すると「変な眼」という意味であり、左右で眼の色が異なることからその名前が付いた言葉です。
オッドアイと呼ぶのは日本だけ?
オッドアイは直訳すると「変な眼」という意味になるので、海外では「オッドアイ」と呼ばずにheterochromia(異色症)やbi-eye(片青眼)と呼ばれるようになっています。
または、different-colored eye(左右で色が異なる眼)やmulti-colored eye(複数の色を持つ眼)と呼ばれることもあるようです。
しかし、日本ではこれらの呼び方にはなっておらず、オッドアイと呼ぶことまだ一般的となっています。
オッドアイになる確率
人がオッドアイになる正確な確率はわかっていません。
しかし、アジアの人の方がオッドアイになりにくい、1万人~5万人に1人の割合などと言われています。
正確な数字はわかりませんが、オッドアイが非常にレアな眼であることは十分に分かります。
動物もオッドアイになる?
おやすみなさい💫🐾🌷。#保護猫 #オッドアイ pic.twitter.com/35BAZfo2fz
— なおみ2022 (@xie4wYGmVDK1108) August 2, 2022
オッドアイは人よりも動物の方がなりやすいと言われています。
猫であれば0.3%くらいの確率でオッドアイを持つそうです。
そのため、1万人に1人の確率と言われている人よりは、猫の方がオッドアイを持つ確率が高いです。
オッドアイにデメリットはある?
オッドアイは基本的に視力や健康に影響が出るようなデメリットはないとされています。
ただし、何らかの病気が原因で眼の色素の影響が出ている場合もあります。
そのため、オッドアイ自体が身体に影響を与えなくても、別の病気が原因の場合は身体に何らかの影響を与えてしまう可能性はあると考えられます。
また、猫のオッドアイは短命のデメリットを持つと言われることがあるようです。
これはオッドアイの猫は耳に異常を持つ可能性が高く、特に青い眼を持つオッドアイの白猫はその可能性が高いことが原因と考えられます。
野良猫であれば耳に異常を持ってしまうと、大きなデメリットとなって生き抜くことが難しくなるでしょう。
しかし、家で過ごす猫にとっては耳に異常を持ったとしても短命の原因に大きく影響を与えるとは考え難いので、オッドアイの猫が短命というのはあくまでも印象でしょう。
オッドアイになる原因とは?
オッドアイになる原因は左右の眼のメラニン色素の量の違いです。
眼のメラニン色素の量が異なる原因には、生まれときからの先天性の場合と病気や怪我などの影響による後天性のものがあります。
これら原因の違いによって、オッドアイにどのような違いがあるのかも知っておきましょう。
先天性の場合
髪や肌の色、身長や顔の形など人はそれぞれ姿が異なります。
眼の色も人によって異なり、オッドアイはその眼の色の特徴としてだた左右の色が違うだけです。
そのため、オッドアイは病気ではないので、基本的に視力や健康に影響を与えるものではありません。
ただし、まだら病やワールデンブルグ症候群などのような遺伝子疾患の影響によってオッドアイになることはあるようです。
後天性の場合
眼に怪我をしたり、緑内障や虹彩毛様体炎などの眼の病気などになったりすると、虹彩が損傷して色素が抜けてしまうことがあります。
眼の色素が抜けることで片目の色だけが変われば、オッドアイとなることもあるでしょう。
そのため、オッドアイが原因で健康に影響を受けることはありませんが、健康に影響を受けたことでオッドアイになることはあります。
オッドアイを持つ有名人
オッドアイを持つ確率は1万人や5万人に1人と言われています。
そのため、オッドアイを持つ人と出会うことは、なかなかないでしょう。
しかし、そのレアなオッドアイを持つ有名人もいます。
では、オッドアイを持つ有名人にはどのような人がいるのでしょうか?
日本人(女性):奥菜恵
奥菜恵 過去の撮影時にUFOやエイの大群遭遇の事件明かすhttps://t.co/Xzsk97T6zM
奥菜:海を眺めていたら、水面に1匹のエイが現われたんです。しかも次々と大量発生したので驚いちゃいました。#奥菜恵 #グラビア #写真集 #撮影秘話 pic.twitter.com/48bZWebCUJ— NEWSポストセブン (@news_postseven) August 9, 2020
オッドアイを持つ日本の有名人として代表にあがるのは奥菜恵さんです。
奥菜恵さんは右目がヘーゼルアイで、左目が少し深みのあるヘーゼルアイとなっています。
そのため、画像をよく見ると奥菜恵さんの眼は左目の方が少し濃い色をしているように見えます。
日本人(男性):KENTA(WANIMA)
【NEWS】KENTA(WANIMA)が2017年の目標を漢字で表す! https://t.co/rksBDHiUO1 #WANIMA #スペシャ pic.twitter.com/u8tEtcSR7R
— スペースシャワーTV (@spaceshowertv) January 13, 2017
ロックバンドWANIMAのボーカルであるKENTAさんもオッドアイを持っています。
KENTAさんの両目はブラウンで、画像ではわかりにくいですが左目の方が少しだけ濃い色をしています。
音楽の映像や雑誌の写真などではなかなか眼だけアップになる機会がありませんが、もしKENTAさんの両目が確認できる画像があればチェックしてみてください。
海外(女性):ミラ・クニス
MTV NEWS | アシュトン・カッチャーとミラ・クニスに第2子誕生 https://t.co/OCixYHzBZa #アシュトンカッチャー #ミラクニス pic.twitter.com/xD9uMoVa7T
— MTV Japan (@MTV_JAPAN) December 2, 2016
ミラ・クニスさんはブラックスワンやTedなどに出演されている女優です。
その眼は右目が青色で、左目は青みがかった緑となっていて、神秘的な印象を受ける眼をされています。
ミラ・クニスさんはインタビューで慢性虹彩毛様体炎になった経験を話されていることから、後天性のオッドアイの可能性があります。
海外(男性):キーファー・サザーランド
✨🎂Happy Birthday🎂✨
本日、12/21は「24 -TWENTY FOUR -」ジャック・バウアー 役キーファー・サザーランド(1966年生まれ/52歳)のお誕生日!おめでとうございます!クールな画像と共にお祝い😆
AXNでは年末年始にシーズン1&2の一挙放送がございます。どうぞお楽しみください。 pic.twitter.com/6anR7givKY— AXN 海外ドラマ (@AXNJapan) December 20, 2018
キーファー・サザーランドさんは24でジャック・バウアー役をされた俳優です。
その眼は右目が緑、左目が青色のオッドアイとなっています。
24は人気があったため、ドラマの展開が気になりながらもキーファー・サザーランドさんの綺麗なオッドアイも気になった人も多いことでしょう。
オッドアイの日本人は少ない
左右で眼の色が異なるオッドアイは神秘的な印象を受けることもあります。
そのオッドアイを持つ人は1万人~5万人に1人という少ない確率であり、日本の有名人にはわずか数人しかいません。
しかし、オッドアイには色の差がわずかで、よく眼を確認しないとわからないこともあります。
そのため、気がついていないだけで、実は近くにオッドアイを持つ人がいる可能性もあります。
少し周囲の人たちの眼を確認すれば、オッドアイが見つかることもあるかもしれません。