【アニメ86】ひどいと言われる理由4選が衝撃的!?評価や3期の放送予想も!

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「86-エイティシックスの原作は良いけど、アニメ版がクッソひどい」という評判は知っていますか?

86を知っている方にとっては名作中の名作といわれるほど人気の高いライトノベルで

  • 2016年に行われた第23回電撃小説大賞の『このライトノベルがすごい!』で大賞を受賞
  • 2018年版で新作部門1位・文庫部門2位を獲得
  • 2019年版でも文庫部門5位
  • 2021年6月時点で原作シリーズの累計発行部数は130万部を突破

と非常に高い評価を受けていました。

しかし、そんな高評価だった原作がアニメ化した際にはひどい評価が多く、Amazonプライムで低評価が目立ちます…。

そこで、今回はニメ86はひどいと言われる理由を4つ紹介します!

アニメ86はひどいと言われる理由4選!

原作は最高なのに、アニメ86はひどいと言われる理由は以下の4つです。

  1. ロボデザインがひどい
  2. 話が複雑すぎる
  3. 最終回の改変がひどい
  4. パクリっぽい部分が多い

これらの理由を詳しく解説する前に、改めて86をおさらいしておきます!

86(エイティーシックス)とは?

86(エイティーシックス)とは、安里 アサト原作のライトノベルでイラストはしらび、メカニックデザインはI-IVが担当している大人気の作品です!

作者によれば、元々は『ミスト』と『スクリーマーズ』の2作品から強くホラー映画の影響を受けおり、作風は本作で描こうとしたものは「他人を自分と同じ人間として尊重すること。その上で後悔しないように生きること」とのことです。

そのため、本作は有人機と無人機が戦う戦争ドラマでありながら心理描写が細かく描写されており昨今のライトノベルでは珍しく重くて泥臭い作風が特徴です。ただ、アニメ版の評判は微妙なのは残念です。

ひどいと言われる理由①:ロボデザインがひどい

まず、アニメ版86がひどいといわれる理由は、ロボットデザインがひどいところです。

例えば86に登場する有人搭乗式無人機M1A4ジャガーノートの場合。モチーフは実在したアメリカ陸軍の水陸両用空挺戦車M551シェリダンで、原作では劣悪な欠陥兵器として登場します。

主に「紙装甲」「貧弱な主砲」「破損率100%」と某ロボットアニメに登場する動く棺桶が真っ青するようなある意味非人道的なものであるが、アニメ版では遠距離仕様滑腔砲が新規に追加しておりより動く棺桶を強調しています。

機体全長の2倍の長砲身ゆえ折りたたみ式なのだが

  • 砲身の展開は完全にマニュアルで扱いづらい
  • 機体が揺れる程度の衝撃がかかって耐久性が低い
  • 砲身が自重で歪む

と原作以上にひどいことになっていてさらに本編を見るのがつらくなります…。

ひどいと言われる理由②:話が複雑すぎる

次に、アニメ版がひどいといわれる理由はそもそも話が複雑すぎて理解するのが難しいところです。

具体的に言えば、専門用語が多くてさらに敵対勢力の多さ、複数の人種が入り乱れる人種差別問題、諸外国の思惑などが複雑に絡み合って理解しづらいです。

そのため1回の視聴ではとても理解できず、何度もライトノベルやアニメを読み返していく必要があるので

  • わかりやすい展開が好きな人
  • 何度も読み返す時間がない人
  • そもそもミリタリー系のアニメを見ない人

といった方には合わず賛否分かれます。

ここまでは正直そこまで大したことはなく、話が複雑でわかりにくい、一部作画崩壊をしてひどいデザインになっても機動戦士ガンダムや新世紀エヴァンゲリオンのように原作もアニメも名作として評価が高い場合があります。

