【フルスピードで走るのが俺の人生だった】元ネタを徹底解説?「別れの言葉はなしか」も調査!

未分類

「フルスピードで走るのが俺の人生だった」

このセリフをYouTubeのコメントやSNSなどで一度は見たことがあるのではないでしょうか?

今回はこのセリフの元ネタや実際の反応などをご紹介していきます。

フルスピードで走るのが俺の人生だったの元ネタとは?

実際このセリフだけみても、知らない人からすると何を意味しているのか少しわかりずらいかと思います。

そこで、このセリフの元ネタについて詳しくみていきましょう!

「フルスピードで走るのが俺の人生だった」のセリフとは?

このセリフは、YouTubeやSNSのコメントなどに頻繁に出現しているインターネットミームの1つです。

インターネットミームとはインターネットなどの広いコミュニティで爆発的に使用される一種のネタのようなものを指しています。

他に例としては「今でしょ!」「5000兆円欲しい」などの短いセリフだけじゃなく、短尺の個性的な動画などもインターネットミームとして認知されています。

「フルスピードで走るのが俺の人生だった」の元ネタは?

このセリフの元ネタは大人気ハリウッド映画「ワイルド・スピード SKY MISSION」の日本語吹き替え版のラストシーンで登場します。

ドミニク・トレット(演者ヴィン・ディーゼル)が主人公のブライアン・オコナー(演者ポール・ウォーカー)との別れのシーンでこのセリフを発言するのです。

加えて、映画撮影中に交通事故で亡くなったポール・ウォーカーさんへの追悼、セリフ中に流れる名曲「See You Again」とも相まって世界的に見ても代表的な名シーンとして知られています。

フルバージョンのセリフとは?

まずこのシーンは、主人公のブライアン・オコナーが車越しに「別れの言葉はなしか」とドミニク・トレットに語りかけるところが始まりです。

それに対してドミニク・トレットは、

「フルスピードで走るのが俺の人生だった。だからお前と俺は兄弟だった。お前も同じだったから。」と発言します。

そして、名曲「See You Again」のサビと同時に2人の車は別々の方向へ走り出していくのです。

残念ながらこのシーンの撮影時にはポール・ウォーカーさんは事故で亡くなっており、代わりとして実の弟さんが演じています。

セリフが再流行した動画とは?

元ネタとなっている「ワイルド・スピード SKY MISSION」は2015年の映画ですが、なぜ現在再流行しているのでしょうか?

そのきっかけは、TikTokやYoutubeなどで活躍しているナパーズさんが2021年10月に投稿した「ワイルドスピードの名シーン、いきなりやっても分かる人なら絶対にノッてくれる説」という動画です。

ドライブしながら隣になった知らない人にこの名シーンのセリフを投げかけていくという内容となっています。

なんとこの動画は50万回以上再生される大人気シリーズとなっている他、TikTokなど他のSNSでも大流行するなど大きな反響を呼びました。

英語版のセリフは違う?「別れの言葉はなしか」の訳も紹介!

このシーンの実際の英語版のセリフは「I used to say I lived my life a quarter mile at a time.」となっています。

I used to say以降を直訳すると「4分の1マイルずつ生きてきた」という意味になり、実は日本語吹き替えの「フルスピードで走るのが俺の人生だった」とは意味合いがかなり違っているのです。

つまり、よりワイルドスピードという作品のイメージに近づけた意訳が日本語吹き替えのセリフとなっていることがわかります。

また、このセリフにつながる「別れの言葉はなしか」の英語版のセリフは「Hey. You thought you could leave without saying goodbye?」となっています。

これも直訳すると「おい、サヨナラも言わずに去ろうって思ったか?」という意味で、日本語吹き替えではより作品の情景とあったセリフに意訳されていることがわかります。

使いすぎるとうざい?セリフに対する意見や注意点とは?

大流行中のミームとなったこのセリフですが、SNSで「うざい」「やめてほしい」といった否定的な意見もあるようです。

ここではそんな実際の意見をご紹介しつつ、注意点など詳しくみていきましょう。

事故動画のコメントにも使われている?

このインタネットミームの流行は事故動画のコメントにも及んでいるようです。

事実として、中国であった事故動画のコメントに「フルスピードで走るのが俺の人生だった」と投稿するユーザーが多数見られました。

さらに飛び火して現在は自動車が関係ない動画にもコメントが伝染してしまっているようです。

使いすぎてうざいという声が多い?

こうしたミームの使い方には「うざい」「やめてほしい」という迷惑がるコメントも多く見られます。

コメント欄で動画の反応を見たかったユーザーからしたら、確かにこのセリフで埋め尽くされている状況は「うざい」と感じる他ないでしょう。

事故動画では不謹慎だと言う声も

さらには、不謹慎だからやめてほしい」とのコメントもあがっています。

このセリフには、実際にポール・ウォーカーさんが交通事故で亡くなってしまったという背景があるため、どうしても命を軽く見ているという印象が付いてしまうのです。

そのため、流行りにのってネタで騒ぐ不謹慎な人というイメージがついてしまう可能性があるので注意が必要です。

現実で使うと絡まれる可能性も?

他にも、現実でやみくもに使用すると相手によっては不快に感じたり、余計に絡まれたりする可能性があるので注意が必要です。

このナパーズさんの動画ではヤンキーに絡まれたというくだりがありましたが、実は全て動画のためだったというかなり良心的なオチとなっています。

しかし、相手によってはトラブルの原因となる可能性も十分あるということは理解しておいたほうがいいでしょう。

【ネタバレ注意】フルスピードで走るのが俺の人生だったの元ネタ解説!のまとめ

今回は「フルスピードで走るのが俺の人生だった」というインターネットミームの元ネタやこのセリフに対するリアルな意見をご紹介していきました。

  • 「フルスピードで走るのが俺の人生だった」はハリウッド映画「ワイルドスピード SKY MISSION」のラストシーンが元ネタ
  • 再流行したきっかけはナパーズさんの「ワイルドスピードの名シーン、いきなりやっても分かる人なら絶対にノッてくれる説」という動画
  • このミームの背景には実際の命が関係しているため使用には注意が必要

元ネタとなった映画のシーンでは涙を流す人も少なくない感動的なシーンとなっていますが、インターネットミームとして軽く使用するには配慮が必要なことがわかりました。

元ネタまできちんと理解し、こうしたインターネットミームをポジティブに楽しく利用していきましょう!