自宅で手軽にカラオケが楽しめたり、カラオケの練習ができるポケカラは人気の高いカラオケアプリです。
カラオケができるだけなく、アプリ内で他のユーザーとコミュニケーションが取れることも人気の理由の1つとなっています。
人気が高くユーザーも多いポケカラですが、一部のユーザーから「ポケカラは危ない」と言われることがあるようです。
一体、ポケカラの何が危険なのでしょうか。
ポケカラの危険性からメリット・デメリットに加え、使い方も詳しくご紹介します。
なぜ?ポケカラが危険と言われる7つの理由
ポケカラは2020年に利用者数が1500万人を突破している人気アプリです。
また、ポケカラに関する大きな事件が報道されたこともありません。
しかし、一部のユーザーからは「ポケカラは危ない」と言われることがあるようです。
なぜ、ポケカラの危ないと言われるのでしょうか。
理由①:身バレの可能性
ポケカラ自体は危険性のないアプリです。
しかし、ポケカラに限らず、どのアプリでも使い方を間違えると危険な目に遭ってしまう可能性はあります。
そのため、ポケカラも使い方には注意しなければなりません。
ポケカラの場合は自分のカラオケを録音し、アップロードすることができます。
もし、友人や知人などの関係性が近くの人には歌を聞かれたくないと思っていても、歌声でバレてしまう可能性があります。
また、アイコンの顔写真や写り込んでいる背景、アプリ内で他のユーザーとコミュニケーションを取ることで個人を特定されてしまう可能性もあるでしょう。
ネットで個人を特定されることはトラブルに繋がりやすいため、身バレには注意が必要です。
理由②:誹謗中傷の対象となる可能性
ポケカラにはコミュニケーション機能がいくつかあります。
その1つとして、アップされている歌にコメントを残す機能があります。
そのコメントには良い感想だけでなく、誹謗中傷が書き込まれる可能性もあります。
ネット上での誹謗中傷は社会問題にもなっていて、他人事ではありません。
ポケカラに限らず、ネットに何かをアップする場合には自分が誹謗中傷の対象にされてしまう危険性がゼロではないことを理解しておきましょう。
理由③:廃課金化する可能性
ポケカラは基本プレイが無料です。
基本機能もカラオケを歌うことや歌の録音、曲のアップロードなどと充実していて無課金でも十分に楽しむことができます。
しかし、ポケカラにも課金要素があり、課金をすることで伴奏が綺麗になったり、新曲が一般会員よりも早く歌えたりなどの機能が追加されます。
これら課金要素の中で注意が必要なのは「ハイタッチ」や「応援マイク」などの課金アイテムです。
これらは応援するユーザーに送るアイテム、いわゆる「投げ銭」で、他のサービスで言うスーパーチャットやギフトのようなものです。
ソシャゲのガチャで廃課金化する人がいるように、投げ銭で廃課金化する人も多いので注意しましょう。
理由④:情報漏洩のリスク
ポケカラは安全性の高いアプリです。
しかし、企業が事故を起こしたり、サイバー攻撃を受けたりなどする可能性もゼロではありません。
ポケカラに限らず、どのような企業でも情報漏洩するリスクはあるので、むやみに個人情報を登録することは避けるようにしましょう。
理由⑤:出会い厨もいる
ポケカラにはコミュニケーション機能としてコメントやチャット、DMなどの機能があります。
これらの機能は他のユーザーとの交流を深めて、よりポケカラを楽しむためのものです。
しかし、これらの機能を出会い目的で使っているユーザーがいて、中にはしつこく連絡をしてくる迷惑なユーザーもいるようです。
ポケカラ側も出会いはサービスの本来の目的とは異なるので、垢BANや通報機能などによる対応はしてくれています。
ただし、運営も1500万人のユーザーを監視することはできないので、自分の身は自分で守らなければいけないこともあるでしょう。
ネットで知り合った人とリアルで会って、事件に巻き込まれるニュースはよく流れています。
トラブルを避けるためにも、出会い目的のユーザーとの接触には注意しましょう。
理由⑥近所迷惑になる
通常、カラオケ店では防音工事が行われており、近隣に大きな音が漏れないようになっています。
ポケカラはわざわざお店に行かなくても、どこにいてもカラオケが楽しめます。
防音設備がない場所で歌う場合には、騒音になり得ることを忘れてはいけません。