しかし、次に紹介する理由は原作が好きな人にとっては見過ごせなくなっています。

ひどいと言われる理由③:最終回の改変がひどい

次に紹介する理由は、最終回の改変がひどい点です。

具体的には

  • アニメの第1期はキャラクターの名前や特徴を覚える前に何かしらの理由で退場して感情移入しにくい
  • 原作とは真逆の終わり方をして2期以降との整合性が気になる
  • 第2期は、ストーリーの展開がかなり遅く緊張感がなくなっていく
  • ようやく2期の最終回かと思ったら延期

とただでさえ陰鬱としたミリタリー色の強い作品なのに、オリジナル要素を継ぎ足した結果アニメの評価が下がってしまったといえます。

ひどいと言われる理由④:パクリっぽい部分が多い

最後ににひどいといわれる理由は、パクリ要素が多い点です。

特に86の感想レビューを確認するとコードギアス 亡国のアキトのパクリだという指摘が多いです。

ネタバレをせずに具体的に列挙していくと

  • 差別された人間が数字で呼称されている(11と86)
  • 血のつながった兄弟との戦いのシーンがある
  • 指揮官が女性で、差別された人間で部隊編成されている(wZEROとスピアヘッド)
  • ヒロインの名前がレイラとレーナとかなり似ている
  • 主人公の名前が似ている(異母兄がシンと愛称がシン)
  • ヒロインがパーティーで男を寄せ付けない格好をするといった似たシーンがある
  • 4足歩行のロボット(アレクサンダーとジャガーノート)

と非常によく似ていてパクリ元がコードギアスではないかといわれています。

他にも、86の原作が発表された2017年より2年前に放送された機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズと似た要素も見られており

  • 敵の無人機に苦労する
  • 主人公の感情が薄い上に悪魔・死神と呼ばれる
  • ヒロインが戦争を通じてメンタル面で成長
  • 主人公の所属する部隊の兵器の性能が著しく劣る(モビルワーカーとジャガーノート)
  • 差別された人間で部隊編成されていて大半は使い捨てにされる(ヒューマンデブリとスピアヘッド)

など共通要素が多いです。

しかし、コードギアスにも鉄血のオルフェンズにも似ているものの、戦争という残酷で悲惨な世界観をメインテーマにしている以上似ている要素があるのは仕方ないと個人的に思います。

また、コードギアスと鉄血のオルフェンズとの明確に違う点も多く存在しており、アニメ作品としても演出など含めてかなりテイストが違うので、明確にパクリとは言えません。

アニメ86が良いという感想4選!

ここまで86はひどいと紹介した一方で、86が良いという声も多く挙がっています!

評価が分かれるといっても、原作もアニメもファンに愛される作品ですので、ここから良いといわれる理由も紹介します!

良い感想①:原作からパワーアップしている

まず、最初に86が良いといわれている理由は原作からパワーアップしている点です。

主人公、ヒロインだけでなく登場人物の過去の描写や背負っている背景がわかってくるので見どころが多く、ストーリーを通じて心情が変化して成長していくので面白いです!

ストーリーに応じてキャラクターが動くのではなく、キャラクターひとりひとりが一丸となってアニメを盛り上げていくので、ハマる人もいます!

良い感想②:映像がキレイ

2つ目は映像がきれいなところです。

映像がきれいになったことによって、ジャガーノートと敵の無人機レギオンとの戦闘が大迫力で圧巻!

なのでメカの複雑な動きが鮮明なのでスピーディーな戦闘を演出しつつ戦争の悲惨さがダイレクトに伝わります!

また、アニメは小説のように言葉で説明できる余地が少ない代わりに「見せ方」にこだわってるという意見もあり、「原作は濃厚な心理描写」「アニメは繊細な演出」とそれぞれ見どころがあるので両方楽しむのがおススメです。

更に、感動的なシーンと綺麗な音楽が合わさることで、感情移入しやすくなっているのも魅力といえます。

良い感想③:主人公のレーナが可愛い

3つ目の理由はヒロインのレーナがかわいいところです!

