【イ・サン】死亡したキャスト俳優は4名?”ホングギョン”との関係や死因は?

未分類

韓国の放送局MBC、日本のNHKで放送されて高い人気を誇っていた時代劇ドラマ「イ・サン」。

放送当時から「名作」との呼び声が高く、現在でも「韓国ドラマと言えば」と名前が上がる程の名作です。

そんなイ・サンですが、ホングギョン役のハン・サンジンをはじめ、4名の出演俳優の死亡疑惑が噂されています。

果たしてこの噂は本当なのでしょうか?

今回は出演俳優たちの死亡の噂からイ・サンの続編の噂まで詳しく調べてみました!

イ・サンの俳優が死亡していた?噂を徹底検証!

見ごたえのあるストーリー展開につい夢中になってしまう韓国の時代劇「イ・サン」。

そんなイ・サンは2007年に放送開始されて以降、世界中のファンに長年愛されている名作ドラマでもあります。

そんなイ・サンですが、現在「出演している俳優が死亡した」との話もチラホラ聞きます。

この噂は本当で、誰がどんな理由で亡くなってしまったのでしょうか?

この噂の真偽を調べるためにも、まずは大ヒットドラマ「イ・サン」がどのような作品なのか詳しく見ていきましょう!

韓国ドラマのイ・サンとは?

「イ・サン」は、韓国の放送局MBCで2007年9月から2008年6月まで放送された、李氏朝鮮22代国王である正祖(チョンジョ)を主人公とした時代劇ドラマです。

皆が選ぶNHKで放送された歴代人気史劇ランキングでも11位になっており、「チャングムの誓い」など名作時代劇を生み出してきたイ・ビョンフン監督が手掛けています。

韓国での平均視聴率26.4%、最高視聴率35.5%を叩き出した時代劇ドラマで、日本でもNHKで放送され高い人気を誇っています。

ネット上でも次のような感想が見られ今でも人気がある作品です。

かなり昔観たドラマだけど名作すぎて今でもストーリーとかが記憶に残ってるドラマ
この作品を観て韓流にハマる…韓流ドラマのバイブル的なドラマ

トンイはイ・サンの続編?

韓国の時代劇ドラマで有名な作品に「トンイ」があります。

2010年3月から2010年10月まで、イ・サンと同様に韓国の放送局MBCより放送されたドラマです。

イ・サンの後に放送された作品ですが、韓国史の時系列ではイ・サン以前の時代を描いており、監督もイ・サンと同じイビョンフン監督より撮られています。

トンイがイ・サン以前の時代を描いた作品であるなら、イ・サンがトンイの続編であるともいえます。

そのため、時系列にそってトンイを見てからイ・サンを見るといった方も少なくないようです。

死亡したイ・サン俳優は4人!?ホングギョンの真相は?


死亡してしまったと噂のイ・サン出演の俳優は、スンギュさん、シン・グクさん、チョ・ギョンファンさん、ハン・サンジンさんの4人といわれています。

この4人は韓国でも有名な俳優で、イ・サンの他にも有名な作品に多数出演しており、シン・グクさんはイ・サンの他、先述のトンイにも出演していました。

スンギュさん、シン・グクさん、チョ・ギョンファンさんの死の詳細については後程深堀していきたいと思いますが、実はホングギョン役のハン・サンジンさんの死については誤報だということが分かっています。

俳優ハン・サンジンの死亡は誤報?

「イ・サン」の中で、ホングギョンを演じるハン・サンジンさん。

死亡説も噂されていましたが、実は誤報で、今も元気に俳優として活躍されており、2024年には「予期せぬ相続者」というドラマにも出演しています。

なぜハン・サンジンさんの死亡説が囁かれたかというと、「イ・サン」のキャストが2人亡くなったことで「イ・サンと言えばこの人だよね!?」と勘違いしてしまったためだと考えられます。

また、ハン・サンジンさんが演じるホングギョンは、作中では権力に取りつかれた後に亡くなりますが、そのシーンがとても感動的だったという声が多く聞かれます。

SNSに載せたその死亡シーンの感想を見て「ホングギョンの人、亡くなったの!?」と早とちりしてしまった可能性もあります。

イ・サンの続編はどうなる?