ポケカラはやってる本人からすると楽しいアプリですが、関心のない人からすると大声で歌うアプリです。
隣近所の人からすると「ただの迷惑」になりかねません。
ポケカラを利用し歌う場合には部屋の窓やカーテンを閉めて音漏れを防ぐ工夫や、時間帯を工夫することをおすすめします。
理由⑦いきなりブロックされる
ポケカラにはブロック機能があります。
多くのSNSがそうであるように、多くの人と繋がれる場所というのは攻撃性の高い人間や仲良くしたくない相手との出会いは避けられません。
そんな時に身を守れるのがブロック機能です。
中には「仲良くコミュニケーションを取っていたのに急にブロックされる場合」があります。
コミュニケーションがデジタルに依存した人間関係の中では、繋がりやすさとともに拒絶や断絶も簡単です。
大きなトラブルがなくても、ちょっとしたことでブロックをされる場合も出てきます。
オフラインの直接会える関係とは違って、オンライン空間ではブロックした瞬間にコミュニケーションが取れなくなります。
「わたし何かしたかな?」「なんでブロックされたの?」と不安になったり、そのあと「またブロックされるかも」と疑心暗鬼になる人もいるようです。
ネット上の付き合いと割り切るようにしましょう。
アプリに危険性はない
ポケカラの運営会社は中国企業であり、海外のアプリなので安全性を気にするユーザーもいるようです。
しかし、tiktokも中国企業のアプリであり、インスタやツイッターはアメリカ企業のアプリです。
そのため、海外企業のアプリであるというだけで安全性や危険性を判断することはできません。
また、ポケカラはApp StoreやGoogle Play Storeからダウンロードができます。
これらのサービスからアプリをリリースするには審査を受ける必要があるので、一定の安全性と信頼性は確保されています。
ポケカラでは多くの曲でカラオケが楽しめることから曲に対する著作権違反を疑う人もいるようです。
音楽の著作権を管理するJASRACとNextoneの承諾を得てるため、法律にも違反していません。
これらのことから、ポケカラのアプリ自体には危険性がないことがわかります。
ポケカラの危険性を減らして安全に利用する方法6選!
ポケカラ自体は危ないアプリではありません。
しかし、使い方には注意しないと身バレやネットストーカーの被害に遭う危険性もあります。
安全で、本来の目的であるカラオケを楽しむためにも、ポケカラの危険性を軽減する方法を知っておきましょう。
方法①:サブアカウントで利用する
ポケカラのようなネットサービスを利用する際に注意しなければいけないのは個人を特定されることです。
個人を特定されてしまうとトラブルのリスクが高くなってしまうので、できるだけ個人情報は特定されないようにする対策が必要です。
ポケカラの登録では電話番号かSNSのアカウントの連結が必要になります。
そのため、ポケカラ用のSNSのサブアカウントを作りましょう。
SNSのサブアカウントで登録をすれば、電話番号の登録が不要になり、もしSNSのアカウントを辿られてもサブアカウントであれば投稿などから情報が漏れません。
また、フォロワーを作らないことで、ポケカラ関係の通知がSNSにアップされても友人や知人などの関係性が近くの人にバレることもありません。
方法②:ローカルアカウントで利用する
ポケカラの会員登録でSNSアカウントとの連携をすると、多くの個人情報を紐付けすることになります。
そのため、身バレのリスクが高まってしまいます。
しかし、ポケカラでは会員登録時にSNSアカウントとの連携を行わないローカルアカウントを作成することも可能です。
ローカルアカウントでログインすれば、個人情報を登録していないので匿名性を保ったままポケカラを遊ぶことができます。
ただし、ローカルアカウントでログインしている場合は曲のアップやコメント、フォーロなどの機能が使えず、一般会員よりも機能が制限されることになります。
方法③:歌のアップロードをしない
ポケカラは自分の歌ったカラオケを録音して、アップすることができます。
これはポケカラのメイン機能となりますが、歌ったカラオケは必ずアップされるわけではありません。
自分の歌をアップするかは本人が選択できるので、アップしないことも可能です。