どの名作アニメでもヒロインがかわいいのは常識といえますが、原作には“白雪の美貌はガラス細工の繊細さ”“繻子の髪と長い睫毛にけぶる同じ色の大きな瞳”との描写がありアニメで再現度が高いです。

ただ、かわいいだけでなく86に対する弾圧政策に反発し理想を叶えるために終始一貫しているのが魅力です。

そのため、レーナの成長を楽しむのもこのアニメの楽しみだといえます。

良い感想④:感動的なシーンが多い

そして、最後に86が良いといわれている理由はアニメならではの感動シーンが多いところです。

例えば、レーナの葛藤のシーン。

レーナがなんとかシンたち86を戦争で死なせないよう通信機を通して会話するも、差別問題も心を開いてはくれないし作戦で仲間たちは死んでいくのですが…。

レーナ自身は通信機越しで昨日会話した人が死んでいくそして聞こえる命乞いの悲痛な声を聞いて現状の悲惨さを痛感するも、「86」に入れ込んだ事で共和国にも居場所をなくしていきます…。

そして、レーナは86との別れをしないといけないです。

しかし、それでも彼らを死なせないよう孤軍奮闘する様子は感動ものですね!

アニメ86は原作と違う?気になる3期の放送予定も!

ここまで86のひどいところ良いところを紹介しましたが、ここからは原作と異なる点や気になるアニメ3期について触れていきます!

特に、原作では描写されていないけど、アニメになると「あ、このシーンの意味ってこうなんだ!」と原作ファンにとってはうれしい演出の違いもあります!

アニメ86は原作と異なる?

原作を知っているファンにとっては感動する話なのですが、展開や演出が異なる点として

原作では文章で細かい描写を表現しているのに対してアニメでは文章で説明できない部分を「見せ方」で補っているところです。

原作は、ライトノベルの平均から見てもかなり文章量が多く戦闘描写、情景描写、そして登場人物たちの内面とほと細かく描写されています。

一方でアニメの方は、背景のちょっとしたアイテムや色彩、トーンなど、細やかな演出でメッセージを伝えてくれています。

ネタバレをしないように説明すると

  • 原作ではあっさりとキャラが死亡したことが描写されているけど、アニメだとしっかり描写されていてわかりやすい
  • レーナの演説に対する周囲の反応
  • シンたちの境遇を見せるいいアニメオリジナルシーン

と小説では描写されていない物語の世界観をアニメで補完してくれます!

アニメ86はどこまで進んでいる?

86-エイティシックスは1~2期まで放送されていますが、実は原作3巻までのお話です。

現時点で原作は11巻まで発表されており、アニメはまだまだ序盤で原作に追い付いていません。そのため、もしも次に放送されたら3期、4期とどんどん放送されるのではないかと考えられます!

アニメ86の3期はいつ頃放送?

2022年8月時点ではアニメ続編の情報はなく、3期の放送は未定です。

アニメ「86」3期は放送されるのかという話ですが、なんだかんだ原作の人気を考えると放送される可能性は高いです。個人的には2025年ごろに放送されるのではないでしょうか?

アニメを見て続きが気になるという方は、ぜひ原作を読んでみてはいかがでしょうか。小説ならではの細かい心理描写があって作品の良さが深まったり、アニメと違う展開で面白いですよ!

アニメ86がひどいと言われる理由4選!感想や3期の放送予想も!まとめ

今回は、アニメ86がひどいと言われる理由4選!感想や3期の放送予想を紹介しました!

  • 複雑な話でアニメだけみるとわかりにくい
  • 最終回の改変が気になる
  • ロボットデザインがダサい
  • コードギアスや鉄血のオルフェンズのパクリと言われているが、戦争ものなのでどうしても似ている
  • 一方で映像がきれい
  • レーナがかわいい
  • アニメオリジナル要素によって、原作ではわからなかった描写の理解が深まる
  • アニメ1~2期の話は原作3巻までの話で現在11巻発表されているのでまだまだ序章。
  • 原作とアニメをみるとお勧め!

86はミリタリー要素が強く、非常に賛否は分かれるものの感動シーンもあるので原作もアニメも一度はみてほしいです!

できれば、3期以降の話もアニメすることを願います。