キャストが死亡する等してしまった「イ・サン」ですが、今後の続編の制作にも影響はあるのでしょうか?

調べてみたところ、現状イ・サンの続編に関する情報は見つける事ができませんでした

しかし、イ・サンの後の時代にタイムスリップする「Dr.JIN 」という作品が2012年5月から8月まで韓国のMBC放送局より放送されています。

また、現在は映像技術の進歩より過去の名作のリメイクやルートの分岐作品なども多く誕生しています。

こういったことからイ・サンの前後の時系列に繋がる話が今後に制作される可能性は十分にあると推測されます。

スンギュ、シン・グク、チョ・ギョンファンの死亡の詳細は?


イ・サンに出演していた俳優のスンギュさんとシン・グクさん、チョ・ギョンファンさんですが、こちらのお三

死亡の原因や、それぞれの経歴、その後の影響などを見ていきましょう。

スンギュはバイク事故で死亡?

まずはスンギュさんの死亡原因から見ていきましょう。

スンギュさんは、サンが子役の時にイ・サンに出演しています。

スンギュさんは、2012年8月にバイクで交通事故を起こし、お亡くなりになってしまったようです。

スンギュさんは8月11日、京畿道(キョンギド)安養(アニャン)でロンドン五輪の男子サッカー日韓戦を応援してからバイクで帰宅する際に事故に遭いました

バイクがガードレールと衝突し、その場で息を引き取ってしまったとのこと。

芸能人のバイク事故というと、韓国の俳優キム・ミンスさんやモデルのイオンさんもそうでしたね。

悲惨な事故に対して、ネットユーザーはスンギュさん故人のSNSに「ご冥福を祈ります」「心が痛いです」などのメッセージを残していたようです。

シン・グクは寿命で死亡?

韓国の時代ものによく出演しているシン・グクさん。

Xでも、

との声も聞かれています。

そんなシン・グクさんの死亡原因を見ていきましょう。

シン・グクさんは2020年8月29日午前中に76歳でお亡くなりになってしまいました

シン・グクさんはお亡くなりになる前の4、5年間、「ルー・ゲーリック病(筋萎縮性側索硬化症)」という難病で闘病していたようです。

その最中、肺炎の症状が再発しこの世を去ってしまったとのこと。

持病での死ですが、ネット上ではシン・グクさんの元気に演じる姿のイメージが強く、急な報せに驚きながらもその死を悼む声が多く寄せられていました。

うそ…シン・グクさん亡くなったの?いつもドラマに出てる人だからびっくり
シングクさん亡くなったんですね…トンイ、チャングムの誓い、イ・サン、ファン・ジニ、ホン・クギョン、薯童謡、オクニョ、歴史ドラマに欠かせない方でした。名演技ありがとうございました
この俳優さん好きやったのに残念…。  ご冥福をお祈りします

チョ・ギョンファンの死因はがん?


チョ・ギョンファンさんは、その貫禄ある見た目から時代劇では官僚や重臣を務める役が多く、イ・サンの時には悪役の吏曹判書(後に右議政)、チェ・ソクチュを演じていました。

現代のドラマでも会社の重役を演じることが多いチョ・ギョンファンさんは、韓国では知らない人がいないという程の国民的俳優だったようです。

そんなチョ・ギョンファンさんは肝臓癌を患っていたそうで、2012年10月13日に闘病の末67歳で亡くなりました

本当にいい俳優でしたよね。この人なくして時代劇は語れません!残念です
昨日「欲望の炎」見たばっかりやったのに。ご冥福をお祈りします
67歳は早いよね…。 まだまだ活躍していただきたかったです。

3人の死亡でイ・サンはどうなった?続編への影響は?