歌をアップすれば他のユーザーの目に触れる機会が多くなるので、それだけ身バレのリスクが高くなってしまいます。
そのため、ただカラオケを手軽に1人で楽しみたいのであれば、歌はアップしないようにすると良いでしょう。
方法④:アイコン画像の選び方に注意する
アイコンの画像はユーザーが自由に設定できます。
もし、そのアイコンを顔写真にしていると、友人や知人などの関係性が近くの人に見つかった場合にすぐバレてしまいます。
顔写真にしていることで出会い目的のユーザーに目をつけられてしまう可能性もあるでしょう。
また、SNSアカウントと連携していることで、ポケカラのアイコンがSNSアカウントのアイコンと連動することがあります。
そのため、意図せずポケカラのアイコンが顔写真となることもあるので注意し、もしアイコンが顔写真になっていれば変更するようにしましょう。
方法⑤:シークレットモード機能を利用する
ポケカラは他のユーザーのページを訪問すると履歴が残ります。
履歴が残ることで、相手のユーザーからチェックされて身バレにつながる可能性もあります。
しかし、ポケカラにはシークレットモードがあり、設定をオンすれば訪問履歴を残すことなく他のユーザーのページを訪問することが可能です。
ただし、シークレットモードを使うには有料会員になる必要があります。
方法⑥:ブロック機能を利用する
ポケカラにはブロック機能があり、その機能を使うことで特定のユーザーに対してフォローやDM、コメントなどをできなくすることができます。
もし、誹謗中傷や出会い目的のしつこい連絡などする相手がいればブロックして接触できないようにしましょう。
ポケカラのメリットとデメリットとは?
ポケカラ以外にもカラオケアプリはあります。
しかし、利用者数が1500万人を超えていることから、多くのユーザーがカラオケアプリにポケカラを選んでいることがわかります。
では、多くのユーザーからカラオケアプリにポケカラが選ばる理由にはどのようなものがあるのでしょうか?
メリット①無料で利用できる
ポケカラは課金要素もありますが、基本プレイは無料です。
また、カラオケを歌うことや録音、歌のアップや採点機能など、無料と思えないほど基本機能が充実しています。
機能が制限されるローカルアカウントでログインしていても、カラオケは十分に楽しむことができます。
そのため、課金をするヘビーユーザーだけでなく、手軽にカラオケを楽しみたいライトユーザーまで幅広い層が楽しむことができるアプリです。
メリット②曲数が多い
ポケカラでは配信楽曲数を公開していません。
しかし、最新曲から過去のヒット曲まで人気楽曲が盛りだくさんです。
今流行りの曲はもちろん、邦楽、アニソン、ボカロ曲に至るまで多様な曲を配信しており曲数が少なくて全然歌えない、ということはありません。
一般社団法人日本音楽著作権協会JASRACやNexTone(ネクストーン)に管理を委託された楽曲が配信されています。
音源として発売、配信される人気曲や最新曲の多くはJASRACに委託されています。
完全網羅とまではいきませんが、多くの場合は歌いたい曲が見つかるでしょう。
メリット③機能が豊富
ポケカラはただ曲が流れて歌うだけのアプリではありません。
ポケカラでは他のユーザーとコミュニケーションが取れたり、細かな採点や応援アイテムなどいろいろな機能が付いています。
たとえば
- リアルタイムで複数のユーザーとバーチャルカラオケルームで歌い合う
- 自分がいいなと思った録音にペンライトというアイテムを贈り応援できる
- 音声会話も可能
というように、他ユーザーと一緒に盛り上げることができます。
練習目的でポケカラを使う方には、充実した採点機能も。
ポケカラには以下のように5点の細かい採点基準が設けられています。
- 音程
- 抑揚
- 安定感
- ロングトーン
- テクニック(しゃくり、こぶし、ビブラート)
これらを総合的に採点してD~SSSまでの評価をし、得点をつけ、全国平均と全国ランキングを出してくれます。
さらに編集機能として、声の大きさや伴奏の大きさ、エフェクト等の編集が可能な上、ポップやロック等、曲調に合わせたエフェクトをつけることができます。
カラオケを歌う、練習する以外にもいろいろな楽しみ方ができるアプリとなっています。
デメリット①音ズレが起こりやすい
