バーコードやQR決済でお財布を持たずとも簡単に買い物や支払いができ、便利であることからジャンル問わず多くの店舗で導入されているpaypay。
アプリができてからあっという間にユーザーが増え、今は日本の人口の約2.5人に1人が登録しているといいます。
paypayでは「電話番号やIDでのアカウント同士の送金」や「店舗での支払いにQRコードやバーコードを使用」が可能ですが、登録者の中には匿名でのやり取りをしたいユーザーもいるようです。
ではその場合はどのように利用したらいいのでしょうか?
paypayを知らない人から送金してもらう方法とは?
個人情報や連絡先を知られたくない等の理由で、匿名で送金したいもしくは知らない人からの送金を受け取りたいという人は多いようです。
ではどのように取引したら匿名でやり取りできるのでしょうか?
paypayの匿名取引方法は4種類ある?
paypayで匿名で取引できる方法はいくつかあり、公式のサイトでも取引方法が公開されていました。
その方法を4つご紹介します!
方法①:QRコードを見せて送金してもらう
送る人と受け取る人が近くにいる場合、受け取る人のQRコードを送る人が読み取ることでその場で送金をすることができます。
この方法が一番手早く済ますことができる方法なようです。
手順は以下の通りです。
- ホーム画面の下にある「アカウント」ボタンをタッチ
- 「マイコード」をタッチ
- 表示されたQRコード(マイコード)を送金者に読み取ってもらう
- 受け取り依頼の通知が届いたら受け取りの操作を進める
方法②:携帯電話番号を伝えて送金してもらう
新規利用時に登録した自身の電話番号を送金する側の人に伝えることで個人のアカウントを見つけ、アカウント宛てに直接送金してもらう方法です。
しかしこの方法は個人の電話番号を伝えることになってしまうので、個人情報を知られたくない人には不向きです。
手順は以下の通りです。
- 新規登録時に入力した自分の携帯番号送金者に伝え、送金してもらう
- 受け取り依頼の通知が届いたら受け取りの操作を進める
方法③:PayPay IDを伝えて送金してもらう
自分のアカウントIDを送金する側の人に教えることで個人のアカウントを見つけ、アカウント宛てに直接送金してもらう方法です。
手順は以下の通りです。
- 自分のアカウントのpaypayIDを送金者に伝え、送金してもらう
- 受け取り依頼の通知が届いたら受け取り操作を進める。
方法④:請求して送金してもらう
送金者宛てに請求のリクエストを送信して受け取る方法です。
手順は以下の通りです。
- ホーム画面の「送る・受け取る」をタッチ
- 「携帯番号・paypayIDを検索」をタッチリクエストを送信する相手の携帯番号かpaypayIDを検索、表示された名前が本人かを確認し選択
- 「受け取る」をタッチ
- 金額を入力し「次へ」をタッチ
- 金額を確認し「請求する」を選択
- リクエストが送信され、相手が支払いを終えたら完了
paypayを受け取る側のリスクとは?詐欺や身バレの可能性は?
簡単に匿名で金銭のやり取りができるpaypayですが、受け取る側にはリスクはあるのでしょうか?
お金が関わることなので詐欺やトラブルが懸念されますが実際はどうなのでしょうか?
paypayを知らない人から送金してもらうことのリスクとは?
paypayは基本的には匿名でのやり取りが可能で、知らない人に送金もしくは知らない人から送金されたとしても個人情報が漏洩することはありません。
しかし、匿名でのやり取りが可能であるからこそ何かトラブルが起きた時に相手の個人特定が難しくなってしまうことはリスクと言えるでしょう。
QRコード取引なら受け取る側の身バレは無い?
QRコードならば、paypayのアプリでのみ有効なため基本的には身バレすることはなさそうです。
また、paypayのQRコードが直接的にユーザーの個人情報に精通することもないため、電話番号等を使用して取引するよりも安全と言えそうです。
IDや電話番号から身バレする可能性も?
paypayのIDはアプリ内でのみ有効ですが、電話番号は個人情報になります。
自分の個人情報を他人に教えることはリスクになりますが、それによる個人の特定は難しいと考えられます。
電話番号やIDを検索にかけたとしても、実際に表示されるのは登録したニックネームのみです。
しかし、個人情報を教えることに抵抗があるのであれば、使用するのはIDのみに留めたほうがよさそうですね。
paypay取引による詐欺の危険性はある?
取引をする人同士がその場にいれば問題はないです。
ですがもしお互いが遠距離にいる場合、何かモノを購入したりサービスを受けたりした際にその支払いをpaypayで行うとなると、サービス後や商品を発送後に料金が支払われない等の詐欺が起きかねます。
そのようなケースでは、残念なことに匿名であるため個人を追うことはできません。
こういった詐欺を避けるためにもより安全で確実な方法で取引を行う必要があります。
paypay詐欺や身バレを防ぐ対策5選!
便利な分、詐欺や身分がばれてしまう等の心配をしてしまう人も少なからずいるようです。
では実際のところpaypayアプリを利用する上での危険性はあるのでしょうか?
安全に使用するための対策を5つご紹介します!
paypay詐欺や身バレは防げる?
paypayは匿名性が高いこと、paypayのシステムの作り上身バレをすることはありません。
しかし匿名で個人とやり取りができるものの、利用しているユーザー同士がお互いの個人情報を漏らしてしまえば安全性に欠けてしまいます。
ユーザー本人が情報漏洩に気を付けることで安全に使用できそうですね。
対策①:匿名の人に情報を教えない
相手が完全に匿名もしくは知らない人である場合、取引の際でも電話番号を使用しないようにしたりアカウント名を本名にしないなど、個人が特定されそうな情報を一切出さないほうがよいでしょう。
対策②:特定できるアカウント名やIDを使わない
自分自身の本名や本名に近いあだ名、生年月日や住所などの個人情報を連想させるようなワードをアカウント名やIDに使用するとリスクがあります。
連想されやすい名前で登録しているとあらゆる方法で個人特定をされてしまう危険性があるため避けた方が無難でしょう。
対策③:個人携帯の電話番号を使わない
paypayでの登録の際、あえて個人の携帯電話を使用せず、会社の携帯やサブの携帯を使用するようにしましょう。
そうすることで取引の際に自分の個人携帯の番号を使用せずに済みます。
対策④:取引契約を確認する
paypayを使用した商品を扱う取引などは、今一度契約を確認することをお勧めします。
商品を発送したのに料金が支払われない等の詐欺があることから、「支払いは前払いにしてもらう」「支払い確認後に商品発送」などにすることで対策を打てるでしょう。
対策⑤:覚えのない取引や請求に応じない
身に覚えのない請求やリクエストが来たことがあるという人も少なからずいるようです。
匿名であることからランダムで電話番号を入れて検索をかけ、知らない人に請求する人も。
そういった危ない取引にのらないためにも、覚えのない取引には応じずスルーするのが吉です。
取引では身バレはしない!
今回の記事ではpaypayでの匿名取引の方法や身バレ対策についてお話してきました。
paypayのシステム的には個人が特定されることはほぼないと言えますが、相手とのやり取りの中で個人が特定されそうな内容を漏らさないことが一番の対策になります。
アプリで簡単に送金ができるとても便利なツールなので、今後もリスクには気を付けつつ有効に活用していきたいですね。