お3方が亡くなってしまったことにより、出演ドラマやイ・サン続編への影響はあったのでしょうか?

シン・グクさんはイ・サン放映終了後の死亡のため、当時のドラマへの影響はありませんでした。

チョ・ギョンファンさんも別作品のドラマ「福寿草」に出演後はドラマの仕事は入っていなかったようです。

一方、スンギュさんは別作品「武神」の撮影期間中での死亡でしたが、ドラマでの役も端役だったため、多少の修正ののちそのままフェードアウトしたようです。

このように当時の放送では多少なりとも影響があったようでしたが、先述での解説の通り、現在イ・サン続編の情報は確認する事ができていません。

死亡時期からも制作途中で死亡した可能性は非常に少ないです。

そのため続編が作られるにしても、他の俳優で代替えなどでの対応となるでしょう。

スンギュのプロフィールは?

スンギュさんの写真はあまり出回っていませんでしたが、ワイルdな見た目がかっこいい俳優ですね。

スンギュさんのプロフィールはこちらです。

本名:イ・スンギュ
年齢(誕生年):享年32歳(1982年)
身長:176cm
経歴:2008年にMBCドラマ「おばさん刑事パク・ジョングム」でデビュー
「イ・サン」「武神」「ロマンスゼロ」などの作品に出演
2012年8月11日バイク事故により永眠
ネット上で確認できる情報が少なく、イ・サンなどの有名作品に出演し、俳優としてこれからの時期に亡くなってしまった事がよくわかります。

スンギュの代表作は?

次にスンギュさんが出演していた作品を見ていきましょう。

出演作品はこちらです。

・イ・サン:2007年放送
→酒の密造所の男の手下役

・彼らが生きる世界:2008年放送
→ビョンウク役(ジオの助監督)

・新・別巡検2:2008年放送
→オ・ドヤ役

・傷だらけの女たち:2008年放送
→チンピラ役

・キッドギャング:2008年放送
→サムリョン役

・善徳女王 :2009年放送
→ピダムの手下役

・ロマンス・ゼロ:2009年放送
→シム・ダルス役

・青春礼賛:2009年放送
→コルトン役

・ホーリーランド:2012年放送
→真誠会の構成員役

・武神:2012年放送
→キム・ホンチ役(イム・ヨンの弟分)

上記の作品は全て韓国放送のドラマ作品です。

また、主演や映画などの出演記録は見つけられる事ができず、主にドラマで活躍していた俳優だった事がわかります。
酒の密造所の男の手下役を演じたイ・サンでもそうでしたが、「〇〇の構成員」や「〇〇のボス」というように悪い感じの役どころを演じることが多かったようです。
目力もあっておヒゲも似合うワイルドな雰囲気ですから、きっとハマっていたのではないでしょうか?
そんな役柄に反して、スンギュさんは真面目で努力家な性格だったそうで、多くの関係者が彼の急死を悼んだといいます。

シン・グクのプロフィールは?

シン・グクさんのプロフィールはこちらです。

生年月日:1947年12月14日

没年月日:2020年8月29日(72歳没)

出身地:忠清南道

結婚可否:既婚

家族構成:妻,息子2人,娘

出身校:ソウル芸術大学,明知大学大学院

身 長:173cm

血液型:AB型

趣 味:旅行,ゴルフ,音楽

特 技:テコンドー(3段)

デビュー:1974年MBC公採タレント4期

1974年のデビューから72歳まで俳優をされていたということですから、半世紀近く役を演じ続けていたことになります。
とても長い間活躍されてきたんですね。
韓流時代劇によく出演しており、韓流ドラマファンの中では印象深い俳優だったようです。

シン・グクの代表作は?