ポケカラのデメリットのひとつが、カラオケ中に音ズレが発生することです。
ポケカラを利用し歌って録音し、録音した歌を聞いて見ると「伴奏と録音した音がズレている」というユーザーが多いようです。
ポケカラで録音を行う際には、イヤホンの使用が推奨されています。
音ズレを経験した人の多くはイヤホンを使用していない、もしくはワイヤレスイヤホンを使用しているようです。
イヤホンを使用しないと、端末本体スピーカーから発する音を録音してしまい音ズレやハウリングの原因に繋がります。
また、ワイヤレスイヤホンでは
- スマホからイヤホンに電波を飛ばす
- 耳から聞こえる音に合わせて歌う
- マイクが声を拾う
という流れの中で、タイムラグが発生してしまうことが非常に多いようです。
音ズレを防ぎたい場合には、スマホ内蔵のマイクや有線のマイクの使用をおすすめします。
デメリット②配信されていない楽曲もある
これは通常のカラオケボックス店でもあり得ることですが「自分の歌いたい曲が配信されない」といい場合があります。
様々なジャンルの曲を配信していますが、カラオケ店よりも楽曲が少ない可能性があることは承知しておいた方が良いでしょう。
歌いたい曲がない場合には運営事務局に配信リクエストを送ることもできます。
要望が多ければ配信される可能性もあるかもしれません。
ポケカラの登録方法や利用手順は?
ポケカラを利用するためには登録が必要です。
ここからはポケカラの登録方法や利用手順をご紹介します。
ポケカラのインストールと設定
ポケカラはどこでも楽しめるカラオケアプリです。
まずは専用アプリをインストールしましょう。
App StoreやGoogle Playから無料でダウンロードすることができます。
アプリをインストールしたからアカウント作成に進みます。
- アプリのトップページの右下の「マイページ」をタップする
- 「登録 / ログイン」をタップする
- ランダムネーム(アカウント名)と性別を設定する
- アカウント連携したい場合は「アカウントを連携する」をタップする
- プロフィール画像を設定したい場合は写真を登録する
以上で初期設定が完了です!
アカウント登録をしなくてもアプリを使うことはできますが、使用できる機能に制限が出てしまいます。
- 自分の録音した曲を公開出来ない
- ルームを開けない
- ペンライトなどのアイテムを贈れない
- コメントや感想が送れない
- フォローできない
- メッセージ(DM)を送れない
- お気に入り登録ができない
- フラゲ機能(配信開始前に曲を利用できる)が使えない
このような機能の制限のほかにも、機種変更やアンインストールでアカウントが消えてしまう場合もあります。
ひとりでカラオケを楽しみたいのか歌を誰かに聞いてほしいかなどによって変わって来ると思います。
ご自身の使い方に合わせて登録する、しないを決めてくださいね。
ポケカラの使い方
インストールと設定が終わったら、いよいよ自宅でカラオケを楽しんでみましょう。
ポケカラの使い方を簡単に紹介します。
ポケカラをカラオケの練習や録音として使いたい場合
- アプリのトップ画面の「歌う」をタップする
- 表示される楽曲一覧から歌いたい曲を選択する(検索も可能)
- 楽曲の右に表示されている「歌う」をタップする
- 歌い終わったらも「完了」ボタンをタップする
- 採点結果と録音音声を確認する
- 録音音声を保存したい場合には「保存」をタップする
ポケカラでは歌いはじめると自動的に録音が始まります。
録音設定などは必要ありませんし、第三者に勝手にシェアされることもありません。
気軽に練習もできるのが嬉しいですね。
通常のカラオケと同じように音量調整やキーの調整も可能です。
歌う画面に表示されるコントローラから音量やキー、エコーの調整ができます。
また「練習」機能では練習したい部分だけ反復できますよ。
ポケカラは使い方に注意すれば危険性のないアプリ
「ポケカラは危ない」と言われることがありますが、アプリ自体に危険性はありません。
ただし、使い方に注意しないと身バレや誹謗中傷などのリスクはあります。
しかし、これらはポケカラに限らず、ネットサービスを利用するうえで必ず注意するべきことです。
トラブルに巻き込まれないためにも、アプリの使い方には注意して、安全にアプリを楽しめるようにしましょう。