次にシン・グクさんが出演していた作品を見ていきましょう。

出演作品はこちらです。

・薯童謠 ソドンヨ:2005年放送
→コモ役

・イ・サン:2007年放送
→パク・ヨンムン役

・トンイ:2010年放送
→トスンジ役

・馬医:2012年放送
→シン・ビョンハ役

・オクニョ 運命の女:2016年放送
→イ・ヨンシン役

上記の作品は全て韓国放送のドラマ作品です。
シン・グクさんもスンギュさんと同様、主にドラマで活躍していた俳優だったようですね。
そんなシン・グクさんは、2016年にオクニョに出演している際に、「シン・グクさん急に痩せちゃったね。病気かな?」と心配されていたようです。
シン・グクさんが難病の「ルー・ゲーリック病(筋萎縮性側索硬化症)」だということが判明したのも、ちょうどその頃。
思い通りに動かない身体と闘いながらも最期まで俳優として生き抜くという生き様は、「かっこいい」としか言い様がありませんよね。

チョ・ギョンファンのプロフィールは?

チョ・ギョンファンさんのプロフィールはこちらです。

生年月日:1945年3月21日

没年月日:2012年10月13日(67歳没)

出身校:漢陽大学校演劇映画科卒業

デビュー:1969年第1期MBC公採タレント

デビュー作:1971年放送の「捜査班長」チョ刑事役

最高視聴率70%以上という人気ドラマ「捜査班長」でデビューしたチョ・ギョンファンさんは、その後も次々と高視聴率のドラマに出演し、韓国で「国民的俳優」といわれるようになります。

2012年で亡くなる直前も「福寿草」の八会長役でドラマ出演していたため、同年の10月に亡くなったという話を聞いた時には「まさか」という人も少なくなかったでしょう。

チョ・ギョンファンさんも40年以上韓国俳優として最前線を走り続けた方。

「彼がいなかったら韓国ドラマは語れない」と言われる程の演技は、やっぱりもう少し見ていたかったですね。

チョ・ギョンファンの代表作は?


チョ・ギョンファンさんの出演した作品にはどのようなものがあるのでしょう?

チョ・ギョンファンさんは次のようなドラマに出演しています。

・捜査班長:1971年放送
→チョ刑事役

・鬼教師:1981年放送
→ホ・ボンス先生役

・初恋:1996年放送
→イ・ジェハ役

・宮廷女官チャングムの誓い:2003年放送
→オ・ギョモ役

・悲しき恋歌:2005年放送
→イ・ガンイン役

・イ・サン:2007年放送
→吏曹判書(後に右議政)、チェ・ソクチュ役

・欲望の炎:2010年放送
→ナム・ヨングク役

韓国ドラマ史上最高の視聴率と言われるドラマ「初恋」にも出演しているなんて、本当にすごい俳優だったのですね。

ちなみに、写真は「宮廷女官チャングムの誓い」のオ・ギョモ役の時のもの。

イ・サンの時はふくよかで貫禄がある雰囲気でしたが、50代の頃はかなりのイケオジだったことが分かります。

チョ・ギョンファンさんもドラマの出演がメインの俳優で、彼の逝去時には日本のTVでも速報が流れ驚きつつも「まだ活躍が見たかった」と彼の死を惜しむ声が多く聞こえました。

イ・サンの俳優が死亡していた?死因や続編についても徹底検証!のまとめ

韓国の放送局MBCで放送された時代劇ドラマ「イ・サン」。

出演していた俳優のスンギュさんはバイク事故、シン・グクさんとチョ・ギョンファンさんは病気のため亡くなっており、多くの人にその死を悼まれていた事がわかりました。

また、死亡説が流れたため心配されていたホングギョン役の俳優ハン・サンジンですが、こちらは誤報で現在も元気に活躍されていることが分かりました。

「イ・サン」の続編は今のところ未定ですが、もし続編が作られることになったら、その時は代役が立てられることになるでしょう。

2024年現在も、Netflixなどの動画サービスで未だ韓流ドラマブーム真っ只中です。

今回解説にあげたイ・サンなどの有名な過去作品を見ていない人は、ぜひ目を向けてみてはいかがでしょうか?